10月4日から9日にかけて英国のロンドンで行われた技能五輪国際大会で、韓国代表が総合優勝を
獲得した。この結果について、複数の韓国メディアが相次いで報じた。
2年に1度開催される技能五輪国際大会は、参加者の職業訓練による技能向上と国際親善交流を
目的としている。同大会への参加資格は、満25歳以下限定。今年で第41回目となる技能五輪で韓国
は、金メダル13枚、銀メダル5枚、銅メダル6枚を獲得し、日本(金11銀4銅4)とスイス(金6銀5銅6)を
押さえて総合優勝した。
1967年の第16回スペイン大会に初出場した韓国は、同大会に26回出場して17回優勝した。今回は
07年の日本大会、09年のカナダ大会に続き、3大会連続の優勝となる。韓国メディアは、「わが国が
第41回技能五輪国際大会で17回目の総合優勝を獲得し『技術強国』の地位を一層高めた」と伝えた。
韓国メディアによると、李明博(イ・ミョンバク)大統領もお祝いのメッセージを通じて「大韓民国国民の
優秀性と技術韓国の地位を世界に轟かせて誇らしいこと」と、韓国代表団の成果を称賛したという。
一方、韓国では今大会の入賞者に対し、賞金と勲章を授与するという。金メダル獲得者には6720万
ウォン(約470万円)、銀メダル3360万ウォン(約235万円)、銅メダルは2240万ウォン(約157万円)が
与えられることが分かった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1010&f=national_1010_072.shtml