1 :
代行スレでの依頼により :
2009/03/10(火) 13:09:34 ID:risxNbTN0 仮面舞踏会ってどんなストリー?ジゼルってどんな話? ノートルダム・ド・パリとかどんな物語なの? 月の光ってドビュッシーがどんな思いで作ったの? そもそもドビュッシーってどんな人? そんな疑問を解決するスレ。 オペラ、バレエ、クラッシック音楽、映画ファンの方は 率先して解説お願いします。
>>1 、ありがとう。
映画、クラッシック、オペラ、バレエファンの方は解説お願いします。
4 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/10(火) 13:49:31 ID:NIkIlD9P0
ググればわかるような糞スレたてるとか意味不明 興味があるなら自分で勝手に調べればいいだろ 「音楽」を解説するなら音楽系の板でやれ
【ボレロ】
モーリスラヴェル作曲 バレエ音楽
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%83%AD_ (%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB)
1984年 アイスダンス(ジェーン・トーヴィル&クリストファー・ディーン)
オリンピック史上初めて9人の審判全員から6点満点を得て金メダルを獲得した。
2000-2001 エフゲニー・プルシェンコ ショートプログラム
2002-2003 アレクサンドル・アプト フリープログラム
2004-2005 ミシェル・クワン フリープログラム
2006-2007 村主章枝 ショートプログラム
2008-2009 安藤美姫 エキシビジョン
2008-2009 エヴァン・ライザチェック ショートプログラム
6 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/11(水) 21:23:52 ID:OxfgBldd0
ちょっとフランスオペラ作曲家の解説でも。 当方はスケートを真面目に観るようになって1年弱なので 昔の名プログラムを把握していません。 お勧めがありましたら教えていただけると嬉しいです。 ジョルジュ・ビゼー 代表作「カルメン」 フランスオペラの王様。 作曲者はクラシック音楽界最強の一発屋。(一応「真珠採り」「アルルの女」も作曲している) 実は「カルメン」の初演失敗後間もなく36歳の若さで亡くなってしまったかわいそうな人。 これだけ多くの人に曲が愛されている現状を知ったら驚愕すると思われる。 強烈なリズムと色気が特徴的で、端役に至る登場人物や曲も個性的なので 自分に合った曲を選び、演じられるのが人気の秘密なのだろうと思う。 浅田真央:「ジプシーダンス」が中心。華やかなスペイン舞踊。 安藤美姫:「カルメンの死」ストーカーと化したホセにじりじり付け回されている 恐怖と緊迫感が素晴らしかった。シングルなのにペアで滑っているようにみえた。 ライサチェック:「花の歌」中心。恋するホセ。後半の「闘牛士の歌」も男性的でいい感じ。
カミーユ・サンサーンス 代表作「サムソンとデリラ」 オペラ以外に管弦楽の作品も多い。オルガン奏者出身。 (「死の舞踏」「オルガン付き」「動物の謝肉祭より 白鳥」なども彼の作品) 作風はねっとりと濃く、エロかっこいい。このオペラも聖書に題材をとっているが相当色っぽいしグロい。 安藤美姫:「バッカナール」酒の神をたたえる大祝宴。国を救うべくサムソンのもとへデリラが送り込まれる。 バトル:「あなたの声に私の心は開く」デリラのサムソン誘惑のアリア。 (バトルはさわやかな芸風なのに選曲が「トリスタンとイゾルデ」「道化師(仮面をつけろ)」等 オペラ界有数の濃い曲ばかり。なぜ?本人の好みなんだろうか。でも超さわやかに踊りこなしているけど。) ジャック・オッフェンバック 代表作「天国と地獄」 オペレッタの祖。ドイツ人だがパリで活躍。 作風は明るく、ちょいお色気社会風刺ラブコメ系。神話や伝説のパロディーが多い。 この作品は「オルフェオとエウリディーチェ」のパロディーで、妻が死んでせいせいした男の前に 「世論」が出てきて妻を地獄に迎えに行くのだが・・・という話。 神様が地獄に乱入してカンカンを踊り、どたばた騒ぎを繰り広げるのがおかしすぎ。 長洲未来:「序曲」これから何が起こるかわくわくする感じが彼女にぴったり。 たぶんあの衣装はキューピッドの役なんだと思います。
シャルル・フランソワ・グノー 代表作「ファウスト」 この人もオルガン奏者出身。たぶん一番有名な作品は「アヴェ・マリア」。 フランスオペラ界には非常に珍しい清純派で、真面目な作風。 若々しく甘美なメロディーがとても魅力的なのだが 作品規模が巨大すぎ、超絶技巧と体力を演奏家に要求するため上演頻度が少ない。 レイノルズ:「ワルプルギスの夜」悪魔メフィストと魔女たちが繰り広げる大宴会 ・・・のはずなんだけど曲の透明な美しさと本人の持つ不思議な雰囲気のせいで 独特の妖精ワールドになってしまっています。すごい似合ってます。 長文失礼いたしました。
>>7-9 とても面白い!
未来はキューピッドなのか〜
カルメン比較も興味深い
またよろしくお願いします!
>>7-9 乙です。当方クラッシックは全く知らないので、興味深く読ませてもらいました。
曲の背景を知って演技を見ると、新たに違った楽しみがありますね。
次回も是非よろしくお願いします。
13 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/24(火) 23:27:09 ID:W4sUiN4B0
今季リード組 “IL MIRTO E LA ROSA” by アレッサンドロ・サフィーナについてなんか教えておくれ
14 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/26(木) 06:14:52 ID:CxT/jB3TP
>>13 知りたかったんで検索をちょびっと
検索だけでごめん
[IL MIRTO E LA ROSA]
ttp://ururun.at.webry.info/200811/article_15.html リンクが充実
[アレッサンドロ・サフィーナ]
ttp://3books.jp/asin/B00005O54O レビュー(Amazon.co.jp)
超大物イタリア人テノール歌手、アンドレア・ボチェッリと同じ系譜に入るアレッサンドロ・サフィーナは、
母国イタリアでというよりもオランダで長い間支持され、その地位を確立した。
しかし今、アメリカのメジャーレコードレーベルからセルフタイトルのアルバムでデビューを果たした彼は、
ポペラ(ポップオペラ)界の脚光を一身に浴びている。
彼の甘く官能的な歌声は、力強く、自信に満ちあふれていて、たまらなくセクシーだ。
「Stan」という曲では、どういうわけか、エミネムあるいはダイドに通じるメロディー性を感じさせる。
アルバムの1曲目「Only You(Luna)」では、
彼の男性的な歌声が天使のように可憐な女性バックボーカルのリフレインと激しくぶつかり合い、ひときわ際立っている。
しかし最後には、広大な空のキャンバスに降り注ぐ花火のように曲は一気にクライマックスを迎える。
かなり高いキーから始まっているにもかかわらず、サフィーナの声は全体をとおしてずっと感情の機微を細やかに表現し続けている。
2001年度ナンバー1テノールの呼び声高い、スター歌手だ。(Amazon.com, Paige La Grone)
[フィギュアスケート]
トリノ五輪のエキシビション
アイスダンス、アメリカのタニス・ベルビン、ベンジャミン・アゴスト組
あんま伸びないかもしれないけどこうゆうスレを大切にしたい・・・ フィギュア音楽ライブラリー的なスレになるといいなぁ。
16 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/26(木) 22:07:21 ID:yPCvzg2s0
トゥーランドットの、荒川さんがOPでも使用したいわゆる 「誰も寝てはならぬ」ですが、あんなに美しく壮大な曲なのに、 「結婚したら北京市民は全員死刑、名前が分かるまで誰も寝るな―」 という恐ろしいシーンなのですか? それとも姫が愛を受け入れるシーン? 長年の疑問で、調べても分かりませんでした。 詳しく教えて下さるとありがたいです。 あとミクロスローザのマダム・ボバリーのワルツも どんな曲なのかを。 素敵なスレだと思います。 宜しくです。
>>14 13だがどうもありがとう
ゴージャスな感じがリード組に合ってるなあと思ってたんだが
どんな曲なのかオペラなのかなんなのかぜんぜんわかんなくて
自分でも検索したんだけどさっぱり行き当たらなかったんで嬉しい
>>7 へー、ビゼーって一発屋の扱いなんだ!
