1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
政治思想の入門書は何でしょうか?
日本の今の政治に焦点をあわせてね。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 11:40 ID:PXSq7ApE
はーるよこい♪
れーすよこい♪
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 12:28 ID:.7NjXPN2
入門書ってなあ、思想はマニュアルから始めるもんじゃ〜ないと思うぞ。
多くは、自分の身近で「政治に関する不信」を感じ、「オカシイ、オカシイ」
と追求し、同じように感じている人間の書いた書を読み、思想として固着して
いくものだと思う。
5 :
名無しさん:2001/08/18(土) 12:58 ID:Igih0wsw
「職業としての政治」岩波文庫。薄くて読みやすいからどーぞ。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 13:13 ID:dV8shbAk
ここにいる人の多くはゴー宣からはじめました。
>1
日本の政治は世界とつながっています。
日本の政治に焦点を合わせるなら現代日本史を
政治思想を考えるなら、国際政治を勉強したらいいんじゃないかと思います。
藤原保信・白石正樹・渋谷浩 編『政治思想史講義[新装版]』早稲田大学出版部
もなかなか良いです。
9 :
赤尾敏:2001/08/18(土) 15:10 ID:???
>>5 ウェーバーですな。
>>3 雰囲気だけで不信を唱えるエセ右翼・エセ左翼では困るでしょ?
やはり、
>>1には堅牢な書物に入門して觀念を成立させて欲しいもんです。
>>!
批判的に読むならば、福田和也かエルツバツエル。
ウェーバーもいい。
10 :
3:2001/08/18(土) 18:15 ID:.e/pOT8o
>>9 なるほど。確かに最初は肝心だ。その後に影響を与えるからなあ。
そういや俺も今の道へはドーキンスから入ったな。
福田和也は、おもろいよなあ。
11 :
マルクス:2001/08/18(土) 20:55 ID:IjmihpyU
いまの時代状況を考えるなら、「ブリュメール18日」でしょうな。
小泉=ボナパルト、ってな感じで。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/18(土) 21:04 ID:fb445xRU
竹内好「日本のアジア主義」精読
岩波。分かりやすい
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 01:47 ID:1AJqIh5E
アリストテレス『政治学』(文庫は絶版かも)『ニコマコス倫理学』
プラトン『国家』『ソクラテスの弁明』
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/19(日) 02:22 ID:P8.AMUOE
副島隆彦のアメリカ思想研究。
あまりにひどい思い込みが目立つが、
さしあたりの分かり易さと面白さという点ではいい。
(このレベルに止まって欲しくは無いが)
属国の悲哀と反米感情を養う点で、今の日本政治にピッタリよ(藁
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/20(月) 10:26 ID:Gc.TNFsI
age
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/20(月) 17:20 ID:hbpPokO.
カール・シュミット「政治的なものの概念」(未来社)
同じく「パルチザンの理論」(ちくま学術文庫)…絶版が惜しまれる。図書館で
どーぞ
>「パルチザンの理論」(ちくま学術文庫)
ブックオフで100円で売ってました。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/20(月) 18:36 ID:dqP0xAek
>>17 そうそう。大学近辺のブックオフは狙い目。学術書が格安でゴロゴロある。
19 :
ポケマン:2001/08/21(火) 01:36 ID:???
扶桑社の前田著
「第四の国難」(石原都知事も絶賛!)が
いいと漏れは思う。読みやすいよ(1500えん)
20 :
かどぅ:2001/08/21(火) 02:27 ID:rF2BsKYk
>>1 現代日本政治ってのと、政治思想を直接絡ませるのって難しいんですけど。
しかし、コンテンポラリーなテーマとして、直接・間接民主主義の是非や、
自由主義と民主主義、コミュニタリアン・リベラリアン論争とか取り上げ
るつもりでしたら、考えられるものがあります。以下、推奨。
・M・サンデル「Democracy's Discontent」 ★☆☆
・藤原保信「自由主義の再検討」 ★★☆
・高畠通敏「政治学の道案内」 ★★★
・蒲島郁夫「政治参加」 ★★★
・千葉眞 「ラディカル・デモクラシーの地平」★★☆
21 :
かどぅ:2001/08/21(火) 02:34 ID:rF2BsKYk
>>20 自己レスにて、失礼。
高畠さんの本(三一書房)は絶版ですね。
不親切なレスしてしまって、すみませんね。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/09/20 23:44 ID:tXaBUG3g
センキ社から出されてる新聞「SENKI」は、すごくいいですよ
わかりやすいし、世の中のあらゆる問題と向き合っていこうという姿勢が
とてもいいですよ。
あっ ウェブサイトは下記ですよ
http://www.bund.org/
グラウゼヴィッツ『戦争論』
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/03 22:22 ID:q9HmQqQ2
25 :
入門書じゃないけど:01/10/03 23:48 ID:zZoOT4tg
『愛と幻想のファシズム』(著:村上 龍)
現在の腐った日本には、コレ位、過激でないとダメ!
