天文・気象板 初心者質問すれ。PART49

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362名無しSUN
恒星と銀河までの地球からの距離ってオーダーが全然ちがいますよね。
シリウスをアンドロメダ銀河の距離まで持っていったら
まったく見えないくらい暗くなりますよね。
しかしアンドロメダ銀河の写真を見ると恒星から
構成されているように見えます。
それらは写真に写るくらいですから、
銀河系の恒星と比べて圧倒的に暗いということはないように見えます。
ということはアンドロメダ銀河の写真とかに写っている恒星は
銀河系の恒星とはオーダーが違うくらいめちゃくちゃ明るいってことですか?
銀河系もほかの銀河と同じような構成だとすると、
逆に銀河系の中心方向を見たときにはめちゃくちゃ明るくないと
不自然な気がするのですが、どういうことなのでしょうか?
363名無しSUN:2010/10/26(火) 23:03:37 ID:3iLZymq+
>>358
そうだね。たとえば、図中の数字に関する注意書きは、
曲線の色分けの説明と同様に、図の中に書き込むべき
だったと思う。ま、どうでもいいことだけどねw
364名無しSUN:2010/10/26(火) 23:14:42 ID:3iLZymq+
>>362
天の川の明るさと同じと考えればよろしい。

たとえば、1平方秒角当たりの明るさ(面輝度)ってのは、
その面積にはいる星の個数にほぼ比例するわけですよね(
とりあえず簡単のため奥行きは無視します)。1個1個の
星は暗くても、沢山の星がはいってればかなりの明るさに
なるわけです。では、天の川を10倍離れてみるとどうな
るでしょう。1平方秒角にはいる星の数は100倍になり
ますよね?でもって、1個1個の星の明るさは距離の二乗
に反比例するので1/100になります。ってことは、面輝度
はやはり同じです。ってなわけで、アンドロメダ銀河は
天の川をずーっと遠方に置いたものと思えば、面輝度は同じ
になるという理屈。