>>653 とりあえず行ってきた。
話の内容をかいつまんで
今現在のハヤブサの位置。ふたご座のカストルの足元あたりにイトカワがあって、ふたご座の
ポルックスの下あたりをハヤブサは1・3天文単位位のところを順調に航行中。
JAXAに「祈り(2007年)」の映像部分の作成を依頼されて作成。それを見た、大阪科学館の方が是非に
プラネタリウムで見たいと依頼があった。ハヤブサを映像化したいという上坂さん。双方の思惑
が一致。去年の2月からシナリオを作成。
JAXA、大阪科学館、ライブ、リブラの4者で出資しはやぶさ大型映像製作委員会を立ち上げる。
当初はTHEMOONみたくJAXAスタッフのインタビュー映像を交えたものをと考えていたが、はやぶさ
を私たちの代表だと思いながら作成し始めたとき、宇宙の中の私たちの存在や宇宙の広がりを感じさ
せたいと思ったのではやぶさを主人公にした作品にすることにした。プロジェクトX風味にはしたく
なかったとか・・・。
作成するに当たり絵コンテは上坂さんが書いたそうな。
いろんな作画を見せてもらったが、宇宙には上下がないことを表現する工夫、イトカワの大きさの
見せ方の工夫、スイングバイのシーンの工夫、イトカワカットシーンの工夫、ハゴロモカットの工夫。
イメージを映像化するのにはテレビのCMのきれい目の映像の47倍の大きさの映像なのでタダで
さえ大きなデータになってしまうので、小さめの映像を作ってそのあと4Kの映像にしたそうな。
平面の骨組みと簡単なアニメーションに上坂さんがナレーションをつけたものを、関係者にみせた。
サプライズ的にウーメラの砂漠にプローブ投下シーンを入れたら、快諾してもらったので、それを元に
映像のブラッシュアップをしはじめた。
廉価な映像編集ソフトを3つ使って編集した。荒めのを作って、だんだん細かい映像を作っていく。
シーンごとにコンピュータを変えて保存して編集したんだそうな。ハゴロモカットは実際に布をたな
びかせて研究したそうな。