知らなかった。他も勉強になったよ。
ありがとう。
アルルの女も有名だよね? 小学校で習ったけど。 一発屋というならパッフェルベルこそ最強かもw ハチャトゥリアンも一発屋とか聞いたことあるけれど、 フィギュアファン的にはそれも違和感ある気がする。
21 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/28(土) 16:12:26 ID:m2ZHBXiT0
age
>>14 アレッサンドロ・サフィーナ
アメリカのアイスダンス、ハッベル兄妹カップルの今季FDが"Sognami "
さらに前年、サミュベイがジュニアワールド勝ったときが"Luna"
そのためFSUのレポ人から「ここのコーチは新しいCDを買うべき」
と言われてしまった
23 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/03/30(月) 12:22:19 ID:HLUixmdq0
>>16 >「結婚したら北京市民は全員死刑、名前が分かるまで誰も寝るな―」
>という恐ろしいシーンなのですか?
>それとも姫が愛を受け入れるシーン?
どちらもあっていますね
「誰も寝るなー」そして、愛を受け入れる
かぐや姫そっくりですよね。
歌劇「トゥーランドット」
あらすじ
古代中国皇帝の一人娘「トゥーランドット姫」は、結婚を申し込んでくる男達に3つの謎かけをして、それが解けなければ処刑という厳しい掟を設けていた。
ダッタン国王の息子カラフ王子が3つの謎に挑み、これを見事解いてしまう。
しかし、心を固く閉ざしていたトゥーランドット姫は、カラフ王子の求婚を受け入れなかった。
そこでカラフ王子は逆にトゥーランドット姫に謎かけをしたのだった。
「私の名は誰も知らないはず。明日の夜明けまでに私の名を知れば、私は潔く死のう」
王子の名前を何としても見つけよ!〜「誰も寝てはならぬ」
トゥーランドット姫は直ちに町中に家来を総動員して王子の名前を知る者を探させた。
「今夜は誰も寝てはならぬ!求婚者の名を解き明かすことができなかったら住民は皆死刑とする!」
やがてカラフ王子の名前を知るリューという者が捕らわれ、王子の名前を言うように拷問にかけられる。
しかし、リューはいきなり衛兵の剣を奪って自らの命を絶ってしまう。
カラフ王子は、呆然と立ちすくむトゥーランドット姫を無理矢理抱きしめキスをすると、彼女に自分の名前をそっと打ち明けた。
リューの献身とカラフ王子の情熱に心を打たれたトゥーランドット姫は心を開いた。
「彼の名前は『愛』です!」
トゥーランドット姫は家来達の前で高らかに宣言し、二人は結ばれて幕を閉じる。
トゥーランドットは、ウィキペディアが詳しいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88 詳しいあらすじは、こちら
ttp://plaza.rakuten.co.jp/tukinclassic/diary/200602250000/ フィギュアスケート
2001-02年シーズン 申雪・趙宏博組のフリー・プログラム
2003-04年シーズン、2006年のトリノオリンピック 荒川静香のフリー・プログラム
2002年世界ジュニア選手権この曲で優勝 太田由希奈
音楽の選曲は大事です! 長い曲を、ぶち切りにして、演技重視はいただけない。 ハチャトリアンは一発やじゃないですよ!! ロシアのタラソワコーチが、理解できるから ちゃんと仮面舞踏会の映画を、 真央ちゃんに観せてる。 すごい教育方針だと思う。 ドビッシーは、フランス印象派なので、 単に綺麗な曲として聴いては、だめです。 フランス音楽は、日本人が理解しにくい。 シェラザードも東洋的ですが、リムスキーコルサコフは、 ああいうイメージではない! ヨナの解釈は、韓国の大妃みたいで変! 死の舞踏も、サンサーンスのイメージが理解できてない。 この曲は、動物の謝肉祭でパロディとして使われている。 CD聴いてイメージするだけじゃ、だめです! だから、審査員も教養ないのねって思う… シェラザードの解釈、ひどすぎる! あれが表現力が素晴らしい??無知!
26 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/04/01(水) 12:18:43 ID:FQae4wtK0
>>23 丁寧にありがとうございます。
両方入ってるんですね。
雪組と荒川さんの表現は曲とストーリーにピッタリで
本当に好きなんです。
>>24 教養ないのはあんたの方だろ。
音楽はどう解釈しようが自由。
モダンバレエとか見たことないのか?
