ジョニ子の乙女ないちにち その1

アンチ出入り禁止！！

ジョニー・ウィアー死ね

21：53　ファンにもらったバラをドライフラワーにする

22:13　お風呂のお湯をあわ立てる

22:45 風呂上がりの体を鏡でチェック

22:50　　バスローブを着てソファーに座って一息つく

22:55 お気に入りのボディローションとクリームを念入りにヌリヌリ

22:57　ヘレナルビンスタインのアイクリームで目元ケア

23:15 アロマオイル、アロマキャンドルで心も体もリラックス

>>2はPちゃんオタ決定

23:30
来客。未来ちゃんが泣きながら部屋に入ってくる。

リアルに想像できるｗもっとやれｗｗ

23:40
「どうしたの？未来？なんでも言って」ドラマを横目で見つつ人生相談開始

〜1:00
未来、乙女泣き。化粧のこと、フィギュアのこと、恋、勉強、etc……つもりにつもった小さな愚痴をぶちまける。
ジョニー、ひとつひとつ聞いてあげる。

話していて気は晴れた未来だが、泣き疲れてジョニーのベットで寝てしまう。

1:12
泣き寝入る未来ちゃんの鼻血を指先で拭い、そっと吹き飛ばす。

1:15 「どうしよう、お肌のゴールデンタイム過ぎちゃった・・・」と明日のお肌が心配になり、パックする

真っ赤なローズヒップティーをガラスのティーカップに注いで色を楽しむ。
少し冷めるまで、ローズオイルで指先のマッサージ。

化粧板すかw

1:30　パックもマッサージも終了し、神に「今日も美しく過ごせた事」への感謝の祈りを捧げて就寝。
　　　　ベッドは未来ちゃんに取られてしまったので、ハートクッションを抱えてソファへ。

1：32　ラベンダーのアロマオイルを2滴落としたアイピローをそっと瞼に乗せる

1:40　先月の全米選手権の演技が終わって、くつろいでるところをTVに撮られた
　　　ことを思い出し、悲しくなる。「あの時の私、完全におっさん化してたわ。」

3:00
友人から電話
「東スポが大変な事になってるわよ」
ttp://twitter.com/JohnnyGWeir/status/2245164597
このツイッターを見たニワカスケオタの東スポ記者が
「ジョニ子妊娠　　　　　か」の飛ばし記事
結局ジョニ子の妄想と判明
謝罪と回収騒ぎに

つまんない

一旦CM
ttp://www.youtube.com/watch?v=mhO-eruh6b8

6：30 今日も清々しく起きれたことにかんしゃして、十字架をきり、床を思い切り拳で叩く(笑)

6:45　しこたま床を殴打して気持ちが安らかになったので、朝のお風呂タイム。
　　　お肌のお手入れなどなどたっぷり2時間かける。特にヘアケアには入念に。

9:00
朝ごはんを作る。
「そういえばミライを起こさなきゃ……」

9:05 コットンパックをしながら未来が寝ている部屋に入る

「起きなさい、ほら」
「……んー」
連日の練習の疲れから、寝起きが悪い彼女。
ため息をつく。
冷凍庫から氷を一つ持ってくると彼女の首筋にそっと落とした。

それでも起きないので
仕方なく愛用の掃除機で優雅にお掃除

窓のふちにうっすら埃がたまっていたことに気がつき、激怒。掃除機をDysonに買い替え、デコする（薔薇）

疲れたのでおやつタイム
楽しみに取っておいたバウムクーヘンが・・・ない！！
未来に食べられちゃった〜と乙女泣き

9:40　仕方ないのでハーブティーだけいれてリラックスタイム
　　　レンタルしたＤＶＤを観ることに

こういうのを見るとフィギュアオタには腐女子が結構いるんだろうなと思う
笑えない創作を公開して喜びたがる気持ちがさっぱりわからん

彼の存在は一服の清涼剤でした
やることやった後は得点完全無視して
観客アピール
長く続けてね

そのDVDは｢魔法にかけられて｣や｢マンマミーヤ！｣。
みらいながすと一緒に踊り、歌う(笑)

いいぞ！もっとやれ！

スポーツニュースが流れて切なくなり声に出さす気になる人の苗字をバラに向かって話しかける

１１：００
「もうこんな時間か、ランチの準備しないと」
エプロンつけて手を洗う。

そうだ！ランチにedamameを茹でよう。
鼻歌を歌いながら鍋にお湯をわかす。

つまみ枝豆のギャグに大ウケして疲れたジョニ子は
またもや眠ってしまいました。

ジョニ子今ごろ何してるかなあ？

紅茶の香りで目が覚めるジョニー。
マホガニーのテーブルには真っ白なティーセットが。
ミライが紅茶の用意をしていたのだ。

「バームクーヘン勝手に食べてごめんなさい。
さっきユーハイムに行ってきたの」
しゅんとするミライにジョニーは微笑みかけた。

べノアの紅茶をジノリの白いティーカップに注ぐジョニ子。
未来が取り分けたバームクーヘンは自分の方が大きくカットされていた。

しょうがない子ね、まあいいわ。
さあたくさん食べて元気にフリーすべってらっしゃいと
未来を元気づけるジョニ子であった。

マカロワと長洲の演技を見終えて、よくがんばったね・・・とお兄さんぽくうなずく。
さて、午後のお掃除タイムだわ！
カーペットに綺麗なラインができるよう、掃除機をかけないと。

今日も、未来はくるかしら？
人差し指を口にあてて考えるジョニー。

そうだわ！カラフルなマカロンを用意しておきましょう。

大の仲良しのキムヨナがマオに勝って大喜び

さあ〜て来週のBE GOOD JOHNNY WEIRは
「アイクリームはこうやって塗るのよ」をお届けします　んがんぐ
ttp://www.youtube.com/watch?v=LQ9xgPjNIUc

えーとローションは首にもちゃんと塗るのね！メモメモ
ミライにも教えたげて。女として激しく反省した。

今日はｴｷｼﾋﾞｼﾞｮﾝの練習に行かなくちゃと、クローゼットを開け、おめかし開始。
鏡を見て、うっすら青い髭が生えているコトにきがつく。

日本で手に入れた深剃り二枚刃が役に立つ時。
（中略）
ほんのりローズ・ド・メの香るツルツルの肌を撫でて満足。
洋服選び再開。

お気に入りの服を身にまとい、軽い食事を終えたらTwitterなどチェック。
読んだり呟いたり読んだり。メモを片手にコスメネタ熟読。

やっぱり、アンチエイジングの基礎化粧品にシフトした方がいいかしら？
ミライの肌を思い出し、鏡をみながらため息をつく…。

1時間ほど暇が出来たので迎えが来るまでＤＶＤを観ることにする。
実は２４のジャック・バウアーが大好きで物真似しながら観ることもしばしば。
「ＥＸに出られなくて・・ｸｽﾝ、本当にすまないと思う！」

すっかりのめり込んで、野太い声でガンガン物真似に興じていたが、
携帯のメール着信で我に返る。
「あらやだ、ついテンションあがっちゃった(*ノノ)」

野太い声を出しすぎて喉が痛むので、ミントのキャンディを１粒だけ口に含む。

お迎えの車の到着メールだった。

ダマスクローズのパルファムを首筋と手首・胸元に。
コートを優雅な仕種で纏い、軽やかな足取りで車に向かった。

車の中で大好きなキムヨナの演技を鑑賞

>>58
という同国の黒いライバルも会場に向かっているとは知らずに

衣類を畳んでいるうちに楽しくなっちゃって、鏡の前でファッションショー状態に。
BGMまでかけてウォーキングの練習。

最後はやっぱり上半身裸に黒スパッツ、ハイヒールのコーディネート。そこで、一言。
｢コーディネートはこーでねーと｣(笑)

そこに臨時ルームメイトのベルビンが入ってきて拍手。
「素敵よジョニー（ダジャレも含めて）・・・でも歌姫になるのはやめて。いろんな意味で」
無意識のうちに全力で歌いあげていた事に気付き、ポッと頬をそめる。

帰国！……しかし荷物は手違いでシカゴに送られ、ちょびっとションボリ(´･ω･｀)

しかし気を取り直して新しいスリッパや歯ブラシを買い、帰宅。
ガンガンお掃除して、お気に入りのアロマキャンドルを灯し「お帰りなさい、アタシ」
入浴＋お肌と髪のお手入れの後は、慣れ親しんだベッドヘダイブ。

そしてくたくたのパンダちゃんと一緒にお休み・・・・・

起床

ドモホルンリンクルの無料お試しセットを思わず申し込む

何ここ超楽しいｗｗｗｗ

以前にもドモホルンリンクルのお試しセットを注文してた事を忘れていて断られる。

めげずにズミコーチの名前で再度注文

しょうがないのでちふれを使う

ちふれに目覚める
買い溜めするべく日本のドラッグストアへ行く

このスレﾜﾛｽw
前にあった中野友加里の一日スレを思い出したw

日本のドラッグストアに売っていた『かめのこタワシ』が気になり購入する。

来日したら、どんな店行くんだろう。

コスメコーナーで女子高生とポジション争い。
コスメデコルテ新商品をチェックした後、プルシェンコの為にコンドロイチン錠剤と自分へのご褒美にプラセンタカプセルを購入。
近くのティーサロンで少し遅めのティータイム。

練習しろよw

ＴＶ出演が立て込んで、なかなか練習の時間を割く事ができず、
アスリートとしての心が痛む。
とりあえず、寝る前にピラティスをしてスタイル、いや筋力維持に励む。

そして「ジョニー」と書いてあるハート形クッションとお休み・・・

朝のシャワーの後、バスローブをまとったままiphoneで
メールチェック。
相変わらず凄い数、ほとんどが人生相談。
プルとタカハシの名前をみつけるが、とりあえずタカハシ
だけ返信して、後は忘れる。

久々にリンクへ。
素足にテーピングやパッドを施し、怪我を防ぐのはアスリート魂。
しかし親指や踵のざらつきが気になってしまうのは乙女心。
早く角質落としてフットクリームを塗り込めたい！・・・が我慢。

久々に練習しながらさっきのメールを思い出すジョニ子
　タカハシ「最近アップになった時の小鼻の毛穴が気になるんだけど
　　　　　どうしたらいい？　それと試合前に剃った髭がインタビュー
　　　　　の時には生えてくるんだけどジョニーはどうしてる？」
　プル「最近アップになった時の肌の劣化が気になるアンチエイジングは
　　　何をすればいいだろう？それと鼻が大きくなっている気がする。
　　　気のせいだろうか？ジョニーはどう思う？」
タカハシにはお勧めのコスメをレクチャーしたジョニ子。
しかしプルには心の中でそっと
　　「気のせいよプル。それにいくら私でも宇宙人用のコスメは知らないの
　　ゴメンナサイ」と
つぶやいた。

素敵なスレ発見ｗｗｗ

wktkが止まらない

爆笑したｗｗｗｗ

＞それと鼻が大きくなっている気がする。
＞気のせいよプル。

盛大に吹いたｗ
結局タカハシ以外返信してなさそうだし。

これだけの笑える妄想が出来る
日本の未来は
きっと明るい。

きっと.....。

練習を切り上げる
スケート靴で白いつま先とかかとが傷む。

日本のドラッグストアで購入した｢なめらかかと｣を取り出しつつ、
｢小林製薬ってブランドのアイテムのネーミングセンスってアーティスティックよね｣
と呟いてみる

なにこの良スレwww
この日本の妄想力
何かに活かせないかな…

アイスショーの人が次のショーに向けての打ち合わせにやってきた。
「韓国の動画みたんですけど、ランビエールさんかかルディさんと即席ペア作ってやりませんかね？」
どうしよう。

せっかくならライサの長い腕で空高く放り投げてもらいたい
そしてリンクにかき氷が出来るくらいザックリ着氷してみたい

「やっぱり、女子には出来ないことをしたいのよね」

思わずアスリートの血が燃える。

取りあえずヒゲを剃って家を出る。

http://www.timewarp.jp/images/upload/2010/03/baflo_AINA175142-400x599.jpg

いざ、ライサチェクの練習場へ！！

いいのかジョニ子wライサに投げられていいのか？www

いいのw あのテナガザルに一瞬でも腰をつかまれて、おかまかっぷるといわれてもいいのw

しかし、ライサがいなく、のびのびと練習をできたジョニ子は思った。

『ライサは僕より年下なのにどうしてあんなにオッサンみたいな面なんだ…』

『でも、僕の美容方法を教えてライサが乙女になったら僕はどうなるんだろう…』

そう思いながらジャンブをしたら転んで靭帯をきりマスコミから選手生命をあやうまれる。

そこでハッと目が覚める。
「夢でよかった〜」と、白いフリフリのシーツの中で涙ぐむ。

さぁ練習練習・・・しかし練習に向かおうと車のハンドルを握った時、
マニキュアがはがれている事に気づき、そのままネイルサロンへ直行

車を運転しながらこう思った。
「ライサはなんであんなにエヴァンゲリオンみたいなのかしら。
エキシで出てくるときドライアイスでのシルエットに吹いたワ」

しかしネイルサロンに着くと、ガリーナが先回りして
入り口で待っていた。

「ジョニー！まずザクロジュースを飲みなさい」

ミネラルやビタミンが豊富だしここはオトコらしく
しかし小指は立てて一気に飲み干す。「ふぅ。」

幸せな気分になったところで
「ライサはどうやったら可愛らしくなるのかしら」と考えてみる。
細長すぎるのよ、もう少し筋肉があったほうがいいわ
いっそのこと肉襦袢・・・・ああ、それは絶対ダメだわキャラが違うわ。
とにかくあの黒い衣装だけでもなんとかした方がいいわね・・・

リンク脇のベンチに腰掛け、ノートにささっと「ライサにもっと似合う衣装」のスケッチを描き出してみる。
やけに耽美なライサ像ができあがってしまい、頬の紅潮と吐き気が同時に訪れる。
と、背後からガリーナ登場。
首根っこを掴まれ、リンクへと放り出される。

「どうしたのジョニー」

二杯目のザクロジュースを持ってきたガリーナが、黙り込むジョニーに話しかける。

「ええ・・ちょっと悩んでいるの・・・ねぇ、ライサはよく見ると素敵よねガリーナ？」

「えっ・・・ま、まさかあなた！！」

思わずザクロジュースのカップを落としてしまうガリーナ。
足元に血痕のような染みが広がる。

「ライサと何があったの・・・ジョニー！！」

>>101さん「吐き気」ﾜﾛｽｗ　

ともかく
鬼の形相のガリーナを後ろに、リンクへ出るジョニー。

ジョニーはいろんな思いを抱きながら思った。

『アタシはジョニー？ジョニ子？ジェニー？』

Japanのファンはアタシの事凄く理解してくれてるけど、なんでジョニ子なの？

やっぱりアタシは女の子なのかしら？

でもアタシは誰がなんと言ようと男よ！

ほら！ごらんなさい！！

しかしポーズは腰振りうっふんあっはん

>>105の参照映像
ttp://www.youtube.com/watch?v=qTaVkbl3Dp4

※日本ではしばしばジョニ子＝女に子と書かれる事があります。

入浴。
女に子って可愛い響きね…と、言いながら手のひらに乗せた泡をフゥっと吹く。

世界選手権ジョニ子出るの？

今日はどんだけ練習したんだｗ

ロッカーで着替え中携帯が鳴る。
メールの返信がないことにキレたロシアのあの人かららしい。

とっさに留守電にして、何事もなかったかのようにタオルを巻き
シャワーへ向かう。

タオルはもちろん、胸元から巻いたわ

>>111
アイツかｗ

wktk

シャワー後、まずはお肌のケア。美白パックを顔に塗って、何気なく携帯をみると留守電がいっぱい。
全部同じ名前。しかもまた鳴った。
いやがらせかしら、ならこっちにも考えがあるわよ、と思ったけど思い直して出る。
「ジョニー！？　妻のヤナがマオにキスしてもらったことでへそまげちゃったんだ。何か機嫌を直すいい方法ないかな！？」
自業自得じゃ。

続きマダー？

電話を適当に受け流して切ったら、数分後宇宙人からデコメをもらって泣きそうになる。
しかし華麗にスルー。
お部屋のグリーンに栄養剤をあげながら話しかけたりしてたら、だいぶ気持ちが落ち着いた。
「明日はクローゼットの片付けをしなくちゃ・・・自分でもわかってるけど、買い物しすぎ」
ちょびっと（本当にちょびっと）反省。

マオがキスしてるみたいに見えるけど、プルはマオをガッシリつかまえてるから
どっちが無理矢理なのかは一目瞭然ね・・と、ネット画像を見つけて笑うジョニー。
「無理矢理」って、いい響きね・・・と何となく思う。

「無理矢理」かぁ・・・・・・・・・・・・なんか落ち着かない気持ちになってきたので、
鏡に向かってエレガントなセレブスマイルや気さくでキュートなスマイルの練習をしてみる。
しかしいつしかビッチなアヘ顔の練習に没頭してしまい、ふと我に返って照れる。

次のパーティでの写真はまたGAGA版ギャルピースで行こうか。
それとも・・・

そして、振り返れば奴が居た。

「タ、タラ！」

>>122
そう来たかｗ

言わせねーよ？



数字板じゃないからな

>>124
我が家乙。ナイスストッパー。


タラと今後の戦略など打ち合わせしつつ、毛皮のコレクション披露。

「好きなの持ってっていいよ？あ、これとこれとこれはダメ。これとこれも」
「大事にしまっときなさいｗ」
タラはいろいろわかってくれてる・・・嬉しいので、お気に入りのハーブティーでもてなす。
翌朝、むくみが出ないように、フェイスマッサージも伝授。

>>125さんも乙。

「ああ、気持ちいい・・・」

思わず目を閉じるジョニ子に、タラが囁く。

「顔に何か、描いてもいい？」

あ、ジョニスレ見つけた！と思ったら、何なんだここはw
もっとやってくれ！

>>127
是非、ご参加下さいｗ

物覚えの良いタラは、早速ジョニーにフェイスマッサージを施す。

「ああ、素敵よタラ・・・」

ふふ、と微笑むタラの右手には、マッキー極太が握られている。

なんか文体がエロ小説みたいな感じでウケる。

みな夜中になにやってんだw

>>128

「ジョニー、目はつぶったままでいてね」

タラは、手にしたマッキー極太で、ジョニーの顔にうろ覚えのヒラガナを一文字、書いてみた。
「ヅ」

>>130

ごめん
×ヒラガナ
○カタカナ

「やだ、あたしったらボディのケアもしなきゃだわ。」
ふと我にかえったジョニ子。
「ん〜っとど・れ・に・し・よ・う・か・なっ☆
……コレ！」
手にしたのは日本のエンジェルが貢いでくれたロクシタンのボディバター。

「あ〜ん、いい香りだわ。ファンタスティック！」
バッドロマンスを口ずさみながら膝立ちになり、ヒップラインは特に念入りにバターを塗り込む。

♪プルリラ〜

やだ、またメールがきたわ！誰かしら？

ミライからだった

ミライからのメールを喜んで開こうとしたその時、
見知らぬアドレスからのメールを発見した。

件名は「ハーイ！！ジョニー！！」と親しげだが、
アドレス「black_long_leg＠・・・」

（こんな人知らない。怪しい、怪しすぎるわ）

しかし人生全レスのジョニーは開けてしまう

件名：ハーイ！！ジョニー！！

いきなりメールを送ってごめんなさい。エヴァンです。
携帯の機種を変えたので、僕のメールアドレスを教えておこうと思ってメールしました。
ところでジョニー、タニスのメルアドを知らないかな？
彼女も新しいのに変えたんだそうで、変えるとき僕も同じのにしたんだ。
他の人にも聞いているんだけど、皆知らないって返信でね。

じゃあ返事待ってるよ！

一生待ってなさいよ、アンタは・・・と溜息をつきつつ、携帯を置き、朝のグルーミングタイム。
鏡に映った自分の頬に「ーニョヅ」とマッキー極太で書かれているのを見て、
タラのお茶目ないたずらに気付き爆笑。

「まったくもうタラったら・・・どんな仕返しをしてやろうかしら」

柘榴ジュースにスッポンの血でも混入して飲ませてやろうか、などと考えつつ
クレンジングに取りかかる。が、落ちない。
競技の際メイクに使っているペンとはわけが違う。

仕方がないので、ーニョヅを隠すために顔全体に黒いファンデーションをぬった。
「やだ…こんなに真っ黒な顔で外を歩くなんて…」
誰かの顔が思い浮かび、困惑する。

『ついでに前髪をうしろにもっていこうかしら…』

＠コスメで評判の大島椿油を髪全体につけてみる

そして・・・
黒い全身タイツを着て鏡を見てみる。
「みんなを驚かせるつもりだったのに・・・これじゃ、まるで顔まで黒い顔なしだわ。」とつぶやきながら、マカロンをひとつ食べてみる。

マカロンを食べながら一旦、全身タイツの頭部分を脱ぎ、タオルをチンして蒸しタオルを作り
大島椿を塗った頭にかぶせて「大島椿の蒸しタオルパック、完成☆」

3分程おいたら、もうサラッサラ。でも毛髪もきになるコノゴロ....。

『コストナーさんオススメメニュー』に匹敵する素敵なスレ発見で嬉しいよ！

３分経ってタオルをとり、ロクシタンのシャンプーで２回洗い流し、
30センチ開けてドライヤーをあてるジョニー。

しかし、ポマードを付けたかのようにべったりしている。

日本女性のセミロングに対する使用量を付けてしまったようだ。

仕方なく再度浴室に戻ってシャンプー。
間違えてロクシタンのシャワージェルで髪を洗い、バリバリになる→再度洗い直し

アンジェリカの香りは甘過ぎるかしらと悩みつつ、頭皮マッサージブラシと併用してシャンプーする

仕上がりにうっとりする
ローズの香りに包まれて、気分はヴェルサイユの女王様

ローズの香りでひらめく。
次のエキシ用演目は「薔薇は美しく散る」にしようかしら？

こうなったらフィギュア界に乙女革命を起こしてやるわ！
意気込んでバスルームを出ようとしてベルサイユ石鹸じゃない
マルセイユ石鹸を踏んづけてすっ転んでしまった

「ああこんな時、パリスがいてくれたら・・・助けて、パリス！」
湯あたりと脳震盪でクラクラして立てず、倒れたまま乙女泣き。

すっ転んだところをライサに見られちゃった
な、なによ、おかしかったらヴェルサイユ・・・じゃない、リンクにいらっしゃい

なによ…なに笑ってるのよ…
なによ… なにーよー
らいーよー


ライーヨー

はっ！？こんなときにJapanese dajaleを考えてる私っ…

Japan…なんだったっけ…
あっいけない、Japanのファンから貰ったぬか床いじるの忘れてたわ
前にかき混ぜたのいつだったっけ？頭打ったショックで思い出せないわ
確かキュウリとニンジンを漬けてたはず…
うわぁ、怖いわ〜見たくない〜考えたくないわ〜

どうしよう…
そうだペタに送っちゃえ
えーと「動物性の物は一切使っていないヘルシーな食べ物です（はぁと）」

ライーサー いらっさいっ！

（我ながら面白いかもっ）

ライサ「おもしろいつづけて（棒読み）」

ちょっとたるんできたぞ
住人もっとガンガレ

なんという良スレ

マルセイユ石鹸で足を滑らせて転倒し
頭がおかしくなったままのジョニ子は続ける

『熱々あんかけチャーハン対決よ！』

ライサの横に隠れていたデニス・テン君は今後のためになると勘違いし、真面目に反応した。

テン君『はい！ではあんかけチャーハン持ってきます！』

といってもアフガニスタン生まれのテン君、アンカケチャーハンが何なのかさっぱり。
コーチのタラソワおばちゃんに聞いてみる。

>>156
カザフスたん

……すんませんミスりましたorz
カザフステンで覚えているのに何やってるんだorz

「練習なさいっ！」
ジョニ子、鬼の形相のガリに首根っこを掴まれ、再びリンクに放り出される。

リンクで練習しているジョニ子をリンクサイドでチェックするガリ。
ガリに接近するタラソワ
タラ「どう？ジョニ子は？」
ガリ「あら、タラじゃない。マオはいい感じじゃない。」
2人が話しこんでいる姿を観てジョニ子は、

四股をふんだ。

四股はスモウレスラーが踏む物で股関節や
足の筋肉の強化に役立つのだ。
それを見たマオは吹いた。

そしたらなんと4回転に成功してしまった。

ジョニー思わず

カザフスたん・・・・(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
アフガニスたん・・・(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

プルにメールしそうになったが、
「何かの拍子にまた鼻の話題になったらどうしようかしら・・・」
一旦開いた薔薇デコピンク携帯を、少し考えた末そっととじる。

あんかけチャーハンを持ってきたテン君に
お駄賃として使いかけのリップクリーム５００本をあげる

ありがたく受け取るテン君

これで唇が割れることもなくなる！セクシーリップを手に入れた！

嬉しさのあまりテン君はジョニーに

接吻をせまる。

アッー！

や　ら　な　い　か。

もうネタ切れかwww

タネ切れだなんてそんな・・・あら？やだわぁ、と思わず頬を染めるジョニ子。
いけない、某スレで「オ○ンピック」なんて言葉を目にしてしまったから
アタシとしたことが、ちょっと混乱しているようね。
あんかけチャーハンの後はウーロン茶・・・・と思っていたけど
セントジョーンズワートのお茶にしてみる。

絶望的にまずい。

セントジョーンズワート茶を貰ったテンくんは微妙な顔。

「これ体にいいのよ？」
「………そうなんですか」

お子様味覚のテンくんの為に、ジョニーは仕方なく、フォートナムメイスンのワイルドストロベリーを用意した。
ミルクを多めに入れてやる。

「いちごミルクの味だ！」
ご機嫌で紅茶をお代わりするテンくんに顔が綻ぶ。

その時チャイムが鳴る。
誰かしら、と覗いてみるとライサだった…

もういい・・と、自暴自棄になってリンクへ出るジョニ子。
その後姿を見送るテン。
僕も、いつか姐さんみたいに「うっふん」が出来るようになりたいな。

ライサ・・・
遠くから見ると、本当に巨大ナナフシみたいだわ・・・

21:21 ダメ元で試しに胸の中心をこすってみたらグレープフルーツの香りを出すことに成功
　　　嬉しさのあまり顔がほころぶ

※シルク姐さんによると、胸の谷間をこすると女性ホルモンが出るそうです。
グレープフルーツの香りがするそうです。

そのころ小塚は今までにない背筋の悪寒に襲われていた。
「・・・テンくん？何かあったのかな」
気を落ち着かせるためにグレープフルーツジュースでビタミンCを補充するも、胸騒ぎが収まらない。
高橋が美の究極神？に教わったとかいうフェイスマッサージを試す。

>>173
いいこと聞いた、っつーか女性ホルモン出るんですかｗ凄いなwww
ということで嬉しくなったジョニ子は

「ライサー！」

巨大ナナフシを呼び止める。

「ちょっと上着脱いで。ムネの谷間出してもらえる？」

えっ・・・
しかしライサの顔色は変わらない、黒すぎて。

「やあねぇマッサージよ、ヘンな顔しないで」

ヘンなのはどっちだ。

＞ヘンなのはどっちだ。

耳下のリンパ腺が痛くなるぐらい笑ったｗｗｗｗｗ

>しかしライサの顔色は変わらない、黒すぎて。

吹いたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

吹いたwww

http://livedoor.2.blogimg.jp/panakko/imgs/5/5/55d4813e.JPG

グレープフルーツの香りがすると思い、思いっきり胸元をこするジョニー

だんだん我慢ができなくなるライサは拳を握りしめる。

ジョニーはガッツポーズと勘違いして、さらにこすり続ける。

『痛いのはスピリチュアル的な好転反応よ』

胸の谷間を擦られながらライサが「ぼくのメール見てくれた？」と聞いてきた。
しまった・・・忘れていた、あのメールスルーしていたんだわ。
いくら擦ってもグレープフルーツの香りがしないし、どうやって、この巨大ナナフシから逃げようかしら・・・

とりあえず「はい、タニスのメアド」と嘘をついてプルのメアドを紙に書いて渡しておいた

とりあえずライサチェックを洗濯機に押し込んで『脱水』モードにかける。
思う存分スピンできる環境に、ライサチェック御満悦。
その隙に部屋から抜け出すジョニー。


一方、ハーブティーを飲み干したテン君
｢あれ？おかしいな。さっきお昼寝した…の…に…｣
深い眠りに落ちたテン君
柱の陰からその様子を覗いて不敵な笑みを浮かべたのは…！

胸を擦られつつ、ライサはふと我に返る。
胸の谷間ぐらい幾ら出しても構わないが、その状態でジョニーが側にいるというのは問題だ。
写真週刊誌にでも撮られたら、変態メダリストとして名を馳せてしまう・・・
あのロシア人のお仲間になるのはご免だ。
仕方が無いのでジョニーをリンクへ引っ張って行く。

「滑ろうジョニー！！あははは！！！」

ムリに笑顔を作るライサの顔は蒼白だが、やっぱり黒くて分からない。
彼の脳裏には、変態プルシェンコの笑顔が駆け巡っている。
あの野郎・・・。

http://waranote.blog76.fc2.com/blog-entry-2023.html

パトリック・チャンだった。
チャンは落ち着かない様子で何かを探していた
テン君が眠っているのを確認したチャンは
するどい目つきで　ある物を確認した
「これだ！」
薔薇の冠を自分の頭にそっとのせた。
そして携帯を取り出し自撮りした　何回も・・・

ジョニ子がひと滑り終えて戻ってみると

熟睡しているテン君
水分が抜けてナナフシの干物状になったライサ
怪しい動きのパトリック・チャン

以上三点が視界に飛び込んできた。

「な、何があったの・・・」

ふとジョニ子は、パトリック･チャンの近くに白い風船が浮かぶでもなくポツンと立っているのを見つけた。
「あら、何か書いてあるわ…」

「ジョニー、君は僕のマレット仲間」　プルシェンコ

余談だが、ベルビンちゃんのアドレスを知ったライサは、喜んでメールをした。


ライ『やっと君にメールできるよ。』
プル『お前は誰だ？』
ライ『意地悪しないでくれ、ライサだよ。オリンピックでの君の演技、素晴らしかったよ。』
プル『…喧嘩売ってるのか？』
ライ『何を言ってるんだい、ベイビー。リンクに映える金髪も素敵だったよ』
プル『…喧嘩売ってるのか？』

ち、違うわ・・・どうしよう、アタシはマレットでも、金色のパンツなんか履かない。
幼児プレイなんか有り得ない、お仲間にされたら困るわ。
うろたえるジョニ子が周りを見渡すと、怪しげな挙措のパトリックがいる。
何故か手元にあるマッキー極太で「ジョニー」の名前を消して