26 :
七資産:01/10/04 00:05 ID:gRQ4Qq4s
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/06 13:02 ID:TIDLpJe2
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/06 15:16 ID:IE.lwN.g
29 :
24:01/10/09 22:22 ID:k2HuCgxo
>>27 ごめんなさい。紹介するの忘れてました。
いちいち引用しなくても、リンクするだけでいいですもんね。
黒田寛一さんの本を読みましょうヽ(´ー`)ノ
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/10 23:32 ID:7QCmwxzw
>>30 黒田さんの本は難しすぎるか、
あまりにも俗受けを狙っている(内容は深いにしても)の
どっちかという気がします。
何から読んだらいいでしょうか?
体系的に書かれていて、難しくないのが希望なのですが・・・・
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 00:39 ID:dprYMKPA
ヽ(´ー`)ノさーん。
クロカンすすめたんだったらこたえてよー(藁)
難しい系
「ヘーゲルとマルクス」「宇野経済学方法論批判」「資本論入門」
俗受け系
「実践と場所」(これは特殊か?)「政治判断と認識」(これは面白すぎる)
「日本の反スターリン主義運動」や「プロレタリア的人間の論理」とかがいいんでは?
高知聡の「孤独な探求者 黒田寛一」も難解でなくよかったです
あと古いものですが「黒田寛一をどうとらえるか」や「黒田寛一論」というクロカンそのものを対象にした本もあります
34 :
akagi:01/10/14 02:18 ID:MrEyBzuc
age
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/14 16:57 ID:C6MfsX4n
36 :
24:01/10/14 22:54 ID:BWX8PlUZ
はぁ?
襲撃を許さない会の冊子を買ってもうよんでますけどそれがなにか?
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/17 00:45 ID:CZlUMt9n
西欧政治思想史の通史として、福田歓一『政治学史』
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/17 00:47 ID:to4xj6zS
あえてこの時代だからこそ「葉隠」
39 :
(^0^)v:01/10/17 01:22 ID:lpul7z3a
公民の教科書(西部のではなく)。
現代政治の思想と行動 丸山真男 未来社
を最初に読んだなあ。
次が
現代アナキズムの論理 ダニエル・ゲラン 三一書房
だったけど(ワラ
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 13:57 ID:LDi61sgK
青木雄二がよいかと思われます。現代の社会の問題を自分の体験談をもとにかいてます。とてもよみやすいです。
50種類以上の職業を経験し公務員から水商売までの社会経験を元にしてますからそこらへんの
大学教授が話す思想とはまた違い、真実味があります。それによみやすいですしね
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 14:09 ID:k7wnet6L
有斐閣の入門書。ニュートラルでいいんじゃないの?
みんな、いきなり難しいのを勧めるなぁ。
とりあえず入門書なんだから易しいモノ読んでからのほうがいいと思うけど。
古典はそれからでも遅くはないんじゃないの?
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/19 18:26 ID:Mi+35X9k
>1
何はさておき野村秋介先生の「友よ、荒野を走れ」だな。
能書きばかり上等の有言不実行バカヲヤジ
どもの著書なんかタダでも読む価値無し!
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/26 21:55 ID:cJMXOUML
>>36 双方を見るなら、どちらが正しいことを言っているか、一目瞭然の
はずです。
ぜひ両方を見比べ、彼らの稚拙さを知ってください。
>荒岱介は今までにダマシとって自分の名義にした全資産を、福祉施設に贈呈しろ。
こんなムチャクチャな発言ないでしょ?
45 :
44:01/10/28 16:20 ID:pqgJA7zG
私は、佐藤氏の言っていることを支持するつもりはありません。
佐藤氏は元戦旗共産同のメンバーだったそうですから、よほど思うとがあったんだなと思うのみです。
『襲撃を許さない会』の冊子読んでいても「佐藤発言は支持しない。しかし、SENKIの行動と、その後の個人名の暴露とかの言論はもっとむちゃくちゃ」と書いている人も多かったですよね。
私の考えもそれに近いです。
どうせなら、暴行事件や一連の言動にきっちりと自己批判した上で、
改めて機関紙上で反論してみては。
反SENKIの人たちは細かいミスなどをその都度訂正し、SENKIの文章にリンクをはるなどのことをきっちりやっているようにおもえます。
46 :
:pqgJA7zG:01/10/29 04:13 ID:BPK7AYnS
45の名前欄は誤り。
45を書いたのは、24=36です。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/29 06:00 ID:vUx2+YLr
小林よしのり著「『個と公』論」
48 :
没落君子:01/10/29 21:01 ID:1r1NTmVK
韓非子と孟子と論語と荘子をゲラゲラ笑いながら読む
『襲撃を許さない会』のことを宣伝するのはやめてください。
あれを本気にして無気力になってしまったり、アジトで首を吊ってしまった人さえいるんですから。
佐藤への暴行を云々言われるけど、僕たちは人の命を奪ったりしませんよ。
50 :
ewaqerq:01/11/10 23:58 ID:UEd1Eqpk
51 :
猫:01/11/10 23:59 ID:???