オリジナルのイメージなんて無視して
好き勝手やってるのがいっぱいあるぞ。
有名な曲のアレンジを変えたやつってビミョーなのが多いよね… 特にあらかーさんが使ってた幻想即興曲オーケストラバージョンは酷かった。 刺身にカレーぶっかけたみたいで、曲が本来持ってる繊細さが台無しだよ。
曲をぶつ切りで繋げるているのも、その曲が本来持っているものとは言いがたいよなあ
今季のメリチャリのFDが絶賛されてたけど 自分はどうしてもあの汚い曲の繋ぎ方が嫌過ぎて演技に集中できない ゲルボルトのカルメン並に嫌
フィギュアスケート界から最も愛されているオペラ作曲家プッチーニについて。
ヴェルディと並び称されるイタリアオペラ界の巨人。初期作品はトリノで初演されており
トリノの人々にとっては「おらが町の作曲家」意識が強いと思う。
女性の描き方がうまく、愛らしさだけでなく嫉妬やガミガミまでリアルに表現。
楽譜には「起き上がる」「相手役に抱きつく」等演技まで指定してある。
(ヴェルディやワーグナーの作品にはこんな人いるわけないキャラばかり出てくるので
そのあたりがスケートでは演じずらい原因かも?いい曲はあるんだけど。)
代表作はいろいろあります。
「ラ・ボエーム」
オペラで青春ものと言えばこれ。パリを舞台とした貧乏自称詩人と少女との出会いと別れ、
少女の死までを描いた甘美な作品。プッチーニ以外にも多くの人が曲をつけてます。
ちなみにバズ・ラーマンがつけると「ムーラン・ルージュ」になります。
安藤美姫:「私が街を歩くと」主役の友人のアリア。勝気で派手な人ですが
倒れた主役を街じゅう探し回りアクセサリーを売って医者と薬代を捻出したり、
とても頼りになる良い奴なのです。姉御肌な雰囲気がいいです。
「トスカ」
歌姫と画家の恋物語に悪代官が横恋慕してという話。政争がからみオルガンが登場して
話はスケールアップしますが主役テナーが歌うのはひたすら女のことばかりです。
オルガンを悪の象徴として使ったのはこれが最初だと思います。
(その後、オペラ座の怪人に受け継がれています。舞台セットもちょっと似てます。)
主役テナーの態度に共感してなのか男子シングルで人気です。使われている曲も「星は光りぬ」が圧倒的に多い。
ライサチェックのは最後のほうに処刑台への行進が入っていて、律儀にステップしてます。
プルシェンコのはあっちこっち早送りになっていてステップが見られます。が曲の雰囲気は壊している気もします。
「トゥーランドット」
最後の作品。あらすじは
>>23 に詳しいので省略します。
「誰も寝てはならぬ」ですがパバロッティはトリノが最後のステージになりましたね。
(口パク騒動がありましたが、末期のすい臓がんだったので、生歌の高音は無理でしょう。)
荒川さんは容姿も雰囲気もトゥーランドット姫にぴったりだったと思います。
いろいろ動画を見てみた中では、太田由希奈さんのも雰囲気があってよかったです。
誰かトゥーランドット姫のテーマ「広い宮殿の中で」で滑る人はいないのかなあと思います。壮大でいい曲です。
最近は過去の演技もPCで動画で観られて、いい時代になったなあ。
こんな夜中に再び神降臨!
ありがとう! すごく読みごたえがあります!
良スレハケーン >話はスケールアップしますが主役テナーが歌うのはひたすら女のことばかりです トスカのここワロタw
>>31 おひまなときに、また別のオペラのお話とかも教えてください(・∀・)
>主役テナーが歌うのはひたすら女のことばかりです。 23ワロタw ちなみにオペラでも歌曲でもあちらの曲は 歌詞の最初のフレーズがタイトルとして通用してることが多い 「私のお父さん」はお父さんへの愛情を歌った曲ではないし (最初の歌詞が父親への呼びかけなだけ) 「誰も寝てはならぬ」も歌っているカラフ自身が「誰も寝るな」と 市民に命令してるわけではない 姫の「誰も寝るな」という命令を布告人が触れ回っており、 それを聞いたカラフがその言葉を呟いたのち、朝には姫が自分のものになるという 確信に満ちて、姫への想いを歌い上げる場面
37 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/04/23(木) 21:24:45 ID:7X34uM+QO
コストナーの'06-'07で滑ったカノンはアレンジ誰……? ハ長調だと思うんだが……。 楽譜があれば弾きたいww
ジョージウィンストン たしかCDに楽譜付いてたはず。
39 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/04/23(木) 22:28:56 ID:7X34uM+QO
>>38 ありがとうございますっ!
『George Winston Piano Solos
』ですね?
早速Amazon行ってきます!!
凄く良いスレですねぇ。見る方もある程度知識を持っていた方がもっと面白いんだろうなぁ。
31 ありがとう。 でもムーランルージュはバズ・ラーマンの書いたラ・ボエーム、というとちょっと違う感じ。 あれは基本椿姫じゃないかな? ジョナサン・ラーソンが書くとレント、なら両手あげて賛同。
>>41 そういえばバズ・ラーマン演出のラ・ボエームってのがあるよ。
映像化もされてるはず(リージョンコードがどうなってたか覚えてないけど)。
43 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/04/29(水) 11:41:50 ID:vbghxrjI0
バイオハザードみりゅ
キャロラインの国別エキシにはちょーカンドー! 澄んだ女性ボーカルの歌は 嵐の夜にというアニメの主題歌だと 姉がいうのですがほんとかな?
まだよく読んでいないけれど、 このスレ、好きだな〜! これからも期待してます。
46 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/04/30(木) 23:25:20 ID:XfVXtDRk0
パッと思いついたのだと 村上大介「天空のエスカフローネ」 スー・ビンシュー「『もののけ姫』 アシタカ伝説」 イエニ・ベヘマ「『ハウルの動く城』 人生のメリーゴーランド」 アンジェラ・マクスウェル「犬夜叉」 石川祥子「『ファイナルファンタジー9』 Vamo'alla flamenco」 織田信成「スーパーマリオブラザーズ」
ビンシューはジュニア時代に千と千尋の神隠しもやっていた。 あと、ルーチェンがナウシカで滑ったこともあった。 でも上の動画のようにコスプレまでした人は知らん。
49 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/05/01(金) 03:19:51 ID:h4BhglhP0
>>48 >でも上の動画のようにコスプレまでした人は知らん。
47さんの書いている
>織田信成「スーパーマリオブラザーズ」
コスプレまでやっていたような・・・・。
昔のビデオ見直さないと(^^;;;
>>49 白シャツに蝶ネクタイ、黒パンツにぴかぴかお星様。
マリオもルイージもそんな格好してない。
あれはゲームのイメージを衣装に盛り込んだって感じだろう。
>>50 こそコスプレ
ヴァイオリンと管弦楽の為の幻想曲(ファンタジア)〜映画「ラベンダーの咲く庭で」より 浅田真央 0708 SP アレクサンダー・ジョンソン 0809 SP 解説 イギリスのラベンダー畑の近くに住む老姉妹はある日、海岸に漂流したポーランド人の青年を見つける。重傷を負っていた彼も姉妹の看護により回復する ある日医者がもって来たヴァイオリンを彼が弾いてみると青年は並外れた才能を発揮する。彼のヴァイオリンの音色に心動かされ老姉妹の妹は彼と過ごすうちに惚れるよいになった。 しかし彼は町で出会った女に惚れる。妹は嫉妬してしまい女が有名な音楽家の妹だという事を隠して青年が女と深い関係に落ちるのを嫌がった。が、バレてしまう。 青年は妹の理解し許しながらも、自分の夢であるバイオリニストに成るために女と女の兄である音楽家に会う為ロンドンへ旅つ。 突然の事で悲しんだ老姉妹も彼のロンドンで演奏を聞き彼の観客からの喝采を見て、もう彼は旅立っていると感じた。もう彼は自分達の手の中にないと 音楽は映画の最終場面、ロンドンでの公演で青年が弾く曲 青年にとっては自分の才能を表すものであるが老姉妹にとっては感動を運ぶと共に青年との別れを決心させた曲でもある。
>>52 キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
そのエピソードきいてから見たらより感動した・・・
鳥がイメージって言ってたような気がするんだけど、
鳥はどう関係するんでしょ??
