天文・気象板 初心者質問すれ。PART IX

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956名無しSUN:03/11/25 21:51 ID:PYTYOMIB
>>947
> 現在の1/25の距離(15000kmくらい)にあったとされている。

とても信じられん。ロッシュの限界の内側じゃん。潮汐で分解しちまわないのか?
静止軌道より内側だから西から東にのぼるのか。なんか毎日日食起きそうだな。
遠ざかる途中では毎日どころか、常に日食で陽の当たらない大陸とかあったんかな。
957名無しSUN:03/11/25 22:11 ID:03SsPtjf
>>956
どうでもいいけど
>静止軌道より内側だから西から東にのぼるのか。
当時は今より地球の自転速度も速かったはずだよ。
958名無しSUN:03/11/25 22:22 ID:PYTYOMIB
>>957
そりゃあそうだが、ちょっと暗算すりゃあ公転半径が1/25なら公転周期
が何時間になるかは大体わかるだろ?(√(1/(25^3))*28日)
いったい当時の地球がどのくらいの周期で自転していたと思ってんの?
959名無しSUN:03/11/25 22:45 ID:6sRVPSGp
>>956
Melosh (1990) の数値計算結果で、
衝突速度12km/sで原始地球の半分の半径をもつ天体が衝突した場合、
1200秒後くらいに形成される小天体(原始月と仮定)は、
地球中心から18000kmくらいのところにあるという図が、
よくGiant Impactの説明に使われてるから、
>>957は、そのことを言ってるんじゃないのか?

ホントに衝突直後で地球もまだ回転楕円形に戻ってない時点での話ダガナー
960名無しSUN:03/11/25 22:45 ID:03SsPtjf
>>958
調べてみたら4時間ぐらいだそうだ。自転の方がぎりぎり速いか、同じくらいだな。
ちなみにロッシュの限界は地上から12,190 kmだってさ。
961959:03/11/25 22:48 ID:6sRVPSGp
ゴメン引用ミス

誤 957は、そのことを…
正 947は、そのことを…
962名無しSUN:03/11/25 22:58 ID:PYTYOMIB
>>960
そ、そんなに自転が速かったのか。
調べてくれてありがとう。知らなかったよ。
ロッシュの限界は地上から12,190kmってことは地球中心から18,000km
だろ。ほとんどギリギリか内側だね。

っていうか月って地球に小天体が激突して出来たって現在の定説なの?
月の方が地球より明らかに古いんじゃなかったっけ?
963名無しSUN:03/11/25 23:02 ID:axVQcCHx
964名無しSUN:03/11/25 23:19 ID:6sRVPSGp
>>962
Giant Impact説は非常に面白い説で、
さまざまな月の特徴を説明できる有力な説だ

漏れは10年くらい前に松井孝典にそう習ったと記憶している。
今のところ強く否定する材料があるとは聞いてないし、
定説というほど確定はしていないが、
話は面白いし、説得力が一番高いので、いいんじゃないかな。

月のほうが古いというのは、正確には、
月のほうが侵食や風化などがなく、より古い資料が残っているという話じゃなかったのか?
月の岩石のなかには、形成年代が44億年前のものもあるという話だったと思う。
地球は最古で39億年前だったっけ?
965名無しSUN:03/11/25 23:32 ID:PLxLQN3i
初心者な質問で恐縮です。

天気予報で「まとまった雨になる」という言い回しを聞くことがありますが、
どのくらいの雨量があると(或いはあると予想されると)この文言を使うのでしょうか?

ちなみに ttp://www.kishou.go.jp/know/yougo_hp/kousui.html によりますと、
季節予報では少雨の状態が続いているときに、一時的にせよその状態が緩和されると期待されるときに用いる。 通常は使用しない。
とあり、具体的な雨量は明示されていません。

博識なみなさま、どうかご教示下さいませ。
966名無しSUN:03/11/25 23:53 ID:PYTYOMIB
>>964
そのへんをはっきりさせるために早く月にもう一度科学調査に行って欲しいね。
俺がゲイツなら10兆や20兆はポンと出すのになあ。
967名無しSUN:03/11/26 21:56 ID:kF3H5UuC
>>965 季節予報というのは、主に長期予報のことです。
短期予報には「まとまった雨」と言う表現はありません。
「強く降る」などという予報文はあります。(ちょっと自信なし)

次に注警報(これも予報の一種であるが)だが、現在は
雨量を予測して発表するので、「まとまった雨」と言う表現はしない。
「激しい雨」なども使われるが、予想雨量も書かれるのが一般的。
(ちなみに地域によって雨量の基準は違います。)

