▼ニュース 3/29(火)
■西武グループ経営改革委 県内4施設の売却・撤退検討
西武グループ経営改革委員会が、西武グループの経営再建の一環として
県内の千畑、阿仁、森吉の3つのスキー場と田沢湖プリンスホテルの売却・撤退を検討していることが分かりました。
西武グループ経営改革委員会が、今月25日にまとめた再建策では、
負債を圧縮して財務体質を強化するため、総額2000億円の資産を売却する方針を明記しています。
売却や撤退を検討している施設は、国内外のホテルやゴルフ場、スキー場など85カ所でこの中には、
千畑、阿仁、森吉の県内3つのスキー場と田沢湖プリンスホテルが含まれています。
このうち、千畑スキー場は、今年3月期末の損益見込みが、6800万円の赤字で去年の3月期末の評価額は、3200万円、
阿仁スキー場は、7900万円の赤字で評価額は、4800万円、
森吉スキー場は、9400万円の赤字で評価額は、3300万円、
田沢湖プリンスホテルは、1900万円の赤字で評価額は、6000万円となっています。
経営改革委員会が、施設の売却や撤退を検討していることについて
阿仁スキー場や森吉スキー場を抱える北秋田市の住民は、「地域経済に与える影響が大きい」と不安を募らせています。
施設の売却や撤退は、グループ再編後に中核企業となる西武鉄道の新しい経営陣が最終的な判断を下すことになっていますが、
地元自治体の反発も予想され、最終的に決まるまでに曲折がありそうです。
千畑や森吉が3000万円ちょっとか・・・