http://astro.ysc.go.jp/index14.html EUは去年既にスマートワンで確認済み。
http://www.esa.int/esaCP/index.html 搭載された観測装置(計19kg)を使い、 目に見える光だけでなく、 エックス線や 赤外線などの観測を行い、
月面にどのような物質があるのかを、かつてない正確さで調べます。
2004年1月6日現在、スマート-1は地球を176周しており、
順調に機能しています。
ついにヴァン・アレン帯の最も危険な部分を通過し、ひと安心です。 (ヴァン・アレン帯について
2006年8月9日、発見者であるヴァン・アレンさん死去 〜 資料: 1 2 3 4 )
キセノンガスは24kgを消費し、地球周回軌道に入ってから、秒速約1070mだけ、速度を 増やしたことになります。
2003年12月23日から2004年1月2日まで、連続240時間 以上にわたりイオンエンジンを吹かしつづけました。
軌道上、地球にもっとも近いところの高さは、 当初の656kmから12801km(2004年1月5日現在)になっています。 (資料)
「スマート-1」月周回軌道へ 〜 そして月面衝突へ
地球から月まで、直線距離ではおよそ38万kmですが、螺旋(らせん)をえがくように、1億kmものコースを たどりながら、 2004年11月15日14時24分、「スマート-1」は月をまわる軌道に投入されました。 (資料:1 2 )
以降3ヶ月にわたり、イオン・エンジンにより、細長い楕円軌道を、 徐々に円に近づけていきました。 2005年2月28日には、周期約
5時間で月の南北両極をまわる軌道
(月面に近い高さで471km、月面から遠い高さで 2880km)になり、科学観測を開始することになりました。