1 :
氷上の名無しさん@実況厳禁:
「選手をルールで翻弄しファンを納得させることも出来ずフィギュアを滅ぼしたいとしか思えないISU」
これはスケート板における住人の平均的な基本認識のように思われます
賛同されたり褒められたりしているのをほとんど見たことがありません
しかし本当にそうなのでしょうか?
私たちは素人であり向こうは玄人です。
「仕事」「使命」として数十年後まで見越してフィギュアというスポーツを守っていかなければならない立場です。
それをほとんどスケート靴を履いたことが無いような人間が一方的に批判している内容の方が正しいなどということがありえるでしょうか?
昔と違って反論や罵倒を安全な立場から一方的かつ好き放題に述べられる場所があります
私たちは無責任に批判し自分こそ正義という気分に浸っているだけなのかもしれないと思ったことはありませんか?
文句を言うだけなら本当に簡単で賢く見え容易に賛同が得られるものです(野党だったころの民主党のように)
一度落ち着いて考え直してみるのもいいのではないでしょうか?
基本はスレタイのとおりですが議論になってもいいと思います
ただし一方的にを否定のみの意見を押し付ける人はスレチですのでご遠慮ください
まず何故ISUは4回転(大技)を奨励しないのかについて思いついたこと
新採点方式に移行してから年々4回転が報われない状況が続いています。
今のルールは4回転を潰したいとしか思えないほどだという意見がよく聞かれますね。
4回転ジャンプにはフィギュアの未来がかかっているのということですが…
ここでちょっと考えてみて下さい。
本当に4回転にフィギュアスケートというスポーツの未来はかかっているのでしょうか?
この前提を疑う人はほとんど居ないようですが、敢えて疑ってみるといろいろな思惑が見えてきます。
何故現行ルールはこの大技を奨励しないのか?人類の限界に挑み続けることこそがスポーツの有り方ではないか。
では仮に4回転の基礎点がストイコ奨励の14点あったとします。
これなら二重減点のリスクを犯してでも十分に挑戦する価値がありますよね。
回転さえ満たせば転倒してもお得な計算になります。
そして表彰台に上がりたいならこのジャンプは必須条件となるはずです。
皆選手はこぞってこの大技に挑みジャンプにおいてはかなりレベルの高い戦いになるでしょう。
しかし4回転は誰もが跳べるジャンプではありません。
本田武士さんは「生まれつきそのリズムを持っていない選手が習得することはおそらく不可能」だと言っていました。
氷の上から飛び上がり4回まわって降りてくるこの運動はおそらく人類の限界です。
基本的に人間の体は氷の上で4回の回転運動が可能な構造にはなってはいないのです。
空中での縦軸回転は「移動する」「泳ぐ」「持ち上げる」「道具を操る」などの生きていくために必要な動作の延長線上に存在しない運動です。
ジャンプを跳ぶのに必要な内転筋はこれ以上鍛えようが無いというところまできているのではないでしょうか?
実際4回転ジャンプ黄金時代のスケーターは例外なくそのツケを払わされておりほとんどの選手が20代前半の内に深刻な怪我をかかえてしまっています。
選ばれし身体能力と才能とセンスを兼ね備えた者だけが肉体のピーク時のみに可能でありほとんどの選手が深刻な怪我を抱えて早期に引退を余儀なくされる…このジャンプを奨励することが本当にこのスポーツの未来へと繋がっているのでしょうか?
>>3の続き
もちろん技術の進化としてより高みを目指すべきだというのはわかります。
しかしその「技術の進化」を「ジャンプの回転数」に求めるのは最早ナンセンスだと思うんです。
人類の肉体とそれを補助する技術が進化するまで怪我人を増産し続けることになります。
そしてその時が訪れるまでやはりフィギュアスケートの技術の進化はストップしてしまうでしょう。
これはフィギュアに限ったことではなく他の競技も人間に可能な能力の限界値が見えてきた状態にあるかもしれません。
純粋なスピードを競う競技などでは1000分の1秒単位の違いで勝敗が別れてしまいます。
もしジャンプの回転技術に拘って採点するのであればいずれは靴にセンサーでも取り付け「3回転と278度!より完璧に近い4回転です!」などと実況することになります。
そこまでやらないと誰の目から見ても公平な優劣が決められません。
これではジャンプだけ別の競技にした方がいいのではないかと思ってしまいますがその競技は人気など出ないでしょうね。
なにせ0.7秒程度の間に起こった出来事です。ハタから見てる分にはただ退屈なだけでしょう。
4回転は難しいだけに体勢も着氷も乱れがちで多くの場合単純な印象においては美しいジャンプではありません。
実はフィギュアスケート最高の大技としてあまり大袈裟に称えるほどのインパクトを与えられるエレメンツでは無いというのが現実でしょう。
その素晴らしさと価値はファンになってからわかるものだと思います。
そう考えると現在の定められた規定の中で第一に完成度を競いなさいという方針が間違っているとは言い切れないと思います。
つなぎやスピンやステップは技術の伸びしろがありながら怪我には直結しない要素ですからね。
ファンは無責任に興奮を求めても人生に何か支障があるわけではありませんが運営側はそうはいきません。
4回転を跳ばなくても頂点が狙える傾向になってから選手生命が伸びたとは思いませんか?
