AstroArts【特集】2007年 ふたご座流星群
http://www.astroarts.co.jp/special/geminids2007/index-j.shtml ◇流星をたくさん見るコツ◇
たくさんの流星を見るには、それなりの観測ポイントを探し、暗いところに目を慣らすなどのちょっとした
準備や工夫が必要です。
◇空の開けている場所/周りに明るい光がない場所を探そう◇
流星はどこに現れるかわからないので、なるべく空の広い範囲が見渡せる場所で見るのが基本です。
特に天頂から北が開けたところがよいでしょう。極大の頃は南の空で月が輝いているので、建物や木
立で月が隠れる場所から逆方向の空を見るのも手です。
また、月が出ているとはいえ余計な明かりのない方が空はよく見えます。街灯などが少ない場所を選
びましょう。
◇目を暗闇に慣らそう◇
明るい部屋から出てしばらくは目が暗闇に慣れていないので、暗い星まで見えません。懐中電灯など
はなるべく点けずに、できれば30分くらいは空を見上げて暗闇に目を慣らしましょう。また、月明か
りが目に入らない工夫も必要です。
◇楽な姿勢で観測しよう◇
夜空を見上げるのに、立ったままでは首が疲れてしまいます。できれば、シートをひいたりビーチチェ
アを使ったりして寝転がって見上げるのが一番です。ただし夜露がつくことがあるので、敷物は濡れ
てもかまわないものがよいでしょう。
◇マナーを守って楽しく安全に観測しよう◇
立入禁止区域には入らない、車に気をつけるなど、安全面に充分配慮しましょう。また、周辺の住民
の方々や他の観測者に迷惑をかけることのないよう、ごみの持ち帰りなどマナーを守って楽しみまし
ょう。