ようやく、しおらしくなってきた韓国フィギュア388

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311ヨンvs五で…別れることの美学
[DBRコラム]ヨンvs五で…別れることの美学
B3面2段|記事入力2010-10-09 03:14 |最終修正2010-10-09 03:19

[東亜日報]

労働市場の硬直性が比較的強い韓国と違い西欧では解雇がやさしい。
非正規職はもちろんで正規職も解雇通知直後すぐに荷物を包む事例が数多い。
だが、西欧企業が解雇手続きまであらまし処理しはしない。
これらは韓国企業のように会社の難しい事情を吐露して職員の認定に訴えたりお世辞を乱発しない。
その代わり解雇当事者が反論できないほど明らかな解雇理由を提示する。

この前世界フィギュア界を沸き立つようにしたキム・ヨナ選手とブライアン・オーサーコーチの決別は企業にも多くの示唆する点を与える。
フィギュア選手とコーチの関係は弟子と師匠というよりは雇い主と被雇用人に近い。
多くのフィギュア選手は何人かのコーチを経る。 シーズンごとにコーチを変える選手も多い。
かえってキム・ヨナとオ・ソのように4年が過ぎるまで共にするのが異例的だ。
外国言論がこれらをドリームチームだと表現して注目した理由もここにある。
特に通訳がなければコミュニケーションさえならなくて、不便なからだを理由で日本に来なかった浅田真央のコーチ他ティアナ タラソバと対照をなしてキム・ヨナ チームのイメージを良くさせるのに決定的役割をした。

だが、決別過程であらわれた両側の対立はその間の肯定的イメージを完全に押し倒した。
去る4年間どんな葛藤があったのかは当事者らだけ分かる。
だが、真実が何で、誰が決別原因を提供したかという別に重要ではない。 重要なことは決別過程だ。
感情的争いを乱発した二人に残ったのは‘金メダルを取るようにしたコーチを捨てた選手’と‘フリープログラムの選曲を流出して上道義まで破った卑怯なコーチ’という否定的イメージだけだ。

再契約可否の決定権は全面的に雇い主のキム・ヨナ側にある。
だが、再契約をしないという決定を下したら契約が終わる時点、いやその以前から再契約をしない確実な理由を提示するべきであった。
二つの契約が満了した今年4月以後長い空白期を持ったし、スケジュール決定でもオ・ソを排除したので分かってあらまし感づかないかという考えはそれこそ東洋的思考だ。

私たちの情緒で見れば互いに悪口せずに、顔赤らめることも作ることは止めようという考えが相手に対する‘配慮’であるかも知れない.
しかし西欧文化権では‘侮辱’で感じられることができる。 自身が納得するほどの理由なしで解雇にあったと考えれば直ちに訴訟を起こすのが西洋人の思考だ。

最近ある国内ゲーム業者も決別過程の問題で困難を経験した。
この会社は米国人有名ゲーム開発者との訴訟で敗れて何と2800万ドルを支払わなければならない境遇に置かれた。
この開発者は“会社が私を解雇したが対外的には自ら退社したように公表したせいでストックオプション行事過程で損失をこうむった”として訴訟を提起して勝訴した。
この会社はまもなく控訴予定だと明らかにしたが訴訟にかかる時間、お金、有形無形の努力を勘案すればすでに大きい打撃を受けた。

これまた決別自体でなく処理過程でできた感情的沈殿物と文化的差が問題であった。
決別理由が正確に何かは分からないが‘解雇’を‘退社’に変えた東洋的思考が訴訟の口実を提供したと見られる。

良いパートナーに会うことも難しいがよく別れるのもこれに劣らず難しい課題だ。
特に考え方と価値観が完全に違った外国パートナーとの離別ならばより一層冷徹で綿密に処理しなければならない。
決別過程の問題が組織に相当な傷つけることができるためだ。

下情民未来戦略研究所経営知識チーム記者dew@donga.com

ttp://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=101&oid=020&aid=0002172880