スキー場信用情報

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ゲレンデいっぱい。
バブル崩壊と、スキー人口減少のため、経営破綻の続くスキー場業界。
逝ってみたら営業していなかったってことを防ぐためにも、
ここが危ない、ここが転けたって情報を交換しましょう。
2名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/11/23 05:14
で、まずは天元台
http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20021115/102271/
●(株)天元台 スキーリフト運営 [山形]

 (株)天元台(米沢市李山字大笠12118−6、設立昭和38年7月、資本金3億
1300万円、菅原章社長、従業員25名)は11月7日、山形地裁米沢支部に特別
清算手続開始を申し立てた。代表清算人は坂口昇弁護士(中央区京橋3−3−8
電話03−3281−0561)。負債は約10億950万円。
 同社は昭和38年7月に(株)JTBと(株)ヤマコーが主力株主(各々出資比率
47.9%)となり、山形県と米沢市が出資(各々出資比率1.9%)して第三セクター
方式で設立されたスキーリフト運営会社。「天元台高原スキー場」にロープウェイ1基、
リフト5基による索道事業とロッジ「アルプ天元台」による旅館、食堂、売店を経営、
スキーブームの平成4年4月期の売上は10億円強をあげていた。
 だが、景気後退やスキーブームの沈静によるスキー人口の減少で年々売上は低下。
平成13年4月期の売上は3億1000万円まで落込み連続赤字を計上、債務超過
額は3億2900万円に達していた。この間、ヤマコー、JTBの支援下で運営してきたが、
両社は13年11月事業撤退を表明。借入金他の債務処理は株主のヤマコーとJTBの
2社が進めることで決着、特別清算の申立となった。
 地元関係者からスキー場存続の要望が強く、米沢市が天元台より土地資産及び
施設の無償譲渡を受けて、受け皿企業として地元第三セクターに運営を打診してきた。
しかしまとまらず、新たに第三セクターとして10月21日に(株)西吾妻ロープウェー
(米沢市李山12118−6、資本金4200万円)を設立、11月1日より事業を開始している。
3名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/11/23 05:18
つぎ、「サエラリゾート尾瀬」(ここは運営を自治体が引き継ぎ)
●尾瀬高原リゾート(株) ゴルフ場・スキー場経営 [群馬]

 尾瀬高原リゾート(株)(群馬県利根郡片品村大字東小川4648、登記上本社:
中央区八丁堀3−26−8、設立昭和62年10月、資本金5000万円、川島潤之
輔社長)は11月14日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。
 申立代理人は田邊勝己弁護士他5名。監督委員は小林克典弁護士。
 債権者説明会は11月24日、「労働スクウェア東京」で開催の予定。
ゴルフ場の会員数は1141名、負債は約288億円。
 同社は昭和62年10月に昭和総合開発(株)(千代田区麹町、平成11年10月
20日和議申立、その後民事再生法に切り替え)が73%出資、群馬県片品村が
10%出資して第三セクター方式で設立されたゴルフ場、スキー場開発会社。
平成6年12月10日にスキー場「サエラリゾート尾瀬」をオープン。初年度は
約16万人の集客があった。
 8年6月6日にはゴルフ場の「サエラカントリークラブ尾瀬」(面積105万平方
メートル、18ホール、6051ヤード、パー72の丘陵コース)をオープン。その
オープン効果で平成9年8月期の売上は11億円をあげた。しかし、バブル崩壊後の
開設だったため計画を大きく下回り、巨額の減価償却を吸収できず毎期赤字が続いた。さらに、100億円以上の工事代金も未払いのままとなるなど、早くから経営は不振を極めていた。
 11年10月に親会社の昭和総合開発が破綻。そのため同年10月には業務を
(株)鈴木総本社(中央区銀座)に委託。さらに12年6月からは「サエラカントリー
クラブ尾瀬」と「サエラスキーリゾート尾瀬」の運営は片品村振興公社に業務委託を
振り替え、実質的な事業の運営から手を引いていた。そのため役員を除くと、
プロパー社員はいず、ゴルフ場、スキー場運営による業務収入もない。
重複スレでつた。逝ってきます。