コブ中級スレッド

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292名無しさん@ゲレンデいっぱい。
>285
> 板の裏が見えるというのはどうかと思うのだが。どうだろう?

コブ斜面の斜度にもよりますが、26〜32度クラスの斜面ですと、
少し古い例で申し訳ないですが、ジョニーモズリー、ステファンローション、
日本人では、岩淵隆二さんや野田鉄平さん等、彼らの滑りをコース上部から肉眼で
直接見ると、いずれもテール側の板の裏が見えましたよ。
4人とも滑りのスタイルは、細かに分ければ大分違いますが、
共通しているのは、コブの頂点を越えた直後に板の裏側が一瞬ですが
はっきり見えます。それだけ先落しと接雪がしっかりできているということです。
 
これはこの4人に限ったことではなく、トップレベルのモーグラーの滑りというのは
それだけ接雪やトップ加重を重視しているわけです。もちろんそのレベルに
達していないモーグーラーであっても、接雪のしっかりできるターン上手い人なら
仮にレジャークラスの人でも、やはりコース上から滑りを見ると
板の裏側が一瞬ですが見えますね。これは単に先落しをするからだけでなく
踵を自分の尻側に引き寄せるという意識動作をしているからでもあります。
先落しというのは、踵を引くから先が落ちるというのが正しい理解ですね。

逆に板の裏側が全く見えない人というのは、先落しや接雪不十分と
いうだけでなく吸収動作を早めにやめてしまう方に多いですね。この滑りは、
コブで少し飛ばされ気味になり、コブ1つ1つから受けるショックが大きく、
その為、無駄に体力を消耗しコースアウトし易い滑りになりますね。