「これ・・・あげるわ」

微笑みながら白い風船をチャンに押し付け、脱兎の如く逃げるジョニ子。
そこに宇宙船がやって来る。

>>189
続けてください、修羅場が見えるwww

プル「お前はシングルなんてやめてアイスダンスでもやってればいいんだ」
ライサ「ぼ…僕をダンスに誘ってくれてるのかい？一緒に踊ってくれるのかい！？」

ライサ『好きだ』

ライサ『　す　き　』

ライサ『大事なことだから２回言いました』

連絡がとれたことに自信を得たゆえ返事を待たず送りつづけるライサ。

100通送った。


ロシアが動き始めた

宇宙人vsナナフシ、メールの攻防戦おかしすぎるｗｗｗ
動いたのか、ロシアが！！


ジョニーはテンくんを連れて夜の街へ。
「シンデレラは夜遊びして王子様に巡り会ったの」
「・・・（僕はまだシンデレラと出会うには早いような）あのー、お部屋あのままでいいんですか？」
「なぁに？」
「宇宙船とか、チャンさんとか」
「ドラマティック・クイーンはそんな事気にしないの」
そういうもんなのか、と素直にうなずくテンくんのささくれた唇に、
ジョニーはリップクリームを塗りたくってあげるのだった。

フィギュア不毛の地から彗星のごとく現れた16才。ただ者ではないようだ

テン君（尊敬するライサさんのもとに、なにか危険なことが降りかかる予感がする…）

しかしまだ彼はあとげない少年。
ジョニーに塗ってもらったサクラの香りのするリップクリームに喜び、
どうでもよくなり

とりあえず夜の街にくりだした。

ジョニ子「さ、街に出たしdinnerを頂きましょうか」

テン「何食べよう？やっぱり肉がいいな」

ジョニ子「はい却下。アータ分かってないわね、あたし達はスケーターよ。」

テン「じゃなに食べるのさ？」

ジョニ子「ヘルシーな日本食にしましょ！それならミライも呼んで詳しく教えてもらうべきね」


スワロフスキーのクラッチバッグから携帯を取り出すジョニ子。
バッグの中にはグロスやファンデ等の最低限の化粧品が入っている。

ジョニ子「そろそろ春色ファンデもチェックしなきゃだわ…あ、ハーイミライ！今から一緒にdinnerしましょうよ。カザフステンもいるわ。」

未来｢日本食ならウチのお寿司食べにきてぇ〜｣

その頃、小塚はスケートリンクにいた。

華麗にジャンプ！しかし着氷失敗で転倒。足元に違和感を覚える

｢あれ？靴ひもが切れてる｣ノブナリ状態だ。

ここは号泣…してる場合じゃない！やっぱり何かいやな予感がする。

家族？友達？それとも弟のようにかわいいテン君？…何かあったら大変だ！

胸騒ぎを覚えた小塚はスケートリンクを飛び出した。

しかしその正体は彼の想像をはるかに超えるものだった。

８０１板かと思ったｗｗ

>>189-192　最高！
続きが楽しみ！

テンくんはメール着信音で目を覚ました。仲良しの小塚からだ。
『唐突だけど、何かあった？なければいいんだけど』
ねぼけまなこを擦りながら、返信。
『昨夜ジョニーとお寿司食べた。おいしかった！今、彼のベッドの中』

小塚、愕然。


その時ベッドの主ジョニーは、ミライとリビングでDVDを見てキャーキャー盛り上がっていた。
「日本のドラマってファンタスティック！ねえ、リアリティ・ショーはない？歌番組は？」
夜通しDVDを見ていた二人の目の下には寝不足グマ。
早々に一人で眠ってしまったテンくんのツヤツヤ天使肌とは対照的なのだった。

ちなみに昨夜のことだが。
金色に輝く宇宙船と邂逅したPチャン。
宇宙人の激しい怒りはロシアを動かし、
国家の最重要機密であるはずの宇宙船が発進してしまったのだ。

宇宙人「やぁ。この国の黒ナナフシに天誅を与えにきたよ。
　　　　ジョニ子も一緒にどうかなと思って寄ったんだけど」
チャン「あわわわわわわ」

　　　（宇宙人、筋肉すげぇええええええ！！！）

ちなみに宇宙人の怒りが頂点に達したとき、その肉体が隆起し、
まとっていた服はびりびりになったため、金色のパンツ一丁になっていた。

息を切らしながらジョニーの家に到着した小塚。

息を整えながら改めて見上げて愕然とした。

「う・・・宇宙船・・・？」

ジョニーの家の周辺に複数の宇宙船がオブジェのように突き刺さっていたのだ。

びっくりして、立ち竦む小塚の目にエアロと散歩をしている真央が見えた。
「真央ちゃーん。」と大きな声で呼んでみたが聞こえないみたいだ。
小塚の声が聞こえない真央は、エアロと楽しそうに歩いている。
あっ!あれは、エアロじゃない!!!
小塚は、目を何度もこすって確認したがやはりエアロではない。

カオス

あまりの恐怖にPちゃんの瞳孔は開きっぱなし。

すると突然宇宙人の携帯が鳴った。

「ジェーニャどこにいるの？！病院へ行く時間よ！
それから肉襦袢、ア○ロンしようと思ったのにないのよ、
まさかあなた」

皆、一体どうしてしまったんだろう。
昨夜、何があったんだろう。

「この宇宙船はニジンスキー型、じゃないアダムスキー型だな・・・」

小塚は恐る恐る近づいていく。

一体何が起こったんだよこのスレｗｗｗ　立った当初から見てるがこんなカオスじゃなかったぞｗｗｗ
もっとやろうかｗｗｗｗ

天の助けかミツンの助けか。プルの妻ヤナから電話が入った。
「え、もうそんな時間？　まだジョニーの家についたばっかりなんだけど」
金パンツの中から携帯電話を取り出したプルはヤナに答える。
「アメリカにいるの？　早く帰ってらっしゃい！　ＵＦＯはいつものように赤の広場に止めるのよ！」
「はーい。しょうがない、ライサにはまた今度会いに来よう。次は女装して来ようかな」

おそロシア･･････Ｐちゃんはぽそりと口にした。
金色に輝くドーナッツ状の宇宙船は、プルシェンコを収容すると、銀色の二つの子宇宙船を連れ、ロシアの空を目指して飛んでいった。
濃紺の夜空には、金色の天使の輪のようなオーロラが光っている。まるでプルの髪の毛のようだった。

宇宙船が飛び立つ音に、振り返って空を見上げた真央は、うなるクワッチとともにあまりの事に呆然と立ち尽した。そして同じように呆然と佇む小塚を見つけた。
「あっ、たかちゃんだ！たかちゃ〜ん」
真央は小塚を呼びながらクワッチを抱き抱え、走って小塚に近づいて行く。

うなるクワッチwwwww

なんという良スレwww

｢あれ？たかちゃん
いつアメリカに来たの？何で路上でスケート靴履いてるの？｣

小塚はここに来るまでのことをよく覚えていない。

どうやらテン君を心配するあまり
スケート靴のまま全速力で街中を駆け抜け、海にたどり着き、思いっきりジャンプをしてクワド一回で

日本―アメリカ間を渡りきってしまったようだ。

これはｗｗｗｗｗ
カオスｗｗｗ

「ま、真央ちゃん…実は…」
小塚は真央に近づこうとしたがうなるクワッチが怖くて近づけない。
そこへUFOにお別れのキスをしようとしたジョニーが外へ出てきて2人を見つけた。
「あれ、2人ともどうしてここへ？」
真央に抱かれたクワッチはとたんに甘えた声を出してジョニーに飛びついた。

一方、ジョニ子家の壊れた屋根は、事の発覚を恐れた某国機関が
大急ぎで修理し、その場にいた瞳孔の開ききった男は拘束され
連れ去られて行ったのだった。

その頃、日本―アメリカ間では原因不明のハリケーンが東海地方からアメリカに向けて起こったという事で、ニュースを賑わしていた。太平洋沿岸には、ハリケーンの影響で約100匹のオトヒメノツカイが打ち上げられていた。

小塚はそんな周囲の騒ぎをよそに見事に着地、そしてつぶやいた。
「両足…だったかな？」

小塚は真央に尋ねた
「僕達は仲の良いお友達だよね？」
「そうよー仲良しのお友達」
真央はつぶやいた。
小塚は、そっと真央の肩に触れた　その時
ジョニーの声がした
「真央〜ネイルするよはやくおいで！」
真央は、ジョニーの家に中に入っていった

小塚は遠くを見つめながら
「あ〜モーーー！」と再度クワド
日本に戻って行った

ミライはふとベッドの隙間に干からびた黒ナナフシを見つけ、キッチンでお湯を沸かすと、
「家の寿司屋では、かんぴょうをこうやって戻すのよ」
とジョニ子、真央、テンに説明しながら黒ナナフシにケトルでまんべんなくお湯をかけた。

黒ナナフシ
熱さでバタバタともがく。

不妊によいザクロジュースを飲みながら
じっと見つめるジョニ子。
真央は笑っている。

ライサいじられすぎｗｗｗｗ

クワッチｗｗ

ジタバタしていた黒ナナフシはそのうち動かなくなってしまった。
大丈夫かしら…？
と心配になってみんなが心配になってのぞきこむと
黒ナナフシはガバッと飛び起きた。

高速スピンの快感に捕らわれたナナフシ、

自ら洗濯機に入り『脱水』のボタンを押す。グルグル


一方日本に着いた小塚、
｢あ、テン君が心配で行ったはずなのに…忘れてた｣
再びクワドでアメリカにとんぼ返り、短時間で３回は流石にキツイ

しかしコツを覚えたのか先程よりも美しい着地が出来た。

｢確かジョニーのベッドの中って…まさか｣

小塚は震えるてでジョニー宅チャイムを押した。

チャイムのメロディーが『徹子の部屋』だった。
｢僕ももっと有名になって、徹子さんの取り調べを受けられる人になりたいな｡｣

そんな事を思っていると玄関が開いた。

ジョニーに導かれるまま部屋に入るとそこには…！

顔に「たかひこ」と書いたお祖父ちゃんがいた。

一方、病院の診察が終わったプルシェンコは、もう一度ライサから受け取ったメールを見ながら、ジョニ子家に戻る事を決めていた。

小塚祖父の隣には、高橋大輔が「ガンバレ」と日の丸のフェイスペインティングをして座っていた。
「生クワッチがいると聞いて」

ジョニ子の乙女な一日じゃなくなってるｗ

高橋の正面に黒地にピンクのフリルのついたエプロンを着けたジョニーとアシスタントの真央とミライが、高橋のネイルケアをしていた。
「ダイスケ、カラーは何色がいい？」
ジョニーがジェルネイルのサンプルを高橋に見せた。

>>173
751 名前：氷上の名無しさん＠実況厳禁[sage] 投稿日：2010/03/06(土) 13:26:09 ID:xADKQBKg0
シルク姉さん「胸元擦るとフェロモンが出る私のはグレープフルーツ」って言ってるけど
そこは耳の後ろと同じく加齢臭が出ると言われてるところです

さてどうするジョニ子

光彦大輔2人の顔にかかれた「たかひこガンバレ」の文字。
今、ここで何を頑張ればいいのか。
小塚の頭の中は少々混乱していた。
クワッチは相変わらず小塚を見るとうなり声をあげている。

生クワッチを見られただけですっかり感激していた高橋は、ネイルに関してはノーアイデアだった為、とりあえずすべての指にクワッチの顔を書いてもらう事にした。

そこへやってきたのは、脱水スピンを終えた巨大ナナフシ。
ジョニ子宅に集う皆に携帯の画面を見せびらかしながら、
「タニスから、アイスダンスを誘われたんだ！僕は本当に幸せ者だ。だけどシングルもまだ捨てられない。どうすればいいんだ、おぉ、神様。」
と言った。腕を無意味にバタバタさせながら。
ジョニ子「シングルはもういいじゃない、金をとったんだし。」
ミライ「いつの間に復縁したの？」
テン「…(ライサさん、かっこいい。)」
小塚「いいんじゃないですか、ダンスにはジャンプありませんから。」
高橋「たかちゃん、爆弾だな。」
小塚祖父「日本に帰りたい。」
真央「タニシって、あの池やたんぼにいる巻き貝ですか？」

Ｐちゃんの瞳孔は、開くばかりだった。

外で大きな声がした。
「うるさいわね〜」
ネイルの手を止めて窓から下を覗くと、
口ピアスのスウェーデン人が空に向かって何か
叫んでいる。
「ちょっと、静かにしてよ！！」

いつの間にか集ってるし
ジョニ子の人徳かｗｗ

一方、安藤美姫と荒川静男はアメリカへ向かっていた。

美姫『もうちょっとぉ〜黒くすれば〜表彰台狙えたかな〜』
静男『…炭火？（微笑）』

「もう一度宇宙船が来るように、信号を送っているんだ。君も良かったらご一緒に」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

ついついつられてしまったジョニ家の一同は、照れかくしに思わず「鐘」の振り付けで自ら両ホホを叩くのであった。

美姫の心にあったのは、黒ナナフシであった。黒ナナフシくらい黒ければ、あるいは…。
静男はそんな美姫の心を知るよしもなかった。

財前教授の総回診です
､＼　　　　　　　 ／
|＼＼　　　　　 ／E|
| ‖ ＼＿＿＿＿｜ ||
| ‖　｜　　　 ｜ ||
|_‖　｜　　　 ｜ ||
/○∧∧∧_∧∧∧○丶
(ﾟ(･∀(´∀`)_>`)ｰﾟﾐ
(y(<v>( <Ｖ>)<v>)>l)
|_|_:_|＿:＿|_:_|_|
∪(_(_(＿)＿)_)_)∪

では>>1-240さんの手術を
しよう｡多分食道癌だ｡
切除すれば必ず治るか
らね｡ 渡欧前にさっさ
とすませてしまおう｡

4年前に女王が宇宙人を解凍したの思い出したｗ
もっとやれｗ

ジョニー宅の近所にある公園では、一人のチェコ人がある練習に励んでいた。

日本のファンに教えてもらった『鬼瓦』という顔芸だ。

｢この技を決められれば
次の大会ではきっと優勝出来る！｣
そう、彼はオリンピックという大舞台で春日のコスプレをしていたあの男だ。
しかし、より完成度を高める為には、ある人物の協力が必要だと聞かされている。

その人の名前は
『デニス・テン』

よく分からないが、テン君に紺色のスーツを着せて、横に立ってもらえばいいらしい。

テン君が嫌がったら無理矢理にでも連れ去ればいいや…

そんな軽い気持ちでチェコ春日は、ジョニー宅へと向かった。

と、チェコ春日の目に信じられない光景が。ニジンスキー型の宇宙船がジョニ子宅の屋根を破って突き刺さるように着陸するところだった。

テン！テンを今失ってしまったら…

チェコ春日は思わずジョニ子宅の呼び鈴を鳴らした。

なんだかんだでスキンケアを忘れていたことに激怒するジョニ子
「いけない・・・、怒ると皺ができるわ・・・、スマイルスマイル・・・」
スクワランオイルで念入りにお肌をマッサージ
手に残ったオイルで女性フェロモンを出すために、再び胸の谷間をこする

入念なケアが終わり、「さ、ワールドに向けての練習しなきゃね」

リンクに着くとガリーナが妙に優しかった。
ガ「ジョニー、プレゼントよ。バレンシアガのバッグ」
ジ「わーい」
ガ「あとこれアンタに似合いそうだと思って。ディオールのジャケット」
ジ「わーい」
ガ「あと、アンタが欲しがってたトンガリ靴も買っておいたわよ」
ジ「わーい」
ガ「さ、じゃこれからSP、FSのランスルーをクワド込みで100回づつするわよ」
ジ「え・・・」

ネタスレにマジレスですまんが
ライサはタニスとはもうおトモダチで新彼女できてるよ
ttp://www.kon-katsu-news.com/news_k0Bx54jD5.html?right

まずはSP、テーマはSEX。

黒にピンクのアクセントをつけたレオタードふうのコスチュームに袖を通す。

ジョニ子「このデザイン、本当はハイレグに黒タイツが良かったのよね」
とポツリ。
そこに現れたのは美姫とゲデバニシヴィリ。
美姫「十分レオタードに見えるわよ」
ゲデ「ほんと。ちょっと露骨すぎるくらいよ」

ジョニ子「おだまんなさい！おっぱい娘！」

野暮ねぇ
みんなわかっててやってんのよ…

おっぱい娘とプリケツジョニーがリンクで喧嘩をしているとき

ジョニー宅では

高橋がジョニーに施してもらったネイルを眺めていた。
クワッチが毛の生えた栗にしか見えない。
残念ながらジョニーには絵心が無いようだ。

昼寝をしようとベッドルームに向かうテン君
扉を開けると宇宙船がベッドにメリ込んでた。
昼寝を諦めて賑やかなリビングに戻るも眠気には勝てず
小塚の膝枕でスヤスヤと眠ってしまう。

一方、チェコ春日は呼び鈴を押し続けていた
指先から血が滲んでいる
それでも押し続ける
呼び鈴が壊れているとも知らずに。

ライサの脱水機スピンおもれ〜

このスレ神だなｗｗｗｗｗｗ
ミハルとアドリアンも参戦で更に楽しくなりますね＼(＾0＾)／
みんながんばれｗｗｗｗｗ
そして>>235カオスｗ

一方UFOの中の宇宙人は携帯電話をにぎりしめている。
メールボックスはライサの名前でいっぱいだ。
『君のさらさらのブロンドヘアをとかしてあげたいよ』
『今度僕の家に遊びにおいでよ、金メダル見せてあげるよ』
『君のためにがんばって取ったメダルなんだよ、きっと君が喜ぶと思って』
百通以上のメールを読み返していると再び怒りがﾌﾂﾌﾂと込み上げてきた。
「地球に来て○×年…こんな屈辱はあのカメムシ野郎に負けたとき以来…
いや、それ以上だ！あの黒い棒め、どう料理してくれよう…」

ジョニ子に戻れよ

>>253
wktk

＞君のためにがんばって取ったメダルなんだよ

個人的にはこのメール、プーチンに転送すると良いのではと思う
KGB的にさっくり処理してくれそうな気がするｗ

宇宙人が黒い棒の料理法を100以上考えついていた頃、
ジョニー宅では集った仲間？たちが直径4cmほどの黒い棒をくわえていた。

このフトマキという寿司を食べると幸せになれる、という言い伝えが日本にはあるらしい。
「エホウってなんだろう。きっと自分の好きな方向ね」
大好きなロシアに向かってフトマキを乙女バキューム食いするジョニー。

テン「何をお願いしたの？」
ジョニー「ナ・イ・ショ♪」
人差し指を立てた秘密ポーズとウインクの色香に、部屋の観葉植物が咲き乱れる。

背後ではミライが親に習った「雛祭り祝い用ちらし寿司」を作っている。
女の子の節句なので、ジョニーを始めとする乙女チーム用だ。

節分も雛祭りもとっくに終わった、などというツッコミは野暮・・・と
小塚祖父はニコニコして若人の集いを見守っている。


>>255
あなた鬼だわｗｗｗ

女の子だけのお祝いと聞いてイジケるテン君

小塚祖父は新聞紙で兜を折って
テン君の頭にそっとかぶせてあげた。

ライサは
Yahoo!japanのbbsに
石破茂に似ている(笑)と書かれていたことに
少し落ち込んでいるようだ。こっそりジョニーのクローゼットに置いてある
ハウスオブローゼのoh！ボディスムーザーをもの凄い強さで顔面にこすりつけた。

テン君、「サムライ」と喜ぶ。

ちらし寿司に乗っている桜でんぶを見てジョニーが聞く。

ジ「ミライ、これは何？」
ミ「桜でんぶだよ。」
ジ「桜....臀部.....,」
ミ「漢字が違います、姐さん」
ジ「やぁだ、ピンク色可愛いっ」

そう言いながら二本目の恵方巻きにかぶりつくジョニー。

二本目の恵方巻と思ってかぶりついたのは
桜色した臀部を持つライサだった
どうりで長すぎていつまでも食べ終わらないと思ったわ…

ところでPはどこ行ったんだｗｗ

ケツの穴ガバガバなジョニ子ｗ

>>261
たしか宇宙船に収容されてロシアへ・・・

小塚祖父に崇彦、大輔と一緒に教えてもらいながら、Pチャンも折り紙で升を折っていた。この後始まる豆まきの為だ。不器用なPチャンは途中で折り紙をあきらめ、ミライが持って来た落花生を、ちまちまと数を数えながら均等に升に分けるのだった。

テラカオスｗｗいつの間にか節分始まっとるｗｗｗ

「鬼は〜外〜！」
豆がバラバラッと音を立ててまかれる。

クワッチは玄関ポーチに撒かれた豆を追いかけて行くと、玄関に人の気配を感じて吠え始めた。

気がついたミライが防犯モニターを見ると、そこには指を血だらけにしたチェコ春日がポツンと立っていた。

>>258
ゲルｗｗｗそれは幾らなんでもライサ可愛そうだろｗｗｗ
いやゲルは好きだけど

｢テンに会いたいんだ…会わせてくれ！｣

会えないもどかしさが
テン君への恋心に変化してしまったチェコ春日
目がハート型になってる、ヤバイ、ヤバすぎる

ミライは恐ろしさのあまり
クワッチを抱きかかえ、リビングへ戻った。

さらに家中に豆をまきながら、一行がジョニ子のベッドルームに突き刺さっている宇宙船を発見。

「鬼は〜外〜！」
バラバラッと豆が当たると、何事かと思ったプルがとうとうドアを開けて出て来た。

真央「プ、プルシェンコさん！」
プル「やあ、マオ。4回転ならいつでも教えてあげるよ。ところで、ライサを知らないか？」
真央「ライサさんなら、リビングでジョニ子さんに食べられちゃってますなう」

しっかり本人の顔見てたら間違えないだろうにな

＞ 真央「ライサさんなら、リビングでジョニ子さんに食べられちゃってますなう」

この言葉をエロい意味に勘違いした宇宙人、思わずニヤつく

登場人物が多様化しすぎて把握しきれなくなってきたw
誰か相関図を作ってくれw

プル「そういう事か。どうやら俺の役目は終わったようだな。」

納得した宇宙人は、一同に人差し指で投げキッスすると、再び宇宙船に乗り込み、あっという間に飛び去った。

「ジョニー"が"食べられちゃったのかと思ったよ、言葉の壁ってやつ？でも
違ったみたいだ、ともかく良かった」

プルシェンコは上機嫌。
しかし宇宙船の片隅では、恵方巻きをライサの細切れと勘違いした乗務員が
ﾁｷｭｳｼﾞﾝｺﾜｲﾖと泣いている。

選手たち

ジョニー：主役。皆は今ジョニーの家にいる。
ミライ：スレ最初の来客。お寿司を作ったり一緒にバームクーヘンを食べたり。
真央：エアロとさんぽしてたらジョニ子の家に。
小塚：ニュータイプみたいに悪寒が走り、テン君が心配でクワッド1回でアメリカに。
テン君：ライサと一緒に登場。小塚君と仲良し。純真真面目の様子。
Ｐちゃん：宇宙人にあってしまい瞳孔が開き続けている。
ライサ：黒いナナフシ、電柱、エヴァン。ジョニーの犬猿のライバル。元恋人タニスのメルアドが知りたくてジョニーにメールしたら、ジョニーの悪戯でプルのメルアドを教えられる。
知らないままプルにメールでラブコールをしまくり、現在とっても危険。脱水機にかけられて干からびてしまった。
プルシェンコ：ジョニーのメル友？　黒いナナフシを捕まえようとしている。ロシアの宇宙船を使えるらしい。
ミハル：チェコのリアル下克上。ピンクのベストの衣装着てオードリーをやろうと思って、テン君に相方役を頼もうとした。ドアベルを鳴らしすぎておかしくなっている。
高橋大輔：クワッチ目当てなのか？　ジョニーに顔ペインティングとネイルアートを教わりに来たのか？
安藤美姫：静男と一緒？　セクシー系衣装をきる身としてはジョニーに一言言いたい様子。

選手以外
ガリ：ジョニーのコーチ。厳しい。
タラソワ：テン君と真央のコーチ。毛皮のおばちゃん。
ヤナ：宇宙人の年上妻。美人の地球人。
小塚祖父：れっきとしたフィギュアスケート選手でした。
荒川静男：何でいる。

>>275
真央が連れてるのはエアロじゃなくてクワッチだぞw

>>275
荒川wwww
じわじわくるWWW

>>276
ほんとだすまんｗ
最初に登場してきたの半分くらいしか読んでなかったｗ

>>275

さりげなくアドリアン･シュルタイス―ADSL―も出てるよ！

ランビは？ねえランビはまだなの？

ニ人忘れていた。
選手
ＡＤＳＬ：去年の夏、謎の老人の手によって宇宙船に乗った人。また乗りたいらしく宇宙人を呼ぶ儀式をしている。好きな映画はＳＡＷ。
ゲデ子：健康ムチムチ系おっぱい娘。健康美でアピールする彼女もジョニーに一言言いたい様子。

>>275
神解説員登場。

＞荒川静男：何でいる。
吹いたｗｗｗ

あと、ここんちのＰチャンかわいいな。

補足（選手以外）
クワッチ：真央の愛犬。ジョニ子が描くとなぜか毛の生えた栗に。
タラ：ジョニーの有能なエージェント。お茶目。深夜いきなり登場し、毛皮で遊んでジョニーの顔に落書き。

>>275 は天使

ランビは座っていた。
場所はオリンピックでフィギュアの試合が行われた会場だ。

私服で試合を見に行ったランビ、日本の３バカが目立ちすぎてランビは声を掛けられることもなかった。

リンクの上ではあんなに光輝く俺が何故気付かれないんだ！

ムキになったランビは誰かに声を掛けられるまで座り続けることにした。


そして現在、まだ席から立つことが出来ずにいる。

宇宙船の召喚に成功したインテル入ってるADSL。決死の思いで潜入に成功した。
金髪宇宙人を発見し、カタコトで話し掛ける。
ADSL『ぴ…ぴこぽぽぴこぺぺ』(しまった！ちょっとかんだっ)
プル『に……にょ？』
どうやらバージョンが違いすぎて通じないようだ。がっくりするADSLに、プルシェンコはにっこり微笑んで、ふしぎな振り付けのプログラムを滑りはじめた。
(何だろう？………フィギュアに言葉はいらないということだろうか)
何だか感動して涙が溢れるADSL。
(なんでだろう…金パンツなのに…)

宇宙人の背中には愛妻ヤナがうっかりつけた、アイロンの焦げあとが見えた。

ポン。
誰かがランビの肩を叩いた。
振り返ると宇宙船で飛び去ったプルがいた。

一方、練習場でバッタリ会い意気投合したADSL、ゲデ子、美姫、荒川静男は、ジョニ子家にほど近いADSL宅に遊びに行く事に。

途中、ジョニ子家から飛び立つ宇宙船を目撃した4人は、驚いてジョニ子家の呼び鈴を鳴らすが、反応無し。

ドアの外にいたミハルの指が脱臼しているのを見てとった荒川は、すぐさまイナバウアーをしながらミハルの指の脱臼をはめてあげ、後はADSL宅でテーピングしてもらう事に。

一方、まだ動けずにいるランビは悲しくなっていた。
俺って、オフリンクではオーラが消えちゃうのかな…やっぱり回ってないとだめなんだろうか。
観客席にいるのをやたら注目されてちょっといい気分になってたら、
自分が1位なのにまったく気づいてなかっただけってこともあったな…。
そろそろあきらめてジョニ子の家にでも遊びに行こうか…。
そのとき、ふいに後ろから誰かの声がした。

>>285
かぶったｽﾏｿ

>>288
気にすんな。このスレならではの醍醐味だ。


ランビの後ろの声・・・織田信成の吟じる長恨歌であった。
なんだかわからないが、ランビは握手を求め、織田は世界一気さくな笑顔でそれに応じる。
「どこかでなんか楽しげな事になってるような気がする」
「僕も・・・」

「･･････」
金色宇宙人、にっこり。ランビもにっこり。
「ランビエール、ＡＯＩの練習が始まっちゃうよ！　僕の宇宙船を上にとめてあるから、一緒に行こうか」
宇宙船･･・？　と思ったがファンのためにも練習をすっぽかすことはできない。
「わざわざありがとう、プルシェンコ」
ランビはのせてもらうことにした。
「あ、君に合うサイズの宇宙服これね」
渡されたのは、真赤な猫の宇宙服。


一方、ＡＤＳＬ宅についた一同。真っ白な壁に医薬品の臭いのする･･････ここは本当に家か？
ガスの噴出すようなシューっという音が気になって、ゲデ子がリビングの隣の部屋をのぞくと、そこにいたのは2匹の蛇。
「あ、それ僕のペット」
救急箱を持ってきたＡＤＳＬが答えた。どうも首がぐらついている。というか地球人っぽくない。宇宙人に毒されたか。

美姫「あらっ？肝心のADSLがいないわ？」

ADSLは、まさかのクワドでまんまと宇宙船に乗り込み、そこで出会った宇宙人が振り付けの為に選んだバンクーバーオリンピック会場に、他の宇宙人らと共に降り立っていた。

そこでポツンと客席に座っているランビを発見したのだった。

意気投合したランビ、信成、プル、ＡＤＳＬ
お喋りしながら街を歩く
話しに花が咲き周りが見えていない。
猛スピードで近づくダンプカーにも気付かない

通行人が悲鳴を上げる

その時、物凄い速さで４人に体当たりするオバサンが！

歩道に飛ばされる４人、
ダンプカーの前に仁王立ちになるオバサン

橋本聖子だ。

ダンプカーと衝突する聖子

ダンプカーが大破した。

運転手は全治１ヶ月のケガを負ったが命に別状はなかった。
聖子は勿論、ランビ、信成、プル、ＡＤＳＬも無傷だった。
｢ボ〜っと歩いてるんじゃないよ！！｣一喝する聖子。

恐怖のあまり泣き出す信成、
ビビりながらも聖子に向かって信成はこう言った。

(回想シーン)

プルがランビを捕獲したのを見届けたADSLと信成は、ADSLの誘いでバンクーバーオリンピック会場からクワドでADSL邸まで移動した。

ちょうどミハルの手当てを終えた一行がADSL邸の玄関に着くのと同時にADSLと信成が着地した。

なお激しいジャンプだった為、信成のチャックは全開、靴紐は切れていたが、その場でシューズを脱いで敦盛を舞い、事なきを得た。

すでに乙女でも何でもねぇww

>>293カオスまとめ乙

「あんた宝塚の男役じゃないの？」

途端に橋本団長の前髪がピクピクっと反応。
そして指をパチンと鳴らすと、背後からパシュート女子メンバーが
猛スピードで次々と信成達の上を走り抜けていった。

さらにショーン･ホワイトがダブルマックツイストで信成の背中に着地するかと思われたその瞬間、信成はADSL邸で目を覚ました。

まさかの橋本団長＆パシュート軍団ｷﾀ─wwﾍ√ﾚvv~(ﾟ∀ﾟ)─wwﾍ√ﾚvv~─ !!!
（荒川さんの時点ですでにまさかだが）


ADSL邸で泣き濡れる織田信成。
その涙を指先でぬぐってふっと吹き飛ばすのは・・・そう、主人公ジョニー。

姐さん凄い、ショーンも凄い。
後ろですすり泣いているのは、誰あろう国母。

日本のスピードスケート選手の金色のお尻を見てプルシェンコは
何か大事なことを思い出したようだ。

国母まで泣いている。鼻の下に擦過傷を作って泣いている。
その涙や血もついでに拭って吹き飛ばすジョニー。

金色の尻でプルシェンコが思い出したのは・・・
「あ。ヤナに呼ばれてたんだった」
でもなんかテンション上がってるので、とりあえず忘れた。

かぶりついた恵方巻きが、実は生きた黒ナナフシである事にやっと気づいたジョニ子は、その間に真央が天然ボケでベッドルームの宇宙船を追い払ってくれた事も知らずに、気を取り直して近所のADSL邸に恵方巻きのお裾分けに行ったのだった。

