フィギュアスケート質問スレ@初心者歓迎 45

このエントリーをはてなブックマークに追加
726氷上の名無しさん@実況厳禁
>>722
着氷時のDG判定の基準は、ジャンプの種類に関係なく、ジャンプが空中で描くラインです。
ジャンプがどの方向に向かって跳んでいるのか、そして着氷の瞬間にブレードがどの向きに
向いているかが、着氷時の回転不足判定の全てです。
例えば、ジャンプが北から南に向かって跳んでいるならば、
ブレードが南北に向いているときが回転不足ゼロ、
東西に向いているときが回転不足90度となります。

世界選手権のキムヨナ選手の2A-3Tに話をうつします。
セカンド3Tが、どの向きに跳んでいるかをスローモーションで確認してください。
踏み切りと着氷を結んだ直線、それが、上でいう南北のラインになります。
次に、着氷時のブレードの向きを確認し、南北のラインからどれだけ不足しているかを
測定してみてください。おそらくちょうど90度前後という結果になると思います。

日本の天野氏のように非常に厳しいスペシャリストであればひょっとしてDGを取ったかもしれませんが、
他選手の判定結果を見ると、世界選手権の基準はやや甘く十分認定範囲内、というか
認定されなければおかしいというのが、私の考えです。

話を戻します。このセカンド3Tは着氷後に、氷上で180度近くターンをしていますが、
実はそのうち90度前後は上の例でいう、南北の向きを超えた先のターンで、
この判定ラインを超えたターンは回転不足の判定には一切影響しません。
これを誤解されている方が多いのではないかと思います。

2ちゃんでよく話題に上る、GPFロシェ3Lzや全日本FS村主3Fも非常に良く似た状況です。