バトルの言葉に頭がブッ飛んでしまった。
出来る限り優しくしてやるつもりだったのに、これではそれも出来なくなってしまいそうだ。
バトルの両足を肩にかけ、あの場所を開かせて指を挿れた。
俺を待ちわびていたように纏わりつき、奥へ引きずり込もうとする熱い内壁の感触を味わうと、もう我慢は出来なかった。
バトルに悪いと思いつつも、指を引き抜き一気に貫く。
「ああぁあっ」
ぐっと彼の悦いところを擦るように奥へ。
バトル自身から白濁がとろりと滴り落ち、俺が律動を繰り返す度にそれは滴り続ける。
「あっ……ひっ……」
「ジェフ……大丈夫か」
「ステ……フ……あっ……あ…」
バトルは頷きながら全身を震わせ、歓喜の涙を流す。
滑らかな肌はしっとりと湿り、全身を回る熱い血が彼の肌をほんのりとピンクに染め上げていた。
熱いバトルの中がぐぐっと収縮し、直接手で握られているかのような強烈な刺激を俺に与える。
体位を変えるとか、もっと悦くしてやりたいとか、そんなこと考える余裕なんてものは俺には無くて、結局初めてバトルを抱いた時のように訳も判らないままに、小ぶりの尻を掴み激しく身体を貪った。
「イ……ステフ……イく…っ」
バトルの爪が俺の背中の表皮を削ると、ひりひりと焼けるような痛みが背中を走る。
俺はその痛みにすら愛しさを覚える。
バトルは今、俺という存在を全身で感じて味わって、どんなに悦いかを必死で俺に伝えようとしている。
涙が次から次へと溢れる瞳は俺の姿を追いかけて続きを強請り、どれほど狂おしい快楽に身を焼いているかを、俺の背中を掻き毟って訴えているのだ。
こんなに激しく求められた経験は初めてだった。
だから俺も答える。
どれだけバトルを愛しているかを、この身を持って。