>>52 こないだBSで見たけど
妹、過ごす内に…というか、ほぼ一目惚れだったw
老姉妹の庇護を受けていた青年が彼女らの元を去り、音楽での成功を求めに行くのが
鳥のように飛び立っていったようにも思えた
良い曲だからもっと色んな人に演じてもらいたいね
音楽を使っただけで映画のイメージとはまったく関係ない
あらすじから巣立ちをイメージしたけど そういう感じではない?
青年役がいまひとつキャラ薄くて、何とも言い難い。
ここって自分の書きたい曲について書けばいいのかな?
>>59 うん。スケート音楽ならだれかしら需要あるからよろしくw
ストーリーとかじゃなくて音楽面になるかもだけどいいかな。 手始めにシェヘラザード頑張ってみるよ。
>>61 ストーリーはググればわかるし(もちろんここで纏めてくれるのもありがたいです)
音楽面の分析の方が自分はむしろ嬉しいです。
音楽に関して学無いもので。
プルシェンコのニジンスキーで使われてた部分のシェヘラザードの旋律 あれって主題ですか?誰かのテーマ?
65 :
1/3 :2009/05/03(日) 22:06:29 ID:VARurysD0
書きました。が、非常に長くなりました。 それでも読んでくださる方がいましたら、どうぞ。 交響組曲 シェヘラザード 作曲者はリムスキー=コルサコフ。 元々軍人貴族の家庭の生まれで、海軍に入りながらも音楽の道をあきらめきれず、 のちに軍籍離脱。円熟期の作品がこのシェヘラザードである。 土台となってるのはご存じ千夜一夜物語。 女性不信に陥いり、毎夜女性を呼び出しては朝に処刑するという愚行に走った 王を見かねて、大臣は娘のシェヘラザードを献上。聡明なシェヘラザードは毎夜寝物語を 続けることで処刑を逃れようとし、千夜の後に王は改心する。 原作が入れ子式の形をとるのと同様に、曲中各所に、語り手の役割を果たすシェヘラザードの主題と それを聞いたり促したりする王の主題があらわれ、全体を統一させている。 以下各楽章の説明です。 一楽章 海とシンドバッドの船 冒頭において王の主題とシェヘラザードの主題が提示され、シンドバッドの物語が 始まる。王の主題は形を変えて海の主題となって現れ、主に中低弦と木管楽器の 波を表現した分散和音が、大海を進む船を連想させる。 第二楽章 カランダール公の物語。 シェヘラザードの主題から。カランダールとは諸国を行脚する苦行僧。 朴訥としたその主題は道化を思わせ、姿を変え形を変えあらわれる木管楽器はみどころ。 第三楽章 若い王子と若い王女 甘い第一主題と舞踊風の第二主題からなる。原作のなかの、仙女の悪戯で夢の中で出会い 紆余曲折を経て結ばれる王子と王女の話に該当するかと。 第四楽章 バクダッドの祭り、海、船の難破、終曲 不機嫌な王の主題とそれをなだめるようなシェヘラザードの主題から。 細かい刻みの音に乗った祭りの主題、三楽第二主題も顔をだし、クライマックスへ。 最終的に船は難破して再び海の主題へ。改心した王とシェヘラザードの主題が ひとつに溶け合い、曲は終わる。途中にある船が軋むようなVnの音など、 主旋律以外の音の妙が組曲全体の見どころのひとつでもある。
質問なのだが、パガニーニと死の舞踏(リスト)に同じメロディーが使われてるんだけどこれは何故?
67 :
2/3 :2009/05/03(日) 22:23:21 ID:VARurysD0
事前に書いたメモが消えたorz 管弦楽法の大家コルサコフらしく、非常に色彩豊かでありまた流れが止まらない ことと、受けがいいことがよく使われる要因かと。どれかひとつの楽章をとりあげてではなく、 全体を繋ぎ合せて使われることから、シェヘラザードら外側の物語や曲想を 表現することが多いように思われます。女子シングルの場合はシェヘラザードを演じることも ありますが。因みに、コルサコフは軍人時代に遠洋航海も経験していて、 それが海の表現の素晴らしさにつながっているかと。 曲の編集は大抵、一楽(序奏→海の主題)→三楽(第一主題→Vnソロ→全体での第一主題) →四楽(冒頭→祭りから難破への盛り上がり部分)が多いように思います。 三楽章はスローパートのハイライトとして、特に女子シングルにおいてはスパイラルに使う 選手が殆どです。二楽章は非常にいい曲なんですが何故かあまり使ってくれません。 全体を使用することから、何でもない一小節を繰り返すなど悲惨な編集も。 クワンFSの序盤がそれで、ラストのスピンの最中になぜか四楽から二楽のラストへ、 キムもラストのスピンの和音のコードが大変なことになっていますorz 使用例でいいなと思ったのがみどりと安藤。みどりは序奏から海の主題(の更に盛り上がった部分)への 和音で3A序奏、安藤は四楽冒頭→三楽→四楽中盤の盛り上がりと切り貼りモロプロなんですが うまいことつなげてるなあと。両者とも曲の持つエネルギーを殺さず、 むしろ最後まで盛り上げているのがいいかもしれません。
68 :
3/3 :2009/05/03(日) 22:36:05 ID:VARurysD0
3つに分けなくてもよかったかな
コルサコフの管弦楽法はストラヴィンスキーらに影響を与え、
フランス印象主義のドビュッシーもこれを高く評価しています。
入れ子式の演出や、各楽器にソロが多いことからビジュアル的にもおもしろい作品です。
個人的な意見としては、氷の上で中東の暑い空気を感じさせられるかが
大事かなあと思います。
全然楽典とかそんなんじゃなくてすみません。以上になります。
>>66 調は違いますがシェヘラザードの主題ですね。
ニジンスキーならバレエの方のシェヘラザードかもしれません。
内容は確か、王がいかにして女性不信に陥ったか、だった気がします。
>>68 は
>>64 あて?
なら、ありがとうございます
プルシェンコのはバレエのニジンスキーへのオマージュなんで
おっしゃる通りのストーリーなんだろうなと分かりました
千夜一夜の話自体をやってるのかと思い込んでました
そうか〜そういうことか!バレエの人のプロなんだから、バレエの
ほうのストーリーをイメージするほうが良いですね
ついでなので、スレチでしょうが教えていただけたら嬉しいです
同じプロで、シューベルトの魔王も使われてるって前にきいたんですが
中学校か小学校でCD鑑賞した覚えがあるんだけど、どこが魔王
なのか恥ずかしながら分かりませんでした
具体的に、どの部分が魔王なのか、教えていただけないでしょうか
すみません
>>64 詳細にありがとうございます。勉強になります!
