【三段】イタイテレマーカーを叩くスレT3【群馬】

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96名無しさん@ゲレンデいっぱい。
例の害奴の矢魔護家の問題日誌、一端削除されたと思ったら復活してた。少しクール
ダウンしたかと思ったら対決姿勢満々じゃん!反省姿勢は見せかけだけ!

今後削除された原文は復活しないだろうから、ココにその削除された原文を一切手を
加えずそのまま晒しあげ!!

2004年3月28日(日) ルール皆無のバックカントリー

 きょうはお客さんを連れて三段山へ。登りはじめてまもなく、尊敬する先輩に会
う。その先輩は大変な有名人だが、 そんなことで尊敬しているわけではなく何と
いっても僕の師匠筋でもあり、またカントリーライフの達人でもあり、なんだかカッ
コいいので憧れの人なのだ。その先輩もまた 、今日は僕と同じくお客さんを連れて
の商業ツアーだった。しばらく同じルートで後ろからついて登るが、まもなく僕はそ
の列から別れて独自ルートで登り始める。僕は人のあとをゾロゾロついて歩くのは好
きではない。いくら先輩とはいえ、それはスキーのことであって山に関しては決して
先輩ではないし、それよりも僕は良いと思うルートを自分で選んでいきたい性質なの
だ。天気予報は見事に外れて視界が非常に悪い。真っ白でほとんど何も見えない雪山
には、常に危険が潜在している。リスクが高まった以上、ルートは他人任せには出来
ない。こうして僕は自分自身の記憶と感覚と勘という名の「レーダー」を使ってルー
トを選ぶ。だてに毎日のように冬山に通っているわけではない。冬の十勝連峰は僕の
フィールド。惚れて惚れて惚れこんだ世界でいちばん好きな場所。僕の「レーダー」
の正確さは十勝連峰に惚れこんだ僕の証しなんだ。

 視界も悪いが、さらに雪質までもひどく悪くなってきた。まるで岩だらけの不毛の
大地を思わせる雪だ。そんな中で僕のツアーは標高1千四百mを少し超えたあたりで
下降の準備に入る。周辺は濃い霧が立ちこめ何も見えないが、僕は自分の足元はるか
下に広がっているであろう第1級の広大な斜面が、美しい原生林に吸い込まれるよう
に続いているのを知っている。手付かずであることは言うまでもない。そして、その
存在はあまり知られていない。地図解析では、その斜面
97名無しさん@ゲレンデいっぱい。:04/04/22 14:21
の存在はわからないのだ。でも僕には 白い闇の向こうに輝く斜面が見えている。

 先輩のツアーが、いつの間にか僕のツアーに近づいてきていた。先頭は見知らぬ顔
のアシスタントだ。不安になったのだろうか。間もなくすると僕らの後ろで下降の準
備に入っているらしい ことがわかった。僕が真っ白な斜面の片隅で下降の準備を始
めたことから、そこから下の真っ白な闇のなかに実は良い斜面が広がっているという
ことを悟ったのだろう。尊敬している先輩が後に続こうとしているらしい というこ
とで、僕はなんだかくすぐったい気分がした。先輩はインストラクターではあるが、
決して山岳ガイドではない。もし山岳ガイドであれば、このあとのような出来事は起
こらなかっただろう。

 僕らは一瞬の霧の晴れ間を辛抱強く待った。立ったままで20分、25分と時間が
過ぎていく。一瞬の晴れ間が眼下に広がった瞬間、僕ら3人は斜面に飛び込むのだ。
それを楽しみにして寒風のなか待っているのだ。

 その至福の瞬間のために僕のお客さんは休暇をとり、高いお金を払って飛行機のチ
ケットを買った。僕はその期待の重さを十分に知っている。僕は参加料3500円の見返
りを提供するわけではなく、この瞬間、最高の一瞬をプレゼントしたいのだ。貴重な
休暇を僕 のツアーに投資してくれた人の期待にこたえたい。これが僕のガイドとし
ての一貫した姿勢だ。僕はそのためにこの仕事をしている。96年開業以降、これだけ
は揺るぎない。

 霧はなかなか晴れない。後ろの先輩のグループも僕らが動くのを待つ。そのうち、
待ちくたびれたのだろう。「まだ滑らないのか?」「もうちょっと晴れを待つ」
「じゃ、自分たちは別の向こうの斜面をいくよ」「オッケーです。気をつけて」そん
なやり取りをして僕らは別れた。先輩は、さらに西側にある別の1級斜面へ向かうこ
とにしたのだろう と僕はそう思った。先輩もまた、この山の特長はよく知ってるの
だろうと。実際に西へ向けて移動し始めた。いまは濃い霧で見えないけれど、その先
にはすばらしい斜面がもうひとつあるのだ。20分もあれば移動できる。
98名無しさん@ゲレンデいっぱい。:04/04/22 14:22
 先輩は僕らの傍らを通り、斜面を西へトラバース気味に移動する。連なるお客さん
たちは僕らとは挨拶はおろか視線すら合わせようとしない。非常に感じが悪い。まあ
いい、「お客さん」という立場では人は尊大に振る舞う場合がある。団体旅行など、
その良い見本だろう。仕方ないことだ。

