【簡略マンセーの極み】キム・ヨナ アンチスレ392【スカプロ】
赤字拡大に対する懸念は、国会での国政監査でも指摘された。
今年、全羅南道の国政監査を担当した李明洙(イ・ミョンス)国会議員(自由先進党)は
「今年の大会を含め、16年までに3893億ウォン(約260億円)の赤字が予想される。
ばら色の予想とは異なり、F1は走れば走るほど赤字になる大会構造を抱えている」
と指摘した。
道が2年間で負担した大会運営費用の赤字は約1500億ウォン(約100億円)に達する。
今年はコースを買収したため、債務が1980億ウォン(約132億円)膨らんだ。
道は昨年、韓国GPを運営する民間コンソーシアム、KAVOを通じてコースを建設し、
大会を運営させた。
しかし、KAVOは無理な経営で資本金600億ウォンを使い果たし、同社はコース建設と
大会運営で総額1980億ウォンの赤字を残した。
道は今年9月、1980億ウォンの地方債を発行し、KAVOを買収した。
地方債は5年元金据え置き、10年分割償還となっており、879億ウォン(約59億円)の
利子が上乗せされる。この結果、KAVO買収に伴う費用だけで2859億ウォン
(約191億円)に達する計算となる。