一番のへぇ〜ポイント↓
>コルサコフは軍人時代に遠洋航海も経験していて、
それが海の表現の素晴らしさにつながっているかと。
編曲は自分も安藤SPが一番好きです。
SPだから破綻が起きにくいっていうのもあるけど、一番自然ですよね。
ハッカーのも好きでした。
71 :
70 :2009/05/03(日) 23:53:28 ID:wRr/9/Aa0
>>65-68 おおおおおおおおおおおおおおお
すっごいのktkr
詳しくありがとう。
漠然と聞いてたが、
今度
>>65 みながら聴いてみるわ。
切実に思うのが、これくらいクラシックに詳しい人が、
いろんな曲をいろいろ考慮しながら2分50秒、4分、4分30秒にカット、編集してほしい。
それを使って振り付け師は振りつければいいと思うんだよなぁ。
連投すまそ。 もしよかったらスパルタクスについて教えていただきたいです。
>>72 でも、選手によって、また狙うレベルによって
エレメンツにかかる時間も順番も違うから、
あまり音楽の編集の良さを追求すると滑りにくいプロになりそう
やっぱり振付師が上手く編集してくれるのがベストだと思う
結論;
>>65 が振付師になればウマー
なるほどw その音楽のシーンにあった動きとかも盛り込んで振り付けてもらいたいね。 ジャッジとかでわかる人がみたらたまらないだろうね。 INなんてそうゆうとこ徹底するだけで点数底上げできそうだし。 最近音楽を聴いてて4分前後とか2分40秒くらいの曲だとすごくテンションあがる今日この頃。
いや長文でほんとすみません。 クラシックはどうしたって長いしシンフォニーなんかは長編小説みたいなもんだから 編集が大変だろうなといっつも思います。クラヲタの中にはそれが嫌って人もいるし。 自分はモロプロのつなぎも割りかし平気な性質なんであれですがw モロは順番ごっちゃになっても一応音の流れはちゃんとやっている、気がする。 曲のつまみ食いはそんなないと思うし。 今調べたら仮面舞踏会のワルツはほぼ4分だったから原曲そのまんまだよね。 この曲は同じメロディーの繰り返しが多いけど、原曲はそれで成り立ってるんだし こう細かな曲調変化を大事にしてるプログラムをジャッジにはちゃんと評価してもらいたい。 演奏するほうだって同じ旋律でも全く同じじゃないようにしてるんだし。 最近はわかりやすいのを繋げました的な、映画の予告編みたいなのもごろごろしてるし。 と今シーズンは特に思ってしまった。
バレエのシェヘラザードって浮気した王妃を王様が怒って殺す物語なんだよね 全然想像してたのと違って驚いた
>>73 スパルタクスというのは人名で、紀元前(共和政ローマ時代)のギリシャの剣闘士。
当時は剣闘士は奴隷だったので、彼も奴隷ということになります。
スパルタクスは奴隷を率いて共和政ローマに反乱を起こした、剣闘士のリーダー。
この反乱を第三次奴隷戦争ともいいます。
この反乱を描いたのがハチャトゥリアン作曲の「スパルタクス」です。
初演は1956年。
当時はロシアではなくソ連(共産主義国)で、この3年前にスターリンが亡くなり、
この56年には大粛清を行ったスターリンに対するフルシチョフの批判が行われ、
個人崇拝が否定された時代です。
音楽的にはハチャトゥリアンがアルメニア出身であるということが、大きな影響となっています。
アシュリー・ワグナー選手のスパルタクスのステップ部分などで用いられていた
勇敢且つ迫りくるようなリズムは、中央アジア域のダンスのリズムから着想を得ている
とも言われます。ちなみにハチャトゥリアンがこのほかに作曲したガイーヌにも、
中央アジア域独特のリズムがそこかしこにちりばめられています。
一般にバレエは女性ダンサーがメインとなるのですが、スパルタクスは主人公が男性
という非常に珍しいバレエ作品です。
また、この作品の後にキューブリックが映画化しています(1960年)。
>>69 曲やバレエ演目の物語を連想させるためというよりニジンスキー
の順調だった時期のイメージを挿入したかったんじゃないか
元の演目の物語より、マイムに注目する方が面白いかもしれない
「魔王」は中盤、薔薇の精の直前の不穏な感じの部分
初演の薔薇の精の前の発狂ダンスが入ってるものの方が
分かり易いと思う
>>78 ありがとうございます!!!
気になりつつも詳しく調べることもしない自分にとっては、スパルタクス=スパルタの物語だと思ってた・・
実際はローマでのお話だったんだね。
中央アジア的な背景がメロディに影響してるってるのが印象的でした。
>>66 リストってパガニーニオタだったんだよ
若いころパガニーニの超絶技巧演奏を聴いて感動にうち震え
「俺はピアノのパガニーニになる!」とか断言して
無茶な超絶技巧曲をしこたま書いて自作自演した
カンパネラだけが飛び抜けて有名だけどオマージュはいろいろあったはず
でも「死の舞踏」は「怒りの日」の旋律を執拗に変奏して繰り返す曲だよね (有名なモーツァルトやヴェルディのレクイエムではなく もっと古い時代からあるトラディショナルなレクイエムの旋律らしい) パガニーニが「怒りの日」を何かに使っていたっけ?
「オペラ座の怪人」 高橋大輔 0607FP チョク/ズーリン 0809FD カラン・オオイ 0809SP など他多数 ストーリー とあるオペラ座では奇怪な事件が続いていた。それはここの地下に住む怪人の仕業であった。 彼はオペラ座を影で支配しており気にいらない事があると事件を起こすのだ。 そんな彼はここの団員の女優であるクリスティーヌに恋をしていた。 自分を「音楽の天使」だと称し夜な夜な彼女に歌を指導していた。 とある日彼は彼女を地下へと誘い一時の愛を育んだ。 地上へと帰った後彼女は怪人と彼女の恋人ラウロとの二つの愛に苦悩した しかしラウロの提言によりクリスティーヌは怪人と離れラウロて愛すると誓う。 それを見た怪人は怒り、彼女とラウロに復讐しようと誓った。裏切った彼女を愛しながらも その後怪人は様々な所で現れクリスティーヌを連れだそうとし、 遂に彼女が舞台を行なっている途中で連れだす事に成功した。 ただ無理矢理ではなく彼女も彼の必死の説得に心が動かされていたのだった。 次に続く
だが、地下へ連れだす直前に彼は仮面を剥ぎ取り自分の醜態を晒す。 クリスティーヌは驚きながらも、怪人は地下へと連れだし永遠の愛を誓えと迫った。 彼女は彼の醜態を見て目が覚めていた。 それは顔の醜さというより仮面が剥ぎとらた事により現れた彼の心の醜さのせいだ。 怪人は地下に助けに来たラウロを利用してクリスティーヌに愛を誓えと迫い 遂に彼女からのキスを得れた。しかしそれは偽りでありそれに気付いた怪人は嘆き悲しんだ。 クリスティーヌはそんな怪人を慈しみながらも怪人を一人残しラウロと地上へと帰っていった。 その後怪人は行方をくらました。
デーが使った音色を解説すると 始めのオルゴール的な音楽→怪人の幼い頃からの癒しのオルゴールの音色 顔上げてから4Tまで→怪人が出場する時のテーマソング その次からcistの前まで→怪人とラウロとの愛に迷いながらも、 クリスティーヌがラウロと愛を誓うことになる部分。そしてそれを見た怪人が嘆き悲しむ部分 cist→ラウロとクリスティーヌの婚約発表会の楽しい様子。 最後の方の音楽が怪しげな所は怪人が現れた二人に復讐を誓う場面 後半ジャンプ5連続→怪人がクリスティーヌに求婚してクリスティーヌの心が揺らぐ場面 slst→怪人がシャンデリアを落とし、会場が混沌となる。一番のクライマックス。 その後仮面を剥ぎとって怪人はクリスティーヌと共に地下に消える。
>>83-85 おおお
激しく乙
そうゆうストーリーだったのかぁ。
ストーリー説明にしかも85の補足がありがたい!
