〇何でそんな何回もベースワクースを掛けるの?(つづき)
■ワクースの“シナジー効果”(=相互補完・相乗効果)を狙っている人
ベースワクースにも、温度設定がされていて、当然その温度域用の特性が備わっている罠
何処のメーカーが言い出したかは承知していないが、各温度帯のワクースを重ねていく事で、それぞれ
の特性同士が補い合い、より高い滑走性能を得られると言う考え方だ
ちなみに下のはガリウムのサイトから抜き出したものだが、中ほどを見て欲しい
http://www.galliumwax.co.jp/snowboard/sb_how2step5.html 柔かいワクースは分子が大きく、硬いワクースは分子が小さいと暗に説明されていて、柔らかいワクースの
大きい分子の隙間に、硬いワクースの小さい分子が入り込んでいる概念図となっている
さながら川原に砂利を敷き詰めて、更に砂を敷き詰めると言った所だろうか
※この場合には十分な浸透をさせた後、次のワクースへと移るため、
各色3〜5回のワクースを繰り返す事となる