≪ルッツ≫
・ルッツはカウンタージャンプです。
カウンターとは「反対」の意味。
カウンタージャンプというのは、「跳ぶときに体にかかっている力とは
反対の方向に回転するジャンプ」です。
【図B】と【図C】を自分の体でやってみてください。
「『OUTエッジ』での滑走から跳ぶもの」だけが、
カウンタージャンプであることがわかると思います。
なお、ここで「滑走」といっているのは、長く滑っていることが必須という意味ではありません。
1秒だろうが10秒だろうが、移動時間の長短(すなわち移動距離の長短)に関わらず、
「『OUTエッジ』で氷の上を"移動"」すれば「 つ 」と「 ) 」の違いこそあれ、
必ずカウンター方向の力が生じて体にかかってきます。
これを踏み切りの瞬間まで維持して跳ぶのがルッツです。
・「踏み切り時にFLATエッジやINエッジになっているもの」は、
その時点で「カウンタージャンプではないもの」になっています。
1秒だろうが10秒だろうが、移動時間の長短(すなわち移動距離の長短)に関わらず、
「『INエッジ』で氷の上を"移動"」すれば「 C 」と「 ( 」の違いこそあれ、
必ず順方向の力が生じて体にかかってきます。
また、「『FLATエッジ』で氷の上を"移動"」すればその時点で
体にかかるカウンターの力は消滅していることになります。
それらの状態で踏み切るものを「フルッツ」といいます。
≪結論1≫ルッツは『OUTエッジ』の「滑走」から『OUTエッジ』のまま踏み切って跳ぶジャンプである
≪結論2≫ルッツは『INエッジ』も『FLATエッジ』も「wrong edge」である
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。 ↑
。 |
。 ここの「滑走」の距離や時間の長短は関係ない。
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。 ↓
←  ̄
↓ ↑
→
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※しかし、現行の「e」は、どういうわけか、『INエッジ』のみを対象としている。
(『INエッジ』でも見逃されているものも多々ある。)
「カウンタージャンプである=『OUTエッジ』でなければならない」ことを忘れて
「『INエッジ』でなければいい」というおかしなルールになっている。