徹底★伊藤みどりvs浅田真央、どっちが上?2★分析
例えばノクタンの、ピアノの高音がテケテケテケテケとなるところでツイズルというのが
私は非常に心地よかったわけだ。(これは主観)
でもここでツイズルと決めるのは振付師なわけだ。選手本人の意向もあるだろうけど
振り付け誰々と明記される以上は責任の所在は振付師にあるわけだ。
じゃあ真央ちゃんがそこを表現しようとしたときに何をするかというと
テケテケが始まる絶妙のタイミングでツイズルの体勢にもっていき
正しい姿勢で音楽に合わせて回転し再び絶妙のタイミングでツイズルを解除して
次の要素に移っていくということに尽きるわけだ。
タイミングをここと決めるのは振り付けの領域で、音を取るのは選手本人の音感、
何を正しい姿勢とするのかは振り付け、実際にその姿勢が取れるかどうかは選手本人の能力、
などなど明確に分けられるものでもないだろうけど、突き詰めると
選手の表現力というのは体現できる身体能力があるかどうかってことなんじゃないかと思った。
チーム浅田という考え方で駄プロを駄と判断できないのも選手の能力に含まれる
とも言えるわけだけれども、そこまで広く考えると選手対選手の能力比べは
難しいんじゃないかな。
すぐりんはどうなの?というレスがあったけど、確かに面白い振り付けを
見せてくれるけど、例えばルッツまでの長い長い助走で音楽が途切れてしまう。
つまり、表現するための身体能力がいまひとつ足りない。
面白い振り付けとは言えても表現力が高いとは言い切れない。と言えるんじゃないだろうか。