【イトカワ】小惑星探査機はやぶさ Part17【ISAS】
1 :
名無しSUN:
はやぶさ(MUSES-C)は2003年5月9日M-Vロケット5号機で打ち上げられた、日本の工学実験探査機です。
はやぶさはイオンエンジンを用いて小惑星イトカワへと飛行し、2005年9月に到着しました。約3ヶ月間表面の観測や岩石採取を行った後、小惑星を離れ2010年に地球に帰還します。
この探査機は世界初の小惑星サンプルリターン、イオンエンジン、小惑星への軟着陸、地表の撮影等、野心的な試みに満ちています。
なお、MUSES-Cはあくまでも工学実験探査機です。宇宙探査機の開発を行う場合、
1、構想・開発・設計
2、構想・開発・設計が正しいか確認するための工学実験探査機(試験機)
3、2に基づき改良された理学探査機(本番)
という順序をたどり、今回の「はやぶさ」はあくまでも試験機です。
サンプル採取の成功・失敗ははやぶさにとり重要ではありますが、はやぶさは惑星探査のための様々な技術を検証することが目的です。 はやぶさ自体の成功・失敗には直結しません。
具体的にはここらを参照してください。
http://www.isas.ac.jp/j/enterp/missions/hayabusa/today.shtml#mission 「はやぶさ」をここまで運用してきたノウハウは、今後の理学探査機に生かされることでしょう。
では、世界に誇る小惑星探査機はやぶさを大いに語ろうではないか。
2 :
名無しSUN:2006/02/17(金) 23:08:05 ID:D6A/Tt0O
前スレ
【イトカワ】小惑星探査機はやぶさ Part16【ISAS】
http://science4.2ch.net/test/read.cgi/sky/1137756228/ [12/17現在の状況]
・サンプル採取自体は1回目の着陸時に成功している可能性が70〜80%以上です。
<機体の状態>
・姿勢制御装置のリアクションホイール3つのうち2つが死亡
・2回目の着陸後、スラスタ2系統のうち2系統とも死亡
・現時点では通信は回復せず。機体はのみそすり運動中だが、通信を回復する可能性が高い
・2006年末までに回復する可能性が60%、2007年春までの回復可能性は70%
<帰還の予定>
・通信回復後、2007年初めより帰還軌道にのせ、2010年に地球にサンプルリターンの予定。
・イオンエンジンは4基中1基、発電電力は33%、スラスタすべて死亡でも帰還は可能。
3 :
名無しSUN:2006/02/17(金) 23:08:56 ID:D6A/Tt0O
4 :
名無しSUN:2006/02/17(金) 23:09:56 ID:D6A/Tt0O
5 :
名無しSUN:2006/02/17(金) 23:10:32 ID:D6A/Tt0O
6 :
名無しSUN:2006/02/17(金) 23:11:29 ID:D6A/Tt0O