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>>75 適当だけど。
私にとってカー姉弟の成功は、過去のすべてをひとつにしたものよりも価値がある
1月25日にヘルシンキで終了したフィギュアスケートのヨーロッパ選手権では、
英国のカー姉弟のアイスダンス銅メダルが重要な出来事のひとつとなった。
シニード・カーとジョン・カーのキャリアでのこのようなレベルでの試合の初めてのメダルについて、
このカップルのコーチで五輪2連覇のエヴゲーニー・プラトフが語った。
−あなたにとってこのメダルはどのような意味を持ちますか?
−私にとって、これは「幸せ」だ。実質的にこれは私のコーチとしての最初の成功だ。
以前私はタチアナ・タラソワ、マイヤ・ウソワ、アレクサンドル・ジューリンなどとともに、常にチームで働いていた。
私たちは成果も上げたし成功もした。だけどこれはまったく違うものなんだ。
このシニード、ジョンとのメダルは、過去のすべてをひとつにしたものよりも大きい。
なぜならこの道は私が自分自身で通ってきたものだからだ。初めから終わりまでね。
アシスタントでもなく狭い分野の専門家でもなく、「ボス」としてだ。生徒たちが僕をこう呼ぶんだ(笑)。
だからこのメダルは、何物にも代えがたいものだ。
−選手たち自身はどのような気持ちでいますか?
−スポーツの運命はすべての選手さまざまだ。
結果はいつも選手だけにかかっているのではまったくなく、状況、環境、
そして私たちの好きな「ダンスの階段」というものがある。
たとえばホフロワ&ノヴィツキーだが、彼らの場合はすべてのことが極めてうまくいった。
彼らが国際舞台にデビューしたのは2006年のことで、その3年後にはヨーロッパ・チャンピオンになったんだからね。
このカップルは、言うなれば、自分たちがメダルをとる準備が整うのと比例してメダルを勝ち取っていっている。
私の教え子たちは、ヨーロッパ選手権のメダルへの準備は2年前にもうできていた。
たとえばイタリアのファイエラ&スカリと同じようにね。そして私たちはそれを証明するために2年間戦ってきたんだ。
そして勝った。だからこそ、キス&クライでジョンが涙したような、深い感情が生まれた。
名前になんか余計なものが・・・orz
−カー姉弟とは長いこと一緒にやっているのですか?
−2006年からだ。スポーツでは自然界と同じようにセレクションというものが大きな意味をもっている。
もしある国で何らかのスポーツが強かったら、選ぶべきコーチはいる。
信じがたいことだけど、今の英国のアイスダンスはまったくのゼロなんだ。完全なね。
国中で実際には2人、才能があり準備の整った人間が2人いる。シニードとジョンがね。
−ヘルシンキではどのプログラムも一般の観客と専門家たちから大きな反響がありましたね。
−シニードとジョンは、彼ら自身がとても魅力的だ。彼らはそれぞれのプログラムで少しずつ自分たちを表現している。
もし彼らが凡庸な人間だったら、コーチのどんな考えも役には立たない。
今コーチとアイスダンス選手にとって一番の褒め言葉がどんなだか知っていますか?
「あなたたち、(ステップ)ラインもスピンもひとつも見えなかった!だいたいエレメントというものがまったくなくて、あったのはダンスだけ!」
まさにこれを目指してすべてのカップルが努力しなくてはならない。そのために私たちはやっている。
−何語で話し合っているのですか?
−もちろん英語です。でも彼らはロシア語の単語も少し知っている(微笑)。
私たちは昨年3ヶ月間ノヴォゴルスクで過ごしたけど、彼らはとても楽しそうに「ソーセージ」とか「ニンジン」とか喋っていた(笑)。
ノヴォゴルスクといえば、あそこは素晴らしいベところで、都会からもその騒音や誘惑からも遠く離れている。
高い壁と有刺鉄線で囲まれているかのようだ。もちろん退屈だ。だけど練習にはもってこいの条件だね。
ロシアにこんな場所がもっとたくさんあったら、結果が出るまでそんなに待たなくてもいいんだけどね。
−今季の新しいCD、フィンステップについては何が言えますか?
