撫でながら俺はかなり息が荒くなってきた。米倉も少し上記した感じの声を出しはじめていた。
ケイがちょっといやらしいよーと言ったが、米倉の耳には入っていないようだった。
さっきケイとキスをして頭の中はいやらしモードに突入していた俺はもうどうでもよくなっていた。
俺はケイの背中に覆い被さった。耳にキスして胸をもんだ。そして一気に背中からセーターをめくり
上げた。ケイのことがお気に入りだった筈なのに、目の前にある獲物を虫はできなかった。
ケイは気分を悪くしたみたいで、部屋を出ていった。余計な気をきかせたつもりなのか
電気を消していった。
そこで俺と米倉は普通にセックスをした。しずかちゃんが寝ていたので、二人とも声を押し殺した。
やりながらこんなこと良くするのときいたけど、米倉はまさかとしか言わなかった。やはり俺は
しずかちゃんの存在が気になって集中できなかった。米倉はそんなおれに築いたみたいで
そんなに気になるのなら出ていってもらおうよ、というようなことを言った。俺がえっと驚いてると
米倉はいきなりしずかちゃんの名前を呼んだ。おれは米倉の口を塞いだけど遅かった。
しずかちゃんがなあにと答えた。もしかしたらもう起きていたのかもしれなかった。