最悪のアパルトヘイト国家ですね。イスラエルは。
また、東京23区程度の面積のガザでは、自治が始まったとはいえ、
土地の45%以上がイスラエルの入植地や軍事用地として占領されたままです。
入植地には数千人のイスラエル人が住んでいますが、例えばこれらの入植者が
使用する水の量は、百万人以上のパレスチナ人全体の水の使用量と同じというような、
大きな差別が存在し、入植地の周辺では、近隣のパレスチナ人の家屋や農地が
無残に破壊され、数千人が家を失っています。 (2001年12月4日、ガザ)
http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/others/appeal2.html イスラエルの入植地は現在も増え続けています。
そこには日本のニュータウンのような高層アパートがいっぱい建てられています。
オスロ合意では暫定措置として
(1)イスラエル軍の占領地からの部分撤退、
(2)入植地の新設を行わないこと、
(3)パレスチナ政体(国家、自治州など)の地位などが保証されました。
逆にイスラエル人がもともとイスラエルと言われていた所に戻ることを約束しました。
ところが93年のオスロ合意以降、入植地は増えるばかりで全然減りません。
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つい最近、パレスチナ人が住んでいるガザ地区にイスラエル軍が空爆を行いました。
ここは世界一、人間が混み合って住んでいる地域です。
1平方キロメートルに5500人が住んでいます。
同じガザでも、イスラエル人が住んでいる地区では、
1平方キロメートルに6人しか住んでいません。
その一方で、60%のところに130万人が住み、
40%のところに5000人が住む。この5000人のために、
イスラエルはガザ地域を封鎖し、道路を管理しているのです。(2002-8-15)
http://www.bund.org/opinion/1085- 第十一章 テロの黒幕ADL
PLOの幹部暗殺事件
ADLの実情調査部長で、英国情報部において訓練を受けた社会主義者でもあるシオニストの
アーウィン・スウォールは、最近起こった少なくとも二件の極めて劇的な政治家暗殺事件に決定的な
役割を果たしていたと考えられている。
実情調査部責任者の手になるADLの内部記録の一つによれば、一九八五年四月にPLO穏健派の
指導者イッサム・サルタウィがポルトガルのリスボンで暗殺されたとき、スウォールはその目撃者で
あったという。サルタウィは、リスボンの高級ホテルのロビーを歩いていたところをパレスチナの
対立派が送り込んだと思われる刺客に射殺されたのだとされた。サルタウィは、社会主義者インター
ナショナルの年次会議に出席するためにリスボンへ来ていた。彼は世界の社会主義者たちに向かって、
PLOのヤッサー・アラファト議長への支持と、イスラエル軍に占領されている地域に独立国を
つくりたいというパレスチナ人の願いに対する支援を切々と訴えたことがあった。
サルタウィが射殺されたとき、アーウィン・スウォールはそのホテルのロビーで座っていた。
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スウォールがサルタウィの暗殺に関係があったことを示す証拠は何一つ挙がってはいない。
だが、その一方でそれから一年もたたないうちに、イスラエルとADLの利益を脅かした社会主義者
インターナショナルのもう一人の人物の暗殺事件の隠蔽工作に、スウォールが個人的に関与していた
という驚くべき証拠が明らかになった。