−上位5〜7位のカップルはだいたい同じようなレベルで滑った。
「はじけるシャンパン」とはなんという表現だろう。注意深く聞いてもらわなくてはね!
新しい興味深いコンパルソリーダンスを取り入れるという考えはまあ気に入っている。
これを学ぶことで大きな満足を得たし、これは「クールなダンス」だという意見で一致した(笑)。
帰ったらまた古いCDに取り掛かる。想像してみて欲しいけど、何年も同じものをやるのがどんなに退屈か。
コーチも選手も憂鬱でもう青ざめている。
−試合のプログラムからCDを廃止するというアイデアについてどう考えますか?
−恐ろしいことはなにも起こらないだろうと思う。ダンサーの基本的な技術からはどこにも逃げられないし、
新たな採点システムでは、基本的な技術の上にラインもシークエンスもすべてが成り立っている。
選手がなんらかのエレメントを間違えたり、汚らしく滑るとか、ロッカーとカウンターが区別できないような時は、
すぐにわかるものだ。すべてのダンスでね。
カップルを作り上げるときには、コンパルソリーダンスはやはり必要だ。
滑って学ぶのには一番いい。練習でこれをやることは誰にも禁止できないからね。
今言われているのはあくまで試合のプログラムのことだ。
だから、もう一度言うけど、個人的にはこのことで破壊的なことが何かあるとは考えていない。
しかもただ単にコンパルソリーを廃止しようというのではなく、コンパルソリーとオリジナルをミックスしたものを作ろうとしている。
私たちにとってこれは興味深いことだ。うちのカップル(カー姉弟)も変化を恐れてはいない。
余計なことですがこの多分このインタビュアー
自分のブログで「理想の男性だわ〜」とおおはしゃぎしておりました。
>>77 弟が可愛らしいので訳してみましたw
ttp://www.allsport.ru/index.php?id=23213 観客席の「ウェーブ」はブライアン・ジュベールとオリビエ・ショーンフェルダーのリードでフランスチームが始めた
昨日、1月23日に、ヘルシンキのフィギュアスケート・ヨーロッパ選手権でアイスダンスの試合が終了した。
3位に入ったのは英国のシニード・カーとジョン・カーだった。2人が印象を語ってくれた。
「カップルで感極まって泣くのは普通女の子だ」と、ジョン・カーは微笑んだ。
「僕たちの場合は、涙がこみ上げてきたのは僕の方だった。これは何か、ありえないことだった!
僕たちはこの結果を出すためにとても長いこと歩んできた。このメダルを待っていた。そして勝ちとったんだ。
コーチのエヴゲーニー・プラトフにものすごく感謝している。彼は僕たちを今ある僕たちにしてくれた。
観客、そして僕たち自身のために、僕たちを開花させてくれた。
今日僕たちは想像を絶する気迫で、普通とは違う感情で滑った。滑り終えて最後のポーズを決めたとき、シニードに言ったんだ。
「これですべてのことが終わったとしても、その価値があったよ!そしてすべては素晴らしく終わった」。
「そう。彼はそう言ったのよ」とシニード・カーは笑った。
「リンク内のエネルギーは素晴らしいものだった。観客がしてくれたウェーブだって、あんなのは一度も見たことがなかった!
これについてはフランスチームにお礼を言わなくてはね。
彼らがブライアン・ジュベールとオリビエ・ショーンフェルダーのリードでウェーブを始めてくれたんだもの(笑)。
すべてのカップルが最高級のレベルで演技をしたし、最終グループの誰もが表彰台に上がる可能性があった。
だからこそ、このような素晴らしい人たちの中で勝つことができてとても嬉しい。
私たちのフリーダンスは、私の人生でもっともエキサイティングな4分間だった。
何が起きたのかまだ全部わかってないの。たぶん何日かしたら理解できると思うわ。
今はとにかく幸せで泣きたいだけ!」
長々と失礼。