577 :
メルカッツ:
武士道とか道徳とか、教育すべき対象は実は子供ではなくて官僚でしょう.
日本近代国家100年、武士道や道徳教育を受けた人がいたのに、
権力を握ると豹変してしまう人間、問題は別次元.
武士道や道徳で矜持や倫理を教えても、結局は監視体制が厳格でないと組織的に腐る.
モラトリアムで、下克上の無い近代国家体制、そのものが組織論的な腐敗の課題.
そして教育、国税で行ってるのが間違いかも.
義務教育を中学までとするなら、高校以降は国の関与を消すこと.
或いは、中学までで自立できる教育と当面の機会均等を行う.それが成熟国家の範疇.
日本は有名大学のほとんどが国立.皮肉的には計画経済であり途上国経済のまま.
世界大戦で私立化の流れが消え、復興優先で国立公立化のまま短時間で国力を回復.
独立独歩の考えは消え、国家に対峙する財閥も解体、報道権力も消え.
教育を云々するなら、世界的にも珍しい日本のケースの限界と脱却から云々すべき.
大きくなりすぎた日本の戦後の新興国システムの限界.要は大きな政府の限界.
強大な国家権力は、本来は国民を守るためのもののはずが、
残念ながら虐げる権力となり、三権分立の裁判官や判例も国粋主義的なのが日本.
かつての財閥も良くないですが、国の肥大化はもっと良くない.
政治屋といえども個人の延長でしかなく、国を監視する強力な仕組みが必要.
ただ、ペンは剣よりも強しで、既存マスコミの仕事.
日本は国と癒着したまま何十年も醸成され腐敗してしまってますが.少しずつ.
マスコミへの期待は巷では話題になっているし、潮流を信じ、増幅するのみ.
因みに、おやじさんが推奨する軍事力強化、それを謳う日本人を倫理的に信頼しません.
何故ならば、軍事は人と対話する道具ではなく人を殺める道具だからです.
それを、日本人は世界にも稀な民間人の消耗という形で知ったはず.特に沖縄や広島で.
軍事を回避する力、向かわせない仕組みをこそ日本人は構築・志向すべき.
中国や韓国に対しては、それを日本が模範として示す以外に尊敬されんでしょう.
軍事力で彼らの本土を制圧した事実は、彼らの模倣を呼ぶだけ
、
長文失礼で.