おまいら、スレタイよく読めよ。

ショーンと国母の毛髪の痛みが気になるジョニー。
とりあえずやさしくスカルプケアしてあげる。
それから猛スピードで去ってしまった高木美帆ちゃん（15）のほっぺのニキビも気になるけど
今はやたらと家に集まってきた選手達をどうにかしないと
ここが選手村になってしまいそう…ま、いいか。

なんか混線してきたねw
うまくまとめてつなげて行きましょう。

ジョニーは次々と集まる愉快な仲間のために、家の増築を決意した

そうだ、建物に名前を付けよう

いろいろ考えたジョニー、カマボコの板にマッキー極太で書いた名前を玄関に貼り付ける


『トキワ荘』

次からスレタイ
「ジョニ子と愉快な仲間たち」だなｗ

>>307
乙女ないちにちじゃないとつまらんｗ
他選手との絡みとかいらない

いろんなことがありすぎて疲れちゃったジョニ子
疲労は美容の天敵なので眠ることにする
レースフリフリのピンクのネグリジェに着替えて、ロココな部屋の
ロココな天蓋つきベッドにダイブ
総ピンクの部屋でおやすみなさいv

信成が混乱しているのを見てとったジョニ子は、美姫とゲデ子に信成のネイルを任せながら、フェイス･マッサージをしてあげていた。そこで信成の夢に出て来たアスリート一人一人の話を聞いて、ジョニ子がまとめて面倒見るから、安心してね、と信成の唇に人差し指をあてた。

キッチンではADSL、荒川静男、ミハルが恵方巻きを切り分けながら、追加の料理の相談をしていた。

橋本団長が空気を読み、国母の襟首をひっつかんで日本に帰る。
ショーンもそれを見て「あ、練習しよ」と雪山に帰る。
ランビエールは赤い全身タイツを着て猫のフリをした。

マカロンつまんでた頃が懐かしい（笑）
でも私はこの流れも好き。

何か腐女子臭い

携帯が増えたらつまらなくなった

>>135のフリからこんな流れになるとはｗ

じゃあ

さすがにムサくなってきたのでとりあえず全員追い出し、
部屋を元通り綺麗にし、アロマキャンドルを焚く。
代わりにパリスを呼び出し、薔薇の美しさについて語り合う

>>306

泣いた…腹筋いてーw

乙女ネタだけじゃここまで続いてないと思う

薔薇の香りに包まれながら、ベッドで長い1日を振り返るジョニ子。

神様…今日も1日守って下さってありがとう…
胸の上で十字を切ると、疲れていたせいか間もなくスヤスヤと寝息を立てながら眠りについた。

美帆ちゃんから石破茂まで、広義の乙女だからＯＫだと思う。

天蓋付きのベッドで、ジョニーの寝顔にパリスはさりげなく忠告する。
「あなたは面倒見が良すぎる。常に人生全レスではすり減ってしまう」
瞼を閉じたまま、ジョニーはそっと呟く。
「楽しいと、つい、ね」


>>419
石破茂もかｗ

連載漫画は話が一人歩きするのがデフォ

ジョニー宅から追い出された小塚は、祖父と一緒に日本に帰る事にした。
二人同時にジャンプ！クワド！アメリカ→日本へ、そして着地。

地面に吸い着くように着地する祖父
一方着地で若干ぐらついた崇彦に対して祖父が一言

｢まだまだだなあ。｣

ちょくちょく参加してる、このスレ立てた者だけれど、こんなに伸びると思わなかった。
みんなありがとう(^-^)

>>319

石破w

ジョニ子の全レス人生は、それだけ包容力があるって事。交友関係広くていいじゃん、とも思う。

瞳孔開きっぱなしでピーナッツ数えていたＰさんは
小塚のおじいちゃんが羨ましいかった

一方クワドが微妙な人々は太平洋に落ちても困るので、とりあえずADSL邸に泊めてもらう事にした。

薔薇の香りに包まれながらうとうとしていたのに・・
何者かの気配でジョニ子は目をさました。キッチンに誰かいる。

「誰なの？」

そこにいたのは冷蔵庫をあさるADSL。

「ちょっとあんた何してるの」
「あ、ジョニーさん、ちょっとチーズきらしたもんで」
そういうとナイフでチーズを切りだした。

「待ちなさい、それじゃもったいないでしょ！ちゃんと
端っこまで切るのよ」
「ジョニーさん、パねえっすね」

ジョニーが切ったチーズを持ってADSLは走り出した。
慌てて追いかけるジョニー。ヴィトンのマフラーとディオールの
コートに女走りのためになかなか追いつけない。

公園に着いたADSLはチーズをばらまいた。
にゃあ、にゃあ、にゃあ・・・
茂みから、木の上から凄い数だ。
ベンチに座ったまま動かないADSLを見届け、ジョニーは
そっと家へ戻った。

玄関を開けると芳醇な香りが鼻をくすぐる。
…あら、エスプレッソの香りかしら？
コストナー「おはよ！お邪魔してるよ！私も悩み聞いてほしいよ！」
ジョニ子「まあおはよう。悩みごと？言ってごらんなさいな」
話出すコストナーをよそに洗顔、スキンケア、ピラティスと朝の日課をこなすジョニ子。
そして小指をたてながらエスプレッソをすすり一言。

「人生ってね嬉しいことと悲しいことがちょうど半分ずつあるんですって。私もそれが分かるまでだいぶ時間がかかったわ」

そっとコストナーの頭をなでるジョニ子。

自宅に着いたジョニーはシャネルのコートの中がモゾモゾしているのに気がつく
コートの中から
「にゃあ」
黒い子猫が現れた
「あらまぁ、可愛いわねぇ。フナナシにだけはなっちゃダメよ」
スリスリする子猫にメロンメロンのジョニー
「名前がないと不便よね・・・。エレガントな名前にしたいわ・・・」

パリス「その子猫ちゃんの名前？氷上の名無しさん＠実況厳禁ってどうかしら」
ジョニー「却下」

「エカテリーナ、エカテリーナがいいわ！略してエカちゃん」

>>328
ジョニ子ｗｗｗそのセリフマジで言いそうｗｗｗｗｗ
私もジョニ子に人生相談したいｗ

>>329

× フナナシ
○ ナナフシ

　／l、
（ﾟ､ ｡ ７ 　ﾐﾝﾅ ｵｻｶﾅ ﾅﾉ？
　l、~ ヽ
　じし'　）ノ

真央@キスアンドクライ
「エアロ〜ティアラ〜こまち〜エガちゃ〜ん」
濁点が余計よ、とジョニ子は思った

さて、気分転換に洗濯でもしようかしら

ジョニーはランドリールームへ向かった
…がそこに洗濯機は無かった。
え？何で？何処？
私の大事な日本製の二漕式洗濯機…

｢まさか…ライサ！！｣

洗濯機を担ぎ、闇夜を疾走するライサ。

光輝く洗濯機が高速移動する様はボブスレーのようだ。

それを観ていた江頭2:50は、EXには絶対に全身タイツで真央ちゃんを応援に行こうと決心していた。あわよくば最後のスピン直前に白い全身タイツで風船のふりでリンクにまるまってやろうとすら考えていた。

ジョニ子はそれを感じ取り、ブルッと震えた。

「なんだか悪寒がするわ…」
慌てて毛皮のコートの前を合わせ直した。

洗濯機を担ぎボブスレーの様に闇夜をひた走るライサ。
ライサが洗濯機を盗んだには理由があった。
脱水機に以前かかった事があったのだがそこで彼は気づいたのだ。
脱水後に自分の色素が抜けて美白になった事を。

>>323
こんな良スレをありがとう！悲しい事も忘れて笑える幸せｗ

>>323
ニワカです、皆さんのスケートへの熱情にむせ返りつつ書き込む隙なくROM専門ですが
分らないことは目の前の箱で調べつつ楽しませていただいてます。
いや、ほんとすごい。畏れ入ります。

しかしライサは肝心なことに気づいていなかった。
脱水機のせいではなく、柔軟剤兼漂白剤のボールドを
ジョニーが間違えて脱水機に入れてしまっていたことを。

ライサがいそいそと脱水機に飛び込んだその頃、ジョニ子の前に女神が現れた。
女神『あなたの洗濯機にとびこんだのは、黒いナナフシですか？白い電柱ですか？それとも普通のライサですか？』

今夜も宵っ張りのジョニ子
絹のガウン姿でベッドに入り、ピーチネクターを飲んでいた

テレビ「ピッピッ、ピッピッ」
ジョニ「？」
テレビ「緊急速報です！黒く長い生命体が洗濯機を抱え、アメリカ大陸横断中！！今ヘリからの中継を…」

ピッ

「ふわーぁ、お肌が荒れる前に寝なくっちゃ」
ジョニ子はテレビを消し、眠りに就いた

ヘンなところにsageを入れてしまった・・・。

ジョニ子「なんのことか知らないけど、とびこんだのは
Big Spermじゃないのぉ？」

>>342
夢の中で女神に出会ったジョニ子

「ナナフシ？そうだったかしら……電柱かもしれないけど、白くはなかったし……普通かどうかは分かんないわね」
悩んだ末、女神とスキンケア話に花を咲かす

Big Spermなんてイヤン
ジョニ子のエッチｗ

女神様にありがとうと呟いて、

枕にローズオットーのエッセンシャルオイルを垂らすジョニー

しかし瓶の中栓が取れていて枕に全部ぶちまけてしまう。


困った様子のジョニー

顎をトントンと指で叩いて案を…


…ぴこ〜ん♪

『そうだ。お空に向かって枕を叩くわ！世界がローズの香りに癒やされますように！』

>>346
あら、black catsuitにくるまったナナフシって、
まるでgiant spermに見えるじゃないって、私のアメリカンジョークよ！

ttp://www.theglobeandmail.com/life/style/olympian-johnny-weir-skates-a-fine-line/article1482892/%c2%a0/

「何よクド濃い顔してるくせして！衣装いつもパツパツじゃないこの荒木顔！」
「お前にだけは言われたく無いわよ！このヒゲ！」

そのころ北米である２人のクド濃いヒゲマッチョが罵り合いをしていた。

「ちょっと待って！なんだか良い香りがするわ！」
「本当だ！どこからかしら？」

良い匂いに惹き付けられた２人は共に匂いの元を探し始めた。

クド濃い２人はリアル放送禁止スケーターのエマとガリンド様だった。

一方、ADSL邸では

全員グッスリと眠っている…と思いきや、一人の男がベッドから抜け出していた。
足音を立てないように廊下を歩き、
ある部屋に潜入、そこにはテン君が寝ていた。

忍び寄るピンク色の影、チェコ春日だ。

焦りと恋心を取り違えたままの哀れなピンクベストは
脱臼した指の痛みも忘れ、テン君の頬に触れようとした…が気配を感じ窓の方へと視線を向けた。

次の瞬間、ミハルは驚愕した。

そこにいたのは！

一方でも
「無難にミス待ちって言って結果5位！どーしてくれんだよ！3-3かましときゃ良かった！あたしはメダルが欲しかったんだよ！」

「oh...落ち着いてくれよミキ。君は魅力的だ。」

「そのセリフ何回目だよ！あれ？良い匂い！」

「ローズだね、ミキ。まるで君のようだ」

「もう...うまいんだから」



ミライ「愛は地球を救う」

静男『バラの香り…』


窓を閉めて静男は気づいた。

バラの香りに癒やされる女とそうでない女もいる

面倒見のよさに定評のある静男。

もしやすると美姫がまた精神的に参ってしまうかもしれない。

ジョニーに電話した
静男『もしもし、遅くにごめんね。美姫、元気ないかも。
美姫のホルモンバランスが乱れちゃう(微笑)』

「お世辞じゃないさ　ミキ
　旧共産圏のボクが言うんだから本当だよ」

「あれ　そういえばモロなかなかロシアには連れてってくれないけど
　あの人とは仲直りできたの？」

「あの人って・・・？」

と　その時、部屋をノックする音が

チェコのタロトラだった。

「･･･トマシュ？なんでこんな時間にこんなところに居るんだい？」

「チェコの次代を担うエースが誰かに襲われないか心配になってずっと監視していたんだ。
　いや、まさかミハルが襲う側だとは思わなかったけどね。」

「う･･･。僕は愛しのデニスと！デニステンと一緒に･･･！早く消えてくれトマシュ！」

タロトラは上着を脱ぎ「勇名トラ」と書かれた拳法着姿になった。
そしてチェコ春日を睨んでこう言った。

「そうか、なら君とチェコのために俺が全力で止めよう。さぁ来いミハル。」

ジョニーは枕をパタパタ叩いた
空を舞うバラの香りにlove＆Peace　！
と、呟いた。

さすがのジョニーも
クソみたいな思考よねlove＆Peaceなんて…
と思ったが、
この数日間に会った世界の面白い仲間たち。そんな彼らの幸せを寝返るなら、
安っぽい言葉で平和を願うのも悪くないんじゃないかしら…？と少し考えた。

「ちょっとあんた」ってセリフが妙に似合うなぁｗ

「ジャマすんなうらあああああっ！」
殴りかかる春日。しかし先輩の名は伊達ではない。
「昇竜拳！！」
勇名トラのジャンピング・アッパーが炸裂。春日は倒れた。
「愛だけでは平和は守れない・・・」　
そうつぶやきながらトラは春日を引きずってチェコに帰って行った。

こんなのが3,150円！？　ボりすぎだろ！

ゴメン誤爆

テン君は枕元で起こった出来事に気づきもせず
いびきをかきながら寝ていた。

一方、『薔薇の香り』はフランスのある地方で
熱帯魚を涙目で見つめる男にも届いていた。

>>358

何が3,150円だったのか気になって眠れませんw

脱水機から這い出たライサ。


なんということか。
柔軟剤と漂白剤のおかげで
冴えない伸ばしっぱなしの縮毛はゆるふわ(笑)エアリー(笑)になり、
すきバサミ？なにそれ美味しいの？
そんな状態だったライサのもっさりした頭髪をモーターが剪定してくれたのか全体的にすっきりとし、
ロッキー山脈登頂してきたのかと疑うような黒さは漂白され、

界面活性剤がダイレクトに命中したのかヒゲがきれいになくなっていたライサ

余分な毛がくず取りネットにはちきれんばかりに詰まっている。
きれいなライサ

これは夢なのか…？

目が覚めたらますますカオスになってるwww
ジョニ子の美徳だゎぁ〜

熱帯魚にエサをやりながら、薔薇の香りにいつしかジュベールはダブル癒し効果でポジティブな気分になっていた。そこにミニブルドッグが尻尾をフリフリしながらやって来た。

「さあ、今日もママンのマッシュカリフラワーを食べて練習だ！」

胸一杯に薔薇の香りを深呼吸しながら、ブライアンは今日はもしかしたら5回転だって跳べるかもしれない、と妙にすがすがしい気分でいそいそとリンクへ向かうのだった。

その頃チェコではチェコ春日が必死にクワドの練習をしていた。

「クワドさえ完璧に跳べればいつでもデニスに会いにいける!
　これでコンビは安泰だ！トゥース！」

しかもクワドが跳べればタロトラに完璧な下克上が達成できる…。

そしてタロトラは悩んでいた。
次は自爆癖で春日に負けてしまうかもしれないからだ。

下克上の時は刻一刻と近づいていた。

リンクに到着したブライアン
しかし、リンクではワカサギ釣り大会が行われていた。

釣り竿を渡されたブライアン、１時間で１２７匹を釣り上げる。

家に持ち帰るとママンが天ぷらにしてくれた。

ワカサギの天ぷらをついつい食べ過ぎてまた太ってしまったブライアン。
「はっ…カリフラワーを食べるつもりが…俺としたことが!」
このままではクワドどころかジャンプそのものが跳べなくなると危惧したブライアンは、
ジョニ子に電話をするために受話器を取った。
いつもスマートなジョニ子なら…いいダイエット方法を知っているかもしれん…。

余談だが、リンクわかさぎ釣り大会では、
ライサが素手を穴に突っ込んで魚を取り、
ジョニ子は薔薇模様のバケツを持参して釣り糸を垂らし、
ADSLは穴から「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ〜」と叫んで魚を気絶させて生け捕りに、
釣り穴が足りない分は、ランビのスピンによる摩擦で氷を溶かした。
Ｐちゃんは、開きっぱなしの瞳孔で釣り穴を覗いてわかさぎを震え上がらせ、
宇宙人は、トイレに行く間も惜しんで釣りをするために、オムツ着用だった。
靴ひもを釣り糸代わりにする殿様が一句。「釣れぬなら 号泣しよう トホホすぎ」

ジョニ子の携帯が鳴った。
表示されたのは「ブライアン」。
急にどうしたのだろう？と思いとりあえず出てみる。

「もしもし？ブライアン？」

「ジョニーか！このままじゃクワッドもクイントも一生跳べなくなるかも知れん･･･。
　どうしたらいいだろう？いいダイエット方法を知らないか？」

「なんだぁ！そんなことね。簡単よ。2日間絶食しなさい。」

え？ブライアンは耳を疑った。

ブライアンは絶食の期間を聞き間違えていたのだ。

2日間ではなく

20日間と。

しかし技の向上、そして応援してくれるファンの為に、茨の道を進む覚悟を決めたブライアン。

過酷な日々が始まる。

>>368
お腹痛いwww

>>368
糞ワロタｗｗｗ

美白＆サラサラヘアを手に入れたライサ、黒のロングコートを着て街を歩く。

近道をしようと人通りの少ない路地に入ると、数人の男達に囲まれた。
揃いのＴシャツを着た日本人だ。

｢私達の言うことに従ってください、手荒な真似はしたくないんですよ。｣
素直に従うライサ。
連れて行かれたのはテレビ局だった。

髪の毛をスプレーで垂直にし、サングラスをかけ、ギターを手渡された。
ギターを弾く真似をすればいいらしい、いわゆる影武者だ。

『ホテイ』…かすかに聞き覚えのある名だ。

役目を果たしたライサに男達は出演料と紅白饅頭を渡し、ライサを解放した。


その放送を観ていた小塚、布袋の姿に違和感を覚える。

｢これは…ライサじゃないか！｣

その頃ジョニーは上機嫌で衣装のデザインを考えていた。
「オストリッチの羽でワッサワサにして〜ハートも付けちゃおルンルン」
そこへ電話が・・・
作業を中断させられて苛つきながら電話に出る。ジュベだった。

ジュベ
「やっぱり絶食（20日間）なんて無理だよ！良いダイエット法を教えて欲しい！」
ジョニ
「だーかーらー！食わねーで運動すりゃいいんだよ！
消費カロリーが摂取カロリーを上回りゃ痩せんの！お分かり！？
『良いダイエット法、良いダイエット法』って、ダイエットなめんなよコラ！」
　　　　　　ガシャン！

「ふう、くだらない電話に時間取られちゃった。さ、続き続き」
衣装デザインに戻るジョニー。
その時すでにジュベ母が戦闘態勢に入ったことを彼はまだ知る由もなかった

世界中を薔薇のアロマでらぶアンドぴーすに包みこんだジョニー。
でも本人は全然きづかない
って言うかそんな気ないし。
温かい紅茶にローズジャムを入れ
ほんの少しブランデーを落とす。
いい香り落ち着くわあ
でもマカロンがなくて物足りないわ。

一方、日本のホテイの事務所には
「身長が驚異的に伸びている」
「何か特別な薬を飲んだのか」
「新しいギターのストロークの名前を教えて」
「うちのカルシウム剤のCMに出て下さい」
「トリートメントは何を使っていますか」
などの問い合わせに混じって1通だけ
「なぜエヴァンが出ていたのですか」
というトヨタのメアドからの問い合わせがあった。

マカロンマカロン…マカロワたんは元気かしら？
ふと思いだしマカロワの出ている試合を見に行くジョニ子。
メイクをしながら、今日はキスクラに座っちゃおうかしら♪とGAGAの鼻歌をしてみる。

するとオリンピックでEXに出られなかった悔しさが沸いてきた。
いけない、ストレスは美容の大敵だわ！
今日はやはり愚痴って発散するために同じアメリカ代表で、やはりEXに出られなかった彼を呼ぶことにした。
一方その彼は日本人女性コーチの鬼メニューに(´-ω-`)な顔をしているところであった。

また、リンクわかさぎ釣り大会の隅っこでは、大輔がランビの開けた穴に両手を突っ込んで、ジョニーが指に描いたクワッチをひらひらと動かして餌と勘違いして寄ってきたわかさぎを一気に10匹釣り挙げてはリンク上に振り落としていた。
それをクワッチが喜んでくわえて真央に持って行き、真央がバケツに入れるという微笑ましい光景も見られた。

ふと真央は、このクワッチにセンスのいい名前をつけてもらいたいと思い、ジョニ子にデコメを送った。

その頃、(´-ω-`)な彼は大変な思いをしていた。

「ユカ！もう少し休ませてよ！」

「いいの？オリンピックのあの成績で世界選手権は結果残さなきゃ引退できないよ？＾＾」

「う…でもさすがに…。休みたい…。
あ、ユカがひどいってノブオとタカヒコに言いつけるよ!?」

「どうぞ？＾＾」

「…orz」

というわけで必死に練習していた。

ジョニ子の携帯が光り
he Phantom of the OperaのOvertureが
けたたましく鳴り響く。

sageてね

その時、洗濯機を盗まれてしまったジョニ子は
日本のファンから貰った洗い桶と洗濯板で
大量の洗濯物と格闘していた。
ノブナリがくれた手ぬぐいを姉さんかぶりにして、雰囲気作りも忘れない。

気分は『おしん』だ。

静寂の中、鳴り響く着信音、真央からだ。
｢クワッチの名前？｣
すぐに返信するジョニ子。

命名『ニャホニャホタマクロー』

ジョニ子に見捨てられたブライアンは、アンニュイな気分でスケート選手年鑑をめくっていた。誰か…名案を持っている人はいないかなあ…。

ふと(´-ω-`)な彼の座右の銘に目が止まった。

「ブタにだって空を飛べる」

とりあえず次回EXの衣装は紅の豚で、と開き直ったら、なんだかポジティブな気分になって来た。

熱帯魚に餌をやり、尻尾をフリフリするミニブルドッグの頭をなでると、ママンの入れてくれたミントティーを一気に飲み干し、ブライアンは再び立ち上がった。

その頃、(´-ω-`)な彼はリンクの上でくしゃみをしていた。

真央「ニャホニャホタマブクロー」？
ジョニ「だめね、滑舌悪い子はこれだから！」

真央自重www

それはキスクラではピーじゃないか？(´-ω-`)

>>308
じゃあ「乙女なジョニ子と愉快な仲間達」とか

手洗いで洗濯を続けるジョニ子
「いやだわ・・・、手が荒れちゃった・・・。スケーターは指先が命！！」
ロクシタンのローズハンドクリームでお手入れをする
ついでにファンからもらった薔薇の冠も被ってみる
鏡の前でポーズ
だんだん気分がのってきたのでＥＸ候補曲の「愛こそあれば」を歌う
「ジョニ〜それは美しく〜、ジョニ〜それは儚く〜」
まるであたしのためにあるような歌よね、と薔薇の世界にどっぷり浸かる

× 愛こそあれば
○ 愛あればこそ

ジョニ子に萌えるつもりが、不覚にもｱﾎﾞﾕｶに萌えてしまったorz

ライサは紅白饅頭を食べながら、道を歩いていた。
ふと気になり先程貰った出演料を確認する、結構多い。
｢また、この仕事したいなぁ｡｣

ライサは電気屋に入り、最新型のななめドラム洗濯機を購入した。
洗濯機を肩に担ぎ花屋に向かう
ドラム一杯に薔薇の花を詰めてもらいカードに覚えたての日本語でメッセージを書く。

『ヅヨニーごめんぬ。
ライさより』

宅配便でジョニ子宅へ届けられる洗濯機

>>391
ｗｗｗや め て

なんというスレののびｗｗｗ
みなさん、なにしてますのｗ　だめだ・・・みんなのキャラがついちゃった

どこかでサイレンが鳴っている。
ジョニ子が窓から外を見ると、公園の木々が燃えていた。
「大変だわ」
コートを着て飛び出した。

公園ではもう仲間たちが猫の救出にあたっていた。
真央が3Aで猫を飛ばし段ボールに集めている。小塚はクワド、
春日、高橋、殿、安藤、テンくんも、みんな持てる力を発揮し、
集めた猫たちを赤猫が先導して安全な場所に導いている。
「みんな・・・」

樹上に取り残された子猫を救いに、ADSLが木に登り始めた。
「あたしも負けてらんないわ」
水をかぶるとジョニ子も木を登り始めた。シャネルのコートは
びしょびしょ、下では見物人が（いいケツw）とにやついているが
気にしない。
ADSLが子猫を抱きしめた時、ジョニ子たちの足下の枝が
燃え始めた。
「飛び降りるしかないわ」
その時、隣のビルから黒く長い物が延びてきた。黒ナナフシの
足だ。
「あんた・・借りができたわね」
「ライバルを失うわけにはいかないんでね」
ジョニ子とADSLはナナフシの足の上を慎重に歩き始めた。
「あああああああーーー」
ナナフシの足に火が燃え移っている。
「ジョニーごめん、ほんとごめん」
ナナフシが足をひっこめてしまい、二人と１匹は放り出された。
「覚えてなさいよーーー」
地面に激突するかと思われたのだがそこはスケーター、
華麗な着地（と不気味な着地）を決め見物人からの拍手は鳴り
止まなかったのだった。

Pちゃんはその様子を瞳孔を開きっぱなしにして見ていたが、今回は出る幕が無かった為、とりあえず硬直しているワカサギを助かった猫たちに与えるべく、紙皿にちまちまと均等に並べ始めた。

赤猫はそれを見つけると、
「Pちゃん、GJ!」と猫たちを誘導した。

「さすがジョニー！おれたちにできない事を
平然とやってのけるッそこにシビれる！あこがれるゥ！」
赤猫と子分の野良子猫たちがミャーミャーと賛美の鳴き声をあげる。

"Every little boy should be so lucky as to turn into me. And that’s all I have to say."
ジョニーのウインクに、通行人が10人くらい意識不明に陥る。萌えゆえに。

ここのPはかわいい（＾ω＾）

Love＆Peace　デ　Roseな世界、素晴らしいわね

一緒に救助活動をした仲間の為にお茶を淹れ、リビングへ運ぶジョニ子。

２人分余ってしまう。

｢お手洗いにでも行ったのかしら｡｣

家中を探すが、リビング以外に人の気配はない。

姿が見えないのは

テン君と

チェコ春日だ

｢…まさか！｣
ジョニ子は嫌な予感に襲われた。

野良猫は赤ぬこの子分なのかｗ

「そのまさかさ」
現われたのはスケート靴姿のジュベール。勿論フルチンである。

「さあ、早く皆で探すんだ。手遅れになる前に」
シマウマへとコスチュームチェンジした赤猫が立ち上がる。
「ちょっと、アンタあたしの事リフトしなさいよ」
ジョニ子は平常運転だ。

今、スケート選手達の命をかけた追跡が始まる。

なんという神展開。

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/insect/1118665132/101-200

ライサを飼いたい方はこちらを参考にしてください。

と、某国にいる宇宙人の耳がピクピクした。
「ルルルルル！ヨカンです、ヨカンがします…」

一緒にいたランビのスケート靴の紐も、切れた。
「まさか、ジョニ子のところで何かが？」

2人が顔を見合わせると、リンクに宇宙船が着氷した。
「テンとチェコ春日を一刻も早く捜すのよ！」
ジョニ子の声がリンクに響きわたり、2人は宇宙船に飛び乗った。

そのころ、チェコの下克上とカザフステン君は、日本にいた。
4回転練習中の二人は、まず3Ａでアラスカに飛んだ後、コンビネーションジャンプを駆使して、ロシア→樺太→日本とやってきたのだ。
「これ練習すると優勝できるって本当？」
「日本のファンに聞いたんだ」
テン君も乗り気のご様子。
「ここで練習するといいって言われたんだけど･･････YOSHIMOTO？」
吉本総合芸能学院の前で、首を傾げるミハル。
オードリーは吉本所属じゃないぞ。

その頃日本では、まだ肌寒い空の下、部屋の窓辺に腰掛けソチの方角を眺めながら三味線CDを聴いていた羽生は、空に無数のＵＦＯを目撃し、必見で写メしていた。

必見×
必死○

携帯の人はまずはsageを覚えようね

一方、ブライアンの自宅地下からは、物凄い轟音を立てながら巨大ロボットが飛び出していった。
操縦席に座っているのはブライアンのママンだ。

かわいい息子にダイエット法を詳しく教えてくれなかったジョニ子に対し、恨みを抱いたママン。

彼女は鬼と化した。

「も〜もうすぐお茶の時間なのに…ミハルったら人騒がせな子！」
ぶつくさいいながら宇宙船の中で髪をとかすジョニ子。
大きな危険が迫りつつあることなど全く知らずに。
一方対照的に、宇宙船の主はメラメラとライバル心を燃やしていた。
「スケートのうまい芸人の称号はまだ譲れないな…」

「こうなったら伝説の……伝説の怪物を呼び覚まさなきゃ……」
操縦席のブライアンママが呪文を叫ぶ。
「出でよ！！五輪の魔物！！！」

しかし魔物は四年間の眠りに就いたばかりだった。

呪文は歪んで跳ね返り、太平洋を跳び越えようとクワドしたジュベールを襲う。
ジョニ子&赤猫「ブ、ブライアーーーーンッ！！！！！」

ミハル「俺が『ミハルのここ空いてますよ〜』って言うから
　　　　『まあ埋まってた事がないんですけどね』ってツッコんでくれる？」
テン「は？」

その時、テン君は気付いてしまう、自分を見つめるチェコ春日の目つきの怪しさに。

怖くなったテン君は、チェコ春日に気付かれないように
ジョニ子に貰った大事なリップクリームを、１本２本と道に落としながら歩く。

お願い、僕を捜し出して…！

唇がカサついていることにも気付けないほど、
テン君の心は恐怖に支配されていた。

駄目だ・・・
家族がいるうちはニヤついて読めんｗｗ
一人になってから読もう・・・

その時、小塚ら日本人チームは、真央のクワッチが変貌したスーパークワッチに乗って、一路日本へと向かっていた。

と、小塚の携帯にテンからのメッセージが届いた。
「HELP ME!」
小塚はGPS機能を使っておおよその位置を突き止めた。
「ここだ！」
一同は顔を見合わせて頷いた。

