■■■■ 安藤美姫アンチスレ part 197 ■■■■
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氷上の名無しさん:
「でもやっぱりまだまだ、フィギュアスケートは他のショービジネスに追いつかない部分があるなって、
たとえばブロードウェイのミュージカルなどを見ると思うんです。出てくる人の『私は絶対この世界で
生きていくんだ、成功するんだ!』っていう気迫からして違う。見せるもののレベルも違う。
でも難しいんです。スケートのプログラムも、いきなり高度なものを提供して見せても、お客さんの方が
ついてこられないかもしれない。だからといって同じレベルのものばかり見せ続けるわけにもいかない。
そのあたりのさじ加減も、ちょっと難しい、
これは…、時が経つのを待つしかないのかな。スケートに携わる人、みんなが成長しないと
いけないんでしょうね」
「でもね、私も最近の選手たちを見ていて、これはちょっと今までと違うかな、
面白いかなって思うことがあるんです。日本は海外に比べるとまだまだって言ったけれど、
日本の選手、大ちゃん(高橋大輔)や織田(信成)君を見ていると、彼らはちょっと違うかなって思う。
例えば私は、氷の上では表現をする人になるけれど、もともとの村主章枝は、『陰』か『陽』かと言ったら
決して『陽』の人ではないんです。私の場合はどちらかというと普段の『陰』の自分を切り替えて、
スケートを滑ってる。自分としてはもっと楽しいもの、コミカルなものもやりたいんですよ。(中略)
でもコミカルをやるためには、そのセンスがないとダメ。元々が『陰』の私には、なかなか
難しいんです。国民性を考えるとやっぱり日本人には難しいのかなって思ったり。だけど大ちゃんや織田君は、
関西人ってこともあるのかな、すごく人間的にも今までの日本人とは違うかなって感じます。私や他の選手たちとは
考え方も、根に持ってるものも、全然違う。氷の上で違う自分を出そうとしてるのではなく、普段から『陽』で、
シリアスな部分があまりなくて。あ、いや、彼らなりにはあるのかもしれないけれど(笑)、
でも、あの二人のような、持って生まれた『陽』の素質って、必要なんだなって…、最近すごく
考えさせられます」