オペラ座の怪人て作品によって色んな解釈があるみたい >顔上げてから4Tまで→怪人が出場する時のテーマソング が、なんかちょっと違う気がするw slstのとこと同じ曲だよね
高橋のは基本的にウェーバー板を下敷きにしているから
イントロ→猿のおもちゃのオルゴールの音色
冒頭から4Tまで→メインテーマの「The Phantom of the Opera」
3A2回からUSpまで→「All I Ask of You」
CiSt→「The Phantom of the Opera」〜「Masquerade」
5連続ジャンプ→「The Point of No Return」
FSSp〜SlSt〜ラスト→「「The Phantom of the Opera」
それぞれの曲の内容は
>>85 の説明をどうぞ。
>>87 シラノ・ド・ベルジュラックみたいな解釈のもあるしね。
原作とミュージカル脚本は違う部分が多いけど 音楽がウェーバーなのだからその脚本で解釈するのが基本だと思うけどな クリスティーヌが怪人の素顔を見るのは最初の夜だし (クワドの後の顔撫でがその場面を暗示してるのかと解釈した) シャンデリアが落ちる場面は順序的にサーキュラーに入るとこだけど プログラムでは省略されている 5連ジャンプの音楽は怪人の自作オペラで クリスティーヌと結ばれる計画のため時間をかけて用意したもの (その間怪人は現れなかったのでオペラ座で仮面舞踏会を開けた) 上演しろと要求してスコアを渡すのがサーキュラーの仮面舞踏会の場面 ストレートラインの音楽はさらわれたクリスティーヌをラウルが追跡する場面 メインテーマは劇中そこかしこで何度も使われるが 最初のファンタジアからの旋律が怪人の登場を意味してるのは同意見 ステップの音楽は劇中でも最も緊迫する場面の編曲で違う解釈はむしろ難しい 最後に1幕終りのシャンデリア落ちの音楽を使っているけど 2幕終りの、オルゴールと同じ仮面舞踏会の旋律でしめるには時間がなく やむなくそうしただけだと思う
そもそもガストン・ルルーの原作はゴシックホラーの色合いが強い怪奇小説だし。 何度も映画化されたけどほとんどがホラー要素が強くて怪人もジェイソン扱い。 そこに恋愛要素を濃く持ちこんだのがアンドリュー・ロイド・ウェーバーのミュージカルと映画。 あれを見てから原作読んだらあまりの違いに唖然とするよ。
原作の怪人はひきこもりでキモオタで犯罪者だしな
スレチだが デ・パルマ監督のロック版「ファントム・オブ・パラダイス」もけっこう好きだ 顔の潰れっぷりはグロいけどw
怪人は、生まれつきのその奇怪な面相ゆえに、世間から忌み嫌われ蔑まれ、母親からさえも疎まれ、 ついには地下に潜って隠遁せざるを得なかった。 そんな彼にとって、地上の劇場から漏れ聞えてくる音楽は、もともとの音楽的才能をいっそう研ぎ澄まし、美への憧れを募らせるものだった。 その、純粋な美への執着がやがて、劇場を影から恐怖で支配する怪奇な力に変化してしまった。 ・・・・という、怪人の哀しい生い立ちがまず前提にあるわけだよ。(ロイドウェーバー版) そんな怪人の煩悶を表現しているのではないかと高橋の演技を見て思った。 仮面をはぎとるような振り付けから最後のslstあたり、醜い姿を自ら晒して絶望的な賭けに身をを投げ出す怪人の心の嵐、 という感じだった。
「この禍々しき怪物は地獄の業火に身を焼かれながら、それでも天国に憧れる」というセリフはウェーバー版だっけ?
金田一一?
