語れ■表現力について 芸術性が高い演技■死ぬまで

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575氷上の名無しさん
>>576
>皆それぞれ、「フィギュアの原体験」「原型イメージ」「最古イメージ」があるよね。

私の場合、札幌オリンピック(1972)の前の年、プレオリンピックに遡ります。
その時は日本の山下一美選手が優勝したのですが、山下選手より印象に
残った選手がいて、それがまだ十代前半と言う印象のドロシー・ハミルでした。
リボンをつけてかわいらしい、でもレイバックスピンがすごくきれいで
印象的。。。

札幌オリンピックの代表に来るのかと翌年楽しみにしていたら、選ばれず、
ジャネット・リン選手が来たと言うわけです。
ところで、傘を持って踊るのは伊藤みどり選手が最初かな、と思っていたのですが
今、ふと思い出したのは、あの時ジャネット・リンを抑えて2位になった
カレン・マグヌセン選手がエキジビションで披露していたかな?

シャルロッテについては、全く知りません。欧米ではそんな事も影響しているので
しょうか。日本のフィギュアは、札幌オリンピックでブームになったことが
最初のように思います。あの時、フィギュアを始めた人、、そういう人が
考えてみると皆コーチになっている年齢ですね。実は私も少しかじった事の
あるものです。その時はかなり姿勢を注意されました。なかなか自然な
姿ではないです。かなり胸を前に突き出し、普段と違うーーーと思いながら
滑っていたものです。

バレエ的演技といいますが私はバレエの要素の入っていないフィギュアは
無い、と言う持論です。バレエジャンプ、スパイラル、ジャンプの後の着地姿勢。
どこにもバレエ的な要素を抜かしては語れません。

しかし、バレエの演技に凝り固まってしまうと自由な発想は出来ず、それが
過去の日本選手を呪縛していたように思います。その点では新しい発想は
芸術を高める事になるでしょう。
一方で、基本の技術がしっかりしていないと
表現できない、陳腐になってしまう。