【プロ写真家】宮城隆史 Part3【公式プログ】

八重山サザンクロスの画像は、一体何バージョンあるんだか、、、
とりあえず二つを比較。元画像の出典は書いといたから、自分で見に行って。
ttp://uproda.2ch-library.com/173398wbL/lib173398.jpg
比較のために、被写体の大きさを揃えた。D3だってことなので、両方とも
横幅1416、(原画の50%)にリサイズしてからクロップした。

で、両方ともExifに残っている撮影日時やデータは同じ。実際、サイズを揃えて
比較すると建物は同じみたいなんだけど、
１（全体に）雲なし：星空の鮮鋭度が悪い。雲あり：星にピン来てる。
２（赤色の丸の中）雲なし：木星だと思うけど、コアとハロの直径比が小さい。
　雲あり：コアハロ比が比較的大きい。
しかし、建物と星の位置関係は両方とも同じ。まあ、これは大したことじゃなくて
３（黄色の丸の中）雲なし：右上がりの三連星。雲あり：右下がりの三連星。
４（青色の丸の中）雲なしと雲ありで山の稜線が違う。
５（緑色の丸の中）雲なしと雲ありで玄関扉の見え方が違う。
さらに決定的なのが
６（白色の丸の中）屋上安全柵の縦格子の透け方。雲なし：「あっち側」の
柵との絡みで決まる、格子越しに空が透ける部分と透けない部分との境界カーブが
自然。雲あり：とって付けたような別位置の急カーブ。
雲が湧こうがどうしようが、トポロジカルに決まる透過境界の位置がずれることは
ない。しかも雲ありの方では手摺り内部の左側から透けて見えている星の位置が違う。

ってなわけで、Exifのタイムスタンプが同一性を示しているのは建物に向かって
ストロボ焚いたショットだけだったりする？　山の稜線に三連星、屋上鉄格子のディ
テールとかは、きっと雲みたいな模様を書き加える過程で変わっちゃったんでしょね。
雲ありの入口扉の見え方は、コピースタンプツールで伸ばしたみたいよね。

いやはや、、、