■■新規スレッドたてるまでもない質問(スノーボード)■■

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フォワード・リーン・アジャスター(FLA)は、
ニュー・スクール・ブームが一段落したころから
ハイ・バックを高く、前にという動きがあったように思います。
テリエが古いハイバックを使いつづけていたのも、
当時のバートンのFLAが小さくて、壊れやすいものだったので、
アルミ製のFLAがついた古いタイプを使っていたようでした。

フォワード・リーンを強くする効果としては、
ハーフパイプのバックサイドで、
少ない力でエッジを食い込ませてカービング出来るので、
ずれによるロスが無く、より高いエアができるという利点です。

それ以外に、ひざが常に曲がった状態になるので、
着地の時にひざが伸びて逆方向に曲がってしまう(こわいですね)
怪我を防ぐ事が出来る点です。

あと、フリーランでもカービングがしやすいとか、
切り返しがはやくできる点もありますが。

欠点は、ひざが常に曲がった状態で滑るので非常に疲れます。
初心者はふくらはぎがつるかもしれません。
それと、バックサイド・エッジが敏感になるので、
とうぜん逆エッジの可能性も増えるということです。

では、どの辺がいいのかというと、それは個人差がありすぎるので、
すこしづづ変えては滑るの繰り返しです。

どこの世界でも増えていると思いますが、
いきなり本質の結果ばかりを知りたがり、
過程がすっぽり抜けている人が多いような気もします。