宮内Binon 7×50Wの詳しいレビュー(英語)が下記にありました。
http://www.geocities.com/holger_merlitz/miyauchi7x50.html Review: 7x50 Miyauchi Binon vs. Fujinon FMT-SX vs. Tasco No. 124
このレビューを見ると Binon 7×50W で気になることとして、周辺部の像の乱れ
が結構大きいようで、中心で焦点を合わせたに、半径方向で上側で半径の50%下側
で半径の70%をこえると焦点がずれるそうです。星が点として見えるのはその半径
以内の領域だそうです。(上下平均すると半径で60%以内、全視野面積の36%)
都内某店にBinon 7×50W の在庫があったので覗かさせてもらいました。製造番号
は2桁台でした。上のレビューにある周辺での像の乱れが気になったので、Binon7×50W
で遠くの看板を中心にして焦点を合わせて、筒先をだんだんさげていくとレビューの
通り、上方向に半径の50%ぐらいまでは焦点がきっちりあってましたがそこを超える
と像がぼけてきあました。逆に筒先をだんだん上げていくと像が中心から半径の70%ぐ
らいまでは焦点がきっちりあってましたがそこを超えると像がぼけてきました。
合焦範囲が上下非対称で下方向に合焦の範囲が広いのは、上のレビューにもある通り
通常の使用では上のほうは空であまりデーティルが必要がないので、このように調整し
ているのだと推察できます。星見用に考えたとき、合焦の範囲が平均で半径の60%では、
ちょっと厳しそうに感じたので、たまたま在庫がありましたが、今回は宮内 Binon
7×50Wの購入は断念しました。
都内某量販店でNIKON 7X50 SP が比較的廉価(6.69万,10%ポイント付き)で売っていた
ので、結局の第1候補のNIKON 7X50 SP を買ってきました。ちょっと使った感じでは、
7X50SPは、ちょっと重たいけど、周辺までかっちりとよく見えます。