朝鮮日報が異例の取り扱い・浅田真央の金
イチローの談話について過剰気味に反応した朝鮮日報でしたが,
浅田真央選手の金メダル獲得について,異例とも思える扱いが注目されました。
しかし,同じ24日午前9時9分,浅田選手の金メダル獲得を,写真入りで
「女子フィギュア浅田、日本待望の金」 との記事を流します。以下はその抜粋です。
「日本は1992年、アルベールビル冬季オリンピックで伊藤みどりが銅メダルを獲得したのが
歴代冬季オリンピックの最高記録だった」
「競技前まで『ノーメダル」』で沈痛なムードに包まれていた日本は,冬季オリンピックの華。
女子フィギュアで金メダルを獲得するという快挙でプライドを取り戻した」
「日本は村主章枝も4位に入賞し,フィギュア大国として存在感を見せた。ショートプログラムで
3位だった浅田真央は3回転?2回転?2回転のコンビネーションなどジャンプやスピン,
スパイラルなどをミスなく演技し,オリンピックの舞台で自己最高点をマークした」
9時44分,つまり35分後に,これも写真付きで「浅田真央ってどんな人? 」と詳しい人物紹介の
長文追加記事を流しました。
彼女のこれまでの戦績を詳しく紹介した後,ビールマンスピンを駆使するスルツカヤとコーエン
という二人の「ライバルの長所を自分のものにした浅田の見事な勝利だった」と結びました。
26日には「フィギュア初の金に沸く日本 浅田、アジア選手として五輪フィギュア史上初の金メダル」
との見出しで,「浅田真央ってどんな人?」を補足する詳しい人物紹介と,24日の彼女の演技の
詳細を報じました。
韓国のメディアがこれまで日本人選手の活躍を報じたことは,私の知る限りでは皆無でした。
ましてや3本の記事です。しかも,2本目の記事は1本目の35分後の速報であり,3本目の
「アジア選手として五輪フィギュア史上初の金メダル」とのサブ見出しはあたかも
自国選手への見出しの感さえします。まさに,異例の取り扱いでした。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/24/20060224000021.html