2005世界選手権のロミジュリは演技のわりに点数が低いと
海外ではあそこまで点数が低いの??っと驚きだったらしい。
新採点であそこまで低得点だった事は荒川にも初。
確かにミスがあったけど、
その後、注目されたのが新採点への対応不足。
レベルを取り逃していたり、ダブルアクセルを入れないというミス。
撃沈という言葉が相応しい。
しかし、あのどん底があったこそ、次のシーズンでビールマンにも挑戦したし、
トリノ直前まで新採点対策への追求は執念にも似たものがあったと思う。
実際トリノが終わるまで荒川は彼女自身と戦っていた。
他の選手がライバルを意識する中、一人落ち着いていたのはそのせいだろう。
結果、史上最高の高レベル記録を打ち立てた。
ステップのレベル3以外は全部レベル4。GEOも多くもらった。
2005年世界選手権のロミジュリは大きく意味がある。ある意味起爆剤。