バンクーバーに出場した選手はトリノの顔ぶれがほとんど残っている結果になりました。
これは無理に4回転を跳ばなくても勝てる新採点の恩恵であると言えるかもしれません。
どの道、全ての要素が最高レベルである選手が何人か出てきたとして更にそこから頭一つ抜きん出ようと思えば4回転を跳ぶしかないわけですから…
というわけで4回転は勝つために必ず必要な技ではないというのは個人的には納得できます。
長くなりましたがジャンプの回転数にスポーツとしての進化を求めるのは無理があると思うからです。
5 :
氷上の名無しさん@実況厳禁:2010/04/02(金) 18:29:33 ID:XOsa2BhsO
凡人にチャンスを与えているのです
天才に試練を与えて更なる進化を促しているのだ
7 :
氷上の名無しさん@実況厳禁:2010/04/04(日) 23:59:48 ID:g4z5u+KD0
面白いのでage
抑圧からしか芸術は生まれないんですよ
と、ISUは言いたいんだろう
3Aが原因で怪我しない浅田真央ってすごい気がしてきた…
>>8 ならば真央の今回のワールドのFS「警鐘」はもっと評価されるべき
選手の体を守りたいなら、さっさと4回転を禁止すればいい
縦回転のジャンプを禁止しているように
そのわりには、アイスダンスには妙なリフトを入れて、けが人増やしているよね
いろいろ矛盾していないか?
大きな怪我なく跳べる人も居るから禁止にまでしなくていいじゃん
でも事実上の必須技状態はよくないと考えたならまあ納得できる
アイスダンスは肩より上にリフトしちゃいけないという規定が
逆に肩より下の位置で超アクロバット展開になっちゃった気がするなあ
独創性を出すためには危険なこともやらないと頂点は目指せないという状態になっちゃった
まあそれも改正されるんじゃない?
リフトのレベルに限ってはレベル4大安売りにすればいいw
>>9 真央ちゃんは多くの犠牲を払って3Aを跳んでるんですよ
体脂肪率7%まで絞ってます
将来子供が産めなくなる可能性もあるのを承知でです
他の女性選手がそこまでしないだけです
そこまでして跳ぶことをISUは奨励してないのかもしれないけど
ついにスケ板にもこういうのをネタに昇華するスレが出来たのだろうか
ダンスの大技マンセーは
男性の足首を効果的に攻撃して選手を減らし
競技を合法的に五輪から外すためかもしれません。
また男子の方と併せると
滑りが華麗な男性スケーター
華麗に大技やる男性スケーター
要するに何かやたら目立つ男性スケーターがなんか憎いからという
仮説も成り立つかと思います。
15 :
氷上の名無しさん@実況厳禁:2010/04/14(水) 23:59:34 ID:3fPwzQWR0
>全ての要素が最高レベルである選手が何人か出てきたとして更にそこから頭一つ抜きん出ようと思えば4回転を跳ぶしかないわけですから…
ライサが6人居たとしたら
ステップが他のライサより上手いライサ、
スピンが他のライサよる上手いライサ、
つなぎが他のライサよりてんこ盛りなライサ
4回転を入れたライサ
だと4回転を入れたライサの優勝だよね
わかります
アイスダンスは今その状態なのかもと思う
伸びしろというか点の稼ぎどころを危険技に求めざるをえない感じ
4回転も3A−3Tも決めてつなぎも凝ってるのに
なぜか6位になったライサ
メリチャリが二組いたら
どっちが上かは滑りの良し悪しで決まる はずだ
17 :
氷上の名無しさん@実況厳禁:2010/04/21(水) 23:59:42 ID:msD+WF5J0
>空中での縦軸回転は生きていくために必要な動作の延長線上に存在しない運動
>ジャンプの回転数にスケートとしての進化を求めるのはナンセンス
これ超納得だわ
人体の構造無視してまで限界に挑むほど回転数競うなら個別競技として独立すべきかも
>>15ちょw怖すぐるwww
6人のうち3人が台乗り占拠したら子供が泣くわwww
>>15水槽の中にライサがいっぱいウヨウヨいるのを連想してしまうw
今まで八百長というのは真の実力者がわざと負けることであったが、
ルールを変え、ジャッジを買い、選手村に入らずに水をがぶ飲みすれば
無理やり勝つ八百長が可能なことが分かった!その新技に加点30点!