http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_410229404X/ カール・セーガン、"科学者の良心"の肩書に偽りなし!
人々が正しい科学を学んだならどんな社会になるだろうか、
という著者の願いが、 ひしひしと伝わってきます。
いやー、私も"良心"を目指したい!という気持ちになりますね。
辛辣というか、毒舌というか、皮肉たっぷりというか、それとも本当に大まじめなのか、
エセ科学を完膚無きまでにナデ斬りにしてます。
また「真の科学」と同様に、「真の宗教(真摯な宗教)」についても言及しています。
著書では、科学も宗教ももはや区別がつかなくなってますが。
こういうものを読むと、今どきの日本の宗教観がいかに幼稚なことかが知らされますね。
「真の科学には、こういった話(トンデモ話)と同じくらいわくわくさせられて、もっと謎に満ち、
はるかに知的手応えのあるテーマがいくらでもある
しかも、真実にもずっと近い」
に激しく共感。まことにその通りですね。