つまりTVなどの気象解説者が曖昧に表現したいときに使うといっても差し支えないでしょう。
(あと、民間気象会社が使う)
968967:03/11/26 22:04 ID:PnbopU8C
あと補足だけど、
なんで民間の気象解説者がそのような文言を使うと言えば、

あさってあたり○○地方で大雨がふりそうだなぁ〜
でも、まだ先の予報だし、気象庁が気象情報や注意報だしているわけ
でもないのに、大雨が降るとはいえないし(気象業務法にからむ)
しかたがないから、取りあえず「まとまった雨」とでもいっておくか。

って感じと思われ。

で、日たつと、気象情報なり、見込みで注意報がでるので、
「明日は大雨になるので十分に注意が必要です。」
となる。

あとは、注意報にいかない程度だが、地雨(にわか雨でない雨)が
降る場合も用いられると思われ。
969名無しSUN:03/11/26 22:18 ID:+Sn66OfT
地球の住所は
宇宙銀河系太陽系第三惑星地球
であってますか?
970名無しSUN:03/11/26 23:15 ID:gBi/B4CO
宇宙局部銀河群銀河系オリオン腕太陽系第三惑星地球
971ジャミル:03/11/26 23:27 ID:Kr8XtBMm
月はでているか?
972ジャミル:03/11/26 23:28 ID:Kr8XtBMm
月はでているかと聞いている!
973965:03/11/26 23:28 ID:pW5bDxm7
>>967-968さん
ご丁寧な解説、どうも有り難うございました。
>つまりTVなどの気象解説者が曖昧に表現したいときに使うといっても差し支えないでしょう。
これが核心なんですねw 勉強になりました(感謝
974名無しSUN:03/11/27 00:00 ID:lWW/iK5N
>969
あうぅ。昨日朝のNHKラジオ仙台局では、気象協会のオネエサンが「福島県浜通り地方では、まとまった雨」
といっていたよ。
で、結局、大雨注意報がでて、総雨量60ミリくらい(府県気象情報もあり)だったんですが。
975名無しSUN:03/11/27 00:03 ID:lWW/iK5N
かたじけない
>974は、>967-968さんへのスツモンでした。
976名無しSUN:03/11/27 16:37 ID:RPZn10Ov
http://www.kma.go.kr/ema/ema03/T213/t213_mall_144.html

今のところ↑のような冬型気圧配置になると予想がされていますが、
低気圧が高温の場合、流入してきた寒気は相殺されてしまうのでしょうか。
977名無しSUN:03/11/27 19:39 ID:SqhmU7lJ
>>976
そういうのは「寒冷前線」と言わないか?
従って、寒気と暖気との間に上昇気流が発生し、積乱雲が作られる。

よって、相殺されることはない。
978名無しSUN:03/11/27 20:30 ID:4s/C1zJo
SFっぽい質問ですいません。
http://masa-p3-rw.hp.infoseek.co.jp/planet/b_mars_3dmap01.htm#top
テラフォーミングされ、地球と同じ位の気・気圧になった火星の地図ですけど、こういう世界の気候ってどうなるんでしょうか?
素人考えだと、大陸ばかりの南半球を海ばかりの北半球の間でモンスーンが発生し、これに両半球の夏冬が逆転している事が加わって強烈な季節風が吹くような気がするんですが……。
979名無しSUN:03/11/27 20:47 ID:yWP89kcV
NIKON F3やらNIKONのレンズがたくさんあるのですが、キャノンの
デジタルカメラにアダプターでつけてきっちりうつせるの
でしょうか。
980名無しSUN:03/11/27 23:20 ID:AjEiiVxd
>>974 >>968をよくよんでいるのか?
何が言いたいのかさっぱりわからん。
注意報が出る前に民間気象会社が「まとまった雨」と表現して
そののち注意報がでたら、「大雨が降るので注意」というだけの話だが。

あさってとかの時期については重要なのではないんだがね。
(気象現象によってリードタイムは変わってくるから。)
981名無しSUN:03/11/28 00:03 ID:weYY5LEO
>>978
>素人考えだと、大陸ばかりの南半球を海ばかりの北半球の間でモンスーンが発生し
なんで?

