1 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 17:09
冬男は雪子を探していた。
季節は春だった。
2 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 17:11
しかし雪子はいるはずもない。
なぜなら、
3 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 17:17
春になって雨子にナターからだ。
つまらん。
リレーシリーズその弐
【 愛と憎しみの狭間 】
愛香はシーズン終了と共に裕也との関係を終わらせてきた。
そう思っていた愛香はダビングした例のテープが
まだ裕也の手元に残っているとは思いもしなかった。
下山しても愛香につきまとう裕也の影、
彼の愛が屈折してしまった今
もう誰にも止めることは出来ないのである・・・つづく☆
5 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 17:34
雨子を前に冬男は叫んだ。
「去年の4月、君はまだ雪子だったはずだ!」
そのとき冬男は心の中でこうつぶやいた。
「せめてスレッドタイトルはちゃんとして欲しかった・・・」
つまんない sage
8 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 17:55
雨子「冬男さん、私は雪子の妹よ」
冬男「・・・結婚しよう・・・」
9 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 17:57
雨子「結婚はしません」
冬男「じゃ、逮捕する」
10 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 18:00
11 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 18:01
雨子「逮捕じゃなくてタイーホ!」
冬男「雨子・・・お前・・・」
12 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 18:07
雨子「私チャネラ」
冬男「シャネルで我慢してホスィ」
13 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 18:08
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/ _  ̄ \ /_ _ ̄_ ヽv
/ _.//|/ニヽ ヽ l, - 、, -、ヽ | |
| /ニヽ ゚ノo<_ノヽキ _ ,| (:)|(:) |-/ |
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| l/___ / ノ/\ .ノ l ε _ノ
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「糞スレ立てちゃダメだよ!
>>1」 「ごめんよドラえもん。」
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
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| _| -| ・|< || |\|―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ 彡 \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
「こういうの板流れっていうんだよね」 「きみってほんとに馬鹿だね」
15 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/05 18:54
16 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/04/06 19:13
雨子「なんだか暑いわ・・・」
冬男はそっと雨子の
厚化粧を落としてこう言った。
冬男「お前、誰?」
ワロタ
ここを活用する手もあるな。
ぁ?
雨子「実は・・・雨子の母の雨美なの」
ここで思いもよらない展開に冬男は
ただ驚くことしかできなかった。
「じゃあ俺が今まであんな事やこんな事をしていた相手は。。。
50前のばーさん。」
「うふふふ、アナタを初めて見た日から
決めたのよ、あの日から私のモノにするって
だから。。。焼いたの あの邪魔だった雨子を
近所の工場の焼却炉で焼いたのよ」
「な、何言ってんすか?訳わかんねーよ。
雨子を焼いたって。。。実の娘でしょ?
いや、何言ってんだ?俺」
冬男は混乱していた
今まで雨子だと思っていたのが実は母の雨美
しかも娘を焼いた?
ただ、とてつもなく嫌な空気が冬男を襲っている。
胸が押し潰されそうな、そんな尋常ではない雰囲気が雨美には
漂っている。
ホントに
殺した のか?
「似てるのよ 瓜二つなのよ あの人に
雨子の本当の父親に。。。
生まれる前だったし写真も無いから知らない筈なのに
アナタ、瓜二つなのよ。
親子で同じ顔の男を好きになるだなんて人間って面白いわよねぇ」
「だって雨子を産んだのも
最初からこーするつもりで産んだのよ ふふふふ。」
「さ、最初から?」
29 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/06/05 20:25
あーあ。やっちまった...
それよりも
>27 氏ね木瓜!
オチも全部考えてたのにお前のせいで全部台無しになったわ
挙句にミスってageてしもた。
それもこれも全てオマエが悪いんだ呪われて氏ね
ってか実の母親に今日焼かれるわオマエ焼却炉で間違いなく
>29
取りあえず続きを書け。
猛烈気になるじゃないか
>27のおかげで話が変わっちゃったもーん
そのまま続きを書くのはプロスノーボーダーの俺のプライドが
許しません。
今頃焼かれてるかな?>27
>>27のせいだな。
もの書きというものは気分屋なんだ。
黄金色の最中でも送っとけや。
>>27
33 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:02/06/09 06:24
夜行バスでの出来事がまだ気になる今日このごろ。
グチャッ
嫌な音がした 雨美の時間が止まったかのように見えた
そして 崩れ落ちる。額のあたりからザクロを搾ったような液体が
滴っている。
その後ろに立って居た
長く美しかった黒髪はちぢれ
はにかむとすぐ赤くなる色白の頬は煤けてただれ
見つめられると吸い込まれそうだった瞳には何も写っていないかのような
変わり果てた姿
醜き者
でも間違いない
冬男が心から愛した女・・・
「 雨 子 」
「 くくく 生きてたのかい? しぶとい子だよ ちゃんと焼いたと思ったのに
あの男もそうだった。 何度刺しても 刺しても 私の手を離さなかった
冬馬の血が流れてるんだね!」
「冬 馬 ・・・ 冬馬って まさか」
「まさかじゃないよ アナタの父親の 冬馬 よ。
うふふふ 馬鹿ねアナタ達 結婚しようだなんて 腹ちがいの・・・」
いきなり雨美は跳ね起きる
雨子の首に腕を絡ませる
ガスッ
雨子は手に持っていた石で雨美を何度も打ちつけている。
実の母を 何の躊躇も無く
雨美の顔が原型をとどめていない。泡のように濁った垢色の液体が
噴出している
なのに雨美の手の力は緩まるどころか実の娘の首にくいこんでゆく
「兄弟で おめでたいよ!! どうだい兄さんの味は!?
何度も突かれたんだろう!?何度も呻いたんだろう!?
女にして貰ったんだろう!?馬鹿な子だよ!オマエなんか最初っから
冬男を吊る餌だったんだよ!」
「ど う し て ・・・ ママ どうして!!」
焼け爛れた皮膚でもハッキリと解る程 憎しみの色を浮かべていた雨子
手に持っていた礫を落とし 一瞬 哀しげに母を見つめ
糸の切れたマリオネットのように うずくまった。
「アタシのモノ。 冬男はアタシのモノよ 知ってるわずっと見てたから
冬馬と同じ甘い瞳 唇 。。。 だけど あの男とは違う きっと私を裏切らない。
そうでしょ? あんな外道とは アナタは違う。 いつまでも私を愛してくれるでしょう?
だって雨子でさえ愛せたんですもの。あんなに激しく求めたんですもの
全部知ってるのよ見てたのよ。雨子の体をむさぼるアナタを。
雨子は私の紛い物。私ほうがアナタにきっとあうわ カラダも 何もかも・・・」
冬男は 声も出ず
逃げる事も出来ず
ただただ震え
涙を流し
潰れた雨美の侠気を見ていた
「さあ おいで 冬男 アナタは アタシを 拒めない 拒まない
だって アタシが アナタを愛してるから 20年経った今でも
変わらず 愛して居るのよ 冬馬!!」
土砂降りの雨 いつから降っていたんだろう
いつまで降り続けるんだろう
焼け爛れた少女の死体を濡らし
絞殺された男の死体も濡らし
その上に
またがり死体を貪る女鬼
通報で駆けつけた警察官も ただ雨に打たれ呆然とするだけだった
糸冬
うーん、怖い...。
やべ、夜中に読んじまった…。
半角にでも行って紛らわそう…。