 最後尾がまだ僕らのすぐ前にいるときだった。そのとき霧が薄っすら晴れてきた。
そのとき、信じられないことが起こった。

 西へ移動すると見せかけた先輩のツアー一行が、次々と、僕らの前に割り込んでき
た。5人、6人、7人・・・もう止められない。僕らが辛抱強く待っていた斜面に商業
ツアーが雪崩れ込む。気勢をあげながら滑っていく。なんてこった!何のために僕ら
は待ったのだろう。僕は大声で怒鳴った。最後尾の「サブリーダー」は 目の前にい
る。よく聞こえたはずだ。しかし、聞こえないフリだ。そうか、彼らは最初からその
つもりだったのだろう。汚い。あまりに汚い。それに、情けない。こうして斜面も僕
のプライドも一瞬でズタズタに引き裂かれた。

 言い訳なんか聞きたくない。ここは広い山なんだ。真っ白な闇に包まれた眼下に広
がるこの斜面を知っていたというのなら、他にもいい斜面があることもまた知ってい
るはずだ。そこへ、なぜ行かない?たまたま?そんなことはないだろう。そう、それ
が いかに卑劣な行為であったとしても、結局は「やったもん勝ち」なのだ。法を犯
しているわけではない。ただのルール・マナーの問題だ。僕さえ黙っていたら誰にも
糾弾されることはないだろう。僕はいつも謙遜して頭があがらないでいる若造だから
いいんだと思ったのだろうか。いつものように黙って 従っていると思っただろう
か。

 僕はこれまで、何人もの人に先輩を紹介してきた。すばらしい講習だから。ほんと
うにいいから。奥様が切り盛りするお店にも通った。本当にいいと思ったし、好き
だった。先輩の生き方がカッコいいと思ったし、本当に尊敬していたのだ。
99名無しさん@ゲレンデいっぱい。:04/04/22 14:23
 でも、僕はその全てが間違っていたことに気付いた。自分は大きな勘違いをしてい
たらしい。先輩にとって僕は所詮、生意気な若造に過ぎなかったのだろう。見下され
たものだ。さまざまな不信感が一気に噴出した。今回のことは、ささいなことかもし
れない。でも、汚いことをする人とはやっぱり付き合えない。そんな人が社会生活で
正直に生きているとは考えられない。人の好意善意を食い散らかし踏みにじりながら
生きている人だと思えてならない。そういえば、この人は自分の知人の悪口を言うの
が好きな人だった。これがまた面白おかしく話すのだ。そして、それを聞いて楽しん
でいた自分が今では情けない。考えてみれば自分だって言われているかもしれないの
だ。手痛い罰がおりたのだろう。

 今まで僕は何やってたんだろう・・・。情けなくて、本当に悔しかった。怒りが込
み上げた。先輩たちのグループは振り返ることもせず、嬉しそうに消えていった。お
そらく、みんな嘲笑しているのだろう。

 いまのバックカントリーには、ルールもマナーもないことを思い知らされた。重鎮
が率先してこうなのだ。マナーなど提唱するほうがおかしい。僕はこうしてまた、人
を信じることに臆病になっていく。こんな目に遭ったのは初めてではないけれど、大
好きな山で、しかも信頼し尊敬していた人に簡単に裏切られたショックは大きかっ
た。情けなくて、泣いた。 いつも妻が握ってくれる美味い握り飯が、きょうばかり
は冷たい鉛の味がした。


※ここまで書いたら一体どっちが悪者だか(プゲラ)。しかも匿名にしてうまく隠した
つもりなんだろうが、削除されていない下記日誌を読めば先輩テレマーカーの正体が
はっきりわかる(さすがに名前と店名は伏字に、電話番号は削除した)。
100名無しさん@ゲレンデいっぱい。:04/04/22 14:24
2004年1月26日(月)  五稜 −ごりょう− 美瑛町

夏には観光客でごったがえす美瑛町「パッチワークの路」のずっと奥、丘陵地帯を見
下ろすことができる高台に「五稜」と呼ばれる地区があります。ここまで来ると観光
客の数はぐっと減り、妙なオカマチックに媚びた観光施設もなく、しかし風景は純粋
に美しく、まさしく穴場といった印象。そこは360度の展望が広がる屈指のビュー
ポイントです。また、この五稜の丘にはテレマークスキーインストラクターK上さん
のオフィス「ビー○ック」そして、その奥様のお店「○ies cafe'」があります。五
稜の丘はちょうどお店の裏山といったところですね。(以下中略)

※ ビー○ック・○ies cafe

僕の長年の我流をかなり矯正してくれたビー○ックのK上さん。受講した感想を一言
で言うならば、まさに「目からウロコ」でした。最近になって僕のお客さんにも講習
を受ける人が増えてきました。講習から帰ってきたら皆、びっくりするくらい上手に
なっています。ある程度人数がまとまれば、美瑛町内なら宿まで迎えにきてくれるこ
ともあります。(中略)それから、○ies cafe'のケーキ、それからチキンカレー、
ソーセージカレー、すごく美味かった。正直いうとあまり教えたくないようなヒミツ
にしておきたい店。隠れ家に最適な素敵なお店です。電話番号同上、冬は土日月曜日
のみ営業。ランチ時間は人気があるので早めに来店したほうが良いかも。
K上の信者が宣伝必死だなw