【分析】世界フィギュアのプロトコルを検証するスレ

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212氷上の名無しさん
採点傾向
http://www.isufs.org/results/wc2007/
http://xeroz.hp.infoseek.co.jp/2007World_L.html
http://xeroz.hp.infoseek.co.jp/2007World_L_FS.html

このなかで実名採点(旧採点およびJGPF)のときの傾向から個人を推定できそうなのは、
SPのJ10=FSのJ1の米国ジャッジ、ローゼンブルース。とにかく日本選手へのサゲがきつい。
(2004ブダペストJGPFなど参照) 

このジャッジはPCS各項目の点差を大きく取るメリハリ採点の実行者でもある。
(といっても最大のアゲ対象であるマイスナーにはすべて高く、最大のサゲ対象である
安藤には一様にすべて低い。TEBでもワールドでも)

今回もやりたい放題で、
SPのTES/PCS合計の順位は
1.ヨナ 2.マイスナー 3.ヒューズ 4.コストナー 5.安藤
SPのPCSでみると
1.ヨナ 2.マイスナー 3.浅田 4.ヒューズ 5.安藤
実際の順位と比べてPCSのサゲがきついのは
コストナー8位、中野10位、セベ16位、ソコロワ17位、マルチノワ18位、ゲデ17位など。

FSのPCSは
1.マイスナー 2.浅田 3.ヨナ 4.コストナー、5.シズニーとヒューズ
安藤と中野は10位。この2人へのサゲが極端にきつい。

FSのGOEの出し方を見ると、
安藤と中野にはGOE-の嵐で、ほかのジャッジがすべて0もしくは+をつけた
要素に、一人だけGOE−にした項目が安藤の2AやLsp2、中野のCCosp、Clst、3F、3F2T。
ほか安藤の3Fや3F2T、FSSpはもちろん漏れなくGOE−。
しかし中野のスパイラルやステップのGOE−、安藤の最後のスピンに-2 というのは不可解。

逆に彼はヨナに最も多く加点したジャッジで、最初の6要素すべて2点以上加点、
前半だけで計13点。第7要素のルッツで転倒しなければ、おそらく30点
近い加点をつけていたか? 強引にヨナを優勝させる予定だったと思われる。

今季は、スケアメ、TEB、ワールドに、安藤行くところ必ずこのジャッジがいたのは、
安藤には不幸なことだった。
(TEBのSPのJ1、FSのJ1。このときも安藤のスピン、3Fと3Fコンボに必ず−をつけ、
2Aにもよく−をつける。そんな採点はひとりだけしかいない。ヨナへの加点は相変わらず高いが
TEBではマイスナーをPCSで徹底的に上げている。なおスケアメはレフリーで採点に影響なし)

結論:
アメリカジャッジは、米国・韓国を徹底的にアゲ、カナダを少しアゲ、日本・ロシア・欧州を
下げている。中でも日本選手(とくに安藤と中野)に対するサゲはきわめて極端。