【let IT go】キム・ヨナ アンチスレ486【Never Come Back】

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764氷上の名無しさん@実況厳禁
tono4649leafさん
まず、基本。
フィギュアスケートという競技名について考えてみましょう。
フィギュアは「描く」。
そしてスケートは「滑る」という意味があります。
昔は音楽は流さず、スケート靴で氷の上を滑って、色々な図形を描く競技でした。
そして年を重ねる毎に、音楽が付き、踊りの要素が加わり、選手達が色々な技を考案し、現在に至る訳です。

だから、一番大事な事はスケーティングです。
そして、音楽を体の何処かで拾い、音楽に動きを合わせる事です。
そうでないと、音楽を流す意味がありません。
下半身の滑りに、上半身の動きを添える。
フィギュアスケートの表現はこれが核になっていると思います。

荒川静香さんの表現は、滑りでの表現です。
音楽に滑りが同調しているので、『作った感』が無く、自然体です。
その下半身の滑り、動きに柔軟性のある上半身の動きが付きます。
トリノ五輪のトゥーランドットは、まさに氷の心を持ったトゥーランドット姫そのものといった演技でしたね。

対して、キムヨナ選手。
まず、上半身。
表情作りは上手いと思います。
やっぱり顔は一番目に付く部分なので、気をつけていると、印象全然違います。
指先、特に肩周りから背中にかけても素晴らしいです。
ただ、柔軟性が無いので、可動域はそんなに広くないです。
そのあたりは、振付で上手くカバーしていると思います。
音を強調する拾い方や表情作りは、プルシェンコや村主章枝選手と共通している
かな〜…と思います。

そして、問題は下半身。
上半身はサクッと無視して、足の動きに注目してみましょう。
………あんまり動いてません(汗)
エッジやフリーレッグでも緩急や表情作りは出来るのにもったいないな〜…と、いつも思います。

下半身の使い方って、実は女子シングルよりも、男子シングルの選手の方が上手いかもしれません。
ステップ2種類、ひとつのプログラムで滑りますからね〜。

だから女子も、いっその事男子並に規定をキツクしてやればいいのに!…と、時々思います。
そうすれば、誰が強いか一目で分かる(笑)

…すみません、話が逸れました(>_<)
えっと、私が言いたいのは、滑りを伴わない上半身の動きは、フィギュアの定義上の『表現力』ではなく、舞台演劇に属するものだという事です。
歌舞伎の見得のようなもので、ギャラリーの視線を集めるための方法。

だから、質問者様が膝等が気になるというのは、フィギュアを観る目線としては間違っていないと私は思います。
というか、是非とも下半身をガン見してやってください(☆_☆)
滑らずに楽してる選手って、ちらほらいますから。

最後に。
キムヨナ!
休んどらんとサクサク滑りなさいっ!(ビシッ)

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