利己的遺伝子
利己的遺伝子(りこてきいでんし)とは、進化論における考え方のひとつで、
リチャード・ドーキンスが提唱した。彼がその著書The Selfish Gene(邦題『利己的な遺伝子』)で発表。
概説
ダーウィニズムの適者生存の考え方を受け継ぐものであるが、
「自らのコピーを残しやすい遺伝子ほど後世に残る」というのが考え方の根幹にある。
重要なのは種族の子孫ではなく、遺伝子そのものの残りやすさとした点にある。
生存・自己複製の単位を個体ではなく個別の遺伝子であるとし、個体内でも遺伝子同士の相克があると考える。
従来の生物学においては、生物が親と酷似した子を産むという事実がまず知られ、
それを実現しているのが遺伝子であると解明されてきた。
ドーキンスが主張したのはこの考え方を逆転させてはどうかということである。
遺伝子は自らのコピーを残し、その過程で生物体ができあがるという考え方だ。
つまり、我々人間を含めた生物は遺伝子が自らのコピーを残すために作り出した
「乗り物」に過ぎないということになる。コピーを残す効率に優れた「乗り物」を作り出せる遺伝子が、
結果として今日まで存続してきたと言えることになるのである(生物=生存機械論)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90 意味はわかるんですよ。
ただね、地球は50億年後に消滅。太陽は100億年後に消滅。宇宙も数百億年後に消滅します。
そうなると遺伝子を引き継いでも意味無いんじゃないんですか?
超長期スパンで考えますとね。