サムソンとデリラ ジェフリー・バトル0506FS安藤美姫0708SP メリチャリ0809FD など 旧約聖書の話をもとに簡単に説明します サムソンの母はずっと子供が産まれず悩んでいました。ある日神から、あなたは子供をみごもったと啓示を受けた。それとともに三つの戒めを与えられた。その中の一つが髪の毛を剃ってはならぬというものであった。 神から言われた通り、サムソンの母はサムソンを産んだ。サムソンは怪力の持ち主でありその怪力は一部から目障りのものであった。 サムソンを嫌うもの達が絶世の美女デリラをサムソンの元に送り込み、サムソンを誘惑し弱点を見つけだそうとした サムソンは初めはデリラの誘惑に耐えたが、結局自分の弱点をしゃべってしまった。「頭を剃られると非力になると」 その結果サムソンは頭を剃られ、監禁されてしまった。サムソンは自分を落としれた人達を憎み、髪の毛が少し生えた時に最後の力を振り絞り監禁されていた建物を破壊した その結果彼をはめた物どもはサムソンもろとも建物の下敷きになった。 サムソンは自分の命を引換に復讐を果たしたのだ
この間の題名のない音楽会、仮面の解説おもしろかった。 知らず知らずに踊らされていく、巻きこまれていくっていうワルツの解釈いいなあ。 佐野さんの真央の選曲のコメントも良かったし。 協奏曲系でよくスケートに使われるのってなんだろう。
あ、ラフコン以外でw
メンデルスゾーンVN協奏曲、チャイコフスキーVN協奏曲/PN協奏曲1-2番、 黄河協奏曲、アランフェス協奏曲・・・あたりとか。
>>98 補足するとサムソンとデリラは民族が違うし宗教も違う
サムソンはヘブライ人でユダヤ教徒
デリラはペリシテ人でダゴン神を信仰している
サムソンは怪力で対立するペリシテ人からガザの街を奪還した英雄
デリラは強い復讐の決意でサムソンを陥れた
バトルが主に使ったデリラの歌部分「あなたの声に心は開く」は
巧みにサムソンを誘惑するデリラの偽りの愛の歌
安藤が使った有名な「バッカナール」は直訳すれば「バッコス(酒の神)の祭」で
一般的に邪教の非理性的で淫らなタイプの祭を指す言葉
ワーグナーのタンホイザーでは愛欲の女神ヴェヌス(ヴィーナス)の
宴の場面をバッカナールと称している
この作品ではサムソンの怪力が失われペリシテ人が再び勝利した喜びの宴の場
なお、デリラを歌うのはカルメンと同じメゾソプラノで
両方を得意にしているタイプの歌手はアグネス・バルツァを筆頭に多い
同じ悪女でも本能的で嘘のつけないカルメンと計画的で嘘のうまいデリラでは
全く違うキャラクターではあるのだが
オペラファンだとどうしても「キャラ被る」と感じがちかもしれない
>同じ悪女でも本能的で嘘のつけないカルメンと計画的で嘘のうまいデリラ ヘぇ〜(AA略 たしかに納得。勉強になりました! バッコスってギリシャ神話の神様だっけ。
きっと、カルメンもデリラも、本当の恋愛をしてる時は駆け引きな んてできなくなるんだよ。
注:デリラはサムソンに1mmも恋していません。
そのへんは人によるからなあ 戦略に美貌を使われてばかりのデリラはほんとは誰かに本心に触れてほしかったんだとか やたらロマンチックな解釈する人も居る 大筋が合ってれば登場人物の解釈は多様だよ
川原泉でサムソンとデリラを知ったから、実は恋してたデリラなんていうロマンチックな解釈の余地はなかったな。
そんなあなた個人のこと言われても… サムデリはもとが旧約で、小説じゃないから細かな性格設定はないんだよ ロマンスではないと考えるのが一般的だけど、実際はそこらへんの描写はないから 人それぞれの解釈があるもので、そのへんの自由度の高さも面白いところ
ペリシテ人の領主たちは彼女のところに上って来て言った。「サムソンをうまく言いくるめて、その怪力がどこに秘められているのか、 どうすれば彼を打ち負かし、縛り上げて苦しめることができるのか、探ってくれ。そうすれば、我々は一人一人お前に銀千百枚を与えよう。」 金のためにやったとしか読めない。
いやだからロマンスではないと考えるのが一般的だけど デリラの本心がどこにあったかとあれこれ考える人も居るって話だから・・・ どの解釈が正しいとかなくて、あなたがそう読めるならそれがあなたにとっては正しい筋書きであるように 実はもっとロマンチックな女だったと思いたい人にあなたの解釈を押しつける権利はないんだよ オペラとかもそうだけど、人格の解釈にある程度振れ幅があるのも魅力のひとつだから
川原泉のサムデリはものすごく聖書に忠実だと思うw 本来はサムソンの信仰の物語なわけだし
安藤さんとメリルのデリラだけ比べても全然性格が違いそうに見えるしね こういうのは自分はこう思うとあれこれ話をするのが楽しいんじゃない? 古典だって現代映画ですごい解釈されたりするもんだし、そのあたりはゆるくいきませんか
もちろんオペラやスケートの作品はいろんな解釈があるのが楽しいと思うのね 安藤のはお姫さまとか言ってたけど、モロはどんな解釈をしたんだろうw
少なくともメリルデリラにはサムソンへの情があったように見えた
メリルのデリラはちょっとデリラに見えなかったなぁ プロとしては素敵だったけど。
メリルのデリラは既存のデリライメージとはかけ離れてるのに なぜか違和感を感じなかったw
チャーリーの暴走があまりにサムソンにハマっていて キャラクターはどうあれちゃんとメリルが絶世の美女に見えてたからかな。デリラのメリルはほんと綺麗だった それにサムソンが大暴れしてデリラが美しくて最後に共倒れするという ものすごく大ざっぱなアウトラインには沿っていたよw
あれはひとえにチャーリーの暴走が役にハマりまくったことにあるのかなあw 曲のつなぎ方も上手かったけど。バッカナールの位置はほとんど反則だった バトルのサムデリは音楽表現メインと言われてるけど、 デリラたん待ってよアハハウフフ→髪切られたアタフタ→髪生えたあー!→どんがらがっしゃん ってちゃんとひととおり全部やってるところが律儀でいい
120 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/08/01(土) 14:10:11 ID:mmcrj++M0
キムヨナ08-09SP カミーユ・サンサーンス「死の舞踏」 , - 、 オバケダゾー ヽ/ 'A`)ノ . - 、 { / 、('A` }ノ ヒャー ヽj )_ノ
久しぶりに書き込みが!と思ってのぞいたら・・・。 和んだ。
「くるみ割り人形」のおとぎの国で 「中国の踊り」を踊ってるのは 中国人なのかおとぎの国の人なのか
>>123 あれはお茶の妖精ですよ。
ちなみにロシアの踊り(トレパーク)はチョコレートの妖精、
アラビアの踊りは蛇使いと蛇の踊りです。
>124 それ、どこのバレエ団のくるみ? 普通は、チョコレートはスペインの踊り、 アラビアの踊りはコーヒーの精のことが多いと思うけど。
男子スレで話題が出ていたので 死の舞踏 リスト作曲のものとサン=サーンス作曲のものがある (それ以外の作曲家も作曲してるかもしれないが、有名なのはこの2つ) リストのはTotentanz、サン=サーンスのはDanse macabreと表記されることが 多い どちらもグレゴリオ聖歌の「怒りの日(Dies irae)」のメロディをモチーフにしている ・リスト ピアノ独奏つき管弦楽曲 S.126 ※S.はイギリスの作曲家サールが分類したサール番号 1849-59年頃作曲(何度か改訂している)、1865.4.15初演 これを編曲したもので S.525 ピアノ独奏版 S.652 ピアノ用編曲版 がある ・サン=サーンス 交響詩 作品番号40 フランスの詩人アンリ・カザリスの詩『死の舞踏』をもとに1873年に作曲された歌曲、 1874年に交響詩として改作、1875.1.24初演 1876年にリストがピアノソロにアレンジ(S.555)←紛らわしい! さらにこの編曲版にホロヴィッツが手を加えたものも存在する 「バイオリンを弾く死神」と「骨を鳴らして踊る骸骨」を表現するための バイオリン独奏と木琴が印象的な曲 しかし発表当初は酷評を受け、のちに作曲した「動物の謝肉祭」(1886年)の 「化石」という曲で、この「死の舞踏」の一部を転用している ……というところまで調べた。詳しい人補足・訂正おながいw
127 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/11/17(火) 15:26:30 ID:VZ1eYfyZP
age
128 :
氷上の名無しさん@実況厳禁 :2009/11/17(火) 17:55:22 ID:PFrzn2iAO
セルゲイ・ラフマニノフって、『ラフマリノフ』って呼び方もあるんですか? 私、今までラフマニノフをラフマリノフと読んだり書いたりする方を聞いたことも見たこともないんですけど、最近『ラフ・ファン』というスケオタさんが『ラフマリノフ』と表記してきたので、ものスゴく違和感を感じたんです。 ラフマニノフ、ですよね??