GPSに導かれながら２人を探す日本人チーム。

真央が路上に点々と落ちているリップクリームに気付く。
視線をその先に向けると…テン君とチェコ春日の姿が！

声を掛けようとした次の瞬間
超高速で飛んできた物体が、チェコ春日に激突した！

ママンの呪文により吹っ飛ばされたブライアンだった。

衝撃で弾かれたコマのように、凄まじい回転を見せるチェコ春日とブライアン。

遅れて到着した宇宙人が息を呑む。
「こ、こんなジャンプがあるだなんで……！！」


一方、渋谷で一足先に下ろして貰ったジョニ子はショッピングを楽しんでいた。

ちょwww
ジョニ子www

「せっかくジョニーにもらったリップクリーム（全て使いかけ）、ほとんど落としてきちゃった・・・」
しょげるテンくんの前に、真央が大きな風呂敷包みを差し出す。
「これは・・・！」
「拾ってきてあげたよ」
喜びでテンくんの頬がバラ色に染まる。ありがとう真央！そしてスーパークワッチ！


そのころジョニーはマツキヨのメイク用品コーナーで、バラ色の頬になるチークを試し塗り。
「オテモヤーン！！」

転がり続けるブライアンとチェコ春日、しかしその先は車道だった。

危ない！全員が息をのんだ次の瞬間、
車道の手前に仁王立ちする影が見えた。

そう、橋本聖子だ。

デジャヴ？
と思った瞬間
ピシュピシュッ
と目にも止まらぬ早業で橋本とチェコ春日、ブライアンの体になにものかが巻き付き、安全な場所に着地した。

その向こうには、スーパースネークを一匹ずつ持ったADSLとPちゃんが立っていた。

こんな事もあろうかと、スーパースネークに乗って後を追って来たのだ。

「おてもやんｗｗｗ　ぷっ、クク」「誰、あれ？ｗｗ」
と笑うJKたちに一瞬ムッとするも「プリクラいっしょに撮ろー」に誘われ、
率先してギャルピースするジョニーin渋谷。

銀河鉄道に乗りメーテル気分で京都へ。

舞妓はんになるジョニー

携帯電話は東京に忘れていた

>>420
ttp://www.timewarp.jp/images/upload/2010/02/b96898848_10.jpg

舞妓としてスカウトされ、「引退後はファッションブランドを立ち上げる予定だったのに」と本気で迷うジョニー。

舞妓の修行は厳しいと聞く。しかしそんなのガリーナ軍曹の特訓に比べたらなんて事ない・・・
「ん？ガリーナ？」
聞き慣れた足音とともに、祇園にガリーナ登場。
ジョニー、女走りで逃げ出す。

「ヤッチマイナー！」
姐さん姿のガリーニがキル○ル宜しく黒服を差し向ける。
どんどん追い詰められて行くジョニ子。



一方、東京では復讐に燃えるブライアンママが魔王を召喚していた。


ライサ「あの……呼んだ？」
殿「御先祖さまは魔王って呼ばれてたけど……」
真央「アイライクショッピングモール！！」

三人集ったものの、何をすれば良いのか分からない。

真央「あの、ライサさんってカニみたいな味がするナナフシなんですか？」
ライサ「？！」
真央「食べる方のナナフシです」
http://speedo.ula.cc/test/r.so/gimpo.2ch.net/insect/1118665132/101-200


殿と真央は大鍋を沸かし始めた。
啜り泣くライサ。

×ガリーニ→○ガリーナ

ブライアンママ
『やっべ、キー打ち間違えて魔王じゃないの召還しちゃった』

啜り泣くライサを放置して、ブライアンママはフラフラと帰途に就く。
「さーて、そろそろ行きつけのスーパーのタイムセールの時間だわ。寒いから今夜はお鍋にしようかしら」
『鍋』というフレーズを聞き、ライサはますます泣き濡れる。

その頃、ガリーナ軍曹の追っ手からかろうじて逃れたジョニーは、
京野菜のお漬け物と湯豆腐で京都ディナーを満喫していた。
「低カロリーでビタミンもタンパク質もたっぷり！」

ついでに舞妓さんになってみる
大人気になってしまう

一方、ブライアンとぶつかった衝撃でベストが脱げたチェコ春日

｢ここは何処だ？｣

…どうやらベストを着ている時の記憶が消え去っているようだ。

すると、地面に落ちていたピンクベストが物凄い速さで回転したと思ったら、空の彼方へ飛び去ってしまった。
諸悪の根源はあのベストだったようだ。

周りを見渡すミハル、テン君と目が合い微笑む。
一瞬怯えるも、目からは妖しさが消え、いつものミハルに戻っていることが分かり
安心するテン君、ニコッと笑った。

とりあえず全員でスーパークワッチに乗り、ジョニ子宅へ向かう。

赤猫は毛繕いをはじめた。

小塚の第六感に引っかかり、小塚の機嫌がわるい。

宇宙船から一部始終を見ていた宇宙人は、とりあえずピンクのベストをビームでキャッチすると、その秘密を調べるべく某国へ引き返した。

ソチへ向けての秘策となるやもしれぬ…

宇宙人は思わぬ収穫にほくそえんだ。

ジョニ子宅では

テン君が、ジョニ子に貰ったリップクリームに自分の名前を書いている。
しかし、マッキー極太で書いているので文字が判別できない。

見かねた小塚が近所のコンビニでマッキーの極細を何本か買ってきた。
みんなで手分けしてテン君の名前をリップクリームに書いていく。

ロシア語、英語、フランス語、日本語、
それぞれの国の言葉で書いている中、真央の隣にいたADSLがチラチラと横目で見ながら一本だけ日本語で書いていた。

『デニーズ・テソ』

ADSLは真央に
「僕の名前も日本語で書いてみてくれないか」
とせがんだ。

『キューピー』
真央は美白したライサの頬に書いてあげた。

真央は

『山田隆夫』と書いてADSLに渡した。

通常は15歳から修行を初めて舞妓になり、20歳あたりで襟換えをして芸妓に・・・
しかしジョニーは25歳で舞妓デビュー。
あまりにも型破り。しかし形に囚われないのがジョニー。
舞妓仲間にも愛され、すぐにお座敷の人気者に。落籍してやろうという旦那も現れた。

「でもアタシ、まだ一人の男に囚われたくないの。ビッチでディーバなプリンセスだから！」
ポックリ下駄を鳴らしながら、ジョニーはアメリカの自宅を目指す。徒歩で。

　「・・・・・なんてよむの？」

漢字の読めないADSLはまた真央にせがむ。

しかし、横から小塚がそれを奪いローマ字で振り仮名をふった。


ZABUTON

ジョニ子がマイコーになってたとはww

カオスになっとるｗｗｗｗｗｗｗ


みんなが和気藹々としている間(´-ω-`)な彼はまだ練習に励んでいた。

「ユカ!ツイッター更新させて!お願いだから!!」

「オリンピック何位だっけ？金メダル候補だったのに何位だっけ？＾＾」

「うわあああああああ！ユカそのはなしはもうやめて！」

「じゃあ練習するよね？そうだよね？＾＾」

「NOOOOOOOOOOOO!!タカヒコー!ノブオー!!HELP ME!!!!!」

(´-ω-`)な彼の叫びが世界に響いた。
それはもちろんあの人のもとにも届いた。

と、途中の公園で、楽しげに歌うバンドの音楽が聞こえて来て、舞子姿のジョニ子は立ち止まった。

なんと、ギター弾き語りをしているヴォーカルが、ジョニ子にそっくりではないか！

驚く2人に、すかさず名刺を差し出す芸能プロダクションの男がいた。

「君達双子で歌手としてデビューしてみないか。きっと僕がヒットさせてみせる。」

まさかのだんだんwww

しかし、名刺を見てびっくり。サングラスのその男は、ニコライ･モロゾフであった。

もしかしたら、本当は歌手ではなくアイスダンスで「ウィアー姉妹」でデビューさせるつもりじゃないのかしら…

あの兄弟の二番煎じで舞子姿にピンクのレギンスで踊る自分を想像してみた。

…悪くないわ。

なつかしいレスが復活ですね。
いい味出してたゆかりんがもういないのが残念でなりませぬ。

ブライアンのママン、帰宅。

スーパーの大型車スペースがなかなか開かずにイライラするも、
ロボットを無事駐車させ、広告の品を中心にお買い物。

野菜中心の鍋にしてみた。
柚子の香りに心が安らぐ。

ロボットを出動させるまでの怒りもすっかり収まり、ジョニ子を恨む気持ちも消えていた。

ブライアンママ、洗濯物を畳んで鍋の支度をして、ふと呟く。
「ブライアンたら遅いわねえ。どこで道草食っているのかしら」
呪いをしくじって吹っ飛ばしたのが自分だなんて、気付く余地もない。

そのころジョニーは弾き語りギタリストとモロゾフと、
「日本のミュージックシーンを薔薇色一色に染める」野望を語り合う。
アメリカに帰ってくるのはいつになるのか。
ガリーナさんにぶっとばされるぞ。

「うわあああ！」

このスレで3度目の悪寒に襲われる小塚。

「どうしたの？」「大丈夫？」
そばにいる、真央とテン君が心配する。

「いや、大丈夫。それより早くテン君を満知子先生の元へ。」

これまで何度もピンチに陥ってるテン君為、彼らは真央の恩師・山田満知子コーチの元へ向かっていた。

ジョニーは秋葉原のゲームショップでふとこんなソフトを見つける。

http://images.uncyc.org/ja/1/13/Figure_Skater_II.jpg
http://images.uncyc.org/ja/0/0f/Figure_Skater_III.jpg

「あらやだ！アタシがいないじゃないの！どういう事!?」
激怒のあまり、ミュージシャンとしてのデビューなんてすっかり忘れてアメリカを目指す。

鬼瓦の形相で待ちうけるガリーナ　in　アメリカ
帰ったとたんぶっとばされるジョニーの運命やいかに？？

「殴られるのも悲劇のヒロインぽくて悪くないかも・・・・」

その頃、山田コーチは草津に居た。

『たまにはゆっくり休んでください。』というメッセージと共に、宿泊券が送られてきたのだ。
山田コーチは３泊４日の温泉旅行を満喫していた。

しかしこの旅行には裏があった。

ある人物が山田コーチに成りすます為に
コーチを追い出す口実としてプレゼントされたものであった。

まんまと山田コーチに成りすまし、小塚、テン君、そして真央を待ち構えるその人物とは…！

待ち構えた人物はパリスだった。

リンクに降り立ったジョニーに、鬼コーチガリーナの往復ビンタ三連発。
（ペトレンコは目を覆って柱の陰に消える）

根は負けん気の強いジョニーは、頬を抑えたまま叫ぶ。
「顔ぶたないで！アタシ、ディーバなんだから！」
ディーバよりドラマ・クイーンの方がよかったかしら、などと内心自分自身にダメ出しをする。

「待ってたわよ。浅田真央、デニス・テン、そして小塚崇彦！」

目の前のパリスをしばらく眺める3人。そして・・・

「あの人知ってる？」

小塚の問いに首を横に振る2人。


　その反応がパリスの逆鱗に触れた。


「こ、、、、、この世界的セレブのあたしをしらないですってええええええええ！」

「だって本当に知らないもん。」

真央の言葉にうなずく２人。

屈辱に打ちのめされたパリス。

「この餓鬼めらああああ！！！！」

手にしていたプラダのバッグに殴りかかろうとするパリス。
そこにテン君がとどめの一言。

「おばちゃん、歳いくつ？」


ショックでパリスはその場で泡を吹いて倒れてしまったのであった・・・・

アメリカでは、ジョニ子の心の呟きにドラッグクイーンの間違いなんじゃ……と突っ込みを入れつつ、ペトレンコが柱の陰から見守っていた。
ガレーナの過酷なシゴキに耐え、ジョニ子はふらふらとリンクサイドに近寄る。

「あらステファン。アンタも練習？」
リンクの向こう側で蹲っていた赤猫が口を開いた。
「にゃ〜〜お」
「ちょっと、またあのエキシビジョンを演るつもりじゃないでしょうね……」

しかし、何か様子がおかしい。
「ステファン？アンタ言葉を忘れたの？？ほら、ジョニ子って呼んでごらん？」
「みゃ〜〜〜〜お」
「…………！！！」

スケートの練習をほっぽり出し、舞妓業に現を抜かしていたジョニ子。
スケ力を失った結果、赤猫の言葉が分からなくなってしまったのだ。
小塚の悪い予感は当たった。

「どうしよう……あたし、跳べなくなっちゃうの…………？」
不安になり愛用の掃除機を取りに帰るジョニ子。
跨がって練習しなければ！！

ちょwwまさかの魔女宅wwww

だめだ世選見ながら爆笑する自信が出てきた。

×ガレーナ→○ガリーナ

赤いリボン付きカチューシャを頭に乗せ、愛用の掃除機にまたがるジョニーを、
赤ぬこ＋子分の野良猫たちは不安そうな顔で見ている。

ガリーナ、ニーナ、マスオさ・・・じゃなくて婿どの・・・じゃなくてペトレンコは、
リンク横で眉間に皺を寄せつつ、おてんばすぎるジョニーへの対策を練るのだった。

「ふぅ…やっと帰って来たわ。なんだか久し振りね。」
数日振りに帰宅したジョニ子は、不在票が何通もポストに入っているのを発見し、連絡した。
「あら、エヴァンからだわ。何かしら。」

届いたのは、なんと最新型の洗濯機だった。
筋肉がつかないように、マッチョな宅配便業者にセットしてもらうと、ジョニ子は早速洗濯機のドアを開けた。

むせかえるような薔薇の香り。驚いたジョニ子が洗濯機の中を覗き込むと、薔薇は既にミイラ化…いや、ドライフラワーになっていた。

そして、暗号のようなカードを発見した。

ぬたすんたでごためたんね
べたつのたかえたすよ
らたいさたより

ヒント：信楽焼きで有名な動物は？

『ヅヨニーごめんぬ。
　ライさより』

…日本語のようだが、意味が分からない。

うお、かぶった。秒まで

誰かこれ、二次元化してようつべにうぷして

ジョニ子は、とりあえずライサにメールした。

「ライサ？素敵なプレゼントをありがとう！今受け取ったわ。部屋中が薔薇の香りでいっぱいよ。お湯洗いも出来る洗濯機だから、良かったらまた美白と高速スピンの練習に来てね。
ジョニ子」

ブタさんの声が届いたのはノブオでもタカヒコでもなく宇宙人だった。

「この叫び･･･俺と同じものを感じる。まさか･･･人間ではなく異星人か！？」

異星人ではなくブタさんなのだが宇宙人はそんなこと知る由もない。
宇宙船はニューヨークタイムスに載り大変な騒ぎになった。
そのせいでヤナやプーチン、タラソワやミーシンなどロシアオールスターズに
怒られてしまったので、声が聞こえる方向へクワドで跳んでいった。

そこに着き宇宙人は衝撃を受けた。
なぜなら最初に目に入ったものは･･･。

>>447
すげえｗｗｗｗｗよく出来てんなー

宇宙人は目を見開いた。
ブタが…ブタがクワドを跳んでいる！！
近年クワド不毛の地と言われている北米で、ブタが…！
クワド普及協会会長を兼任している宇宙人はすすり泣いた。自分の活動は無駄ではなかったと。

そんな宇宙人の背後に忍び寄る小さな影。
「あら、いいところに来たわね^^」
クワドを跳び終えたブタさんはそれを見ておののいた。
「ユカ…宇宙人に何をする気だ！？」

一方ジョニ子は新しい洗濯機でおしゃれ着洗いに精を出していた。

今まで逐一クリーニングに出していたオシャレ着を、全て自宅で洗える喜び。
ジョニーの乙女心がスパークする。

お気に入りの洗剤や柔軟剤を厳選。ネットに入れてコースを選んで。
さすがにスパンコール付きだのファー付きだのを洗濯機に放り込むわけにいかないが、
それらを選別する作業がまた楽しい。
ピカピカの洗濯機横で、各衣類のタグを確認しつつ呟く。
「ライサ、ありがとう。今日があなたにとって、よりよい一日でありますように」

宇宙人、ユカ、豚が顔を合わせているところへ、それをかぎつけたクワド厨のブライアンが、唇の端にマッシュカリフラワーをつけたままクワドで着氷した。

「新技、クワトンが見れると聞いて」

一方
小塚、テン君、真央の３人は公園にいた。

不安感が消えない小塚は、一刻も早く別の場所に移動したかったのだが
その途中で眠気に襲われたテン君、お昼寝の時間だ。
小塚の膝枕でスヤスヤ…。

仕方がないので昼食をとりつつ休憩する。
端から見れば、仲良し兄弟のピクニックにしか見えない。

しかし新たな危機が３人に近づいていた。

小塚と真央は日本スケート連盟謹製のおにぎりをほうばっていた。

「真央の具なんだった？」
「ああこれ赤味噌トンカツおにぎり。どえりゃーうみゃーよ」
「僕は小倉バターおにぎり食べたいな」

膝にはテン君がすやすやとかわいい寝息をたててまるくなって眠っている。

うららかな陽の光の中、桜の花弁がひらひらと舞い踊り
なんとものどこかな光景である。

これからおこる嵐の予感も知らずに…。

ニコニコと宇宙人に近寄るユカさん。
ﾕ「ちょっとあの子にいちからジャンプを叩き込んでくれないかしら^^」
ﾌﾟ「クワド跳べてるようだが…？」
ﾕ「でもあの子ったら…」
ｱ「やめて！やめてユカ！」
ﾕ「あの子ったら自爆するのよ。よりによって大事な五輪で^^」
ｱ「ノオオオオオー！！！」
叫ぶ豚の後ろで、声も出さずに崩れ落ちるジュベール。

一方そのころのジョニ子。
お気に入りのウールの服を間違って洗濯してしまい、
縮んだ服を抱きしめて乙女泣きしていた。

「へっくしょん。どっかで僕の噂してるのかな？」
　その頃、チェコの自爆野郎は次の大会の衣装に使う漢字を考えていた。

気分転換にリンクに向かおうとしたジョニ子、
しかし玄関先で見た光景に固まる。

赤猫ランビが木の板にじゃれついていた。
それはジョニ子がマッキー極太で『トキワ荘』と書き、表札代わりに掲げていた蒲鉾の板だった。
赤猫の首根っこを掴み、リビングへ連行。
冷蔵庫からミライが置いていった蒲鉾を取り出し、手際良く皿に盛りつける。
ピンクの縁取りが乙女心をくすぐる。

赤猫は箸を器用に使い、蒲鉾を食べ始めた。

美味しそうに蒲鉾を食べている赤猫ランピを見て、ジョニーはふと思いつき
黒い生地にピンクフリルのエプロン、ピンクのバンダナで髪を覆って料理を始めた。

来期のＥＸ候補曲、「宝塚フォーエバー」を口ずさみながら
蒲鉾をスライスしてチーズを挟み、細く切った海苔でひと巻きして餃子の皮でくるんで
からっと揚げてみた。

「ん〜♪あたしは白エビスかしら♪」

赤猫ランピをピンクのフリルでじゃらしながらリンクに向かっていたことなど
すっかり忘れて楽しい午後のひとときを過ごすのだった。

と、ジョニ子の家へ黒ナナフシが鼻歌を歌いながらやって来た。

呼び鈴は相変わらず壊れていたが、ノックをすると猫の鳴き声が聞こえたので、中に入った。リビングには、猫背で器用に箸を使ってカマボコを食べている赤猫がいた。

「やあ、ランビ。ジョニーは留守かな？マカロンのCMに出て、スポンサーからマカロンを500個ほど貰ったので、お土産に持って来た。それから、洗濯機をお借りしたいんだが。」

「ジョニ子はスケ力を失って、僕の言葉がわからないみたいだ。
　このままでは跳べなくなってしまうかもしれない。
　ライサ、なんとかしてジョニ子にスケートの情熱を思い出させてやってくれよ」

赤猫は黒ナナフシにみゃーみゃーと訴えた。

「ごめん、ランビ。僕には猫語が分からないんだ」
仕方ない
黒ナナフシはナナフシ語しか話せないのだから赤猫ランビの
猫語なんてわからないのである

ジョニ子がキキになっとるｗｗｗ
名前を似せるとジョジョ？
あれれ違う漫画キャラになっちまった…

内容はまさしくジョジョ（ジョニ子）の奇妙な冒険そのものだが

ライサは
リビングのテーブルにマカロンを置き
『みんなでたべてぬ。 裸異狭より』とメモを残し、ジョニ子宅を出た。

チェックのシャツにジーンズ姿のライサは街を歩く。

人気の無い場所で男達に囲まれ連れ去られる。
そしてテレビ局に到着したライサに手渡されたのは大きめのサングラス。

自分がやるべきことは何となく把握しているが、この間とは別人物の影武者のようだ。

説明では、
１．司会者の質問にすべて｢ハイ｣で答える。
２．左手を胸に当て右手を上下させながら歌う真似をする。

これがライサの任務だ。

『コブクロ』か、初めて聞く名前だ。

生放送が始まった。

司会者｢髪、切った？｣
ライサ｢ハーイ｡｣
司会者｢背、伸びた？｣
ライサ｢ハーイ｡｣

返事がイクラちゃんみたいだが、細かいことを気にしてはいけない。

歌っている(口パクの)ときは暇だったので
１９秒に１回スピンをしていた、視聴者サービスだ。

無事に任務を果たし、出演料と箱ティッシュをもらって解放されたライサ
｢紅白饅頭じゃないのか…｡｣少し残念そう。

その放送を電気屋のテレビで偶然見ていた小塚、テン君、真央。

小塚｢ライサ…何やってんだ？｣

テン君｢…もう寝る時間だzzz｣

真央｢t.A.T.u.って今何してるんですかね｡｣

「まあ、ライサったら洗濯機を買い直してくれただけでなく、マカロンまで・・・嬉しいわぁ」
書き置きの字は黒ナナフシがのたくったようなひどいものだったが、マカロンは美味しい。

あのいかつい男にCM出演を頼むなんて、ずいぶんと勇気ある製菓メーカーだ・・・などと感心しつつ、
ジョニーは赤ぬこにもマカロンを分けてあげる。

「ねえランビ。ライサはなんか他に言ってた？」
「みゃーみゃー」
まだ言葉が通じない。ジョニーは溜息をつきながらふと部屋の隅に視線をやる。
洗濯物の山だ。全部黒いジャージ・黒い靴下・黒いパンツ。

『おせんたくお、おれがいしまぬ。ライさ』

マカロン500個で洗濯を押しつけられちゃったわ、と苦笑い。
でも根っから乙女なもんで、いそいそと洗濯を開始。

黒ジャージ、黒パンツ、黒ハンケチ、黒タオル、黒シャツ、金パンツ、黒タンクトッ…、ちょっと待って、き、金パンツ…？
なぜなの、なぜ、この黒く冴えない布の中に、キラリと光る金パンツが混ざっているの？
ライサのものなの？
ＮＯ…、答えはＮＯだわ！
この光り輝く金パンツを着こなすなんて、とても地球人…、いいえ、地球の昆虫には無理なのよ。
宇宙人…宇宙人でなければ…。
でもどうして、ナナフシの洗濯ものの中に、宇宙人のパンツが混ざっているの？
洗濯機の前で金パンツを抱き締めたまま、戸惑うジョニ子。

その時、金パンツが喋った。
「やあジョニ子」

「？！」
ジョニ子は驚いて自分の体から金パンツを遠ざけた。
「僕を洗わないでおくれ。魔法がとけてしまう…」

「魔法……？あなたは、一体誰なの……？」
ジョニ子は輝くパンツに恐る恐る尋ねた。

「僕の名はクワドパンツ。その名の通り、素晴らしいクワドが跳べるようになるパンツさ。
僕は股間から数々の名選手に栄光を授けて来た……そのせいで争いを引き起こしてきたとも言える」
信じられない話だった。
――いや、でもちょっと待って。
これを穿けばあたしも綺麗なクワドが跳べる……？

「きみは今スケ力を失っているね。どうだい…？僕をちょっとだけ穿いてみたいかい？」

金パンツの正式な名は、ロード・オブ・パンツ。
呪いの下着である。穿いた者は栄光を手に入れる代わりに、恐ろしい目に遭ってしまうのだ。


逡巡するジョニ子の後ろ姿を、赤ぬこが心配そうな瞳で見詰めていた。
そしてもう一人、窓の外から覗く人影――全裸のブライアンである。

＞僕は股間から数々の名選手に栄光を授けて来た……

吹いたwwwww*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ(n`∀`)ηﾟ･*:.｡. !!!

＞僕をちょっとだけ穿いてみたいかい？

もうダメｗｗｗｗｗ腹筋割れるｗｗｗｗｗ

いい声で「僕を試してごらん・・・」と誘惑する金パンツに、ジョニーが籠絡されそうになったその時・・・！

「ジョニー！ママよー。お隣さんからたくさんお野菜もらったからお裾分けよー」

ジョニママ登場だ。ジョニーはパンツを隠そうとしたが気が動転して被ってしまい、
そのままママを抱きしめる。

「いつもお部屋を片付けてて偉いわねえ。あら洗濯中？洗濯機を新しくしたのね。
この赤い猫ちゃん、新しく飼ったの？この部屋はペット禁止じゃなかったかしら。
まあ黙ってたらわかんないわよねえ。あらマカロン！おいしそう。１つちょうだい。
うーん！おいしいわぁ！いくつかもって帰っていい？いいわよね、たくさんあるんだから。
野菜の御礼としてお隣にあげたいし。そうそう！野菜、これね。この段ボール箱の中に
詰めておいたから。葉物からどんどん食べちゃって。腐っちゃったらもったいないでしょ。
あんたお料理得意だから上手に使い切るわよね。ところで外に全裸の人いたけど誰？友達？
おうちに入れてあげなきゃ寒いしかわいそうよ。あとその金色の帽子似合うわね。今度貸して。
そんじゃママ帰るから。bye!」

一気に喋って帰るジョニママ。
おおらかな母性にジョニーの胸（けっこう筋肉質）がキュンとなる。
さて、金パンツはどうしたものか。あと全裸ブライアン。

考えてもいいアイディアが浮かばないので、
全裸ブライアンの頭に金パンツを被せてミシシッピの大河に放り込んだ

折りしもアメリカを襲った寒波の影響で、ミシシッピ川は凍っていた。

――叩きつけられる！

とブライアンが身構えたそのとき、金パンツが輝いた！
ブライアンは、奇跡的に足元から美しく着氷した――５回転しながら･･･

なぜＮＪにミシシッピがあるかは3m脇に置いておいて、
少し心配になりブライアンの様子を見ると・・・

「いとしいしと。ゴクリ、ゴクリ」 と金パンツを愛でている。

宇宙人はブタさんがクワドを跳んでいたことにとても感動したので、ユカの頼みを快くOKした。

「ただ、その前に取り返さなければならないものがある。少し時間をもらっていいか？」

「何かしら？もしかして、伝説の･･･あれ？」

「ああ。完成度>>>>クワドとか言ってたやつが盗んでいったらしくてね。」

「わかりました、はやくしてくださいね＾＾」

「ああ。」

宇宙人はクワドでナナフシのところに跳んで行った。
今回の件以外にもケリを気持ち悪いメールの件などでもケリをつけたいのだ。

宇宙人を見届けた2人は

「ほら、ジェレミー！宇宙人が帰ってくるまで練習するわよ！
　･･･なんでツイッター更新してるのかなぁ？＾＾」

「ゴメン！ユカ、ゴメン！だからお願いだから、携帯1週間没収だけはいやです。
　うわああああああああああああああああああああああああ。」

という感じで練習に励んでいた。

ナナフシのもとにクワドしたつもりが、宇宙人が降り立ったのは因縁の地、バンクーバーだった。
宇宙人は歯がみした。
「くそ…あいつにアレを盗まれてから、俺のジャンプの軸はブレっぱなしだ…！」
一刻も早くアレを取り返さねば。今度こそ、と慎重にねらいを定めて再びクワドする宇宙人であった。

ブライアンが、ミシシッピで金のパンツをかぶってる様子は、
たまたま取材に来ていたＡＢＣのカメラがとらえていた。
その日に内に全米に放映された。
「金のパンツをかぶった全裸の男！彼の目的は？」
もちろん、裸の為モザイクはかかってる

「やあ、ユカ。精が出るね」指導に熱が入るユカに声をかける人物がいた。
誰だっけ？どこかで見たような、見なかったような・・・
「叫び声に呼ばれて来たら人違いだった。うーんアドリアンは一体どこにいったんだろうか？」
「あ、これ良かったら」
彼は彼女にスウェーデン国旗を模したミトンを押しつけてリンクから出て行った。

japanの路上でまたもや数人の男たちに囲まれたライサ。
この国にはバイト口が余っているようだ。
遊園地らしきとこへ連れて来られた。
どうもjapanの子供たちに大人気なヒーローの、敵役
をやることになったようだ。

ワーオ、アンチヒーローか、かっこいいじゃないか。
バットマンのジョーカーを思い浮かべ喜ぶライサ。
しかし手渡された衣装を見てがっかりした。
五輪FS時の衣装とほとんど変わらないのだ。
角が２本あるけど。。

しかし自分のほっぺたを他人に食べさせるとは
キモイヒーローだ、と軽くスピンをするとヒーローが
ふっとんでしまった。
会場の子供たちが号泣しだし、慌てる。
最後にお約束でヒーローのパンチを受けダウンして
バイトは終わった。

子供たちには嫌われたしまったが、バイト代は
いいし、この国が好きになってきた。

ADSLのコーチ萌えw

「ユカ？今のヒトは誰？」

「･･･よくわからないわ。でも多分ADSLのコーチだわ。」

「ADSL?あの変プロのヒトか!」

「そんなのどうでもいいから練習ね。
　クワド5回連続成功するごとにツイッター1回更新していいわよ＾＾」

「うう･･･ユカはオニなの？メガミなの？」

多分後者です。ブタさんを思ってキツイ練習を課しているユカはメガミです。
でもそろそろブタさんも反抗期がやってきた。そういうお年頃なのだ。


そのころADSLのコーチはまださまよっていた。

「うーん、アドリアンはどこだろう。クリストファーなら知ってるかな･･･。
　いや、世界同時中継でSAW放映するか。
　いやいや、飼ってるヘビ2匹を人質にするか。
　迷うなあ･･･。うーーーーーーーーーーーーーーーん。」

>>492
ライサはそのバイトシリーズでBOSSのCMに出たらいいと思う

お肌や髪の手入れを終え、おねむの前のロシア満喫タイム。
ジョニーは大好きなマトリョーシカを取り出して、その精緻な作りと愛くるしい表情を楽しむ。
「かぁわいいわー(*´Д`*)=３　 カーリンカ、カリンカ、カリンカ、マヤ♪」
ふとロシア民謡を口ずさんでみる。

