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名無しSUN:
海と宇宙の深い話 矢野/JAXA、高井/JAMSTEC 12/07/27@相模原市立博物館
高井先生と矢野先生が先攻後攻に分かれて小テーマごとに講演
高井先生はJAMSTECってなあに?を主に解説、資料の随所に笑えるネタを仕込んでた
例えば、何故かホラー風なオープニング、某有名海賊漫画の引用など
最も読まれてる漫画が海底を舞台にしている。子供が読んで刷り込みになったらJAMSTEC的には美味しい。とか
海洋生物の多様性は日本は32000超で世界第二位。海底は99%を占めるがほとんど手つかず。未知なことだらけ
『知らないものを知りたい、それが人間。=好奇心であり根源的な欲求』
矢野先生は小学生の聴講者を前提に、小学生の身長=1として0が増えるごとに大きさの具体例を説明
校舎の高さ→グラウンドの広さ→市全体・・・・月の軌道からさらに太陽系まで
深宇宙と呼んでいる領域がいかに広大で遠い場所かを説明
『探査とは未踏未知のフロンティアへの挑戦。持てる知恵と力の全てを注いで歩を進めること』
木星探査は現実として視野に入ってる。ここから先は妄想になるが土星のエンセラダスで
海水サンプルリターンを目指したい。20年くらいのスパンで
高井先生は(今回だけか、いつもなのかは知らないが)早口のトークも資料も笑い満載。
遠慮なしというかブラックな話もお構いなしで、矢野先生も思わず「…赤裸々ですね」
矢野先生も同じくらい早口でクールに切り返し、全然負けてなかったけど
質疑応答でも「土星の輪のサンプルを採取したら面白いのでは?」という質問者に
高井「逆に質問したい。君はそれのどこを面白いと思ったのか?」と容赦のない鬼突っ込み
(全ての質問に優しく辛抱強く答えてくれるJAXAの先生方に慣れてたので、ちょっとビビった)
Q「聞かれてウザイ(嫌だ)と思う話、キター!と思う話は何ですか?」
高井「Aですか?いえBです…という質疑は簡単だ。人生とは何ぞや?みたいなもっとモワッとした
妄想が膨らむような話が好き。一生懸命こちらが話してるのに真剣に聞いてくれないのは嫌。役人とか」
矢野「否定有りきの話は嫌ですね。どうせ出来ないでしょ、という考えは」