フィギュアスケート☆キム・ヨナ Part30 ☆ユナ☆

このエントリーをはてなブックマークに追加
36氷上の名無しさん




◎対北外交 拉致解決の原則は譲れぬ

北朝鮮が今年二月の六カ国協議の合意に基づく「初期段階措置」として寧辺にある
核施設の稼働停止を表明したことを受けて、きょう十八日から北京で六カ国協議首席
代表会合が行われる。次の段階である核施設の「無能力化」などの具体的な手順が
論議される見通しである。

決裂したままの日朝国交正常化作業部会再開に向けた協議も予想される。
六月に訪朝したヒル米国務次官補は、金桂冠・北朝鮮外務次官に対して
(1)日朝平壌宣言に沿って日朝国交正常化に取り組む用意がある
(2)北朝鮮が拉致問題を含む日朝関係に真剣に対応することを期待する―との
日本政府の意向を伝達したら、金次官は参院選の結果を勘案するとの反応だった
そうだが、拉致問題の解決を優先させるのは日本の原則であり、曲げるわけにいかない。

核施設の無能力化は、六カ国協議の合意の最終的な目標である。無能力化に伴い各国が
エネルギー及び人道支援を行うことにしている。日本は支援に条件を付け、各国はそれを
受け入れている。その条件とは「拉致問題に進展がなければ支援に参加しない」だ。

が、ここへきて、拉致問題にこだわり続けると、日本は孤立するかもしれないという見方が
もっともらしさを持ってきた。その最大の根拠はブッシュ米政権の北朝鮮政策が変わったと
いうことのようだ。

いわゆるネオコンの面々がブッシュ政権から離れていき、ライス国務長官とヒル国務次官補
(六カ国協議米首席代表)のコンビによる外交による問題解決路線がはっきりしてきたため、
日本は原則の放棄ないし変更を求められそうだというわけだ。

確かに、ブッシュ政権の北朝鮮に対する姿勢は変わった。金融制裁を加えながら、結果的には
マカオの銀行、バンコ・デルタ・アジア(BDA)にあった北朝鮮の秘密資金を送金したほか、
テロ支援国家とは話し合わないとしながら、米朝二国間協議を進めてきた。大局からいえば、
それが国益と判断した結果だろう。

この先、日本が苦しい立場に追い込まれることがあるかもしれない。
だから、拉致問題の解決を優先させるのが国益であることをブッシュ政権にあらためて
明確に伝えることが重要になってくる。

北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm

▼関連スレッド
【北國新聞】制裁解除論は早すぎる、中韓両国は前のめりの姿勢をみせている[07/12]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1184254451