【週刊文春 平成20年5月22日号 人物ワイド アキラメの悪い女】
「演技1分言いワケ10分」安藤美姫「リハビリなのにハイヒール」
「完全復活!」と称された〇七年世界フィギュアの日本人最年少優勝(当時)から一年、
安藤美姫は一勝もあげることなく今シーズンのリンクを降りた。
四月二十日のシーズン最終戦「ジャパン・オープン」は左脚ふくらはぎ痛のために欠場。
三月二十七日には名古屋市内の病院で精密検査を受け「安静に」と診断され、
通院とリハビリに励んでいたが、
「三月三十日の『名古屋フィギュアフェス』にはリハビリ中とは思えないキツいパーマに緑のネイル、
パンツスーツでおまけにヒールを履いて挨拶に立った」(スポーツ紙記者)
そのため「脚の怪我でヒールが履けるのか」という、仮病疑惑も持ち上がった。
実はトリノ五輪の惨敗以降、安藤バッシングは物凄い。
「十五位に終わりながら、『オリンピックという舞台で四回転(に挑戦できた)は誇り』という、
開き直りにも聞こえる発言で反感を買った」(スポーツライター)
足小指骨折、靱帯裂傷、反復性肩関節脱臼など幾度となく怪我に見舞われるが、
試合前に「治った」、
試合後は「治っていなかった」と二転三転する言い訳もネットでは格好の餌食となり、
「演技一分言い訳十分」と揶揄される始末。
「ノーミスしたい」と拙いながらも有言実行の浅田真央と、何かと比較される状況を生んでいる。
その浅田との関係性は、
「浅田がミスしない限り、安藤に勝機はないという状態はバンクーバーまで変わらない」(前出・スポーツ紙記者)
安藤の代名詞でもあった四回転サルコウは、試合ではもう五年も成功していない。
しかも、
「今年秋くらいから、浅田も四回転に挑戦するという情報もある」(前出・スポーツライター)
とすれば、実現した暁には到底挽回し得ない関係に。
「われわれの関心としては全米選手権で優勝した長洲未来vs浅田の対決にシフトしています。
長洲がアメリカ国籍を選択すれば、安藤が日本代表としてバンクーバーに選ばれるのは間違いないが、
思い描く『バンクーバーで金を獲ってプロ転向』は難しくなってきた」(フィギュア担当記者)
再起を賭けて脱臼癖のある右肩手術を表明したが、すぐに手術回避と朝令暮改。
「手術すれば〇八シーズンを棒に振ると理由を話していますが、
五輪選考のある〇九年に結果を出せば問題ないのだから、きっちり治すべきです。
問題なのは管理を選手に任せっきりで、強化対策の体をなしていないスケート連盟。
肩をだましだましで続けさせるべきではない」(一般紙記者)
安藤も連盟も、ともに取材には答えてくれなかったが、
メダル独占が夢ではない数少ない競技だけに、真の復活が待たれるのだが・・・・・・。
ttp://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/index.htm ttp://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.bunshun.co.jp%2Fmag%2Fshukanbunshun%2Findex.htm ttp://s01.megalodon.jp/2008-0515-2328-09/www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/index.htm ↑ウェブ魚拓
中段あたりの人物ワイドに見出しが載っています。