>佐々木毅『世界の名著』中公新書
「現代政治学の名著」では。
52 :
松田:01/11/11 00:06 ID:???
>>50 「世界の名著」は、中公バックスのシリーズでしょ。
高校世界史の教科書に載ってる古典を揃えている上、カナーリ端折った翻訳をする(「資本論」が全2巻という暴挙を平気でやる)んで、ある意味「入門書」と言えなくもないが…
53 :
2-49の1人:01/11/17 02:54 ID:UD/U2a5y
>50
自分自身が最大のボケだね。
だいたいこの本(タイトル間違えてると仮定して)、20世紀のやつしか扱ってないでしょ。
54 :
むっちょ:01/11/17 03:06 ID:oK7bWiwt
いきなり政治思想から始めるのではなくて
まずは哲学の流れをざっと身に付けて、
思考の訓練をおこなってからのほうがいいのでは。
55 :
人間の屑1号:01/11/18 22:15 ID:YszKvwiY
実は、マルキストもこれに従っているとしか思えない本。
「君主論」(直訳は「第一人者の論理」だったはず)。
56 :
人間の屑1号:01/11/18 22:17 ID:YszKvwiY
>>52 >(「資本論」が全2巻)
穿った見方をすれば間違い、とも言い切れない。なぜならば、マルクス
の資本論は第二巻までで、第三巻はマルクスの遺稿にエンゲルスが大量加筆
したもの、という説がある。マルクス/エンゲルスの哲学の違いはもうかな
り説かれているようだ。
57 :
松田:01/11/18 22:28 ID:wTXSeNiV
>>56 >人間の屑1号さん
…いや、そういう意味ではありません。
あの中公のシリーズは、原典に忠実にするために全2巻にしたのではなく、単に翻訳を圧縮してるんです。
トインビーの「世界の記述」も全1巻か2巻だったし。
荒さんの本を読め!
あらっ?
>>33 >あと古いものですが「黒田寛一をどうとらえるか」
懐かしい!たしか版元はエロ本屋になる前の芳賀書店
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/27 00:32 ID:8FE4xWJ4
中川八洋「正統の哲学、異端の思想」が面白いといえば面白い。
徹底的に全体主義を批判している。
語り口が過激で、煽り好きの2chねらーにはもってこい(w
62 :
つたや:01/11/27 00:39 ID:???
いまざっとこのスレ見たけど、政治思想の入門書で
福田歓一『近代の政治思想』(岩波新書)が出ないのは何故なんでしょう。
俺は大学に入学してからすぐに3回よんだよ。
63 :
つたや:01/11/27 00:40 ID:???
今時の学生くんは福田歓一なんか読まないのかな。
>>57 ・・・すごいですね。失礼しました。 でも、どうやって?
65 :
松田:01/11/27 21:11 ID:0BuQbu0k
>>64 本屋で手に取ったのがもう10年前なんで、忘れました。すんません。
66 :
渉:01/11/27 21:13 ID:NDGqCCKT
67 :
kuma:01/11/27 22:22 ID:gz+s51be
転向再論
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/28 00:51 ID:p/LEkwN6
>62
岩波新書のやつは抽象的過ぎて面白くない。
かえって、分厚くても引用とエピソードに満ちてる「政治学史」が一押しだと思う。
69 :
つたや:01/11/28 00:57 ID:???
>68
それも読んだけど、入門書だからね。
70 :
松田:01/11/28 01:32 ID:HIy3JDKH
政治思想の入門書といえば。私の場合、「共産党宣言」「空想から科学への社会主義の発展」「毛沢東語録」「実践論・矛盾論」「帝国主義論」等等の左翼文献ばっかしだった…。
>「毛沢東語録」
・・・・・・・・・・・・。
72 :
68:01/11/28 01:35 ID:p/LEkwN6
>69
いや、俺は岩波新書を読んで死ぬほどつまらなかったんだが、
政治学史を読んで、政治思想は面白いな、って思ったんだよ。
人それぞれということか?
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/28 03:07 ID:Uq8OMvM4
国体思想史、名越二荒之助著、展転社刊