1 :
名無しSUN:
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し-λ``'ヽ、、、 | |-| .l-| | .l:
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2 :
名無しSUN:
初めて女の子に告白したときは雨の日だった。
あれから幾分たって、ぼくは変らずここ東京にいるわけだが、
あの想い出はなお色褪せていない。
あのときさしていた傘は黒くて先鋭的なデザインをもったいい傘だった。
あの子に気に入られるため、大枚をはたいて買ったものだった。
あの日から数日して、バイトの仲間とレストランに入ったおり、客の誰かが
間違えてぼくの傘を持って行ってしまったのだ。
その度ぼくは傘入れを見かけると、ついふと黒い傘をさがしてしまうのだ。
そう、彼女をさがすように…
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