221 :
ビルケランドおやじ ◆Tg7Sw8BdNonm :
222 :
ビルケランドおやじ ◆Tg7Sw8BdNonm :2012/02/13(月) 14:08:23.65 ID:6bhOrfph
>>おやじの見解つづき
またまたそれでは、何故、先月24日頃、突如この現象が始まったのでしょうか?
この件について、私は先月23日に起こった太陽フレア爆発のCMEが
地球大気に衝突して、ペルチェ効果、トムソン効果を起こし、直接大気を冷却した
という、少々大胆な仮説を以前申し上げました。
しかし、この仮説ではこんなに長く大寒波が継続することを説明できませんので、
とりあえず、この仮説はNGとさせていただきます。(ただし、昨年10月の北米寒波はそうかもです)
24日襲来のCMEが原因しているのはその通りですが、今新たな、仮説を申し上げます。
北極海のバレンツ海辺りは先月中旬より異常に温暖化しておりました。
つまり、バレンツ海辺りから北極圏上空に向けて強烈な暖気が吹き上げていたのです。
その暖気が、北極圏上空の対流圏界面で横にたなびき、熱圏崩壊により宇宙空間への
熱放散が進んだ影響で極度に冷やされ、ユーラシア大陸中央部と北米大陸北部の
極渦へ大量の寒気を供給していました。 その結果、日本では先月初めよりとても寒冷で
あったのです。
しかし、先月24日以前では、ヨーロッパは比較的温暖であり、何がしかのトリガーと
メカニズムが働いた結果、ヨーロッパへ強烈寒波が襲来して継続しているのです。
24日ごろ、地球に襲い掛かったCMEによる放射線は、当然、地球の磁場に捕捉されて、
極域に大量に降り注ぎました。 参照:
http://www2.nict.go.jp/y/y223/sept/swcenter/goes_pr.html
223 :
ビルケランドおやじ ◆Tg7Sw8BdNonm :2012/02/13(月) 14:10:26.40 ID:6bhOrfph
>>おやじの見解つづき
この大量の太陽放射線は、バレンツ海から吹き上げていた暖気が過飽和状態となって
いたところへ、大量に降り注いだと考えられます。
その結果、バレンツ海から吹き上げていた暖気はスベンスマルク効果により太陽放射線量
が巨大であっただけ大量に凝結したと考えられます。
通常、大気は上空に昇るほど、断熱膨張し、対流圏界面で、オゾン濃度の高い成層圏大気に
遮られて、それ以上上昇することなく、横へたなびきます。
しかし、スベンスマルク効果によって大量に凝結したバレンツ海上空の大気は、断熱膨張
ではなく内部に潜熱を発生して発熱膨張して強烈に上昇し続けたと考えられるのです。
そして、この強烈に上昇したバレンツ海上空大気は、通常はそれ以上上昇することの無い
対流圏界面を突き破り、成層圏に大量に供給されたのだと考えられるのです。
この成層圏に大量に供給されたバレンツ海上空の大気が原因して、成層圏の寒冷大気が
極渦にいつまでも吹き降ろしている結果、ユーラシア大陸中央部と北米大陸北部の極渦の
寒冷低気圧は活発であり続け、いつまでも大寒波が続くのだと考えられるのです。
以上、バレンツ海暖気がCMEによるスベンスマルク効果で成層圏まで達してしまった為に
大寒波が起こっているという説が正しいかどうかは、この説によれば当然北極圏成層圏の
オゾンは破壊され、オゾンホールが発生するのですから、オゾンホール発生が観測されれば、
概ね合っていると考えられるのです。
逆に言うと、北極圏成層圏にオゾンホールの発生が無いのならば、この説はまったくデンパ説
であったことになります。(汗)