そしてプルシェンコがロシアで出演した、チュッパチャップスのCM動画を見てひとしきり笑う。
朗らかな気持ちになると、睡眠の質が上がるような気がするのだった。

寝しなにロシア民謡を歌ったばっかりに、
プルのミツンコーチと２人でお互いの頭髪を一本一本数え合う夢を見る。
夜通しうなされまくるジョニ子。

しかも悪夢のBGMは、なぜかプルの歌う黒ミサっぽいカリンカなのだった。

バックではボロデュリンがジーンズで滑っていた。
終わったと勘違いした観客の拍手にもくじけず演じ続けるボロであった。

悪夢から覚め、気分を切り替えるために熱いシャワーを浴びるジョニー。
湯上がりで上気した頬は薔薇色。長い睫毛はクルンとカール。
鏡の中の自分にウィンク。

ブリーフをずらし、お尻のエクボがハート型になるのを鏡越しに鑑賞。ウットリ。
山ほどあるチャームポイントの中でも、かなり気に入ってる部分だ。

ジョー・マローンのレッドローズのボデイクリームを入念に塗りながら、スピンをした時にバラの香りが周囲に立ち込めるのを想像してみる。
このバラの香りでみんなが幸せになればいいと思いながら、既に幸せな気分になるジョニ子だった。

そろそろ、リンクへ行かなきゃ♪
ガリーナ、怒っていないかしら？
ちょっと心配・・・・・

金色パンツのことも気になるけど・・・・

リンクへ行く前にもう一度鏡の前であっはんうっふんポーズ
やっぱり可愛い
うっふんあっはんしたままウインク

部屋中の鏡が割れてしまった

ライサがジョージアの宇宙人っぽくなってるw

割れた鏡を片付けようとして、
「あっ」
指を切ってしまった。と同時に深い眠りについてしまった
ジョニ子姫。

さあ、お姫様の目を熱い口づけで覚ますのは誰かしら？

誰かが呼び鈴を押している。だが、呼び鈴が壊れていて音が鳴らない。
ドアを押してみると鍵がかかってなくて、その人物は簡単にジョニ宅へ入れた。
その人物とは？！

黒ナナフシであった。

眠っているジョニ子のもとへ、忍び足で近づくナナフシ。
「いったいどうしたら、目覚めてくれるのだろう…。」
長い手足を折り畳み、考え込むナナフシ。子どものころ読んだ絵本に、同じような状況があったような…。
「た、た、たしか、王子様が眠り姫にキスを…するんだ…よな…」
ドキドキする、ナナフシの胸。
顔も赤らむ。しかし、黒いので特に変化は分からない。
ジョニ子の額と顎に手を掛ける。
口づけをしようと思ったその時、


「金パンツを返せ！！！！」
宇宙人がやってきて、ジョニ子からナナフシを引き剥がした。

宇宙人ナイスストッパー
さすがにジョニ子の王子様がライサなのはいやw

「ジョニー、バーニャが会いたがってたから連れてきたわ！」とジョニママ再び登場。
久しぶりに会う喜びでバーニャはジョニーに一目散に駆け寄り、
口のまわりをベロベロなめまわす。

「はっ・・・」
目覚めるジョニー。

アタシったら鏡の破片で怪我をして、気を失っていたのね・・・我ながら繊細・・・

「ちょいと！ライサ！破片の掃除しといて！」
「なんで俺が」
「きーんーのー、パーンー」
「かしこまりましたよ！ちくしょう！」

ゴム手袋をはめて鏡の破片を拾い集める黒ナナフシ。
宇宙人はジョニママとロシアンティーなど啜りつつ談笑。

バーニャをモフモフしつつ、ジョニーは考える。

『ライサを見つめるプルの視線の鋭さからして、おそらく金パンツの行方を追ってきて、
ライサを疑っているのに間違いないわ。カマかけて、ええ、カマをかけてライサにそのネタ
振ったらアタフタして言うこときいたし。しかし金パンツはアタシがみつけて全裸マンに
被せて外にポイしちゃったわ。これからどうしましょう』

「明日は明日の風が吹くわ・・・」
窓を開け、風に髪をなびかせて呟くジョニーの微笑みは、爽やかそのものだった。

だんだんライサが可愛く思えてきたｗ
ジョニ子はやく解決してあげなさい。
つーか、全裸ブライアンどこまで流されてった？

ナナフシ→一瞬、カオナシって読んでしまったw
ライサの存在がカオナシっぽく感じてきてるのは自分だけか？

暴れるカオナシってあだ名もあるくらいだしなｗ

「仕方がないわね……」
とジョニーはウォークインクローゼットに飛び込んだ。
ここには今までジョニーが着た衣装がしまわれている。
「え、っとつい最近収録したやつだからこのあたりに……あったわ！」
ジョニーがクロ―ゼットから取り出したのは、グッドジョニーバッドジョニーのプロモ撮影に使った、宇宙人まがいの金ぴか衣装だった。
「これで大丈夫！」

わし文才がないからロム専門だけど
カオスなのにちゃんと話が進んでるのが素敵です

「ジェーニャ、代わりにこれで我慢して・・・」
金ユニタードをプルに渡す。早速着てみようとするプル。

そのとき、玄関がバーン！と開いた。仁王立ちしているのはナナフシの今カノ、リューキン。
「おまココで何しとんじゃこらあああああ！浮気してんじゃねぇよテメエエエエ」
全盛期のタイガーマスク並のドロップキックが炸裂。さすが体操選手、全身バネである。
「チッ、タニスにもメールしようとしやがって・・・」
ぐったりとしたライサを引きずって帰って行くリューキンであった。

そのころマネージャーのタラは、次のセレブイベントの求めに応じて、
ジョニ子に黄金ユニタードを着せて連れていくべく、
千手観音役の女性たちを連れて、ジョニ子宅へ向かっていた。

リューキンにフルボｯコにされたライサ。ところどころに痣が
のこっている。だが黒いので（ｒｙ

リューキン「いつまでもひきずってんじゃねぇよ！
　　　　　　てめーは今のことだけ考えてればいいんだよ」


　一方ジョニ子は
　　　　　　千手観音ってエレガントでゴージャスよね。
　　　　　　シルヴィ・ギエムのボレロ的なカンジで
　　　　　　ステキなコたちに囲まれるのかしら？

　　　　　　と、勘違いしている。
　　　　

やっと追いついた
しかしライサのいじられっぷりは見事だｗｗｗｗ

一方その頃、ブライアン（＋金パンツ）はなぜか日本は東京都の足立区にいた。
なぜか荒川に流され、謎の水棲生物扱いされているのである。

『かわいい荒川の全裸ちゃん』としてドキュメンタリー番組に取り上げられ、
グッズや応援歌や見守る会ができ、あげく勝手に住民票まで作られてしまった。

「あー、もう！」小塚はもうこれが何度目になるのか、悪寒に襲われていた。
「他人だけど、関係ないって無視しちゃうのはスケーターとして気が咎める・・・」
魚取り網片手に、捕獲に乗り出そうかどうしようか迷う。
テンくんは隣で「ヘラブナ釣りかな。バスフィッシングかな。楽しそう」となにやら勘違い。

真央は全裸ちゃんまんじゅうをファンから差し入れされ、100%の笑顔で食べているのだった。

ジュwベwタマちゃん化しとるwww

楽しくてたまらない

荒川に地引き網を投げ入れて、全裸ちゃんを捕獲しようと頑張る小塚。
しかし金パンツを頭にかぶったままのジュベは回転が止まらない。
網にかかっては回転して外れることを繰り返し、しまいには地引き網に絡まってしまった。

虐待と勘違いされ、全裸ちゃんを守る会及び動物愛護団体から脅される小塚。

テレビでそれを見たジョニ子
「他人事とは思えないわ！それに小塚は、回転アザラシを助けようとしているだけなのよ！」
オネエ走りで駆け出すジョニ子。風に乗って日本へ。

そりゃ他人事じゃないわなw経験者としてはwww

ジョニーに飛び去られたタラは、千手観音ガールズを従えたままポカーン。
しかしここでジョニーを追って日本に向かってしまったら、他の仕事に差し支える。
「じゃあ、今日のところはジョニーとの顔合わせはここまで。練習はまた後日にしましょう」
ガールズも、関わったら面倒に巻き込まれると察しているのか、笑顔で解散。

ガールズを見送る宇宙人は小粋に手を振り、投げキス。
「一人ぐらい母星に、いやロシアに連れて帰りたいな」
「あなた奥さんいるんでしょう？落ち着かないと」
ジョニママに諫められ、肩をすくめたりしてみせる宇宙人。

金パンツ窃盗犯？ライサがリューキンに拉致された事など気にしてない様子だ。
いざとなれば簡単に捕獲・軟禁・詰問ぐらいできる・・・と踏んでいるのか。


>>516,518
ここんちのリューキン、声が北斗晶かジャガー横田、未知やすえで再生されてしまうｗ
彼女たちより20歳以上若いだろうに・・・。

「ええいっ！」
入魂のクワドで日本に降り立ったジョニ子。

そこに待っていたのは、薔薇冠を携えて拍手をおくる
ジャパニーズエンジェルさんたちだった。

「まあ、ありがとっ！この冠が私の勲章よ」と頭に載せながら、
うっふんあっはんポーズを決めて、撮影に応じるジョニ子。
何をしに来たのか、一瞬忘れそうになったところに、
小塚とブライアンの助けを求める叫び声が。

「ああっ、そうだわ！　あの回転アザラシを救わなきゃ」
荒川に向かって駆け出したジョニ子。

「どうすればいいのかしら…。何かつかまるもの。浮輪、浮輪…
そうだわ！」

とっさに、頭にかぶっていた薔薇冠にロープを巻きつけ、
金パンツめがけて、大きく放り投げた！

なんかカオス、イブの息子たちを思い出す（ごめん婆で）

金パンツは薔薇冠にはじかれて飛ばされた。
ジュベールの回転は止まった！

そこでジュベールは我に返る。
「はっ、今まで俺は何をしてたんだ？」

頭にはジョニ子が投げた薔薇の冠、そしてそれ以外何もつけていない。
「思い出したぞ！確かバスルームでオリンピック男子を見てた時、僕が破るはずだったプルチンコがなぜか黒ナナフシに敗れて・・」
「それからたんすの中の白ブリーフを引きちぎりながら、思いっきり黒ナナフシに罵声を浴びせたんだっけ」

「どうしよう、今までブリーフ一丁でやってきたのにはくものがない、それに寒い！ここから逃げたいけど何かが絡まって出られない。ママン、助けて〜〜」

>>527
そうね。私はVIVA ROCK「８ビートギャグ」を思い出すわ。
志摩あつこ先生にギャグ漫画化してもらいたい〜。

絡まったままﾒｿﾒｿすすり泣くブライアンを網ごとひきよせて岸にあげてやる小塚。
網をといてやり、ジョニ子が取り急ぎしまむらで買ってきた白ブリーフを
履かせてやると、ブライアンはようやく少し落ち着いた。
ジョニ子は再び手に入れた金パンツをどうすべきか悩んでいた。
「ジェーニャに返すべきかしら、それとも…」

しかしここで悩んでいても仕方ない。「私帰るわ！後よろしくね！」
泣き止んだものの怯えてﾏｺﾞﾏｺﾞしているブライアンを押し付けられ、小塚は途方に暮れた。
「あーーーもう！！」

一方、饅頭で腹も膨れ、救出劇を見るのにも飽きてしまった真央とテン君は、
小塚の苦悩など知るよしもなく日当たりのいい岸辺でうとうとうたた寝をしていた。

テン君寝すぎw

面倒ばかり押し付けられて、しかも断りきれない小塚ｗｗ
金パンツどーすんだジョニ子。

こづこづは困った。でかい図体してイケメンなのに、ブライアンは捨てられた子犬のような目で小塚を見つめるばかりだ。
「ま、真央ちゃん、テン君！　とりあえず起きてよ！」
小塚は二人を起こす。動物愛護団体がやってくる前に逃げなくてはならない。
「えーと安全なところ安全なところ……どっかこころあたりない？」
「ここからなら私の知っている人の家が近いよ」
「ほんと！？　そこまで案内して、真央ちゃん！」
「うん、いいよ」
こうして真央ちゃんの案内で4人はストレートラインステップを踏んだ。
白ブリーフ一丁のブライアンを目にした真央ちゃんの顔は耳まで赤い。
真央ちゃんは決して後ろを振り返らなかった。恥ずかしいから。

>532
確かにｗｗ
いつも無邪気なテン君と天然真央のお守りに追われている上、
さらに面倒事を背負い込んだりして苦労人な小塚

金パンツはまだジョニ子への誘惑をやめない。
「ボクというパンツをテイスティングしてみないか・・・？」
なんかすごくいい声だ。ダンディパンツだ。

どうしよう、アタシ、どうしよう！
背景に触れなば散らんバラを背負い、長い睫毛の先に露を宿し、懊悩するジョニ子。

そのころ、黒ナナフシのアンテナのような触角が異変を捉え、
ピン！と立ち上がった。

実際の小塚は毒吐きだし、むしろ兄さん方に世話やかせるポジションなんだけどなw
どうしても好青年＝面倒見がいいイメージが…

小塚「あ、待って。そこ俺んちだからちょっと寄っていい？ユニクロ貸すよ」

ガチャッ

全員「きたねええええええええええっ！」

家の中はゴミだらけ、小蝿は飛んでるわ異臭はするわ
あまりの汚さに愕然とする三人

小塚「汚くない、汚くない・・・」

手を差し伸べる小塚

三人「え・・・？」

もう一度確認してみる三人


小塚「ほら、汚くない。脅えていただけなんだよね（ﾆｺｯ」

全員「いややっぱきたねぇよ！！！！」

「汚い部屋があると聞いて」
いったん去ったジョニ子がいつの間にか後ろにいた。
「このメーカーの掃除機とプレッジとウィンデックスとスウィファー買ってきて！」
とりあえず金パンツは尻ポケットに突っ込んでおくことにする。
「お、おまｗ　オッサンの汚れた手拭いと同じ扱いかよｗｗ」とか言ってるようだが無視。

「マオ、お菓子食べてないで、干しっぱなしの洋服を畳んでちょうだい。！」
「テン君、寝てないでその床にある汚れたお皿を洗ってちょうだい。」
「こづこづ、漫画読み耽ってないで片付けるのよ！」
「あーもう、忙しいわ！ちょっとそこのあなた、裸でいるならお風呂を洗ってきてちょうだい……って、ジュベ、いつの間について来てたの？」
「……ママンに会えると思って…。」

掃除を張り切るジョニ子たち。
ゴミ袋１８こ、粗大ゴミ３２こを庭に放り出す。
「あぁん、どうしてもこのカミダナの蜘蛛の巣にハタキが届かないわ！」
背伸びをして頑張るジョニ子の後ろから、黒くて長い腕が伸びた。

「手伝うよ」
ライサチェクこと黒ナナフシであった。
背後から覆い被さりポジションだ。長身フェチの女子なら一発で堕ちてしまう。

一瞬ぎょっとしたものの、ジョニ子は優美な微笑みを浮かべ、仕事の指示を出す。
「じゃあこの蜘蛛の巣を綺麗に取り去って」
無意識に尻ポケットの金パンツに触れる。と、金パンツはなんか言いたそうにモゾモゾ動き出した。
「あはーん(*´Д`*)=３ 動かないでぇっ」
「どうした？カミダナに何か？」
「いいのよライサ。あなたは掃除に専念して」
スルリと黒長い腕からすり抜け、ジョニ子はレンジ周りのベタベタを退治する事にした。

金パンツは有能なスケーターだったら誰でもいいから取り憑きたいのだ。
『そういう誰でもいいとかって、ロマンティックじゃないと思う・・・』
乙女ジョニ子、すれっからしのビッチのようでいて、まだ夢見ていたい時もある。
重曹スプレー片手に、少しだけしょげた。


「では、私はそろそろおいとましましょう」
宇宙人が立ち上がった。ジョニママは笑顔でそれを見送る。
「またお話しましょうね、ジェーニャ」
すっかり仲良しだ。
「ええ、用事を片付けたら、またすぐ伺いますよ」
宇宙人の目が妖しく輝き、金パンツの行方を突き止めようとしていた―――

>>539
ちょvvナウシカかよww
クソワロタ

ところどころジブリ混ぜんなw
赤ぬこどこいった…

その頃赤ぬこは・・・

野良ぬこたち相手に華麗なスピンを披露していた
コンクリートの上でスピンし続けているので、靴底がボロボロ
だけど誰も気にしない
だってぬこしかいないから

神棚ﾜﾛｽ
っつーか
蜘蛛の巣張るまで放置してたらダメじゃんwww

男子大学生のとっ散らかってる部屋に神棚てｗ
このこづ部屋にならありそうだｗ

ぬこかわゆすー想像すると癒されるw

赤ぬこは心配していた。
スケ力を失ったジョニ子を放置しておくと、うっかり金パンツに手を出してしまうかもしれない。
あのパンツは危険だ。ジョニ子があれを履く前に止めなくては！

しかしスケ力を失ったジョニ子に言葉が通じないことを思い出し赤ぬこは困り果てた。
実は赤ぬこの服を脱いでランビに戻ればいいだけなのだが、
今やぬこがしっくりきすぎているランビ、そのことに思い当たりもしない。

「だがここにいても仕方ない。ジョニ子のところへ行こう！」
赤ぬこランビはしっぽを振り回しながらスピンで日本に向かった。

取りあえず榊も替えたし鏡も拭いたし、神棚は綺麗になったわ・・・と微笑むジョニ子。
榊の緑色って綺麗ね・・・と、思わずピンクのバラの花を一緒に飾ってみる。
なんて素敵なんでしょう。
えーと二礼二伯？シントー分かんない、どうしようと混乱して何故か十字を切ってしまうジョニ子。
その時、神鏡が黄金色に輝いた。

「なっ、何？」

バラの花が香り、花びらが宙を舞う。
幽玄なヴァイオリンの調べが、どこからか聞こえ始める。
バレエの神様、ニジンスキー大明神を召喚してしまったようである。

「私のところに来てもらっても・・・どうしたらいいの？」

『その、きんいろぱんつはワタシのものだ・・・』
『黄金の奴隷、でワタシが履いたものだ・・・』

ジョニ子の頭の中に、ニジンスキーの声が響く。
ロシア語なのに何故分かるんだろう、というのはさておき

「こ、このぱんつが？そんなに由緒あるものだったなんて・・・」

だったら早速・・・履いてみましょう。
ジョニ子はベルトをはずしはじめる。
ズボンを下げたその瞬間、>>549ランビがやって来た。

「姐さん・・・なにやってるんすか？」

見詰め合う二人。

>>551
ジョニ子は独学でロシア語ペラッペラだぞ。ロシアテレビの取材にロシア語で答えられる。


「ああ、ジョニーが持っていたのか」
見つめあう二人に近くから声がかけられた。
そこにはエフゲニー・プルシェンコがいた。宇宙人ではない。金色の髪をなびかせながら、氷上に降臨した美の神だ。
胸元に、金色の刺繍が施されただけの飾り気のない黒い衣装に身を包んでいる。
エフゲニーは薔薇の精の微笑みを浮かべながら、ジョニ子に手を差し出した。その所作だけでも美しい。
一見限りなく優雅で女性的なのに、その下にはあふれんばかりの男性的なパワーを感じさせるバレエの所作だ。
「ああ、美しい……！」
美の求道者ジョニーは身悶えした。
「さあ、それを返してくれ、ジョニー。それは人の手にあってはならないものなんだ」
「ええ、分かったわプルシェンコ」
ジョニーは金色のパンツをエフゲニ―に差し出した。
「ま、まてジョニー！　クワドが飛べなくてもいいのか！？　わしの力があれば世界チャンプも夢ではないぞ！」
パンツがわめく。しかし、ジョニーは毅然として答えた。
「確かにクワドは飛びたい。でもそれ以上に大切なことを思い出したわ。私には表現したいものがある。私にしか表現できないものがあるの」
「さすがジョニーだ」
「ありがとうプルシェンコ。私はとても大切なことを思い出したわ」
ジョニーは微笑んだ。薔薇の精の笑みと同じくらい、いや、それ以上美しいかもしれない、ジョニーの微笑みだった。

頬を薔薇色に染めながらプルシェンコを見つめるジョニ子に、赤ぬこは恐る恐る声をかける。
「ジョ…ジョニー？」
ジョニ子ははっと振り向いた。
「ステファン？アンタ…言葉…」
「ジョニー！僕の言葉がわかるんだね？スケ力が戻ったんだね？」
「ええ、アタシ、自分がするべきことやっと思い出したわ」
涙ぐむ二人。

そんな感動的なシーンを横目に、プルシェンコはいそいそと服を脱ぎ、金パンツをはいた。
すると、先程までの美しい薔薇の精はどこへやら…たちまちﾑｷﾑｷの宇宙人に戻ってしまったのであった。
そして口をあんぐりさせている小塚に「あ、悪いけどお茶くれる？」と頼むと
掃除をしてきれいになったばかりの小塚のベッドにどっかりと腰をおろした。
「あ〜…ニジンスキー呼ぶと疲れるんだよな…」

一方、ナナフシは柱の陰で一部始終を見て焦っていた。
せっかくの金パンツがあっさり宇宙人に取り返されてしまった！どうしようか…

赤ぬこはジョニ子と熱い抱擁を交わしながら耳打ちした。
「あの金パンツさえあれば･･･元の姿に戻れるんだ」
ジョニ子は信じられないという表情で赤ぬこを見つめた。
「ステファン、おばかさんね。ジェーニャに関わっちゃだめ。またシマウマにされてしまうわ。」
「でも、このCDが銀メダルに戻るならシマウマになる事も厭わないさ」

赤ぬこは首から赤いりぼんを通したCDを下げていた。
「あたしが欲しかったあのメダルなのに･･･」
ジョニ子は赤ぬこがちょっとだけ憎くなった。

その横では宇宙人がお茶を入れる小塚にちょっかいを出して
「あーもうっ！」と怒られていた。

ニジンスキーまで出たかｗｗｗｗｗワロスｗｗｗ

「元の姿に戻りたいの？」
と金パンツの宇宙人が言う。緑茶が気に入ったようで、つまみのせんべいをばりぼりやりながら小塚の入れた緑茶をすすっている。
忘れがちだが小塚はプルシェンコと握手できただけで「やったー」と言っちゃうようなプルシェンコファンである。
「プルシェンコが僕のいれたお茶を飲んでいる」と嬉しそうだ。
「じゃあロシアおいで。イリーナに頼めば元に戻してくれると思うよ。手土産にぞうさんのぬいぐるみでも持って行くといいよ」
案外あっさりと解決手段が見つかった。
じゃあ、僕ちょっと寝てから帰るねーと、宇宙人は小塚のベットで寝てしまった。

やっと規制解除だ…。

ステファンはローションを指に取り、晒されているジョニーの秘部を愛撫し始めた。
最初は周辺から湿らせ、潤ったところで、指を挿入し始める。
「あぁん・・」
ジョニーの喘ぐ声が甘い吐息混じりになっていく。
ステファンは親指を抜くと次には人差し指、そして中指を加えて、中を十分に探訪した。
ジョニーの目が早く欲しいと告げている。
ステファンはローションを自分のペニスに塗布し、「ジョニー、おいで」と言った。

荒らしが来るとは…このスレも有名になったものだな（涙）

「ゾウのぬいぐるみ！　どこで売ってる？」
赤ぬこは小塚に尋ねた。
「ト○ザラスとか博○館とかかな…一緒に行こうか？」

赤ぬこ、ジョニ子、小塚、ジュベ、真央、テン君は街に繰り出した。

ちょｗ薔薇の精モードのプルまでｗｗｗ

毎日、ここを覗くのが楽しみになってしまった自分ガイル。
ネタ網羅率ハンパねぇっすｗｗ

街中を歩く一行。ゲーセンのUFOキャッチャーの前を通りかかる。

ジョニ子「ちょっと見て！ゾウさんのぬいぐるみ！これでいいんじゃない？」
プル「よーしお父さんがんばっちゃうぞ〜」
小塚「ちがうちがう！もっと右！あーーーっもうっ。貸して！」

しかし100円玉が吸い込まれて行くばかり。
真央「じゃあ次ちょっとだけあたしに・・・・はい、とれたよっ」

他の５人は思った。浅田マオ・・・・恐ろしい子・・・！

しかも3つ一片に落としたのであった。

なんというミラクル真央

なんという完璧なトリプルゲッツ！

>>564
なにこのアットホームな家族ｗｗｗｗ

あ！ごめ・・・sage忘れた・・・

「てんとう虫のぬいぐるみは無いのかい？」
ランビが無駄にうろちょろする。

カオスな中にうまくちりばめられた事実ネタたちが秀逸でつね

小塚のベッドで昼寝をしていた宇宙人はパチッ、と目を開けた
「サウナ・・・、サウナに入ってビールを飲んでプレステがしたい・・・」
宇宙人は金パンツ一丁で走り回り始めた
「プルプルプルプルプルプル〜〜〜〜〜〜」
楽しそうである

「ベッドまで借りてこのまま帰るのも悪いしなー…」
宇宙人はみんなが帰るまでにピザを作ることにした。
きれいになったキッチンに粉が飛び散ることなどおかまいなしに、ご機嫌で生地をこねている。
足元では真央に置いていかれたクワッチが、食べ物の予感にそわそわしている。
風呂場には掃除を終えたブライアンがいるが、大嫌いな宇宙人がいるために外に出られずﾏｺﾞﾏｺﾞしていた。

嗚呼、こんな格好で風呂場に隠れているなんて…。
ブライアンは悩んだ。その姿は、まるで間男のようだ。
バスルームのドアを少しだけ開け、キッチンを見る。
そこには金パンツをはき、腰をクイックイ回しながらピザ生地も回している宇宙人がいる。
ピザ生地を放り投げてクワドを飛び、着地してから背面キャッチをしたり、生地を頭頂部にのせて、河童の真似をしたり。

(陽気な奴だな、チクショー！ママン、僕はいったいどうすればいいの？)
金パンツを蔑みの目で見るブライアン、お前も全裸＋白いブリーフだ。

白鰤間男wwwwwwwwww

と、その時突然ブライアンはラベンダーの香りにつつまれた。
霧のような靄のようなものが立ち込めているばかりで、何も見えなない白い空間。

「金のパンツの他にも神器は存在する。ライーヨの胴着、ロロの靴、を探し出すのだ」

頭に直接響く老人の声だった。

ブライアンは首筋に落ちた水滴で意識を取り戻した。

そこはやはりバスルームだった。いつの間にか湯船には湯が張られ
いままさに湯にバスク○ンラベンダーの香りを湯に入れようとする老人の姿があった。

このスレまだあったのかｗｗｗ

よく見たらその老人は、なんとランビと日本のCMで共演した経営者こと
ライアン・ブラッドリーだった。

「白鰤の質を高めるジュベールフィールド…」

謎の言葉を残し、経営者は華麗なバク転で去って行った。

一方その頃、ぬいぐるみを無事ゲットした面々は…。

無事ぞうさんのぬいぐるみをゲットした一行は、大量のぬいぐるみを抱えて小塚の家に向かっていた。
あのあと真央の神業が炸裂してすさまじい量のぬいぐるみを獲得、
とてもじゃないがロシアにそのまま持っていけるような数ではなかったのだ。

小「こんなにたくさん置くところないよ…真央、責任持って引き取れよ？」
真「…いらない。タカちゃんにあげる」
ジ「じゃあワタシいくつかもらうわ！それにしても真央、どうしてあんなに上手なの？」
真「タチアナ先生に習ったの」
ﾃﾝ「えぇ！？」

一行が家に着くと、ちょうど宇宙人のピザが焼きあがったところだった。
ジ「まあ、いい匂い！ジェーニャが作ってくれたの！ありがとう！」
プ「一人1000ルーブルね」
全員「金取るんかいっ！！！」

「え〜ルーブルってなに〜？」
「あらやだ私ったらルピーしか持ってないわ」
「僕、円しか持ってないけどさっきゲーセンで使っちゃった。
日本スケート連盟マーク入りの図書カードじゃダメですか？」

あつあつのピザを片手に首を振るプルシェンコ
そこへしびれを切らしたクワッチがプルの手ごとピザに噛みついた！

…おや？！クワッチのようすが…


おめでとう！クワッチはクワドラプルッチにしんかした！


その姿はクワッチの本体にドラえもんの腹、プルシェンコの鼻を持つ巨大なモンスターになってしまった！

>>580
今度は桃鉄かよｗｗｗ

一方赤ぬこランビは一同の騒ぎをよそに、真央に取ってもらった
テントウムシのぬいぐるみを大事そうに胸に抱いて、喜びのスピンを披露していた。

と、コンコンとをノックする音が。ドアを開けるとそこには・・・

「どうもヨーダ・・・ではなく信夫です」
お約束の登場人物たちに指針を与える賢人の登場である。
信夫「呪いの金パンツを滅ぼす方法が一つだけある。モルドール・・・ちがった富士山の火口に捨てるのじゃ！」
小塚「富士山は休火山です」
信夫「じゃあ阿蘇山でいいよ」

いざゆか阿蘇山へ！でもその前に赤ぬこのためにイリーナの所へ！

おや色々と間違ってしまった。ドンマイ

宇宙人はかくちーかくちーとなにやら口ずさんでいたが
まもなく外に駆け出すと両手を挙げて腰をふった。
するとまばゆい光と共に巨大な宇宙船が上空に現れた。
一同はそれに乗り込む事に。

「イーラはこれを気に入ってくれるかな」
「きっと大丈夫よ、ステフ。てんとう虫も貰えてよかったわね」
ジョニ子と赤ぬこはいつになくはしゃいでいた。
小塚は赤ぬこが大事そうにかかえているてんとう虫のぬいぐるみが
実は「おしりかじり虫」である事に気付いていたが、言い出せずにキョドっていた。

地上では飛び去る宇宙船を巨大な虫歯菌が呆然と見送っていた。

いくらなんでもおしりかじり虫がてんとう虫じゃないことくらい気づけよ！
とイラつく小塚だったが、てんとう虫てんとう虫とうるさいランビのために
「これが日本のてんとう虫よ」と愛ある嘘をついた真央の優しさを思うと
本当のことをなかなか言い出せないのであった。
キャッキャとはしゃいでいるジョニ子とランビを見ながらニコニコの真央。
ﾃﾝ「真央ちゃん、アレ…」
真「しーっ。内緒だよ(指を口にあてる)」

プ「それてんとう虫じゃないよね？」
ラ＆ジ「え…」

(宇宙人、空気読めよ…！？)
自分もそんなこと人に言えた義理ではないのだが、
このときばかりは心の中で激しく突っ込む小塚だった。

>>585
見送る虫歯菌って、これかｗ
ttp://uproda.2ch-library.com/222763I8V/lib222763.jpg

ちょ…ｗｗ虫歯菌自重ｗｗ


宇宙船が去った後の部屋で虫歯菌が呆然としていると、ガタガタと物音が聞こえてきた。
「ヒッ…」
びっくりして、恐る恐る物音がする方向へと歩く。
音を頼りにバスルームまで行くとドアが開き、白鰤間男ブライアンが怯えながら登場した。
「ギャッ、虫歯菌！…ママン、助けて。僕、虫歯になりたくないよ！」
いきなり怖がられて、虫歯菌のガラスのハートはチキンチキンと傷んだ。
「一緒に金パンツを探しに行かないか？君がＯＰで自爆したのは、あのパンツを失ったからではないのかい？」
結託しようと試みる虫歯菌。
「ママン〜、こいつがボクを自爆野郎扱いするよ〜！」
泣き出す白鰤間男ブライアン。
その頃、アメリカの自爆野郎はくしゃみをしてユカに冷たい視線を浴びせられていた。

