望遠鏡ランキング・その7

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66吉田 弘 ◆KRWoIhunV2
>>63
良く出来たという表現でもかまいません。
昔のランキングに合った苗村鏡20cmF8を外したのは、
実際に鏡筒を作り直そうと、解体してしまった事もありますが、
鏡が良くても鏡筒+赤道儀トータルで良くなければ見えてはきませんし、
同じ環境をと考えるとランキングに入れない方が良いと判断しました。
見え味は、上の伸びが凄くて当時良く較べたAP155EDFSを上回る勢いでした。
御質問に出てきた25cmF6ニュートンは、やはり苗村鏡で鏡筒はヨシカワ光器で作られたものです。
15cm級とは、何度もくらべて来ています。
シーイングが良ければ、確実に屈折15cmクラスを上回ります。
とくに土星などは、明るさからくるコントラストで
本格的やるのならばこのクラスが欲しいと思わせるのもがあります。
この鏡筒を基準に、選んだのが当時ミューロン300でした。
長さが短いので、実質的な赤道儀の負担はミューロン300の方が少なく、
毎回乗せかえる私にはなんとかぎりぎりのサイズでした。
一年通して見た訳ではありませんが、ほぼ同等か若干ミューロンの方が上と見ていました。
その他に、マクストフカセグレンPERSEUS250やZEN250、ミューロン250を
較べていた時期がありました。
クッキリハッキリなミューロンか、諧調豊かなコントラストが高いマクストフと
楽しませてもらいましたが、開放型のミューロンが年間を通して考えると
コンスタントに成績を上げています。
ただ、この辺の25cmクラスですと、屈折15cmの安定度が上回り同居は難しいですね。
屈折13cm以下クラスをお持ちの方がシーイングの良い時にと考えるのならば選択肢になると思います。
どちらにせよ、年間50回ぐらいが私の観望回数ですが、
25cmクラス以上を出そうと思うのは、10回あれば良い方だと思います。
ミューロン300は、年間2、3回ぐらいでした。