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ヤ軍ムシーナ６回３失点17年連続10勝

＜アストロズ４−８ヤンキース＞◇１４日（日本時間１５日）◇ミニッツメイドパーク
　【ヒューストン（米テキサス州）１４日（日本時間１５日）＝千葉修宏】ヤンキース先発マイク・ムシーナ投手（３９）が１７年連続の２けた勝利を達成した。初回にリーに３ランを浴びたが立ち直り、持ち味の緩急を使った投球。
８９マイル（約１４３キロ）の直球から、７０マイル（約１１３キロ）に満たないカーブまで、３０キロ以上の球速差で６回３失点と好投した。
１０勝はハーラートップタイ。
９９年以来の球宴出場に当確ランプがともった。
　両チームの松井も快挙に驚きの声を上げた。初回の犠打の後、見逃し三振、投ゴロと封じられたアストロズ松井は「コーナーに、低めにしっかり投げて、甘いところが少なかった。投ゴロは抜いた真っすぐ。ああいうところもうまいですよね」。
左翼から投球を見続けてきたチームメートのヤンキース松井も「徐々にイメージチェンジを図っていった感じがする。
１７年？　力もあるし、ケガもしていないということ。すごい」とよろこんだ。
　西海岸の名門スタンフォード大卒。「今季は、これ以上望めない結果が出ているね」とよろこんだムシーナは、「攻撃が逆転してくれて、ブルペンもよく抑えてくれた」といつも通りナインへの感謝を忘れなかった。
［2008/06/16 09:53:20］