>これに両半球の夏冬が逆転している事が加わって強烈な季節風が吹くような気がするんですが……。
なんで夏冬が逆転するんですか?
982名無しSUN:03/11/28 00:03 ID:weYY5LEO
>>979
それはカメラの問題
よってスレ違い
983名無しSUN:03/11/28 00:14 ID:7TrSuNIF
>>981

>>素人考えだと、大陸ばかりの南半球を海ばかりの北半球の間でモンスーンが発生し
>なんで?

ん? モンスーンって海と陸の間で起こるもんじゃないの?(^^;

いや、南半球が冬の時北半球は夏だから……って、単にそれだけの事なんですけどね。>夏冬が逆転
大陸と海洋の温度差によってモンスーンは発生するわけだから、海が冬の時陸が夏ならモンスーンはより強化されるんじゃねーかと。
そういう、素人考えですが、何か?
984名無しSUN:03/11/28 01:07 ID:Y0zknKLq
モンスーンって赤道越えるの?
985978:03/11/28 01:11 ID:CgfEORYb
>>984
わかんない。だから聞いてます(^^;
986名無しSUN:03/11/28 01:47 ID:EUVcH/KS
>>978
なかなか難しい問題ですね。南北の季節風でも長い距離を吹く間に転向力で東西方向
の流れになってしまう(地球でいう偏西風)ので、赤道を越えるような大規模なモンスーン
にはならないような気もしますが。
ただ、現在の火星にも若干大気があって、夏の半球から冬の半球へ季節風が吹いている
という話を聞いたことがあったようななかったような。
987978:03/11/28 01:55 ID:CgfEORYb
>>986
そこも微妙ですね。けど火星の赤道半径は地球の半分だから地球に比べれば吹く距離は短いし、赤道の長さが半分で自転周期は地球とほぼ同じだから回転のエネルギー量も地球の半分……。
こういうのを勘案すると、どうなんだろうって思ったんですけど。
988名無しSUN:03/11/28 05:44 ID:XgsZ6vGH
>>987
自転速度が同じなら、コリオリパラメータも同じでしょう。
それどころか、半径が小さい分、
β効果が(緯度方向の移動によるコリオリ力の変化)が強くなるでしょう。
移動距離が短くても、そのぶんβ効果が強いですから、
火星の小ささはあまり考慮する必要はないかと思います。

モンスーンは、生じると思います。
モンスーンが基本的に海陸の温度差によって生じているという認識は
正しいと思います。
けれど、モンスーンのメカニズムは詳しくはわかってないんですよねー。

ただ、>>986が赤道を越えない云々と言っているのは、ちょっと違うかと。
赤道はもともとコリオリ力がたいして効かない領域ですし、
現に地球のインド洋のモンスーンは赤道を越えた広い範囲で風系が変化します。

話を火星に戻しますが、この問題は、私にはちょっとわかりかねます。
テラフォーミング後の火星の夏冬の温度差がどれくらいなのか、
基本的な大循環モデルは地球型で良いのか、
海の表面温度に影響をあたえる、海洋の表層循環モデルはどんなものか?
だいたい、現在の火星の風系でさえ、よくわかってないですしねー。
わからないことばかり。

ちゃんと調べるには、大気海洋結合タイプの全球モデルを
火星に合わせてパラメータを調整して走らせる必要がありますが、
個人じゃ無理ですし。

結論を申し上げると私にはお手上げです。
989978:03/11/28 12:54 ID:CYPS+0ai
>>988
詳しいレスありがとうございます。まぁ確かに、今現在の地球や火星の気候のメカニズムも詳しく分かってないのに、何千年も未来の気候を予想しろっても無理な話ですよね(^^;
惑星のメカニズムを調べるための壮大な実験場として火星をテラフォーミングしてみよう、ってな考えもあるらしいですし(笑)

>テラフォーミング後の火星の夏冬の温度差がどれくらいなのか

あれから少し調べてみましたが、火星では南半球が夏の時期に限って大規模な砂荒らしが現れたり(原因は不明)、
火星の軌道は完全な円ではなく楕円軌道で、南半球の夏至に近い時期に火星は太陽に最も接近するため南半球の夏冬の温度変化は凄まじくなる……なんてのがありました。
仮にテラフォーミングやっても、大陸ばかりでしかも一年が20ヶ月もある(夏冬が各々長い)南半球の気候はかなり苛烈なものになりそうですねー(^^;

しかしまぁ、地図だけ見て「多分こうなる」と確信持って言えるようなレベルの問題じゃないみたいですね。ありがとうございます。
990名無しSUN
次スレ立てました。

天文・気象板 初心者質問すれ。PART X
http://science2.2ch.net/test/read.cgi/sky/1070036079/l50