誰かもう一回整理して><

前からいた人々。
ジョニー：主役。一時的にスケート力を失っていたが無事取り戻した。
ミライ：スレ最初の来客。お寿司を作ったり一緒にバームクーヘンを食べたり。
真央：3Ａ×3だけでなくＵＦＯキャッチ×3もできる。
小塚： 真面目な好青年みたいな顔立ちが災いしたか天然の真央ちゃんとテン君のお守を引き受ける羽目に。家の中は滅茶苦茶汚い。
テン君：小塚君と仲良し。純真真面目の様子だがどこでもすぐ寝だす。
Ｐちゃん：宇宙人にあってしまい瞳孔が開き続けている。
ライサ：黒いナナフシ、電柱、エヴァン、虫歯菌。宇宙人の金パンツを狙っている。最近日本でバイトをはじめた。
プルシェンコ：金パンツ宇宙人と美の神ニジンスキーモードを使い分ける。メールの怒りは忘れたようだが今度はライサに金パンツを盗まれて探している。無事見つかってよかったね。
ミハル：テン君への恋心（錯覚）はピンクのベストのせいと判明。無事元に戻る。
高橋大輔：クワッチ目当てなのか？　ジョニーに顔ペインティングとネイルアートを教わりに来たのか？
安藤美姫：静男と一緒？　セクシー系衣装をきる身としてはジョニーに一言言いたい様子。
ＡＤＳＬ：無事宇宙船に乗れた宇宙人の一種。家が病院みたい。好きな映画はＳＡＷ。
ゲデ子：健康ムチムチ系おっぱい娘。健康美でアピールする彼女もジョニーに一言言いたい様子。

選手以外
ガリ：ジョニーのコーチ。厳しい。
タラソワ：テン君と真央のコーチ。毛皮のおばちゃん。
ヤナ：宇宙人の年上妻。美人の地球人。
小塚祖父：れっきとしたフィギュアスケート選手でした。
クワッチ：真央の愛犬。ジョニ子が描くとなぜか毛の生えた栗に。 クワドラプルッチにしんかした。
タラ：ジョニーの有能なエージェント。お茶目。深夜いきなり登場し、毛皮で遊んでジョニーの顔に落書き。
荒川静男：何でいる。

新しい登場人物　選手達
トマシュ：ト･･･、自爆野郎など。おかしくなった同国選手ミハルをとめるために登場。次の衣装で使う漢字を考えている。
ブライアン：白鰤間男、ジュベなど。ジョニー宅で遭遇した金パンツをはいたところ、夢の5Tに成功。しかし動物保護団体に狙われるわパンツ一丁でテレビに映るわ。助けてママンー！
ランビエール：赤ねこ。猫を率いたり猫語でしゃべったり。赤ねこモードでいすぎて元に戻れなくなった。ロシアのイリーナなら元に戻せると聞き、手土産のぞうさんぬいぐるみと一緒に向かおうとしている。
ライアン・ブラッドリー：経営者。ＣＭでバック転決めた選手。謎の一言を残しバック転して去った。
ジェレミーー：アボ、ブタさんなど。五輪の自爆をちくちくいじられながら練習しつづけている。
羽生：新しいキノコ。ジュニア選手権優勝おめでとう。宇宙船スケッチしていた。
ガリンド：マジでそっちの人。夜中に濃いカナダの人と喧嘩。
エマ：スケートリンクから消えた濃い人。夜中に喧嘩。

織田：信長の子孫？　いえ、チャップリンです。

選手以外
ユカ：ジェレミーのコーチ。小塚のコーチの娘。現実から逃げるジェレミーを得意のアルカイックスマイルで練習に駆り立てる。
ＡＤＳＬのコーチ：ＡＤＳＬがどっかいって探している。見つかったのか？
信夫：小塚のコーチ。ジェレミーのコーチの父親。金パンツを滅ぼす方法を皆に教える。
ジュベールママン：ジュベのおかあちゃん。ジュベのためにあっちこっち駆けずり回る。
リューキン：ライサの現在の彼女。お願いだから黒ナナフシを捕まえてて。
ジョニーママ：お野菜もって登場。
モロゾフ：織田と美姫のコーチ。でもジョニースカウトしたり。夜中に美姫とおしゃべりしたり。
橋本聖子：便利なエアバック。
日本選手団（いっぱい）：いきなり登場。

用語解説
クワド：これが飛べるとアメリカ―日本間が一瞬。
ピンクのベスト：人を操る。
宇宙人の金パンツ：これをはけばクワドが飛べる。元はニジンスキーのもの。
宇宙船：「かくちーかくちー」で呼び出せる。ロシアの国家機密。
自爆野郎：トマシュ、ジェレミー、ジュベール。しかしジュベ以外はあまり同情されない。いつものことだから。

後誰かいたっけ？

素晴らしいまとめ乙

まとめ乙です。

宇宙船の中で外国人選手たちは、
ランビの虫のぬいぐるみが本当は何なのか論争を始めていた。
やがて紙とペンを持ち出して各々が自分の思うてんとう虫を描いてみたが、
どれもおしりかじり虫より酷かった。

マイペースな宇宙人はてんとう虫ではなく自分の愛猫の絵を描いていたが、
それは耳が横についているUMAにしか見えなかった。
《参考画像》
ttp://img689.imageshack.us/img689/7558/dnes52010.jpg
ジョニ子はそれを見て
「スケ力ではかなわないけど画力はあたしの勝ちね」と
ひとりほくそ笑んでいた。
自分が毛の生えた栗を描いた事はすっかり忘れたようである。

一方その頃、ライサとブライアンは一旦アメリカに行こうという事になった。
しかしブライアンには服がない。
小塚の服を借りようにも、ユニクロの服しかなくしかも丈が足りなかった。

>>593
こ、これは…しょうこおねえさんと戦えるレベル…！！

>>590
見事なまとめ乙。すごく乙！

>>593
プルの母星、いや母国には実際にペット用にこういう生き物がいて、
日本語で例えるなら「ネコ」としか表現できないのかもしれない？
・・・ダメだ、やっぱり無理。お腹痛いｗｗｗｗ

宇宙人の描いたUMAを見てテン君は恐怖にかられ泣き出した。
「プーフリクの何がおかしい！」子供相手に年甲斐もなく怒る宇宙人。
ますます泣き出すテン君。
一方赤ぬこもてんとう虫がてんとう虫でないことにショックを受けてｼｸｼｸ泣いている。
「ごめんね、悪気があって嘘ついたんじゃないのよ」と慰める真央。
「そうよ。ロシアについたらまたてんとう虫探してあげるから」
とジョニ子も慰める。しかし泣き止まない赤ぬこ。

小塚「どうするんですか、プルシェンコさんのせいですよ…」
プル「か…かわとんちき？」
小塚「は？」
プル「ばばいちゅき…」
どうやらロシア語でごまかしているらしい。(この27歳児め…)小塚はため息をついた。

この人たちは氷上ではあんなにかっこいいのに、オフリンクではどうしてこんなに子供なんだ…。
自分たちも風船を追いかけて3バカとか言われているが、ここまで酷くない。
今後に一抹の不安を覚える小塚なのであった。

などとやってるうちにイリーナの家に到着。

ジョニ子「イリーナ！」　イリーナ「ジョニー！」
ひしと抱き合う二人。
そんな二人をイリーナの夫が微笑ましそうに見ている。
小塚「妬かないんですか？」
イリ夫「全然。僕とジョニーがああだったら、イリーナは妬くだろうけどね！HAHAHAHA！前にも言ったかな？」

同じころ、ＡＤＳＬと余ったわかさぎを唐揚げにし、冷凍した大輔は、みんながロシアにいったことを信夫から聞いた。
「ぼくたちもいこう！」
大輔はＡＤＳＬが皆殺しイーグルで海を渡るのに便乗し、ロシアへと渡った。

>>593
スティッチかと思た。宇宙最強の生物をペットにするとは
さすがプルたんだ。

赤ぬこはやや控えめにイリーナに話しかけた。
「これお土産。実はお願いがあって来たのニャ」
緊張気味なのだろうか、語尾を噛んでしまったようだ。
「なぁにステファン。あ、そうだわ。私も黒猫に着替えてくるからちょっとだけ待ってて」

こっそり赤ぬこに着いてきたぬこ達が期待している。


　 ▲ﾊ　　ﾊ,,ﾊ　 　ﾊ ﾊ　 　　/■ヽ　 　ﾊ,,ﾊ　　
　(=ﾟヮﾟ)　(,,^0^)　 (*ﾟヮﾟ) 　　(*ﾟヮﾟ)　　(*ﾟヮﾟ)　　　
~(,,u,,u　~(ou,,uっ~(,,u,,u　　~(ou,,u　 ~(ou,,uっ　 　

黒ネコになって出てきたイリーナ。可愛い。可愛すぎる。
ランビはお土産のゾウさんを渡しながら、不安げに尋ねる。
「また黒ネコになっちゃってるみたいだけど、ど、どうやったら人間に戻れる？」
イリーナはゾウさんに夢中になりながら答えた。
「脱げば？」

するとどうだろう！赤ぬこがキラキラと黄金の光に包まれ出した。

やがて金色の光は銀色に変わり、そのまばゆい光の中には
ステファン・ランビエールが片手を挙げてスピンをしているシルエットが見えた。
その正確な軸に一同はほれぼれするのだった。
ただし、プルシェンコだけは黒猫イリーナにちょっかいを出すのに夢中で見ていなかった。

やがて銀色の光は少しずつ収束し、ランビエールが姿を現した。
彼の全身は銀色に輝いていた。
首から提げたCDもどうやらトリノ五輪の銀メダルに戻ったようだが
素人目には全くわからない。

一同が呆然とする中で
真央は「よかったねー、シマウマにならなくて」と笑顔で祝福した。
どこまでも天然な真央だった。

その時、大きな衝撃音と共に大輔とADSLが飛び込んで来た。

大輔（壁を突き破る衝撃で満身創痍）「みんな！　わかさぎの唐揚げ持ってきたよ！」
ＡＤＳＬ「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ〜！！」

ＡＤＳＬの皆殺しイーグル型に開いた壁の穴からカロリーナも顔を出した。
コストナー「わかさぎの唐揚げおいしいよ！　食べるといいよ！」

突然の来客とお土産に喜び、わかさぎのから揚げに舌鼓を打つ一行。
その傍らにランビの赤ぬこスーツが脱ぎっぱのまま放置されていた。

「ファーを付けてみようかしら…」
妖しく目を輝かせながら、赤ぬこスーツを手に取るジョニ子。

脱ぎっぱ吹いたｗ
ネタが細かいな

>>608
くそ、今気づいたwww

カーリンカ、カリンカ、カリンカマヤー
皆すぐに宇宙人の携帯の着信音だと
わかった。
「はいジェーニャです」
「・・・報告がないようだが」
「あ、閣下、申し訳ありません、帰還
に手間取っていまして」
「先の戦いでは君に重責を負わせて
しまった。少しくらいの息抜きは良い
だろう。しかし対ケロン軍作戦までには
戻るのだぞ」

イリーナも黒猫を脱ぎ捨てひとときの団らんを楽しむ地球人+交信中の宇宙人。
そんな暖かい空気に包まれながら泣き疲れて眠るテン君。
和やかに時が過ぎていく中に一人、密かな野望を達成すべく一点をじっと見つめる男がいた。
小塚「ユニクロもいいけど一度…一度でいいから赤ぬこになって目立ってみたいんだ……！！」
視線の先にあるのはジョニ子が手にしている赤ぬこスーツ。

ふと突き刺すような視線に振り返るジョニ子。
小塚の熱い想いを読み取りそっとスーツを差し出す物わかりのよいジョニ子であった。

ドキドキしながら袖を通す小塚。そっと見守るジョニ子。
「わーっ面白そう。私もっっ」とはしゃぎながら同じく黒猫スーツに手を伸ばす真央。
赤ぬこと黒猫が並ぶ中、元祖赤ぬこに着いてきたぬこ達も周囲を囲む。
真央「結婚記者会見みたいだね♥」
小塚「うっさい！」

マオ・・・可愛いわ
ワタシも19-20歳の頃には「天使」と呼ばれたものだけど・・・

・・・ふふ、と笑うJohnny GAGA。

http://seabreeze-whisper.cocolog-nifty.com/blog/files/johnny_weir.jpg

次すれのタイトル「乙女なまいにち」がいいな・・・

それにしてもバカップルめ･･･2828

真央「たかちゃんこのままリンクに行って滑ろうよ」
小塚「いいよ行こうか」
スケートリンクで滑ろうとイーラ家を出ようとする小塚＆真央＆わかさぎくわえたぬこ達。

ランビをのぞくみんなは思った。
（ああああああああ赤ぬこの悲劇再び！！ダメ、ゼッタイ！！）
（なんとかして二人をとめなきゃ！）

そのころアメリカでは、鬼軍曹ユカの目を盗み、自爆野郎（ア）がメールチェックとツイッターをしていた

ジェレミー「ユカは鬼だけど耐えなきゃ、と。あ、ダイスケからメールが来てる！」
大輔からのメール『これからあどりあんしゅるたいす君とあまったわかさぎのからあげをとどけに、
みなごろしいーぐるにのってするつかやさんのおうちにいってきます。じぇれみーもくる？』
ジェレミー「”みなごろしいーぐる”？そんなのりものあったかな。新型のステルス戦闘機かな。僕もロシア行きたいなあ」

ジェレミーは首筋に寒気を感じて振り返った。
ユカ「何してるのかな＾＾」
ジェレミー「ユ、ユカ！　ごめんなさいごめんなさいちょっとだけちょ」
ユカ「世界選手権にはジョニーもエヴァンも出ないんだよ？　意味わかってる？＾＾」
ジェレミー「ノオオオオオオオオ！」

ジェレミーはユカに首根っこをつかまれてリンクに引きずり戻された。
大輔の携帯には、ジェレミーからの『行きたいなぁ、あユカだくぁwせdrftgyふじこlp』
というメールが届いた。

来るべき修羅場に備えて脚のマッサージを始めるジョニ子。
ああ・・・

↓まだご覧になっていない方の為に↓

http://www.youtube.com/watch?v=q-9ZHOjQaCs

>>616を見て鼻で笑う白鰤間男のジュベ

皆の心配を他所に滑り始めるいつもマイペースな二人。曲はご存知黒猫のタンゴ。
黒猫のタンゴ♪タンゴ♪タンゴ♪

「・・・あれ？なんか結構イケんじゃね？」
「和むわあ。何がちがうのかしらね？属性？」
呆然とするランビ。なんだと・・・俺はあのコスチュームを着る資質がないというのか・・・。

「ま、小塚属性だと女の子とイチャイチャできないしな！」
落ち込んでもすぐ人生の明るい面を見つける気のいいランビであった。

しかしランビエールは自分の体色の変化にまだ気付いていなかった。

その頃、主人公ジョニ子は脚のマッサージに余念がなかった。
あまりの気持ちよさについ「Oh, daddy...」とあえぎ声が漏れる。

その声を聞いたプルシェンコは何故か突然、ミーシンの声が聞きたくなって
宇宙との交信を切断して電話をかけ始めた。
しかしミーシンは折悪しくガチンスキー君の特訓中で電話に出る事が出来なかった。
ちょっと落ち込む宇宙人。
そこにマッサージを終えたジョニ子がやってきて声をかけた。

>>616
ちょｗジョニ子ｗｗｗ何やってんのｗｗｗ
素で吹いたｗダディってシュガーなダディですねわかりまｒｙ

入念なマッサージで美脚度倍増、いろんな意味ですっかり気持ちよくなったジョニ子は、
プルにもそれを勧めに来たのだった。

「あなたもやってごらんなさいな。サウナよりいいわよ。イッちゃいそうになるわよ」
「機械仕掛けとかそういうのは・・・うーん・・・」
「あらそう、残念ね。アタシは孤高のディーバだから、なんでも一人で・・・・・・できるもん！」

ツンと顎を上げ、おどけて見せるジョニ子の表情に、若干の憐憫を感じてしまうプル。

「じゃあ、ちょっとだけ試してみるかな」
「そう！？こっち来てほらほら。脚乗っけて。すごくイイんだから。スイッチオン！」
「おおおおおおおおお！！！」

いきなりパワー最強だ。氷上の帝王は身も世もなく悶えた。
（真央が小塚と出かけていてよかった。こんな痴態は子供には目の毒だ・・・）
テンくんが起きてきた。きょとんとしている。

テン君、見ちゃダメWWW

悶える宇宙人を目にしたテン君は、自分が見てはイケナイものを見たと咄嗟に判断、
「僕…やっぱりもうちょっと寝てくる…」とベッドルームに消えた。
ああ見えてテン君、年齢に似合わない完璧な処世術を身につけているのだ。
さすが兄さんたちに混じってシニアの試合をこなしているだけある。
日頃の子供じみた言動は隠れみのかもしれないわ…とジョニ子は思った。

一方小塚＆真央の滑りを眺めるランビは、シマウマに変化した己に気づかずにいた。
表現力に関しては当代随一を自認しているランビだが、
自分ですらものにできなかった赤ぬこを、地味小塚にあっさりこなされたのが相当ショックだったらしい。
あんな子供っぽいものが似合うなんて小塚もまだまだだな…！
強がるランビの変化にいち早く気づいたのは滑り終えて戻ってきた真央であった。

てす

真央「あー。ランビエールさん、縞模様になってきたねー。今度はとらねこ？」
一同「ちっがーう！」
どこまでも天然な真央である。

ジョニ子はテン君をベッドルームに見送ると、プルシェンコの方に目を向けた。
その時、プルシェンコは脚マッサージにもだえながら突然、
手を「小さく前ならえ」のような形にした。
「こ、これは『牧神』のポーズ！！！」
ジョニ子は驚愕した。再びニジンスキーが降臨したのだ。
そこに大輔からジョニ子に電話がかかってきた。
「ジョニー、大変だ。ステファンがまたシマウマに！」
それを聞いたジョニ子は驚くと共に思わず
「いやん、アタシも白鳥になっちゃうのかしら」と応えてしまった。
だが日本人の大輔から見るとどう見ても丹頂鶴だ。

その頃、日本では白鰤と虫歯菌がまだまごまごしていた。
とにかくジュベールに服を着せなくては。
しかしコヅの服では圧倒的に丈が足りなくてつんつるてんだ。
するとその時、スピンもしていないのに虫歯菌の妖気アンテナが反応を示した。
「ブライアン、ロシアで何かが起こっている。そのままの格好でもいいから行こう」
「えーっ？　エヴァン、ぼく凍死しちゃうよ〜」

虫歯菌は仕方なくつんつるてんの小塚の服を白鰤に着せた。丈が全然足りていないが仕方ない。
ロシアに急がなければ…！
与一スピンの形になった虫歯菌は、背中にブライアンを乗せてロシアに向かった。

しかし、与一スピンでは勢いが足りず、佐渡島で落下。
「新種の黒い朱鷺、現れる！」
訳も分からずテレビや新聞社に追われ、写真や映像を撮られまくったふたり。

「まだ日本じゃないか、ママン〜、帰りたいよ〜」
「泣くなよ、僕はクワド飛べないんだから、あとは君に任せたよ。」
黒い虫歯菌を背中に張り付け、白鰤間男は渾身のクワド。これで自爆したら、日本海にまっ逆さまだ。

華麗なジャンプ、割れた腹筋の生み出す速い回転。
クワドの帝王はよみがえった。
しゅっ。
研ぎ澄まされたエッジが氷を切り裂き、見事に片足で着地した。

虫歯菌を背中に乗せているとは思えない出来だ。
しかし、ブライアンは忘れていた。
自分が方向音痴だったことを…。

真央「たかちゃん。これ気に入ったから日本でみんなに見せようよ」
小塚「よし、今から帰ろう。すぐに帰ろう。急いで帰ろう。さあ、早く」
（イーラ家から甘い雄叫びが繰り返し聞こえてくるし、これ以上ここにいたら危険だ）
今までに感じたことのない不穏なピンク色のオーラが
イーラ家から漂ってきている。
のんきに唐揚げを食べている大輔にも日本に戻るように促す。
（ああ、プルシェンコさんまで叫んでる。恐いよーっあーっもうーーっ）
背中にテン君を担ぎ、真央を小脇に抱え、事情を理解してない大輔の手を引き、
大輔が手に持っている唐揚げにかぶりついたままのADSLとぬこ達を引き連れて
恐怖に戦きながらも華麗にクワドでその場から立ち去る小塚であった。

テン君真央デー唐揚付きADSLおまけにぬこを引き連れてクワドのこづｽｹﾞｰｰ!!!

白鰤どこ行っちゃった？
太平洋に跳んだの？
それともちうごく？まさか北・・・

「あ”〜やっとついた・・・」
クワド３回で何とか自宅にたどり着いた小塚様ご一行。
しかし一歩部屋に入ると･･･

「・・・・なんなんだよもう〜この服の山〜」

白と黒が小塚の部屋を荒らしまくったおかげで服がそこらに散乱していたのだ。
仕方ないのでテン君を寝かせて洋服の片づけをしていたが・・・

「あれ、あの衣装がない？」
「衣装？」
「ほら、去年フリーで来たやつ」
「ああ、ユニクロミオね」
「ユニクは余計だよ。」

どうやら白が着せられたのは小塚のユニクロミオらしい。

「あ〜もう、誰が持っていったんだろ･･」
「どうする？ロシアに戻って聞いてみる？」
「いや、いい。有香さんにどやされるのが数倍まし」
「ふ〜ん、そうなんだ。別にいいけど(^ー^)ノ」
「へ？」

その声に驚いて振り向くと玄関にはすべてを悟った有香さんと豚ちゃん・・・
じゃなく引きずられたアボットがたたずんでいたのだった。

無邪気なお子様達が日本に戻っていくのを見届けたシマウマとイリーナ。

家に戻るとそこではニジンスキープルとジョニ子が
脚のマッサージ機を巡り、壮絶な争いを繰り広げていた。
だがそこは芸術点オール6.0をたたき出した薔薇の精。
華麗なステップでジョニ子を吹き飛ばした。
「きゃぁぁぁぁあっ」
ダメだわ…薔薇の冠があんなに似合うアタシなのに
薔薇の香りに、毎日包まれて眠るアタシなのに
まだまだ薔薇の精にはなりきれてないのね。
やっぱり、あの金パンツを一度穿かないとダメなのかしら。
でもどうやってジェーニャから奪えば…？

そんなジョニ子の逡巡を尻目にマッサージ機を片手に
スキップをしながらベッドルームに急ぐプルシェンコだった。

てめえ返せよこの宇宙人野郎！代わりにパンツ寄こせ！

・・・あらいやん、アタシったら今、心の中でおっさんみたいになってた。
こんなのアタシじゃないわ！
膝を揃えた綺麗な横座りをし、ジョニ子はさめざめと乙女泣き｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

イリーナ「今すごく野太い声で、『てめえ』とか『この野郎』とか聞こえた気がする・・・」
シマウマ「本人が『心の中で』って言ってるんだからそれでいいような」
イリーナ「『パンツ寄こせ』とかなんとか」
シマウマ「錯乱してるのかも」

「ゆ、有香さん、こんにちは」
「みんなこんにちは、バンクーバー以来ね^^」
いつものようにニコニコアルカイックのユカ。しかしバンクーバーという単語が出た瞬間、となりのアボットがびくっと震えたのを二人は見た。
「ジェレミーさん、こんにちは」
いくらなんでも様子がおかしいのに気付いた真央ちゃんがアボットに挨拶する。
「こ、こんにちはマオ」
ジェレミーはなんとか答えた。
「具合悪いの？」
「い、いやそんなことは･･････ちょっとｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ･･････」
「バンクーバーでまた自爆したからね^^」
「NOOOOOO!」
「だからずっと練習してるの^^　でもすぐに逃げようとするの^^　金メダル候補だったのに何位だったっけ？　何位だったっけ？^^」
「HELP!　HELPME！」
皆目をそらした。高橋は「表彰台、ぴょんっと･･････」と虚ろな表情で呟いている。
「それでね、エフゲニーさんにクワドの特訓をしてもらうって約束をしたの。こちらにいるって聞いたのだけど、いないみたいね。どこにいるか知っている？」
「ロ、ロシアのスルツカヤさんの家に･･････ジョニーさんやランビエールさんと一緒に･･････」
「ああ、それはちょうどいいわね^^　ロシアの寒さならどこにも逃げられないわ^^　このまま向かいましょうか、ジェレミー？^^」
ジェレミーはすがるような目を小塚に向けている。アイフルの子犬のような目だ。

まとめとコストナーさんに吹いたｗ

乙女泣きをしているジョニ子がふと視線をあげる。
（そうだわ。ステファンったら赤ぬこの次はシマウマになったんだった。
今度はどうすれば戻るのかしら。
いえ、今はステファンの問題よりもあたしの問題よ。
乙女の力ではジェーニャからマッサージ機も金パンツも奪うのは無理だし……
薔薇の精を極めたいのもあるけど
それ以前にあのマッサージ機をとられると
あたしの中のこの心に溜ってる欲求も発散できないわ。
ああっどうすればいいのかしら）

憂いを帯びたジョニ子の瞳に見つめられてややキョドるシマウマ。
シマウマ「と…とりあえずベッドルームの様子を見て来ようか？」
（ジョニーの中のおっさんが再び出てくる前に行動に移さないと…
見てはいけないものを見てしまう予感がする）

ベッドルームのドアノブに手をかけた時
目映いばかりの閃光が周囲を覆った。

「な、何だ?!」

あまりの眩しさに片手で目を覆うシマウマ。
指の隙間からなんとか瞼を開けて光の差す方を見ると
小塚からパクったユニクロミオをピッチリ着た白鰤ジュベールと、その背にしがみついている黒ナナフシの姿が見えた。
ジュベールの方向音痴のせいで世界中を転々としながらも、二人はようやくここへ辿り着いたのである。

黒ナナフシの与一スピンでバランスを取りながら、二人はシマウマが見守る中、ゆっくりと着地した。
マッサージに夢中になっている宇宙人の後頭部に。

ちなみに二人はアロハシャツにキルト・スカート、
カウボーイ・ハットにシープスキン・ブーツといういでたちで、
背中にはシタールを背負い、手にはシシカバブを持っていた。
さぞかし色々な所を経由してきたのだろう。

そのころアボットはみんなの前でユカさんにしぼられていた
ユカ「ジェレミー、どうやってロシアにいこうか？　みんなの話だと四回転でいけるみたいだけど、…成功するかな？＾＾」
しくしく泣くジェレミー。
ユカ「全米ではきれいに決めたけど、五輪ではだめだったしね＾＾」
ユカ「最近もツイッターばっかりで、四回転の練習すぐさぼろうとするしね＾＾」
ユカ「だからロシアに行って特訓するんだけどね＾＾」
ユカ「世界選手権にはエヴァンもジョニーも出ないんだからね＾＾　枠取りの責任わかってる？＾＾」

鬼軍曹ユカの言葉に、いたたまれなくなる観衆。
大輔は助け舟を出すことにした。
大輔「あ、ぼくたち、ロシアからたかちゃんのクワドで帰ってきたんですよ。たかちゃん、もう一回つれてってあげれば？」」
小塚はあーもう！と思いながらも了承した。
小塚「じゃあ行きますよ！」
小塚はジェレミー、ユカ、言い出しっぺの大輔、大輔の持っているわかさぎに食らいついたままのＡＤＳＬとぬこ達、寝ぼけているテン君、３Ａ3回でサポートする真央を連れてとびたった。

こらっ!ADSL、お前もクワド餅だろーが!!
しかも小塚より遥かに成功率の高い。
手伝わんか!!!www

「この皿を頭にかぶせて河童モードにすれば…勝ち目はある！」
そろそろと宇宙人の後頭部に皿を近づけるナナフシ。
しかしもう少しのところで宇宙人がバッと振り向いた。
「甘いっ！」
そこにジョニーも駆け付けてきた。
「エヴァン、あなたも金パンツを狙ってきたのね？今だけは手を組むわよ！ブライアン、あなたもよ！」
ブライアンは「僕はパンツは白でないと…」とﾏｺﾞﾏｺﾞしている。

そんな3人の結託を横目に、宇宙人は3Aを跳んだあとにクネクネしてみたり、
両手をあげて腰をクイクイやっている。
そして3人に向かって投げキス、掌を舐めて恍惚の表情。
マッサージ機が宇宙人の中のエロスモードを覚醒させてしまったのだ。
「な…なんというエロス！勝てない…勝てる気がしないわ…！
エヴァンにエロスはないし、ブライアンの腰ふりだけじゃ…」
なんとかして宇宙人に勝つ方法を見出だそうと必死に考えるジョニ子であった。

「そうだわ！お風呂！いい香りのお風呂に入ってリラックスすれば・・・！」
乙女パワー増大を狙い、ジョニ子は勇ましく衣類を脱ぎ捨てながらバスルームへ駆け込む。
「お風呂借りま〜す！」
事後承諾だ。イリーナは笑顔でどうぞどうぞと見送る。
ジョニ子の勢いにつられて白ブリ・黒ナナフシのコンビもバスルームになだれ込む。

他人と一緒に入浴という事になり、テンションが変な上がり方をしたジョニ子は
（このスレで変でなかった事などないが）金髪ヅラと黒縁眼鏡を装備しマイクを持つ。
「はーい、ロシアでインタビュー。ライサ、あなたにとってジョニ子ってどんな存在？」
「えー、なんだろ。スケートをする人」
「はいつまんない！あんたバスタブから出て正座！」
アドリブが効かない黒ナナフシを蹴り出すジョニ子。

そこに、さすがに重量オーバーで若干コントロールの狂った小塚クワド観光一同が飛んできた。

このペースだと一ヶ月でスレ消費するね
ワールドも始まるし、スレのクオリティもキープし続けられそう
ネタ職人さんたちに薔薇を贈りたい

このスレ限りで終わったほうが鮮やかだと思う。

その頃、ニジンスキー憑依＆エロス最高潮のプルシェンコに
イリーナが声をかけていた。
ちなみにニジンスキーはバイセクシャルで、
舞台上でアレをナニした事があるという立派など変態である。
非常に危険な状態のプルシェンコを鎮められるのは
かつて宇宙人の姉と呼ばれたイーラしかいない。

「ジェーニャ。金パンツはともかく、マッサージ器はジョニーに返してあげなさい。
あれはジョニーが日本のエンジェルから貰ったものよ。（※テスコム社謹製）
そんなに欲しいならヤナさんに買って貰えばいいじゃないの」