ラクマニノフとも言うよね。
黛敏郎は題名のない音楽会でよく「ラハマニノフ」って発音してた。
>>125 ディズニーのファンタジアじゃないかな?
>>1 にもあるし、クロード・ドビュッシーの「月の光」行きます。長文なので注意!
ドビュッシーと言えば「月の光」を思い出す人も少なくないと思われるほどの有名な曲。
しかし、「月の光」とは「ベルガマスク組曲」のうちの一曲で、もともとは
第1曲:前奏曲 第2曲:メヌエット 第3曲:月の光 第4曲:パスピエ という構成の組曲です。
「ベルガマスク」の意味は諸説あるようですが、
一般的には詩人・ヴェルレーヌの詩の一節から採ったものと言われています。
(「月の光」という第3曲の表題も、ヴェルレーヌの詩の題から採った)
メヌエットとパスピエはいずれも伝統的なメヌエットやパスピエからは乖離した大胆な曲ですが、
どちらも舞曲(ダンスのための曲)です。
そんな中、第3曲の「月の光」だけが異色で、和音や8分音符を巧みに使い、
ピアノの音色だけで朧月の輝きを自在に表しています。
また、冒頭の主題がのちに再現されますが、その際に長調から単調に転調し、さらに1オクターブ上げることにより、
月が遠ざかったかのような時間の経過やもの悲しさも繊細に描いています。
(このへんも、いろいろな説があって一概には言えないのですが)「印象派」と言われるドビュッシーならではの
情景や時間の微妙な震えを表現する力、描写する力を感じられる一曲で、
それゆえ単独で演奏する、耳にする機会も圧倒的に多いのでしょう。
フィギュアスケートでは、ぱっと思い出すのは08-09シーズンの浅田真央選手のSPです。
ベルガマスク組曲の中でも異色のたゆたうような幻想的な旋律のこの曲は、
スピード感あふれるシャープなスケーティングというよりも、
どこか柔らかいスケーティングの浅田選手にぴったりの選曲だったように思います。
ただ、編曲が個人的には??? です。
5分ほどのピアノの原曲を通して聴いてみると、
静かに始まる主題→緩急をつけながらも徐々に強くなる月の光→主題の再現(月の光が遠ざかりまた静かになる)
という構成です。
SPで2分50秒に縮めなければいけなかったためか、音源がピアノ盤でないためか、
なんとなくぼんやりと流れていってしまうつかみどころのない曲、という印象を受けてしまいました。
原曲では、ピアノの細かい連打などによって緩急をつけることで、
静かで幻想的な曲を飽きさせず聴かせていますので、そのへんが少し損なわれたかもしれないな、と思います。
フィギュアの編曲っていうのは難しい。
余談ですが。
ヴェルレーヌの「月の光」の詩の一説に「masques et bergamasques(≒仮面仮装の人の群)」という単語が登場します。
上記のとおり「ベルガマスク組曲」とは、「masques(≒仮面)」と韻を踏むようにヴェルレーヌが使用した
「bergamasques」から採ったという説があります。
それを思うと、08-09シーズンの浅田選手がFSで使用したのが「『仮面』舞踏会」だったというのは不思議な縁のような気がします。
(さすがに、そこまで考えて……というようなことはないと思いますので)
長文失礼しました。こんなもので果たして需要はあったのか……
ちなみに音楽畑の人間ではないので、いろいろと間違っているかもしれませんが笑って許してやってください。
>>133 読みやすく、かつ面白かったです。
ありがとうございます。
原曲CDを探してきてじっくり聴いて、そのあとで真央SP月の光を聴いてみたくなりました。
適当なCDを探してみます。
アボットの使っているサン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」について 安藤が昨シーズン使って一躍有名になった曲 作曲者サン・サーンスは元々オルガニストであり演奏家としても名手 そういう意味でリストなどに共通する部分がある 全体は4つの部分からなり伝統的な4楽章形式の構成だが サン・サーンスは前半の2部を1楽章、後半の2部を2楽章とし 1-1、1-2、2-1、2-2という楽章構成にしている 音楽展開自体に非伝統的なとこはないのだがそうする理由は あえてあげるなら1-1楽章と2-1楽章にオルガンが登場しないことかもしれない オルガンなしとオルガンありのパートを合わせて 1つの楽章と位置づけてるのかと思われる 安藤の構成は始めに2-1の速いスケルツォを持ってくる その後に1-1の主題を繰り返し最後だけ2-2のフィナーレを使用 オルガンの入った部分はフィナーレだけだが 安藤のプロではフィナーレに自然に繋ぐための一工夫として ステップ終盤から1-1の旋律にオルガンの和音をかさねる編曲を施している アボットの使用しているのは1-1、1-2、1-1 中盤のスローパートが正しくオルガン付きの音楽となっている この部分は現代のオルガニストたちが 「歴史上のオルガン付き交響曲の中で最も美しい楽章」というくらい サン・サーンス作品の中でも屈指の名旋律 確かにインパクトは劇的な2-2に劣るし中でもおとなしめの部分ではあるのだが 1-2を使った作品を「オルガン抜き」などと揶揄するのは 実はとんでもない話なのである
135の解説にある 「歴史上のオルガン付き交響曲の中で最も美しい楽章」というくらい サン・サーンス作品の中でも屈指の名旋律 について スレチですがこの曲を使ったバレエ作品を紹介させてください。 ローラン・プティの「プルースト」です。 失われた時を求めてをイメージした作品でサン・サーンスの曲が 随所に用いられてますが、アボットFSの中盤のスローパートは、 主人公とその恋人の踊りに使われています。 恋人に対する無関心と嫉妬という相反する感情の間で揺れるなか、 眠っている恋人に、彼女の美しさと彼女への愛を感じる場面です。 バレエとしてはとっつきにくい観のある作品ですが サン・サーンスのほか、ドビュッシー、フォーレ、フランクといった フランス人作曲家をはじめ、ベートーベンの弦楽四重奏など 原作に関わる音楽が使われていて、それらを名曲アルバムとして そのまま楽しむことができます。 また、作シーズン日本の女子選手(名前を失念しました)が 使用していたサン・サーンスのヴァイオリンとピアノのためのエレジーも 同曲のオーケストラバージョンと続けて使われいます。 うろ覚えなので使用曲はオーケストラバージョンの方かもしれません。
オルガン付き、って何か、狐憑き、みたいな禍々しい響きがある。
オル癌ってかw
日本語で考えなければおk
ガン付きって呼んでるオケもあるよw