ビルケランド電流原因説

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16名無しSUN
>>つづき

     『 ソーラーサイクル24(現在の黒点周期)とその後に対する預言 』 への所見
       http://users.telenet.be/j.janssens/SC24Clilverd.pdf
       http://www.agu.org/pubs/crossref/2006/2005SW000207.shtml

上記論文はWEBから見つけたものです。
上記論文は過去の太陽黒点数の動向が幾つかの波の重なりであると仮定するとき、過去の多くを説明できて
しまうと言う論文です。

太陽活動にはおおよそ11年の周期があります。 太陽が活発に活動しているときには黒点の数が増えます。
また太陽活動と周期の長短にもおおよそ相関があります。活発なときは11年が少し短く、不活発なときは長く
なります。

そして11年以外にもっと大きな周期もあり、それらは22年、53年、88年、106年、213年、そして420年です。

太陽活動というのはこれらの周期が複雑に交じり合って(重なり合って)変化する、というのがこの論文の考え
方です。

    それではいったいぜんたい、なぜ太陽活動には周期性があるのでしょうか?

周期性には短期と長期があり、短期の周期性は11年(22年)のそれで、これは太陽内部の構造が起因して
いるようです。
参照:中世の温暖期と近世の小氷期における太陽活動と気候変動 http://www.yoho.jp/shibu/tokyo/41miyahara.pdf

長期の周期性(53年、88年、106年、213年、420年)については太陽の内部構造では説明できないようです。
17名無しSUN:2010/10/11(月) 01:42:37 ID:aJW/pYJ4
>>つづき

太陽活動と地球気候との相関があるのは事実のようです。
太陽活動が停滞するとき地球は寒冷化したと考えられています。

それはともかくとして、何ゆえ太陽活動に周期性があるのかについてビルケランド電流の流入量に周期性が
あるためだと考えられます。

太陽系の勢力範囲を太陽圏ヘリオスフェアといいます。
ヘリオスフェアの外側には星間雲があります。
星間雲の中の太陽圏図 : http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap020210.html

この星間雲の中を太陽圏ヘリオスフェアは運動しているのです。
ところでこの星間雲にはビルケランド電流が流れていて銀河系宇宙の腕構造の一部を構成しています。

このビルケランド電流の流れる星間雲の形状が太陽活動の周期性の原因であると考えられるのです。

18名無しSUN:2010/10/11(月) 01:48:27 ID:aJW/pYJ4
>>つづき

銀河系宇宙の腕構造とはビルケランド電流が流れる星間雲が幾重にもフィラメント状にとぐろを巻いていると
考えられます。
フィラメント構造 : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Cygnus-loop.gif

宇宙空間のプラズマがビルケランド電流による電気的束縛力を相互に受けることから銀河系宇宙の腕構造が形成
され、我が太陽系が誕生した理由も宇宙プラズマのビルケランド電流による電気的束縛力が星間物質同士の重力
以上に働いたからだと考えられます。

ところでヘリオスフェアの外側にある銀河宇宙のフィラメントの構造とはひとつのイメージとしてどのような形状なの
でしょうか?

それを長いリボンが何回もひねられたような構造であると仮定してみましょう。
このリボン状の星間雲の中をビルケランド電流が流れていて星間雲の束縛磁場を作っています。
また、このリボンに流れるビルケランド電流がピンチ効果からリボン自身を何回もひねられた構造としているのです。

銀河系の腕構造はこのひねられたリボンが何本もおおきくとぐろを巻いてしめなわ状になっていると考えられます。

またヘリオスフェアがひねられたリボン状の星間雲の中をリボンのひねられた軸と同じ方向に運動していると仮定する
とき、ヘリオスフェアは周期的にリボンの壁(星間雲)を突っ切って運動することになります。

このリボンの壁(星間雲)を突っ切るときリボンの壁の中を流れるビルケランド電流が大量にヘリオスフェア内部に
流れ込むのです。

その結果、太陽活動はリボンの壁の周期性により長期の周期性が生まれるのです。

また付随して、地球気候の大変動が太陽活動の周期性に応じて起こるのです。