望遠鏡がほしい! Part 4

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403名無しSUN
>>394
私は、Orion 350(F4.6) と Alter-6N を持っています。MN-61 も持っていましたが、
友人に譲りました。

>>400 氏の指摘の強度ですが、特に写真撮影用の機材を搭載しない限り、支障はありません。
ニュートンは主鏡側に重心がずれ、鏡筒バンドの位置が主鏡側に位置します。
鏡筒バンドの幅(私は 650mm) を広げれば、主鏡に近い位置に鏡筒バンドが来るので、観測に
支障を来たすほど光軸がずれることはありません。XW30mm+2.4倍バローでディフラクションリング
を観測しても、大きな光軸のズレは確認できませんでした。接眼部を横にしたとき、
光軸が多少ずれますが、観測に支障をきたすものではありません。
私は、Orion 350mm は低倍率用と割り切っていますので、この程度の光軸のズレは問題視はしていません。
天ガで指摘されていてた焦点の問題や、口径が出ない問題は、特にないように見受けられました。有効口径を
測定してみました(方法はややこしいので省略)が、348mm でした。2mm は測定誤差だと思います。

MN-61 は、Orion 350mm のアンチテーゼとして保有していました。口径は小さいですが、高倍率では
相当高い結像性能を示し、モノセントリック式(シュタインハイル式)のアイピースとのマニアックな
組み合わせだと、非常にシャープな土星が見えます。球状星団や惑星状星雲の観測にも十分です。
惑星観測にはもってこいだと思います。Alter-6N の方がもっとコントラストが良い(特に月面)し、
温度順応が早いので、私は買い換えました。

Orion 350 は口径が大きすぎて、大気の影響を大きく受けてしまい、高倍率の観測では
口径なりの分解能が得られる夜はめったにありません。集光力を生かした低倍率での観測と割り切っています。
その点、MN-61 では、口径なりの性能が出せた夜が結構ありました。

で、ご質問の件ですが、体力、観測場所、システムに何を要求するか、赤道儀はどうするか
(経緯台は薦めません)により、返答が異なります。