流石の宇宙人も姉のように慕うイーラには逆らえなかった。
というか、「ヤナ」という単語に反応したのかもしれない。
プルシェンコの腰振りが止まった。
金色の光の帯を放って、ニジンスキーは彼の体から出ていった。

「はっ！イーラ、僕は一体何をしていたんだ？」

ちなみに件のフットマッサージャーは
「お値段￥7,974」である。

>>643
黒ナナフシの頭上に着地した小塚。
「ふぅ…クワドの連続でさすがに疲れが…」
膝がガクガクする中、辺りを見回すとそこには
素っ裸で正座をしている黒ナナフシ、仲良くバスタブに浸かり薔薇の香りに包まれている白鰤とジョニ子。
マッサージ機を手に歓喜の声をあげているプルシェンコ。
それを暖かく見守るイーラとシマウマ。

お……大人の世界だ。もしジョニーさんに入浴を誘われたら僕には断れない。
どうしよう。プルシェンコさんも僕の知ってるプルシェンコさんじゃない。
早くここから離れないと、逃げないとーーーーー！
あーーーージョニーさんと目が合っちゃったあああああああ。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
異変を感じ取ったADSLも声を上げる。

「確かにロシアに送り届けましたからね。僕たちは…僕たちはもう失礼します。
うわあああｑｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ」
混乱とパニック状態になりながらもきちんと帰りの挨拶だけはするのは忘れない。
おぼっちゃまなのである。
疲れた身体もなんのその。
本日何度目になるか忘れるほどの完璧なクワドと共に
テン君、真央、大輔、わかさぎの唐揚げ付きADSLとぬこ達を抱えて再び日本へと戻っていった。

「あらん。目の下にクマができてたからパックをしてあげようと思ったのにー。
疲れてる時はゆっくりお風呂にはいるのが一番って今度教えてあげなきゃ♥」
小塚の恐怖を知ってか知らずか、顔色の悪い小塚を心配するジョニ子だった。

高橋とADSLは自分で飛べｗｗｗｗ

>わかさぎの唐揚げ付きADSL

もう何がなんだかｗｗｗｗｗ

荒んだ時はここに来るに限るぜｗｗｗｗｗｗｗ

乙女らしさが足りなくなってきてるｗがんばれｗ

ブタさんとユカの前に広がる光景はそれはもう…なんというか…阿鼻叫喚だった。
その光景を見てまだまだお子ちゃまなジェレミーは
「ユカ…ここヤダ…怖いよ、クワドやるからアメリカ帰りたい…。」
などといいながらシクシクと泣き出してしまった。

それに対し鬼軍曹ユカは素敵な笑顔で返した。
「…私はそれでも構わないけど、タカが言うにはクワド横断に失敗したら太平洋に真っ逆さまらしいわよ？＾＾
　私はジェレミーのこと信用してるよ？失敗しないよね？自信あるからそんなこと行ってるんだよね？＾＾」

「う…うわああああああああああああああああああああん！！！」
ブタさんはユカの言葉責めに泣き出してしまったがそんなの放置だ。

「泣くほどこの光景が怖いの？私が怖くて泣いてるわけじゃないもんね？＾＾じゃあ恐怖を取り除きましょう！」

そう言ってユカは華麗なスピンでエッジを使いマッサージ機を削ってオシャカにし、サーペンタインステップでジョニ子宅のバスルームを破壊した。

>>653
×ジョニ子宅
○イーラ宅

「あら^^　ジョニーがいるのは聞いてたけどライサチェクさんもいたのね^^」
小塚が消えた空を眺めていたジョニーに、ユカの声が聞こえた。
「あら、ジェレミーにユカじゃないの！　どうしてここに？」
状況を思い出して欲しい。
ロシアの誇るフィギュア女王の風呂場というけったいな場所に、現アメリカが誇るトップフィギュアスケーター男子３人が揃うというおかしな状況になっているのだ。
「エフゲニーさんにクワドのアドバイスをもらおうと思って^^」
「あら、いいアイデアね！　私もエヴァンも世界選手権にでないから、ジェレミーにはがんばってもらわないと」
隣でジェレミーが倒れた。ユカの連続攻撃に凹んだジェレミーに、ジョニーの応援は逆効果だったようだ。
「任せておいて！　次の枠はしっかり取ってくるわ。だって、ジェレミーにはそれができる実力があるもの。いつも逃げようとか考えているけど、そのパワーは誰にも負けないわ^^」
「あら、私だって負けないわよ！」
うふふ、とジョニ子とユカは笑いあった。
「ジョニー、ジェレミーが泣いていたら相談にのってあげて。私はコーチだから厳しいことも言わなくちゃいけない。いいえ、厳しいことばかり言わなくちゃいけない。たまにはガスを抜いてあげなくちゃいけないけど、私には難しいから･･････」
「任せてユカ。大丈夫よ、ジェレミーは強い男よ！」
ユカの寂しげな笑みに、ジョニーはこの変顔男、変な顔する前にユカさんに感謝の笑顔しなさいよ、と思った。

ttp://www.youtube.com/watch?v=q-9ZHOjQaCs
ジョニ子エロ杉ｗｗｗｗ

マッサージ機を奪われたプルシェンコははっと我に返った。

ユカ「エフゲニーさん、ジェレミーにクワドを特訓してくれるって約束覚えてる？＾＾」
プル「はい、やります。行くぞ」
鬼軍曹の有無を言わさぬ雰囲気にプルは即答、ブタを引きずってリンクに直行した。

ユカはイーラとシマウマに向き直ると
ユカ「おうちを壊してしまってごめんなさいね。きちんとジェレミーが世界選手権までにきれいに治すから…」
どこまでも鬼なユカだった。しかしこれもジェレミーのため。

「修理代金はジェレミーにきちんと請求してね^^
大丈夫よ。世界選手権の優勝賞金で支払わせるから^^」
本人の知らないうちに借金を背負ってしまうジェミーであった。

アボの精神的プレッシャーが半端ないことにwwwww

これは世界選手権も自爆したら･･････どーするんだ。
ライサにバイト紹介してもらうか？

ジョニ子「あら、日本アニメの求人があるわよ。」
黒虫歯菌「ジ、ブリ…か。有名なのかな。」
白鰤「痔、ブリ…？ブリーフのこと？」
変態プル「サブタイトル『飛べない豚はただの豚』だそうだ。」
ユカ「あら、誰かさんにぴったりなタイトルじゃない^^」
アボ「ウワァァァァァァァ」

>>661という内容の夢を見、絶叫して起きるジェレミー。
プルの鬼しごきがあまりにつらいためか、白昼夢をみていたようだ。
どうかしてる、と頭を振り、水でも飲もうとリンクサイドによるジェレミー。
水を手に取ろうとすると、水筒の横には…「ぽるこ・ろっそ」と書かれたＤＶＤが置いてあるのだった。

「ＮＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯ！」

風呂上がり、火照った体をもてあますジョニ子は、
バスローブの代わりに、フリフリレース付きの純白エプロンを借り、リビングで寛いでいた。
まったく違和感がない。むしろ似合う。
「ジェレミー、早く優勝してマッサージ器弁償してくれないかしらー」
優雅なものだ。

同じころ、必死の思いで日本に帰ったきた小塚一行。
真央は無邪気にたかちゃんすごーい、などと言っている。ＡＤＳＬとぬこ達はわかさぎを食べっぱなしだ。
小塚「はあ、はあ、はあ。やっと帰ってこれた」
大輔「お疲れー！　いや、すごい光景だったねアレ」
話を蒸し返すなばかー！　あーもう！　小塚は焦った。真央やテン君にはまだ知らせたくない世界だ。
しかし大輔を上回る天然がそこにはいた。
真央「なんかプルシェンコさん唸ってたね！　ジョニーとブライアンも仲良しなんだね〜。あれ、でもなんでエヴァン君は服着てなかったのかな？」

小塚「うっさい！」
気苦労の絶えない小塚であった。

小塚「あ、そういえば俺のロミオの衣装は…」

すっかりイーラ家の居候となった面々。
「うふっ今日はスープに金粉を浮かべてみちゃったわ。
金粉のお肌ケアって今、セレブの間で流行ってるのよね」
イーラと共に夕食の支度をするジョニ子。
その金粉を見つめながらこの量では身体を全部は覆えないな、と思案するシマウマ。

和やかにテーブルを囲む一同。
「ん？金粉か。金…金…？はっ」
そうだ、ようやく思い出した。
宇宙人から金パンツを取り戻そうと、白鰤自爆野郎と一緒にロシアにやってきたんだった。
こんなところで毎日ジョニーの手料理に舌鼓をうってる場合ではない。
ろくにトレーニングもせずに食べてばかりの生活をしてたら、俺は黒はんぺんになってしまう。

当初の目的を思い出した黒ナナフシ。
夕食後、白鰤だけでは頼りにならないことにようやく気づき
シマウマも一緒に金パンツ奪還作戦の計画に組み込もうと考えた。
宇宙人が交信中で席を外したのを確かめて、白鰤とシマウマを部屋に呼び込む。
「ちょっとーあたしだけ仲間はずれにする気？いれてよおお、ねえいれてぇ」
ドアの外で騒ぐジョニ子。
宇宙人に気づかれると困るので、仕方なしに部屋に誘い入れる。

「きゃぁっエヴァンったら。なんでこんなの持ってるのよ」
視線の先には、ドモホルンリンクルの美白パック。
黒ナナフシのあまりのドス黒さに心配したイーラがこっそりくれたものである。
「エヴァンにはもったいないわ。あたしがこれ使っちゃう」
あーあーなんでもやるから、とりあえず静かにしててくれ。
俺たちは奪還作戦を…と振り返る。
振り返った先には、隠し持ってた金粉を身体に塗りつけているシマウマと
ママンが恋しいなーと抱き枕に涙を浮かべる白鰤の姿があるのだった。

こいつら、役にたたねえええええええええええ！！！！

エヴァンの部屋でそんな黒い集まりが開かれてる一方

「ねえ、ここにいる間はネットは禁止って言ったよね^^
なんで180回も呟いてるのかな^^
まだまだ疲れてないってことだよね^^
今度は私と、食後の軽いトレーニングでもはじめようか^^」
「のおおおおおおおおっ」

黄金パンツを穿いた宇宙人　（イーラさん、ベレズナヤさんも友情出演）

tp://www.nicovideo.jp/watch/sm73163

「役に立たないとか言う前に、かわいいジェーニャに意地悪をするのはやめてもらおうかしら」
ハッと振り向くと、そこにはテンガロンハットを持ったムチムチガールがいた。言うまでもない。イリーナだ。
「え･･････スルツカヤさん？」
「ジェーニャがどれだけ苦労してあの金パンツを手に入れたか、あなたにはわからないでしょうね」
目が笑っていない。悲しみに染まった目は遠い過去を見ている。
「あれはスケーターの苦労じゃないわ･･････芸人のする苦労よ」
イリーナはブルウィップをぴしりとしならせた。
「美白パックを使えばクワドへの野望もすっきり洗い落とせて終わったはずなのに、使わなかったのね。仕方がないからアメリカから助っ人を呼んだわ」
イリーナの後ろにはいくつか人影が見えた。ゆっくりと近づいてきた影の顔が見えると、ライサは
「NOOOOOOO!」
とジェレミーのように叫んだのだ。

「お前にこれを身につける勇気があるか」という声がした。
そして何かがライサの前に放り出された。
声の主はなんと、アレクセイ・ヤグディンであった。
放り出された物はヤグディンが１８歳のあの日、
裸の上半身にペイントを施してバナナを手に踊ったあのEXで身につけていた
「腰ミノ」であった。

「オレは･･･なりきれなかった。だって寒かったし。
日本じゃ実況の人に冷静に『そうですね、裸ですね。』って言われて心底恥ずかしかった。」
そりゃあ笑われるよりずっと恥ずかしいに違いない。
ヤグディンは続けた。
「だがジェーニャは違った。
あいつは競技者であると同時に芸人だった。エンターテイナーだった。
だからこそあいつはあの金パンツを手に入れる事が出来たんだ。」
そう言いつつ、お化粧した顔はジェーニャより自分の方が綺麗だと密かに自負するヤグディンであった。

ライサは悟った。
「そうか、オレは･･･オレは、EXであの曲に挑戦しなければ
金パンツのような神器を持つ資格はないんだ。」

あの曲とは、言うまでもなく「虫歯建設株式会社」である。

イリーナがやさしく頷いた。
「エヴァン。あなたの身につけた物も神器と呼ばれる日がいつかきっと来るわ。」
ライサはこみ上げる涙をこらえる事が出来なかった。

その頃、宇宙人はニジンスキー降臨と宇宙との交信に疲れ果て、
喧噪を余所にイーラ家のベッドルームで眠り込んでいた。
金パンツは愛用の芋ジャーのポケットに無造作にねじ込まれている。

ライサがムダに長い手足を縮こませ、抜き足差し足で宇宙人の眠る寝室へ忍び寄る一方。
ジェレミーはひとりきり高すぎる自我の壁を掻きむしっていた。

(五輪での僕は本当の僕じゃない…世界選手権で最高の演技をして本当の僕を世界に知らしめるんだ…！)

何かの決意を漲らせるその顔は、帝王と称されるジャンプ中やスピン中の表情とは
また違った凄味があった。

勝手に背負わされた借金の返済と鬼軍曹ユカの優しい笑みを再び拝むため、
ジェレミーは一歩、また一歩ゆっくりと歩き出す。何かを呟きながら。
その姿はまるで影薄の空気を少しずつ払拭していくようだ。

(そうだ…神演技をするためにはコレが必要なんだ)

ジェレミーがおもむろに手を伸ばした先には、まさに今宇宙人の金パンツを手に取ろうとする
ライサの姿があった。

そのときだった。
ユカ「ジェレミー！」
ジェレミーははっと我に返った。
（俺は一体何をしようとしていたんだ！？）
ユカ「ジェレミー、そのパンツをはけば、確かにあなたはジャンプの帝王になれるかもしれない。
　　　でも、あなたは本当にそれでいいの？」
ジェレミー「…」
ユカ「パンツなんかなくても、あなたはやればできる、すごい才能をもったスケーターじゃない。
　　　　全米のあの演技…私はまぐれじゃないと思ってるわ。
　　　　必死で練習したら、きっと誰かのパンツじゃない、あなただけの神器が手に入るはず。私はそう信じてるの」
ジェレミー「ユカ！　ごめんなさい。練習頑張る！」
ジェレミーはリンクへ駆けだした。

プル「むにゃむにゃ。うん？　何かあったのか？」
ユカ「いいえ、何も。…エフゲニーさん、パンツがポケットからはみ出てるわよ＾＾」
プル「ありがとう」
プルシェンコはパンツをポケットの奥に押し込んだ。
金のパンツは、「僕をちょっとだけ穿いてみたいかい？　うふ〜ん」と身をよじらせながらプルシェンコのポケットにおさまった。

まさかのヤグディンとのやりとりで吹いたｗｗｗｗ

ライサは鬼軍曹と自爆野郎のやり取りを眺めてほっと一息をついた。
自分のコーチ陣に鬼軍曹がいなくて心底良かった、生きてアメリカに帰れよジェレミー、と
心からのエールをおくる。

イーラやヤグに諭されながらもうじうじと金パンツへの想いを捨てきれないライサ。
一度だけ、一度だけでいいから…
その想いを胸に宇宙人のベッドに近寄る。
すると尻ポケットの携帯がブルブルと音をたてた。
ちっこんな夜中に誰だよ。
暗闇の中に浮かび上がった名前はタニス･ベルビン。
急いで宇宙人の部屋を抜け出し電話に出る。
｢やあタニス。こんな夜中にどうしたんだい？いま、一人なのかい？一人寝が寂しいなら今から行ってあげようか？｣
一気に捲し立てるライサ。
｢てめえ、なに浮かれてんだ？あ？｣
｢タニス、酔ってるのかい？酔いざましのダンスでも一緒にどう？いま、ロシアにいるんだけどよかったら迎えを呼ぶよ｣
｢あー？酔ってるのはお前だろ、虫歯菌が。ああん？あたしはリューキンだよ。
あたしからの電話に昔の女の名前を出すとはいい度胸じゃねえか。
その腐った根性をあたしが叩き直してやるよ、ｺﾞﾙｧ。待ってな｣
事態が呑み込めないライサ。

元凶はジョニ子にあった。
プルのメアドをタニスと偽って渡したお詫びに、せめてタニスから電話があったと思わせようと
ライサの携帯に登録されてたリューキンの名前をタニスに書き換えていたのだ。
あたしってば気が利くわ、エヴァンの携帯の着信履歴が全部タニスに大変身〜
後先を考えず友達のため、と付け焼き刃の適当な対応に満足して眠りについたのである。

3分後。イーラ家に雷がおちたかのような震動と衝撃が襲った。
｢リューキンごめんよー何かの間違いなんだよー｣
と言うライサの声が聞こえたが徐々に夜空へと吸い込まれていった。
コーチ陣には鬼軍曹はいないが、プライベートを鬼軍曹と共に過ごしていることには
まだ気が付いていないライサであった。

翌日屋根に大穴があいたイーラ家を呆然と眺める面々。
｢あ、これね昨日リューキンさんが来てライサチエックさんを連れて帰った時に出来たみたい^^
心配しないで^^
ジェレミーが修理するから^^
代金もジェレミーがきちんと払うわ^^
同じ国のライバルかつ仲間だし当然よね^^｣

ちなみに修理費は日本円で総額312万5千円である。
ワールドの賞金がそれより上であることを祈る。

金パンツを狙うライサはリューキンがつれて帰り、イーラ謹製の美白パックを使ったジョニーは金パンツのことなんてすっかり忘れた様子。
ジェレミーはプルとユカにしごかれ、ジュベールは金パンツよりもママンの方が恋しくなったようだ。
かわいいジェーニャの安寧が訪れたことにほっとするスルツカヤ。お手製の朝ご飯を皆に振る舞いながらご機嫌だ。長男アルチョム君に濃すぎるスケーターたちを見せないようにしながら、朝の紅茶を淹れる。
「なんで日本にはロシアンティーが紅茶にジャムを入れるものって伝わっちゃったのかしら･･････」
昨日の日本からのお客さんを思い出しながら呟く。ちなみにロシアじゃ紅茶にジャムをいれるのは行儀の悪いことらしい。まったくしないというわけじゃないけど。
「イ〜ラ〜。僕フルーツだけね〜。ダイエット続けないと〜」
「分かってるわ、ジェーニャ」
プルシェンコの皿にはきっちりフルーツしか乗せていない。どこから知ったのか、昨晩スルツカヤの携帯にヤナ姉さんからメールが来て、ダイエットのための食事を出してくれと頼んできたのだ。
『ごめんねスルツカヤ。子供みたいな人の世話をお願いして。今私仕事が忙しいの。後でミーシンが迎えに行くわ』
いいえ、とんでもないわヤナ。あなたも大変ね。こんなおっきな子供を夫に･･････。
とはいえジェーニャの幸せを祈りたい。
「WAO！　本物のサモワールで入れたロシアンティー！」
ジョニーは本場のロシアンティーが飲めて幸せそうだ。ベリージャムを舐め舐めしながら熱い紅茶を啜っている。

スルツカヤかわいい　なごむ

ジャムにウォッカを混ぜ混ぜしちゃえｗ

ユヅル君とカナコちゃんも登場希望

一方その頃、日本では小塚が難しい顔をしていた。

（僕のロミオの衣装は一体どこへいったんだろう）

一連の騒動でなかなか気付けなかったが、いつの間にかユニクロミオが
クローゼットから姿を消していたのだ。

（おかしいな…確かにここにあったはずなのに）

クローゼットの中をもう一度探してみるものの、やはりユニクロミオは見当たらない。
そんな小塚の後ろでは、ようやくわかさぎを食べ終えたADSLがぬこ達と和やかに遊んでいた。
真央や大輔やテン君もお茶を飲みながら談笑している。
とても微笑ましい光景だ。

ピンポーン

そんな時、チャイムが突然鳴った。
衣装を探す手を止めて、小塚は玄関に向かう。
今度は一体誰が来たんだろう…今までの濃すぎる来訪者達のせいで
若干トラウマを抱えた小塚は、恐る恐るドアを開いた。

「「こんにちはーー！」」

するとそこには、先日めでたく世界ジュニアでアベック優勝を果たした
結弦＆佳菜子と、同じくペアで銀メダルを獲得した成美＆トラン君の姿があった。
みんなで仲良く遊びに来たようである。

遊びに来た4人の目に入ったのは
黒猫と、赤ぬこスーツに身を包む小塚や真央の姿だったり
わかさぎのしっぽを口にくわえたまま、猫と遊ぶADSLの姿だったり
寝てる間に唐揚げを食べ損ねたなあ、としょんぼりしているテン君の姿だったり。
いつも氷上で素晴らしい演技を披露してくれている先輩達とは
一風違う姿に一同は衝撃を受けた。

（やっぱり世界の舞台で戦い続ける先輩達は感性も普通と違うのね。スゴイ、憧れるわ）
（僕も見習わなくちゃ。あの華麗な演技はこういった日常から生まれるんだ…）
（シニアデビューのEXはあの赤黒ぬこスーツを借りようね）（うん）

ゆずるくんの憧れの選手は確かジョニ子……

　ようやく訪れた平和なゲスト達。

しばし楽しい団欒を過ごす未来のチームジャパンとテン君とADSL。


「あの、崇彦先輩」
ユズルが小塚に聞く。

「先輩は要らないよ、ゆず」
「じゃぁ、たかちゃんで」
「・・・はぶき過ぎだぞ･･･−−;」
「お前も俺のこと大ちゃんで呼んでるだろ」
高橋が軽くつっこむ。

「そこにある猫スーツっていったいなんですか。今度のアイスショーで使うんですか？」

先ほどまで着ていた黒と赤のぬこスーツ。
今は猫達のベッド代わりになっている。

「ちょっと奇特な先輩から借りた。」

あまり思い出したくないこともあるので、完結に答えた。

「ねぇ、触ってみてもいいですか？」「黒猫がセクシーでいい感じだよね」「僕もいいですか？」

みんなぬこスーツに興味津々である。

「う〜ん、まぁ、いいかな」「わたしもいいよ。借り物だから大事にしてね」

正直ぬこスーツに空きはじめていたふたりはあっさり承諾したが･･･


「おまちなさーいい！！！」

ぬこスーツを密かに狙っているあの方がついにこのスレに登場してしまった！！！！

「みなさ〜んごきげんよう！！！」
「・・・・・・」

　てっきり、フィギュアクイーンとなられたあの方と思いきや・・・
カナコ「むらぬしさん・・・・」
「すぐりよ！！！」

　粗さーの星を自認する村主だったのである。

「早速だけど、そのぬこスーツ、私に譲って頂戴。」

有無を言わさぬ凄みで言葉を放つ村主。

ナルミ　「何で必要なんですか。」
「私がこれからアラサーの星として輝くためにぜひとも必要なの」
こづ　「引退したのに？」
「してないわよ！！！」

村主、遂に切れた。

「こうなれば力づくで！！！」

後ろ手に隠したキダムボールを部屋に放った。

ぼむ！！

割れたボールから煙が立ち込め部屋中に蔓延する。
その中を村主の高速スピンが突進してくる！！

「みんなよけろ！！！」

床に伏せる一同。

「ついでにあなたも！！」
「ええ〜！！」
「真央！！」

村主が真央に向かって網を放った。それを小塚がかばう。

バサ！！

網がふたりを捕らえ村主の元へ。

「じゃぁ、お宝はいただいていくわね！」

村主は足早に立ち去ったのである・・・・

その頃ユカにしごかれているジェレミーはもう使いものにならなくなっていた。

「ユカ…もうダメ…。やっぱり金パンツがないとダメなんだと、僕はどうせダメ人間なんだorz」

落ち込むジェレミーを見ながら＾＾なユカさん･･･だったが急に後ろを振り向いてこう言った。

「曲者！？」

そこには馬に乗った信成がいた。

「失礼な。世は困っている民を助けに来たのじゃ。して、何を困ってらっしゃるのか」

なんか色々おかしいけど気にしたら負けな気がするのでユカは答えた。

「ここに居るボーヤの4回転ジャンプが全然成功しないのよ、困っちゃうなあ＾＾」

「ならワシが呪文をかけて進ぜよう。」

ジェレミーはブタさんスマイルで顔を輝かせている。

「･･･！？サムライは呪文も使えるのかい！？」

「フフフ･･･当然じゃ。では･･･行くぞ。」

そう言って手を合わせてこう言った。

「跳ばぬなら　跳ばしてしまえ　ホトトギス」

トノがそう言うとなんとジェレミーが宙に浮き上がりまわり始めたではないか。

　煙が晴れて徐々に落ち着きを取り戻す一同。
「みんな・・・大丈夫？」
ユズルがみんなに声を掛ける。

「僕は無事だよ。」「あ、あたしも何とか･･･」「煙すっちゃって･･･ごほっ」
「４人だけ？････」

呆然とするジュニア達。

小塚と真央、ぬこスーツ、テン君、可愛い猫達、ナゾの怪人」。
そして、あの大輔までさらわれてしまうとは・・・・

「あ、あの助けに行かなくちゃ・・・」
「でも、ジュニアの僕達だけじゃ何の力も」
焦りだけが先走りする。

しかし・・・


「いって〜思いっきりスラインディングした・・・・」
「たかちゃん、大丈夫？」

押入れから声が聞こえる。

「え？」

声のほうへいくと、襖の破れた押入れの奥からふたりが互いをかばいあうように倒れていたのである・・・

「ところで織田くん、そのコスプレは何？　
馬までいるのね。今度のEXのリハーサル？」
ユカが尋ねると信成は馬からひらりと降りた。
「いや、なんとなく」

ジェレミーは無事着地に成功、感動にうちふるえていたが
織田の姿を見た瞬間、小声でつぶやいた。

「馬から降りると超ちっちぇえ･･･」

そこにまだユニクロミオに身を包んだままのジュベールがやってきた。
どうやら、イーラ家にいる濃いメンバーについて行けなくなったようだ。

一方イーラ家。
こちらも楽しい団らんの日々を送る一同。
誰かさんの借金のおかげで一回り大きくなったイーラ家には
ジョニ子、宇宙人、シマウマ、白鰤、鬼軍曹、豚さんの各部屋まで
増築されていた。

天蓋ベッドに寝ころびながらネイルを塗るジョニ子。
（ピンクすぎるから自分は使いこなせないってイーラからもらったネイル。
あたしにはぴったりだわ。そうね、イーラにはもっと淡いピンクの方がいいかしら。
明日買ってきてあげよっと）
アロマキャンドルの光が揺らめく中、明日の予定を考える。

ドンドンッドンドンッ
そこへいきなりドアをノックする忙しない音。
「はーい、もうだあれ？」
急いでブリーフを穿きドアを開ける。
「ステファン。こんな時間にどうしたの？」
「ジョニー、もう気づいてるかと思うけど…シマウマから戻れないんだ」
「じゃあ、赤ぬこの時みたいに脱げば？」
「それが脱げないんだよ。そろそろ元に戻りたいのに。
いつまでもこの姿だと誰ともデート出来ないよ…ﾋｸｯｴｸﾞｯ」
そう言ってボロボロと泣き始めたシマウマ。

ここに来て以来、全くスケート靴をはいてないし練習をしていない。
さっき鏡を見たら、自慢のプリ尻もやや垂れてきたような気がしたけど
気のせいじゃなかったんだわ。
宇宙人も鼻が日に日に大きくなってきてる気がする。
あたし達のスケ力が落ちてきている証拠かもしれない。
このままじゃいけないわっ。

ここの楽しい生活を捨てて
また練習漬けの日々に戻るの？
いやよ、いやよ。またガリーナに首根っこを捕まれて
リンクの上で回り続けなきゃいけないの？
もう少しだけ、もう少しだけ穏やかな日常を満喫したいのに・・・

でもランビエールの姿に戻れないシマウマを
見捨てるわけにはいかないわ。
かくなる上は・・・

スケ力が落ちた代わりに女子力をあげればいいのよ！
それで全て相殺されるわ！！！

あまり知らなかった選手もここのおかげで興味がわいてきたwww
職人さんもっとやれwww
いや、お願いしますw

ぬこお兄さんのADSLにマジ惚れそうw

「ねこ達」って何匹なんだろう

>>691
>>601を見る限りでは最低5匹だねw

>>692
ありがとう、スッキリした。

ADSLは台詞ではなく、ほぼ描写オンリーなのが個人的にツボだｗｗ

金パンツはロードオブザリングのパロディみたいな感じかｗｗ

金パンツの呪いは宇宙人には発動しないのか？
鼻がだんだんでかくなるのがそれか

「そうだわ、ショッピングに行きましょう！」
ジョニ子はランビエールにひらりとまたがった。
「懐かしいわ･･･　シャドウ。」
そう、ジョニ子はスケートを始める前は乗馬をしていた。
ペンシルバニア州のチャンピオンになった事もある。
ランビエールのたてがみを撫でながら、ジョニ子はかつての愛馬シャドウに思いを馳せた。

「どこに行けばいいの？ジョニー」
シマウマが尋ねると
「そうねー、まずステファンに必要な物を揃えなくちゃ。やっぱりエルメスよね」
「え、僕に買ってくれるの？」
「だって手綱も鞍も鐙もないと不便じゃない？　あ、鞭もね。」

ちなみに読み方は「たづな　くら　あぶみ　むち」である。

ランビエールはそれを聞いてショックを受けた。
本格的に乗馬用シマウマにされてしまう前になんとか逃げ出さなければ。
ああ、背中に羽根が生えたら飛んで行けるのに。

ランビエールが強く願うと、あらふしぎ。
首から提げたCD、いやトリノの銀メダルが突然輝き、
彼の背中に色鮮やかな翼が生えてきた。
「ジョニー、すまないが降りてくれないか」
「ステファン･･･あなた・・・」
「ひとまずお別れだ、ジョニー」
「翼が･･･ああ、なんて事！　あなたとうとう･･･」
「僕は飛べる。ここは僕には寒すぎるんだ。」

ジョニ子はシマウマから降りた。
飛び立つランビエールにジョニ子は泣きながら叫んだ。

「ぬぎっぱ、ぬぎっぱジュベール！」

「いやそれ違うーーーー！！！！」

ランビエールの突っ込む声がこだました。
彼の姿はだんだん小さくなり、やがて南の空に消えた。

だが所詮オウムの翼。
シマウマの身体を支えるには限界がある。
すぐに力尽きて赤の広場に停留してあった宇宙船の上に落ちてしまった。

眠っていた宇宙人の鼻がピクピクと動く。
自分の宇宙船に不審者の気配を感じたのだ。
片足ストレートラインステップで宇宙船に到着。
そこにはシマウマ模様のオウムが倒れていた。
ワシントン条約もあるし、手厚く保護しなければならない。
オウムを抱きかかえて宇宙人はイーラ家へと戻っていった。

いつも楽しませてくれてありがとー
わしのID凄いでしょ〜

（あたしがあんなに「行かないで」って連呼したのに
そのまま消えていっちゃうなんてひどいわ、クスン。
泣いたくらいじゃ落ちないマスカラだけど
お部屋に戻ってつけなおしてこよっと）
スキップでイーラ家に戻るジョニ子。

