過去の大寒波を語りましょう

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527目低愚老爺
>>525,526クズミン様
 お疲れ&ご災難で大変でしたね〜^_^;
さて1963年1月の泉村の降水量なんですが、資料にはそう記入されているものの
同じ泉村の久連子では当日の降水量は30mmとなっているのと、当年の月降水量の最大
は8月の944.4mmが採用されているので、少々気になるところです。(葉木と久連子
では直線距離で17〜18km離れていますが・・・)
 老生が国土総合開発の資料から見つけた、1945年姫川流域の水文調査資料では、
1月23日の日降水量120mmの等雨量線が東西12km南北10km程度の拡がりをもっており、
100mmの線は東西方向で軽く20kmを超えていますので、葉木で156.7mm久連子30.0mm
は、寒波による降水としては少し差が有り過ぎる気がしないでもありません。

 秋田県の区内観測所の最低気温資料のアップ乙です。(^O^)
521のコメントは、あくまで参照資料(今回は「秋田縣気象65年報」)掲載分で極値
を占めているものだけについての意味ですので、過去寒波の情報をより詳しくという
点でクズミン様のフォローに感謝です。(^_-)-☆
 ちなみに、同資料では秋田、十和田、岩見三内、刈和野、花館、角館、横手、増田
沼館、湯沢、院内、矢島、象潟、本荘、船川、能代、鷹巣、阿仁合、大館、小坂、
花輪、五城目の各地点についてピックアップされております。

 水沢は移転を考慮しないで済む点はいいのですが、極値がどちらなのか判断に苦しむ
ところです。
 一応安全策として「よりあり得べき数値」(最低気温の場合は高い方、最高気温の
場合は低い方)を採用しておくのが無難だと思い-21.7℃を優先しました。

 なお画像BBSのある気象サイトに、いくつか初出の資料をうpしておりますのでよ
ろしければご覧ください。(↑の姫川流域の1.23日の降水量分布図も、長野・新潟
両地方気象台関係者の手になるものとして信頼性は十分ですので、ご希望でしたら
うpさせていただきます)