フィギュアスケート☆キム・ヨナ Part70

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794氷上の名無しさん
 主人公ら看板スターに報酬を支払うと、予算がほとんど残らず、美術や照明といった
制作スタッフには給料も支払えない深刻な事態が浮かび上がっている。

 韓流ドラマ輸入にかかわる日本の関係者は「『あそこのドラマ制作会社がつぶれた。
大手でもあそこはヤバイ』という話をよく耳にする」と打ち明ける。

■出演料制限も…「ヨン様、クォン様は特別枠」マル秘リスト

 そもそも、韓流スターの出演料はそれほど高いわけではなかった。韓国芸能界に詳し
いライターの児玉愛子さんによると、スタークラスでも500万ウォン(33万円)ほどだった
出演料が高騰し始めたのは、「冬のソナタ」の放映が韓国で始まった2002年ごろから。
台湾や香港では、すでに韓流ドラマのブームが始まっていた。

 「海外で売れる女優らの出演料が跳ね上がり、それより格が上のスターの出演料も
上がるというように連鎖的に高騰していった」(児玉さん)という。

 そのうち、「人気スターのキャスティングありきで、脚本もできていないのに制作に入り、
赤字になる結果を招いた」(同)。

 歯止めが利かない出演料の高騰に、KBSなど主要テレビ局3社とドラマ協会は昨年
11月、1話当たりの出演料を1500万ウォン(約100万円)に抑える「出演料上限制」を
提案した。ところが、今年に入って「ドラマ協会が『制作費項目別上限額推薦案内』という
俳優リストを各制作会社に配布した」と報じられ、バッシングを浴びた。

 ペ・ヨンジュン、ソン・スンホン、クォン・サンウ、チャン・ドンゴン…。

 リストには日本で知られる韓流スターの名前が並び、「日本向け版権販売額から制作
会社の裁量で(上限額とは)、別途に奨励金を支払うことが可能だ」と記されていたため、
「制限を定めた当事者が抜け道をつくるとは何事だ!」となったのだ。

 これまで視聴率を稼いできたドラマに陰りもみえ始めた。03年に13%を超えた韓国の
ドラマの平均視聴率も昨年は11%に低下。メディアからは、「韓流ドラマは不倫や出生の
秘密ばかりでマンネリ」「ストーリー性に欠ける」との批判が噴出している。