部屋に戻る途中リビングのソファに横たわる物体に気づく。
「まぁっステファンじゃない」
南の空へ飛び立ったはずのランビエールがそこにいた。
「あらあら、やっぱりあたしが恋しくて戻ってきたのね。
さあメイクの準備しなきゃ♥」

気を失っているシマウマ模様のオウムに綺麗にメイクを施すジョニ子だった。

一方日本。
小塚＆真央は間一髪で危機を逃れていた。
すぐりは間違えて高橋＆ADSL＆ぬこたちを捕獲していったらしい。

小塚「なんとか助かった…だいちゃんたちは…まあいいか」
真央「びっくりしたねー」
先輩たちの姿を見つけ、ほっとして駆け寄ってくるユヅル＆カナコ。

ﾕﾂﾞﾙ「よかったですねー小塚さん。ところであの猫の衣装、誰から借りたんです？」
小塚「ああ、ロシアでランビエールさんとスルツカヤさんに…」
ﾕﾂﾞﾙ「ロシアかあ。いいなあ」
真央「ジョニーさんやプルシェンコさんもいたんだよ」
小塚「まっ…それ言っちゃ…」

途端にﾕﾂﾞﾙの目がらんらんと輝いた。
「ジョニーさんとプルシェンコさん！？なんで黙ってたんですか！
僕も会いたいです！！！」
ﾕﾂﾞﾙの憧れの選手がジョニーとプルシェンコであることは周知の事実である。

小塚「いや…会わないほうがいいと思う…」
ﾕﾂﾞﾙ「そんなー！自分たちだけずるいです！」
そこにカナコも加わって「会いたいー会いたいー」の合唱が始まった。

真央「タカちゃん、連れてってあげたら？」
小塚「あーーーもう！！！しかたないな…じゃあ先に言っとくけど、
実際に会ってがっかりするなよ！？」
ﾕﾂﾞﾙ「そんなわけないですよ！あんなすごい2人なのに…」
リンクの上ではともかく外では全然違うんだよ…と内心毒づく小塚であった。
かわいい後輩があんなおかしな人たちに毒されてしまったらどうしよう。
ああ、もう知ったこっちゃないわ！

一体これで何度目になるであろうか。
真央＆ジュニアズを乗せて再び渾身のクワドを決める小塚であった。

「うーん、ステファンはちょっと顔が濃い目だから
アイメイクをやりすぎるとくどくなるわね。
それともいっそブラウン系でさらに目力をアップさせようかしら」
ランビの顔で遊び続けるジョニ子。
そこに宇宙人がやってくる。
「何をしているんだい？」
「あのね、ステファンがシマウマから戻れなくなって
困ってたのよ。だから女子力をあげさせようと
ショッピングに行こうとしたらオウムの翼が生えてきて
脱ぎっぱ脱ぎっぱってあたしが言ったのに
そのまま飛び立って行ったのよ。ひどいと思わない？
頭にきたから家に帰ったらステファンが戻ってきてるじゃない。
だからただ今メイク中。ｳﾌｯ」
まくしたてるジョニ子のガールズトークの内容をいまいち宇宙人は理解できない。
だが拾ったオウムがシマウマというのだけは理解できた。

メイクされるオウムよりも
ジョニ子が使うメイク道具に興味を持ったので
アイシャドウを試しにつけてみる。
「ジェーニャ、似合うじゃない。ブルーアイズがさらに映えるわ。
どうせならこれもつけてみて」
初体験のつけ睫毛。鏡を見ると意外と似合う自分に大満足。
アイラインをきつめに引いてみて自分の美貌にさらにうっとり。

そんなこんなでメイクを楽しむ3人（1人は気絶中）がいるリビングの天井に
爆発かと勘違いするほどの衝撃音が響いた。
そして崩れ落ちる天井。
上から落ちてきたのはクワドで日本からやってきた小塚一行であった。

その時、プルシェンコはフルメイクをちょうど完了したところだった。
美しくはあるが、口が異様に小さく見えるのは気のせいではあるまい。
いきなり日本人の群が飛び込んで来たがその程度の事ではもはや誰も動じなかった。
完全に感覚が麻痺しているようである。

真央とカナコはイリーナに挨拶をし、プルシェン子の顔を見て叫んだ。
真・佳「きゃーっ、可愛い！」
イ「うふふ、可愛いでしょ。ジェーニャは昔はよく女の子に間違えられてたのよ。」
プ「もうイーラ、からかわないでよ。　ああ、真央、よく来たね。調子はどう？　
おっ、君はカナコか。ジュニアで優勝したんだってね、おめでとう。今からデートに行かない？」
さすが宇宙人、光の速度で手を出そうとする。

一方ユヅルは憧れのジョニ子とプルシェン子に間近で会えた感動に浸っていた。
多少変態の香りがしていようが、そんな事はどうでもよかった。
ジ「あら？あなたは？」
ユ「僕、ユヅルハニューです！　ウィアーさん、お目にかかれて光栄です！」
ジ「Oh, ハニュー！　アタシも会えて嬉しいわ。
ウィアーさんじゃなくてジョニーって呼んでいいのよ、アタシもユヅルって呼ぶわ」
ユ「あっ、そのトリみたいなのはなんですか？なんか今にも死にそうなんだけど」
ジ「これはステファンよ〜。オウムの羽根が生えたシマウマなの。トリノ五輪で銀メダルだったわ」
ユ「えっ、鳥のオリンピック？」
ジ「ええ、アタシはあの時のSPは白鳥をやったのよ」
ユ「なにそれ怖い」
ジ「？？？」
（エヴァンの「火の鳥」がバンクーバーでの演目だった事が惜しまれる）

ユヅルは気を取り直して気絶しているランビエールの体に手を触れてみた。
するとランビエールはゆっくりと目を開けた。

>699
今更でなんですが「琥珀のUFO」ですな。素晴らしい。

＞鳥のオリンピック

ﾊﾗｲﾃｰwww

めちゃくちゃな流れと思いきや、ネタ満載ｗ

そのまま起き上がったランビエールは「ぬぎっぱ〜♪」と歌いながら
得意のスピンをやり始めた。
そのスピード、ポジションの美しさは正に優雅に空を飛ぶ鳥のよう。
プルシェン子に目を輝かせていた真央＆カナコもすっかり目が釘付けである。

「凄〜い！まるでランビエールさんみたい！」

真央が感嘆の声を上げる。
カナコもそんな真央の手を取りながらワクワクした面持ちで一心不乱に回る鳥を見つめている。
スピードをますます速めてスピンを続けるその姿は
まるで何かを召喚する儀式のようだ。

すると穴の空いた天井から、何かがユラリと舞い込んできた。

風に乗ってひらひらと漂う布のようなそれは、
度重なるクワドで疲弊し、膝に手をついて呼吸を整えている小塚を労るようにその肩へと落ちた。

「？」

不思議に思い、その布を手に取る小塚。
そして次の瞬間、その表情は驚きに変わった。

「こ、これは僕のロミオの衣装だ！何でこんなところに?!」

驚きと喜びが同時に胸を駆け巡る。
そう、いつの間にか失くなってどんなに探しても見つからなかったユニクロミオが
今、自分の手の中にあるのだ。
心なしか小塚の手の中にくたりと収まっている衣装も
持ち主のところへ戻って安心しているように見える。

「凄〜い！！衣装が見つかって良かったね、たかちゃん！」

真央はますます感嘆の声を上げる。

「きっとこの鳥さんは魔法が使えるのよ！」

カナコも興奮気味に鳥さんことランビエールに向かって拍手をしていた。


一方その頃、日本に残された成美＆トラン君は


「みんなが帰ってくるまでお留守番してようか」
「うん」


二人でまったりとお茶を啜りながら
みんなの帰りをのんびり待っていた。

それにしても、この衣装はどこから降ってきたんだろう。
だれかが脱いでそのまま、ここに放り込まれたみたいだ。

小塚は考え込んでいた。

トリさんことランビエールのスピンは佳境に差し掛かっていた。

「ぬぎっぱ・・・ぬぎっぱ・・・ぬぎっ・・ぱ・・・　ジュベール」

同じ頃、イリーナ家最寄りのスケートリンクでは、
相変わらずアボットがユカにしごかれていた。
それを見ていたジュベールはなぜか突然白ブリーフ１枚になってしまい、
大きなくしゃみをしていた。
ユカはそれを見てジュベールに話しかけた。
「あら？ブライアン、さっきまで着ていたつんつるてんのユニクロの服はどうしたの？＾＾」
「いやあれはコヅカの衣装をちょっと拝借してたんだ。でも消えてしまった。
それにしても寒い。ブエックション、僕はもう、ママンのところに帰りたいよ。」
「それもそうね。でもイリーナさんに挨拶くらいはしていった方がいいんじゃない？＾＾」

ブライアンは一旦、イリーナの家に戻ってみることにした。
ついでに日本人よりは背格好が近い宇宙人から何か服を借りられるといいな、などと思いながら。

半裸でやってきた白鰤男を見て、真央とカナコが悲鳴をあげた。
「きゃーっ！！！腹筋が割れてる変質者よー！！！」
「ハ、ハ、ハクション！　ジェーニャ、なんでもいいからとりあえず着る物を貸して！」
「え。ジャージしかないけどいい？」

宇宙人が持ってきたのはなんとも形容しがたい変な紫色のジャージ上下だった。
「一番のお気に入りだけど大事な友人のためだ、これを貸すよブライアン」
ロシアの至宝、ソビエト最後の遺産とまで言われた男の私服センスに
その場にいた全員の目が点になった。

そこにジョニ子が口を挟んだ。
「あらブライアン、アタシがコーディネートしてあげるわよ」

腹筋が割れてる変質者ｗｗｗ

「そうねー。意外とお兄系なんてどう？
デロンとしたロンTにスカーフ、ジーンズは腰パン、もちろんアクセントはウォレットチェーン。
足元はとんがりトゥのショートブーツ！」

そして「GAIAが俺にもっと輝けと囁いてる byメンズナックル」的な白鰤ができあがった。

「やっぱりコーディネートはこーでねーと！あはは私って面白い！さあみんなどう思う？」

ジョニ子のコーディネートタイムがあまりにも長かったため、一同はだれていた。
そして最後のおやじギャグがだめ押しになった。
「あーうん、似合うんじゃない？（棒）」
（白ブリーフと靴下以外にも似合う服があってよかったね）
寝っ転がってピザをほおばりながら宇宙人が答える。
「ほら、アタシの完璧なコーディネートにみんなうっとりしてるわ。
うーんでもまだ胸元が寂しいわね」
そこで目についたのが真央が食べているお菓子。
「これいいじゃない。こうして、こうすれば…ね。ブライアンにはやっぱりこれよね」
首からネックレスをかけてあげて満足げに微笑むジョニ子。
ペンダントトップは真央の食べかけのれんこんチップスだ。

褒められて上機嫌のジュベ。
「それじゃあお世話になりました。お借りした服はまたいずれお返ししますね」
ママーン、Bladeーと叫びながらクワドで華麗にイーラ家を後にした。

宇宙人ピザ食ったらだめだろw
なんのためにイーラが朝ごはんをry

川o゜_ゝ゜「お昼はちゃんとしたのを僕食べるんだよ！　」


さすが雲の上を飛ぶような華麗なジュベールのクワド。
「かっこい〜な〜！」
「僕もいつかあんなクワドを飛びます！」
ジュニアの二人は目を輝かせてジュベールの飛び去った西の空を見ている。
うふふ、やっぱり若い子はいいわぁ……私もこんな頃があったわね……
「私もそろそろ帰ろうかしら」
練習しないと……若い子たちを失望させてはいけないわ。
ジョニーはリンクに戻る決意をした。

そろそろ帰る時間がやってきたようなので、
ユヅルは意を決して敬愛するプルシェンコにドキドキしながら話しかけた。

「あの･･･プルシェンコさん。僕、ユヅルハニューと言います」
「ハニュー、君は細いね。昔の僕みたいだ。髪型もきのこだし」
「僕、プルシェンコさんみたいなスケーターになりたいんです。
どうやってあんなに凄いジャンプを跳ぶんですか？」

横で聞いていたジョニ子は
「なんでアタシには訊かないのかしら」とちょっとムッとしていた。
小塚はプルシェンコの答えを聞き逃すまいと聞き耳を立てた。
カナコは回り疲れて再び失神した鳥さんを撫でていた。

プルシェンコが何か答えようとした瞬間、真央が割って入った。

「よいしょ　って跳ぶんだよね？　プルシェンコさん」

お、お前と一緒にするなー　と小塚は心の中で絶叫していた。

しかしジョニ子はハッと思い出した。
「そうだ、金パンツを阿蘇山の火口に投げ入れないと・・・！
　そうすれば魔法がとけてみんながもっとクワドを跳べるようになるはず！」

忍び足でプルシェンコの後ろに近づくと、芋ジャーのポケットから
そっと金パンツを抜き取り、代わりにオムツを突っ込んだ。
そしてプルシェンコがトイレに行っている隙をみて、叫ぶ。
「さあみんな、阿蘇山に向かうよ！40秒で支度しな！」



　

ちょ、またジブリネタｗｗ

「えーマジですかジョニーさん。僕、もう疲れてクワド跳べません！」
小塚がジョニ子に口答えした。
確かに真央、ジュニアたち、そしてジョニ子を乗せて跳ぶほどの体力は
もはや残っていないようだった。

ジョニ子は静かに、しかし力強く言った。

「アタシが跳ぶわ。乙女渾身の４−３−２を！」

その場にいた全員が驚いた。

ジョニ子は深呼吸をして、金パンツを身につけた。
とうとう禁断の実を食べるのねアタシ　という恍惚感に身をゆだねて。
これさえあれば･･･でも最初で最後になるかもしれない。
だけど漢（おとこ）としてここは跳ばなければ。

「大丈夫、きっと飛べる。」

ジョニ子はみんなを乗せて、華麗に女装を、いや助走を始めた。

トイレから帰ってきたプルシェンコは、金パンツをみにつけ、真央、小塚、ジュニアたちを乗せて助走しているジョニ子に気付いた。
「お、おまえそのパンツは！！　待てそれはっ　やめろ〜〜〜！」
「もう遅いわ！　じゃあねジェーニャ！」

必死で何かを訴えかけてくるプルシェンコをしり目に、ジョニ子は４−３−２を跳んだ…

しかしこの金パンツには恐ろしい秘密があったのである。

実は、ぬかりない宇宙人、二度と金パンツが奪われないようにポケットにダミーを仕込んでいたのである。
本物は宇宙人がズボンの下に着用していた。ではジョニ子が穿いているのは一体…？

助走を始めたジョニ子を止めようとしてももう遅いと悟った宇宙人は叫んだ。
「クワドの秘訣は〜4回回って降りることー！！！」

ジョニ子に乗っかった小塚は思った。
「同じだ…あの人も本田さんと同じだ！まったく参考にならない！」
一方まだまだ純粋なユヅルは宇宙人のアドバイスに素直に感動していた。
「はい！僕もがんばって4回回ります！！！」

さて、ジョニ子の4-3-2は決まるのであろうか？

「えーーー本物じゃないのお〜？？！　はかったな、ジェーニャァアア！」
時折ガラスの精神力なジョニ子の軸が傾いた。
ダウングレードは免れたものの両足着氷。
いや氷ではない。砂だ。

降りた場所はゴビ砂漠。

ゴビ砂漠にはクレオパトラになりきる為に、砂漠で過ごしている安藤美姫がいた。

「ああ！みんなひさしぶり〜」

美姫はオアシスからジョニ子一向に手を振りながらやってきた。

「美姫ちゃんだ〜久しぶり〜」「久しぶりで〜す」

美姫とおしゃべりに興じるマオカナ。

その一方で金パンツが贋物であることとクワド失敗で心が折られたジョニ子は
その場から立つことさえ出来なかった。

再会を喜ぶ一同の脇で心折れ、萎れた薔薇のようになったジョニ子。
そんなジョニ子を見た美姫は…ドン引きしながらいった。
「と、とりあえずみんな疲れてそうだし、美姫のいる下宿先で休む？　キャシー、クリスもいるし。あとエレーネも遊びに来てるよ。門奈先生もいるし。あとしーちゃんも来てる。
みんなきっと喜ぶよ。ちょうど今何人か人がいなくてお部屋あまってるんだ〜」
美姫が（乙女というかセクシー系スケーターとしてどうよその格好）というセリフをぐっと飲み込んだのは傷ついたジョニ子に対するやさしさであろうか。
「誰かでかけてていないの？」
「うん、ナルくんは馬にのってどこかにいったきり戻ってこないし、ニコライは誰かチームにナンパ・・・いや、ハントしにいって戻ってこないし、大介はシムズベリーでバイト三昧だし」

崩れ落ちたジョニーを見た美姫が、ジョニーの服の乱れに気がつく。
昨年のGPFのエキシビジョンの時の様にジョニーの服を直して
上げる美姫。

ジョニーは乙女が四回転ってやっぱり無理なのかしら・・・と
ちょっぴり乙女泣き・・・ハッ！そうえば・・・

「みっ、美姫！あなたがクワドを飛べた時は、どんな感じなの？
　乙女心でクワドを飛ぶ事って出来るの？？？」

「んーなんか遊びでやってたら、飛べちゃったんだよねぇ」

そんなもんなのかしら？ジョニーは一瞬考え込んだが、美姫の
アイシャドウの発色の良さに気がつき、どこのメーカーかを
美姫に聞いた。

「これ？ちふれよ！近所の生協で買ったの」
（CHIFURE? SEIKYO？聞いたことのないメーカーとショップね。
アメリカで入手できなさそうだから、twitterで助けを求めよっと）
おい。またファンを手足につかおうという魂胆なのか。結構ちゃっかりしている。

さて、ニセ金パンツなど無用だ。ポカフェ衣装に着替え始めたジョニ子だったが・・・
「ひどりでぎられないよう〜」
と、うなり始めた。しかしいつものことなので、皆無視している。
しょうがないので頑張って一人で着る。もう25だし。

そのとき真央が、みんな思っていたが敢えて黙っていたことを口にしてしまった。
「ねえねえ。コルセットつけるんだから、ユニタードじゃなくてセパレートにすれば良かったんじゃない？」

このままではジョニ子が・・・

「マオ！キスミーキスミー」

プルシェンコはとりあえず真央を黙らせるためにキスを要求した。

「プルシェンコさんいつの間に！」
いつの間にか砂漠に現れ真央にキスミーキスミーいってるセクハラおやじに皆おどろいた。
ジョニーが偽パンツをはいて行ったのを心配したプルシェンコは、本物の金パンツの力で追いかけてきたのだ

「ちょっとマオそれどうい」
「そんなことよりマオ！　キスミーキスミー」
ジョニ子の言葉をさえぎりキスを要求するプル。

しかしそんなにラクラクと若い娘のキスをもらえるわけがない。
「まてーい！」
ゴビ砂漠の砂をものともせず華麗なステップで突撃してきた男たちがいた。
「マオちゃんのキスは僕のもの〜！」
「僕の娘に手を出すな〜！」
言うまでもない、カナダのお菓子王子とフランスの脱ぎ男だ。
「キャンデロロさん服を着て！　見てるだけでも肌が熱そうだよ」
もちろんロロは脱いでいた。

もちろん脱いでるロロｗｗ

ロロがステップを踏みはじめると、女子が全員気絶し始めたがマオだけは無事。
まだロロの色香がよくわからないらしい。

「たいしたことやってるわけじゃないんですけどね〜」

のみどりの解説で、皆我に帰る。

しかしジョニ子だけは気を失ったままだ。

「コルセットがきついんじゃない？」とランビが

ゲデ子の洋服を脱がし始めた。

画像あり
ttp://www.gedevanishvili.ru/photos/soc_el_ged42.jpg
ttp://www.gedevanishvili.ru/photos/soc_el_ged41.jpg

ゲデ子にセクハラし終わったランビがジョニ子のコルセットをゆるめてあげようと手をかけたその時、
「気安くさわんじゃねぇこのヘタレシマウマが」
と、世にもおどろおどろしい、地を這うような野太いおっさん声がコルセットの下から聞こえた。

「イヤン、ステファンったらエッチ♪」
ぱっとジョニ子が起きあがる。

（い、今すごくオッサンの声が聞こえた…！）
その場にいた全員が凍りついたが、みんなもちろん声には出さない。
しかし空気を読まないものが一人いた。
真央「いますごく低い声きこえなかった？！　『気安くさわんじゃ…』むぐぐ」
不穏な空気を感じ小塚が真央の口を手でふさぎ、プルシェンコは焦って「マオ、キスミー、キスミー！」といった。

そして>>728にもどる

一方バトルとマオは仲良く話していた。

「マオ!ボク新しい日本語覚えたよ!」

「え!?ジェフさん言ってみて!」

「渇望のアイスクリーム！」

するとなんと･･･

>>733

まぁマオはとりあえず空気を読んでバトルと話していた

アイスクリームのことでマオから忘れられたジョニ子は、ゲデ子のマリリン衣装をひそかに試着していた。

「試着なう。ちょっと詰め物が必要ね」

そんなジョニーの足下に、蛇が現れた・・・

「キャー！！！蛇なら美姫のとこに行きなさいよ！衣装についてたじゃない！」
と叫ぶジョニー。蛇は美姫の足下へ。

「いやー来ないで！！！あの衣装はニコライのデザインだもん！蛇コワイ」

そこにステップで近づいて来た、キャンデロロ。その蛇を剣が串刺しに・・・
「大丈夫かい？」思わず頬が赤らむ美姫・・・そんなキャンデロロに女性達が
たくさんの花を投げた。その花を拾って、花輪を作って被ってみるジョニー。

もう何がなんだかわからない騒動に発展している中、
自分が話題の中心でない事が不満で口を尖らせる27歳児プルシェンコ。
それを見た小塚は思った。
「バトルさんと口の大きさを足して２で割るといいのに」

「ところで、なんでみんなここにいるの？」
安藤がすこぶるまともな疑問を口にした。
事の次第を小塚が説明し始めた。

その横で串刺しのヘビを見ていたロロはこう言った。
「あれ、このヘビの鱗。スワロフスキーじゃないか。」
一同を不穏な空気が包み込んだ。

そこに黒くて長いものがあらわれた。

「アイムソーリー。
その蛇は僕の衣装から逃げ出したんだよ。」

「スワロのヘビ…まさか」
一同の脳裏に浮かんだ黒くて長い○○○。

そう…

カブったｽﾏｿ

リューキンにボッコボコにされて顔がはれ上がっているが黒すぎてパっと見わからないナナフシ。
さて、ナナフシはどうやってゴビまで来たのだろうか。

>>740
ｹｺｰﾝ

ナナフシの足元に何か白いものが絡み付いている。
邪悪なキューピー顔のそれは、またやって来た蛇と仲良くお話していた。

ﾅﾅﾌｼが持ち歌を歌いだすと、極彩色のﾋﾉ鳥がどこからともなくやってきて、ﾅﾅﾌｼを乗せて去って行った。
あとにはドーナツのかけらが落ちていた。

よくわかってないマオが叫んだ。

「鳥野はそっちじゃないよー！！！乗せてってあげるから一緒に行こうーー！！」

ジョニ子は思い出した。

「そうだ・・・あたし解説するんだわ。鳥の・・・　


何着ていこう♪」

「そうだ…ジェーニャに服を返したら、すぐに鳥野に行かなくてはならなかったのに
…ﾏﾏﾝ、どうしよう」
聞き覚えのある声にジョニ子が振り返る
「あらブライアン！」

リューキンから命からがら与一スピンで逃げ出した黒ナナフシを
ゴビに連れてきたのは、白鰤間男だった。
ゴビまで来る途中、黒ナナフシの金パンツへの執念が白鰤のジャンプの軸を
狂わせたのか、普段なら華麗に決められるはずの4-2で転倒して
スウェーデンを経由し、3-3でリカバリして何とかゴビに到着したのだった。
だもんで、スウェーデン国旗柄のニット帽とミトンをはめている。

ヘビ談義を始める黒ナナフシと美姫とADSL。
「だからヘビっていうのはさあ・・・」
「いや俺が思うに・・・」
「ヘビって懐かないよね・・・（ホントは犬が好き）」

その隙にジョニーはヘビからスワロフスキーをこそげ落としてin my pocket する。
「大丈夫。食べたりしないわ。着る（ものにつける）だけよ！」

ジョニ子のポケットに吸い込まれていくラインストーンを小塚が物欲しそうに見ている。

さんざんユニクロミオと言われたのが少しこたえているらしい。

物欲しげに見ている小塚の視線を勘違いして
背中のリュックからお菓子を取り出してそっと差し出すブライアン。

ブライアンじゃなかった・・>>747はジェフリーに訂正。

それを見たプルが、たくさんのキラキラを取り出して　こづ　にくれました。

「こないだの表彰式のブリザードを宝石にしたんだよ、きれいだろう？
君もあのとき作れば良かったのに！」

それを見たジョニ子は長い睫毛の下の瞳を輝かます。

「宇宙人はそんなこともできるのね・・・
金のパンツ以外にも何か持ってるに違いないわ！！！」

どうでもいいが炎天下の砂漠で我々は何をやっているんだろう…
少し頭が朦朧としてきだした一同。

このままではダメだと思ったのか、
プルシェンコは両手を挙げて腰を振り始めた。
「かわとんちきばばいちゅき　かくちーかくちー」
毎度の事ながら、上空に巨大な宇宙船が飛来してきた。

プルシェンコが一同に声をかけた。
「乗りたい人、手を挙げて〜」

変態とはあまり関わりたくはないが極暑の砂漠にいるのも辛い。
小塚はしぶしぶ手をあげる。
プルに憧れてる羽生はキラキラした目で挙手。
（わぁ〜すごい、世界一になるってこういうことなんだ）

いきなりタラソワが手をあげた。

するとマオが

「でも先生が乗っちゃったら他の人が全ぜあｑｗｓきおｌｐ；＠：

バトルが口を封じた。

タラソワいつの間に現れたんだｗ
なんか流れがぎこちなくなってきたけど大丈夫か

「きゃあぁっアタシの玉のような美しいお肌が…」
長時間砂漠にいたせいでお肌が乾燥でカサカサだ。
「こんなところに長居は無用よ。
そうだわ、ジェーニャ。アンタが気に入っている日本の温泉があったわよね」
「オンセン？」
「そうよ、温泉よ。おいしいお酒を飲みながら
ソファに座ってのんびりゲームも出来るいい場所があるって言ってたでしょ。
砂漠の乾燥のせいでお肌がカサカサなのよ。今すぐそこに連れて行って」
（ああ、例のサウナか）
「いいよ、じゃあみんな、僕に捕まって。真央、さあおいで」
腕を広げるプルシェンコ。
「金パンツ一丁で娘に抱きつくとは許さーーーーん」
プルの胸に飛び込むロロ。
その勢いでうっかりクワロを跳んでしまいプルとロロは日本へ飛んでいった。
宇宙船もプルの姿がなくなるとそこから消えていってしまった。

「ちょっとー、あたしを置いていくってどういうことよ」
（温泉に一緒に行ってまだまだ秘密を探らなきゃいけないのに…！！）
「ジェフリー、今すぐあの変態達を追うのよ。さあ跳んで。
ブライアン、あとで鳥野に連れて行ってあげるからついていらっしゃい。
ステファン、元の姿に戻りたいんでしょ。あんたも来るのよ」

バトルはお別れのお菓子をリュックから取り出し
ジュニア達と真央、小塚、美姫達に配る。女性達には頬にキスのおまけつき。
「さあ行くわよーー。みんなまったねー」
バトルのクワドで変態2人を追ってジョニ子達も飛んでいった。

「行っちゃった」
「なんかわかんないけどみんなすごいね」
「僕も早く金をとってあの人達みたいになるんだっ」
（あーもうっなんでみんなあの変態達のヤバさに気が付かないんだよ）
それぞれの想いを胸に砂漠のオアシスでバトルからもらったお菓子を手に
談笑するのであった。

タラソワはプルの「マオ、キスミー」発言に危機感を覚えゴビに駆けつけたのだった

ちなみに日本で村主にとらわれているはずのＡＤＳＬもただひとりその魔手から抜け出し現れたのだ。

小塚「アドリアン君、一緒にいた大ちゃんとぬこ達は…？」

ＡＤＳＬの話（訳：小塚）によると、大輔とぬこ達は村主さんのすぐりだまの練習にかりだされているということ。
みんなに助けを求めようとゴビまできたらしい。
やっと一息ついた真央・小塚・カナコ・きのこだったが、ＡＤＳＬのヘルプ要請に急きょ日本に帰ることに。
タラソワ、美姫と静雄も一緒に救援に向かうことになった。

しかし重量に危機感を覚えた小塚は美姫に相談した。
小塚「（小声で）た、タラソワ先生込みでは、僕のクワドで日本まで行ける気がしないよ美姫ちゃん！　手伝って！」
美姫「わかったー」

こうして小塚と美姫雄のクワドで日本に向かう一行。

>>754
前後読んで今いる人物は把握して書いてほしいなとも思うが、このカオスも醍醐味。

>>757の小塚とＡＤＳＬの会話（冒頭のみ）
「りゅ？　いぱらどこりちかーりぶぶよと！　どりみばりないり」
……少なくともスウェーデン語ではないだろう。
「アドリアン君、一体何があったんだ!?　まさか村主さんに変なことされたんじゃ？」
「ばばーいばばーう。ぼんとらでりてりこ、ぱすってこりあ」
「……よくわかんないけどそうなんだね？」
「るんるん」
「またクワドで行かなきゃ……ダメかなあ……」
小塚は大分疲れてきていた。

一方、ロロとプルシェンコはサウナにいた。

「ボス、また来たよ〜。今日は変わった友達も一緒さ」
「あーっ、サウナは気持ちいいねぇエフゲニー。」
「後で一緒にビールを飲もうよ、美味いんだよナントカ一番（一番搾りの事らしい）」
「お、いいねぇ。」

ふたりともおっさん丸出しであった。

そこにジョニ子一行が飛び込んで来た。
「ジェーニャ！見つけたわよ！」
「お客さん！困りますよ。女湯はあっちです！」

嗚呼、乙女ジョニ子はつまみ出されてしまった。
肩に乗った鳥さんも一緒だった。
「困ったわ、どうしましょう」

バトルとジュベールはロロとプルシェンコに挨拶をしながらサウナ室へ。
その時、ジュベールは小塚の部屋の風呂で聞いた老人の声を思い出した。

「金パンツの他の神器ってたしか･･･ライーヨの胴着とロロの靴･･･」
願ってもないチャンス到来、さあどうする白鰤。

そこに突然掃除婦が2人現れたのでジュベールは手を引っ込めました。
床掃除を始めたその2人、よく見るとスルツカヤとベレズナヤです。
スルツカヤは言いました。
「あなたも魔物にやられたわね」

ジュベールが「鳥野では自滅しないもん」と涙目になっていると、
いかがわしい音楽が聞こえてきて、スルツカヤたちが踊り始めました。