10代の性犯罪:韓国の強姦犯は米国の2倍・日本の10倍
ttp://www.chosunonline.com/article/20070417000045 韓国では今、10代の強姦犯が急激に増えている。10代の人口10万人当たりの強姦犯の
数を見ると、米国は6.0人、日本は1.1人であるのに対し、韓国は11.5人に上る。つまり、
日本の10倍、米国の2倍というわけだ。この5年間の推移を見ても、米国は6.4人から6.0
人、日本は2.1人から1.1人に減っているのに対し、韓国は7.3人から11.5人と大幅に増
えている。
10代の強姦犯の実数では、米国は2000年の3,402人が04年には3,186人に、日本も同じ
く296人から142人に減ったのに対し韓国は496人から752人に増えた。また、年間の強姦
犯の数を見ると、日本では1960年代に約4,000人だったのが、現在は約200人にまで減り、
米国でも90年代に約5,000人だったのが、現在では約3,000人にまで減っている。
専門家らは、先進国でも1990年代までは10代の性犯罪を単なる「非行」として扱って
きたが、10年余り前からさまざまな対策を講じてきたことで、性犯罪の発生率が大幅に
減った、と指摘した。
こうした中、性犯罪を犯す少年の年齢は、年を追うごとに低くなっている。この3年間
で14歳未満の性犯罪者は3倍に増え、14歳(中学2年生)の性犯罪者も2倍以上に増えた。
一方、10代の性犯罪者に占める19歳(大学1年生)の比率は21.4%から13.2%に下がった。
韓国の10代による性犯罪は、成人よりもさらに過激だ。10代による性犯罪のうち、強
姦罪、集団強姦罪、強盗強姦罪が占める比率は45.6%で、成人の31.7%を大幅に上回る。
中でも10代には集団強姦罪が多い。全体の50.7%は共犯者がいるという。一方で成人の
場合は70%が単独犯だ。
また、3人中1人が再び犯行に及んでいる。これには起訴率が低い(27%)ことに代表さ
れる甘い対処が再犯者を生んでいるとの指摘も出ている。
このほか、10代の場合、友人や先輩・後輩、近所の仲間など、親しい者同士で性犯罪
を犯す比率が成人の3倍に達することも分かった。[朝鮮日報/朝鮮日報JNS]